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ミニマルな日常

使い終わったのに、ずっとしまっていませんか?:取っておきがちだけど捨てたほうがいいもの(6)

多くの人が、半ば自動的に、取っておくけれど、実は、さっさと捨てたほうがいいものを紹介しています。

今回は、「すでに使いおわったもの」です。



役目が終わっているのに家にとどまる

部屋であふれているものをよく見ると、すでに使い終わったものが混じっていることがあります。

なぜか私たちは、使い終わったものを、すぐに捨てません。

「スペアとして取っておこう」とか、「もしかしたら、そのうち何かに使えるかも?」と思ってしまうのです。

人によっては、そんな検討すらせず、自動的に押入れや棚の中に押し込むかもしれません。

それもこれも、人は失うことが嫌いだからです⇒物を捨てられないのは恐怖のせい~損失回避と、授かり効果の心理をさぐる

しかし、使い終わったものを大事にかかえこんでいると、暮らしは不便になる一方です。

逆に、使い終わったものを、そのタイミングで処分できれば、ガラクタだらけの部屋にはなりません。

部屋で邪魔になっているものを見つけたら、「いつか、何かに使えるかも?」とか、「これ、お金に変えることができるかも?」とは思わないでください。

そうではなく、「これ、もう使い終わったんじゃないかな?」と考えるべきです。

使い終わったものは、その場に置いておかず、処分します。だって、もう使い終わったのですから。

「もう使い終わったもの」の代表をいくつか紹介しますね。





明らかに使い終わったもの

使いおわったものの中には、誰がどう見ても、しっかり使い終わったものがあります。

このような品は、「はっきりと終わったもの」だから、捨てることが苦手な人は、まず、こうしたものから捨てるといいでしょう。

たとえば、

・古いガジェット、携帯電話、PCなどとその付属品やコード、マニュアル

・もう過ぎ去った年月のカレンダー、スケジュール帳

・期限が切れたクーポン券

・使いみちのない古い領収書や明細、レシート

・子供が小さかったころ着ていたベビー服や子供服

・子供が小さかったころ使っていたランドセル、おもちゃ、その他の子供用品

・すでに組み立ててしまった組立家具の説明書

・度が合わないメガネ

・VHSテープ

・昔よく使ったけど今は使わないボードゲーム

・昔よく飾ったけど今は飾らないインテリア雑貨

・切れた電池

・インクの出ないボールペン

・欠けた食器

・古い日焼け止め⇒口紅を最後まで使い切る方法。化粧品の使用期限も確認しておこう

こうしたものは、時間が逆戻りしない限り、もう使うことはありません。

人類の歴史が700万年だとすると、その700万年のあいだに、時間が逆戻りしたことなど一度もありません。

ガジェットなど、どんどん技術が進歩している商品は、まだきれいなうちにお蔵入りになるので、「もったいない」と思うかもしれません。

しかし、押入れの中に入れておくより、必要な人の手に渡して使ってもらったり、自治体の指示に従ってリサイクルに出したりしたほうが、ものを大事にすることにつながります。

何かに使えると思ったらこう考える

「もう使い終わったもの」を、無理やり何かに使おうと思えば使えないことはありません。

古いガジェットのコードを、首や腰にまいて、アクセサリーとして使うとか、小さなインテリア雑貨を全部瞬間接着剤でくっつけて、アブストラクトな置物を作り、玄関に飾るとか。

ですが、こういうことするには、時間、知力、物理的な力、場合によってはお金が必要です。

かつての私も本質的には不用なものを、何かに使えないかと考えたり試したりするのに、ずいぶん時間やエネルギーを使いました。

2度と付録目当てで雑誌を買わないと誓った日:ミニマリストへの道(53)

使い終わったものを、新たに有用なものに変身させようとすると、想像する以上にエネルギーを投下する必要があります。

一手間かかるから、多くの使命を終えたものたちが、何にも使われることなく、ずっと押入れや棚の中に入っているのです。

「もう終わったもの」が、たくさんあるものの中の1つや2つだったら、それに手間ひまかけることもできるでしょう。

しかし、もし、「もう終わったもの」がたくさんあるなら、そんなことをしているひまはありませんよ。

なぜなら、私たちは、「まだ使っている最中のもの(つまり有用なもの)」の管理もしなければならないからです。

私たちが、意識を向けて大事にしていかなければならないのは、「もう終わったもの」ではなく、「いま、使っているものや、いま、実際に暮らしに役立っているもの」です。

汚部屋とは、すでに使命を終えたものたちが、収納スペースの一角を占めているせいで、いま、現役で役にたっているものが、部屋にあふれだし、大事なものもそうでないものも、ぐちゃぐちゃになっている状態です。

あなたはそのすべてを管理しなければならないので、日々、ガラクタたちにエネルギーを奪われ、疲れてしまうのです。

なんとなく使い終わったもの

使い終えたのか、まだ終わってないのか、微妙なものもあります。

たとえば、

・読み終えた本

・見終わったDVD

・古い新聞や雑誌

・古い地図、教科書、参考書(リファレンスとして使う書籍)

・小さすぎる服・大きすぎる服(現在の自分のサイズと合わない服)

・あまり着ていない服

・宅配便のダンボールの箱

・お菓子や紅茶が入っていた箱や缶

・すりきれたTシャツ、タオル、シーツ

・イベントでもらったノベルティグッズ

・テイクアウトのメニュー

このような品は、未来にいっても、使いみちがありそうですよね?

本や雑誌はまた読むかもしれないし、いまはサイズが合わない服も、やせたら着られるようになるかもしれません。

ですが、こうしたものも、私は捨てたほうがいいと思います。

先ほども書いたように、すでに使い終わって、もう使いみちのないものの数が多すぎると、現在使っているものを使う邪魔になるからです。

すべてをばさっと捨てることができないなら、自分で期限を決めるといいでしょう。

1年着なかった服は捨てるとか、半年使わなかった空き箱は捨てる、というように。

そのために、それが、いつ、家に入ったかわかるようにしておくといいですよ。

私はものが家に入ったら、すべてスプレッドシートに記録しているので、そのシートを眺めれば、家に入ったのに、あまり使っていないものがすぐにわかります。

さらに、調味料や歯磨き粉は、使い始めたときに容器に日付を書いています。

このようにして、自分なりの賞味期限や使用期限を意識しながら使っていくと、「使い終わったもの」がいつまでも家にとどまることを防げます。

しっかり終わらせる

使い終わったのか、終わっていないのか、よくわからないものは、意識して、終わらせるのもいいでしょう。

いま、中途半端に使い終わった状態のままなのですから、もっと徹底的に使って、しっかり使命を全うさせればいいのです。

読み終えた本をすぐに捨てないのは、「また読むかもしれない」という気持ちがあるからです。

この場合、どうしてそう思うのか考えてください。

すごくおもしろい部分や、すごく参考になる箇所があって、そこを読みたいがために、残しておきたいと思うのなら、そのページだけ、書き写したり、メモをとったり、写真に撮ったり、ブログにまとめたりすれば、しっかり使い切ることができます。

すりきれたTシャツ、タオル、シーツは、ウエスにして、掃除に使えば、即、活用できます。

ウエスの作り方と使い方~拭き掃除だけが好きな主婦のおすすめの掃除道具

すでに使い終わったのに、なぜ取ってあるのか、どうしてこれからも取っておきたいのか、その理由を考えてみると、うまく使い切れるでしょう。

なお、終わったのか終わってないのかよくわからないものの中には、現物がなくても、用が足りるものもあります。

たとえば、テイクアウトのメニューは、べつに持っていなくても、オンラインで参照できます。

情報がのっているものの大半はオンラインにあるので、捨てても大丈夫ですよ。

☆このシリーズを最初から読む方はこちらから⇒その紙袋、今すぐ捨てましょう~つい取っておくものだけど、捨てたほうがいいもの(その1)

******

もう使い終わったものを捨てることをおすすめしました。

終わったのか終わっていないのか微妙なものも、自分で終止符を打って、手放してください。

ずるずると引っ張るとろくなことがありません。





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