服がたくさん

ミニマルな日常

片付けに追われる人生から抜け出す方法。ダラダラ断捨離するのはもうやめる。

いつも片付けに追われて、人生を楽しめていない気がします。片付けばかりする人生に終止符を打ちたいので、アドバイスをください。

この問い合わせに回答します。

まずメールをシェアしますね。ハピママさんからいただきました。



いつも片付けている私

件名:ママいっつもお片付けしてると言われて気づいたこと

こんばんは!

筆子さん。私は44歳、5人家族で夫と3人の子持ち、フルタイムで働いています。

日々塾や少年団の送り迎え、家事仕事と毎日が怒涛の日々でした。

結婚前に「すっきり暮らす」をテーマに筆子さんのメルマガに出会い、感銘を受け何度も読み返していました。今も続いております。

結婚して断捨離を始め、休みの日は常に頭には「片付けなきゃ」と言う思いがあり、物を出してはちょこちょこ捨て、また戻し気づけば十数年、、、減りましたがまだ終わっていないのです。

(自分の中で)出かけるにしても片付いていないので心から楽しめず。

この連休中も片付けしていたところ、息子に「ママ、いっつもお片付けしてる。もうやめて」と言われてハッと気づきました。

「このままでは子どもとの貴重な大切な時間が片付けで終わってしまう」

いらない物の一つ一つ行先を考えたり、メルカリに売っていては終わりがない、と思い切って捨てる、知人にあげる、そして思いのある物は取っておくことにしました。

メルカリも期限を決め、売れなかった物は処分することに。

すると部屋も片付き始めゆとりができてきました。

筆子さん

どうしても若い頃買ったブランドバックや子どもの絵本(孫まで取っておくのか?)の処分を決めかねています。

断捨離しているわりにメルカリやリサイクルショップでお得な物を見つけるとつい買ってしまう癖が抜けません。

もう終止符を打って残りの人生有意義に暮らしたい

どうかガツンとアドバイスお願いします!!

心より尊敬する筆子様へ





ハピママさん、こんにちは。メールありがとうございます。

長く、ブログをご愛読いただき、重ねてお礼申し上げます。

息子さん、かわいいですね。

今回、片付けに追われる日々に終止符を打ちたい、というご相談だと思います。

以下のことをやってみてはどうでしょうか?

1.基本方針

片付けに時間を取られない人生にする方法は2つあります。

1.必要な物だけ残し、あとはきれいさっぱり捨てる

2.多少部屋が散らかっていても気にしない。ふつうに生活する

この両方をやってみてはどうでしょう?

私は、1番が7割、2番が3割ぐらいです。

自分自身の物はかなり少ないのですが、それでも、本などまだありますし、家の中のあちこちに、夫のガラクタが散乱しているので、片付いた家には住んでいません。

しかし、人のガラクタは、気にしないようにしています。

私は、日々、片付けに追われることはまったくないので、ハピママさんにも、2つの方法の合わせ技をおすすめしたいです。

2.掃除と断捨離の区別をしっかりつける

ちまちま片付けるのではなく、いらない物はどんどん手放してください。

これまで、十数年、ハピママさんがやってこられたのは、いわゆる掃除、または単なる整理せいとん寄りの、片付けだったと思います。

物が散らかっているので、明らかなゴミだけ間引いて、あとは、また元の場所に戻していたんじゃないですか?

きれに収納しようとか、していませんか?

本気で断捨離していたら、10数年たてば、スッキリした部屋になっていますよ。

私は、真剣に物を捨て始めてから、10年ぐらいですが、「何もないね」「本当に物が少ないね」「殺風景すぎる(勘弁してほしい)」「仙人みたいな暮らしなのね(私はこんなのいやだ)」と言われ、自分でも「そうかもね」と思います。

あと、10年これをやったら、いったいどうなっているか?

しかし、このぐらい捨てると、もう片付けには追われません。その点は、保障します。

このことは、ある程度、自分で捨ててみないと、腑に落ちないので、1ヶ月ぐらい、「捨てる強化月間」をもうけて、中途半端に家に残っている物を意識的に、捨ててください。

3.ダラダラ片付けない

不用品は捨てるのですが、四六時中、ダラダラ片付ける必要はありません。

ブランドバッグが、何個あるか知りませんが、朝の15分の片付けを数回やれば、片付くんじゃないですか?

ハンドバッグは、名古屋市だと、集団資源回収に出す、リサイクルステーションに持っていく、それができないときは可燃ごみ、とホームページにあります。

透明な袋にバッグを入れて、回収の日に指定の場所に出すだけです。

最初の15分:ネットで捨て方を調べ、方針を決める

次の15分:袋など必要なものを用意する/手配する

次の15分:袋にバッグを入れる

次の15分:所定の場所に出す

時間がかかっても、15分X4回で、1時間以内に終わります。1日、15分なら1週間で終わるわけです。

朝、お子さんが寝ているうちにささっとやれば、「いつもお片付けしているね」とは言われません。

何をどう片付けるか、といったことは、紙に箇条書きすると、さっさと行動にうつせます。

おすすめの本⇒筆子の新刊『書いて、捨てる! 』3月11日発売。著者による内容紹介。

4.うじうじと悩むのはやめる

ブランドバッグや絵本を処分しようかどうか決めかねているそうですが、さっさと決めればいいだけです。

捨てることに関するお悩みメールをたくさんの方からいただき、1つ、気づいたことがあります。

すなわち、

うだうだ悩む人は、悩みたいから悩んでいる

これです。

たぶん、うだうだ悩むのが、その人の問題に対する、デフォルトの対処法なのだと思います。

これまで、問題にぶちあたったり、選択に困ったりするたびに、とりあえず、あれこれ悩んできたのです。

すると、周りの人が、「どうしたの? 何かあったの?」と聞いてくれる。そこで、「実はこんなことがあって…」と悩みを打ち明ける。それを聞いて、周りの人が、「ああ、そういうときはこうするといいよ」と解決法(選択肢)を教えてくれる。

だから、その選択をする。

いつもそういうことをやっているうちに、問題がある⇒とりあえずだらだら悩む⇒人に教えてもらう⇒言われたとおりにして問題解決、というサイクルができあがったのです。

しかし、子どもならいざしらず、いい大人が、そんな問題の対処法をしていたら、いずれは壁にぶちあたります。

うだうだ悩んで時間稼ぎするのはもうやめて、自分の責任で、捨てるかどうか、さっさと決めればいいのです。

不用品を捨てるかどうかの選択は、そんなに深刻な問題ではありません。人の生死にかかわらないし、捨てたら、明日から生活できなくなる、家賃が払えなくなる、というわけでもありません。

こちらをお読みください⇒捨てたいけど捨てられない。うじうじと汚部屋で考え込む生活を変える5つの方法。

バッグの捨て方については、以前、記事を書いています⇒使ってないけど、捨てたくない。バッグに対する強い執着を手放すには?

5.自分の心に向き合う

捨てにくいものがあったら、自分はその物の何に執着しているのか考えてください。

バッグや絵本が、いまのハピママさんに、いったい何を与えてくれているのか? 何を失いたくなくて、不用品を捨てようとしないのか?

「バッグや絵本を失いたくないから、捨てない」というのは違うと思います。

だって、そのバッグはもう使っていないし、絵本も役目を終えているでしょう? なくても、全然困りません。

それでも、持っているのは、そうした品物が、何か別のものをハピママさんに提供しているからです。

それは安心感かもしれないし、ノスタルジーみたいなものかもしれません。

バッグや絵本から、もらっている感情としっかり向き合ってください。

向き合ってみると、以下のようなことに気づくかもしれません。

・何かをもらっていた気がしたけど、いまは、逆にストレスや罪悪感の元になっている。

・あたたかい気持ちにさせてくれてうれしい。でもその気持ちは、物がなくても自分の中にあるんだ。

・これまで私をささえてくれていた。どうもありがとう。

・これがあると、自分が「センスのいい人間」だと思えたけど、そんなのは幻想にすぎなかった。

ほかにも、いろいろ気付きがあるでしょう。

参考記事⇒部屋はこころの鏡。ぐしゃぐしゃの部屋が映し出すあなたの内面(後編)

その物が自分に提供しているものを見極めると、物はなくても大丈夫だと思えます。

感情は、自分の中にありますから。

6.問題にフォーカスしない

捨てにくい物を捨てるのは、ちょっと保留にして、今後半年は、捨てやすいものをどんどん捨てる。こんな方法もあります。

やっているうちに、だんだん部屋がスッキリし、頭の中もクリアになるので、バッグや絵本を捨てるのも、そんなに難しくなくなるでしょう。

不用品はバッグと絵本だけではないですよね?

7.買い物習慣を変える

いくら不用品を捨てていても、一方で、買い物していたら、物の数は変わりません。

メルカリやリサイクルショップで「お得な物」を買うのをやめてください。

お得に見えても、お得じゃない話は、先日記事にしたばかりです⇒人一倍、損得勘定にこだわる人が、不用品を手放す気になる方法。

どんなに値段が下がっていても、いま、必要じゃない物を買うのはやめる、買うのは、いま必要な物だけ、と決めてはどうでしょうか?

ハピママさんは、働いているので、お金に余裕があるのかもしれませんが、すぐにゴミになる物にお金を使うより、本当に使う物にお金を使うほうがいいと思いませんか?

値段が下がっている物を買うのが好きな人は、「お得に買えた」という満足感を得たいから、何度も同じことをするのだと思います(私の夫がこのタイプです)。

しかし、その、つかの間の満足感は、あとで、罪悪感、後悔、住みにくい住環境、視覚的なノイズ、断捨離の手間、さらなる出費として、自分にのしかかってきますよ。

この流れを意識してください。

毎日、ちょこちょこ片付けている物の中に、メルカリやらで衝動買いした「お得な物」が入っていませんか?

買い物習慣を変える方法は、たくさん記事にしています。こちらは比較的、最近、書いたものです⇒不用品を買わない生活をするために、やってみるといい3つのこと。

自分でもいい記事だと思うので、自分の生活に応用できる点はないか、考えながら読み、実践してください。

捨て方については、過去記事にたくさん書いています⇒まとめのまとめ:捨てるコツをぎゅっと詰め込みました。

ハピママさんは、人一倍お忙しいですから、やらなくてもいいことは、どんどん捨てて、大事なことだけやるようにするといいですよ。

それでは、ハピママさん、お元気で、ご家族仲良くお暮らしください。

******

片付けばかりに追われる人生にケリをつける方法を紹介しました。

生きている限り、物を使う生活は続くので、ある日、突然、「もう物を捨てなくてもすむ生活」にはならないでしょう。

ですが、四六時中捨てなくてもすむ生活にはなります。

それには、やはり、不用品を手放すことが不可欠です。

あなたも、感想、意見、質問などありましたら、お気軽にお寄せください。お待ちしています。





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  1. 筆子の新刊『書いて、捨てる! 』3月11日発売。著者による内容紹介。

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