2025年

ミニマルな日常

2025年、よりシンプルに暮らすために見直したい10の習慣

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あけましておめでとうございます。

新しい年の最初の投稿は、よりシンプルで充実した1年にするために捨てたほうがいい習慣を10個ピックアップしました。

いずれも、日頃、私が捨てることをおすすめしていることばかりです。

まとめ記事としてもご利用ください。



1.不用なものをためこむこと

不用なものをためこむことをやめましょう。

ふだん全然使っていないのに、「いつか使うかもしれない」と思ってキープしてしまうと、いつまでたっても部屋はきれいになりません。

捨てたくない気持ちはわかります。「せっかく買ったのにもったいない」と思ってしまいますよね?

ですが、そうした不用品が占めるスペースや、不用品の管理に使う時間や体力のほうがもっともったいないと思いませんか?

とりあえず、今年2025年に使うかどうか考えてみてください。

使いそうにないなら、もう手放しましょう。

これまでさんざん使ったものなら、感謝して別れを告げると捨てやすいかもしれません。





2.衝動買い

セールや一時的な感情を優先してものを買う癖を手放しましょう。

短絡的な満足感を得るためだけに買ったものは、家の中に混乱を引き起こします。

予算を圧迫し、貯金の妨げになることも多いでしょう。

年末に、私が後悔している買い物についてnoteに書きました。

65年間で無駄にしたお金の正体~買い物の失敗7選とその教訓|筆子|ブロガー

今、思うと衝動買いしたものがたくさんあります。

少額のものは、あまり考えずに買ってしまうことが多かったのですが、積み重なると大金になります。

私は65年というスパンで買い物を振り返りましたが、あなたは去年1年の衝動買いについて考えるといいでしょう。ひとつひとつは大した額でなくても、合計するとかなりの出費であったことに気づきますよ。

ものを買うことで心の欠落を埋め続けていると、本当の問題と向き合えないというリスクもあります。

今年は買う前に一晩考える習慣を取り入れ、衝動買いを卒業しましょう。

3.「ノー」と言わないこと

断るべきときは、「ノー」と言うようにしましょう。

人の頼まれごとを断りきれず、無理する習慣も、シンプルライフの妨げになります。

自分の時間やエネルギーを犠牲にすることになるからです。

シンプルライフは自分が大事にしたいものにフォーカスする生き方ですが、自分の時間ほど大事なものはありません。

特定の人からの頼まれごとを毎回無理してOKしているなら、勇気を出して断ってください。

そうすれば、自分がしたいことを優先できるし、ストレスや疲労もたまりません。

ノーと言うことは冷たい行為ではなく、自分を大切にする選択だと考えてはどうでしょうか?

新年からは、本当に引き受けたいことだけに力を注ぎましょう。

断り方~断ることが苦手な人に読んでほしい記事のまとめ

4.先延ばし

今年こそ先延ばしをやめて、何事も前倒して行うようにしましょう。

先延ばしは、やるべきタスクがどんどんたまるだけでなく、気持ちの負担や罪悪感を引き起こし、結果的に大きなストレスとなります。

私も本性は先延ばしタイプなので、このネガティブな気持ちはよく知っています。

私の経験では、やるべきことはできるだけ早くやったほうが、そのタスクを仕上げるのにかかる時間や労力がいちばん少なくてすみます。

今すぐやれば、そんなに大変なことではないのです。

大きなタスクも、簡単なタスクや5分で済みそうなタスクに細分化し、毎日少しずつこなしてください。

気持ちがとても軽くなりますよ。

今年は「やるべきことはすぐに片付ける」を目標にして、生活を自分でコントロールしている感覚を取り戻してください。

片付けがおっくうで先延ばししてしまう人にすすめる、楽しく作業できる工夫7選。

5.完璧主義

完璧主義とは、完璧を目指すことで、行動のスタートが遅れたり、完了までにものすごく時間がかかったりすることです。完成形に対して非現実的な理想像をイメージしているので、目標を達成できずストレスを感じます。

片付けにおいて、完璧主義が発揮されると、そもそも片付け始めることができません。また、理想的な収納方法や美しい仕上がりを追求しすぎて途中で挫折します。

汚部屋の片付けを完璧主義が邪魔する7つのパターンとその対処法。

まずは「70%の完成度で十分」という考えを取り入れてみましょう。

「少しでも前進すればOK」と自分に許可を出せば、行動のハードルが下がり、実際に片付けを開始できます。

今年は、完璧ではなく「できる範囲でベストを尽くす」を目標に、小さな成功を積み重ねていくのはどうでしょうか?

完璧を目指さなくても大丈夫~1日15分の片付けを私がおすすめする理由

6.言い訳をすること

言い訳を極力減らしましょう。

時間、自分の能力、環境などを理由に何かをしないままにする習慣がありませんか?

「忙しいから片付けられない」「あとでやればいい」と片付けを先延ばししたり、「いつか使うかもしれない」「高かったからもったいない」と不用品を捨てずにためこんだり。

言い訳が多いと、やりたいことをすぐにできません。

一見合理的に思える言い訳も、実際は、本当にしたいことをするチャンスを遠ざけることにつながります。

まずは、日々、自分がどんな言い訳をしているか見つけることから始めてはどうでしょうか?

言い訳している自分に気づいたら、ひとつずつ手放していきましょう。

いらないのに捨てない言い訳をしている自分に気づいたらすべきこと(その1)。

7他人と自分を比較すること

友達やママ友、SNSでいつも見ている誰かと自分を比較し、優越感や劣等感を抱きながら生きる習慣を捨てましょう。

他人と比べて優越感を得ていると、「自分のほうが偉い」と思ってしまうので、健全な人間関係を築くことができません。

比べる相手が自分より優れていれば、嫉妬心や不安が生まれます。

人と比較する暮らしは無駄なものを買うことにもつながります。

今年は自分軸を大切にして、自分の成長に目を向けることを意識しましょう。

比べたいなら、昨日の自分と比べてください。

幸せそうな人を見ると落ち込むあなたへ。他人と比べるのをやめる7つの方法。

8.無駄にSNSに時間をかけること

特に必要もないのに、だらだらとスクロールして人の生活の様子をチェックする習慣も手放しましょう。

SNSのやりすぎは、時間を浪費するだけでなく、気づかないうちに疲労感やストレスを増やします。

他人の「映える生活」を眺めているうちに、自分の生活に対して不満を感じたり、無意識に比較してしまうことも増えます。

これでは、心の平穏を得られません。

SNSを使う目的を明確にし、「情報収集」や「連絡のため」など本当に必要な用途に絞ってみましょう。

たとえば、1日に使う時間を15分や30分と決めてタイマーを設定する、特定の時間帯だけSNSを利用するなどのルールを設けてください。

これまでSNSをしていた時間に、心が充実するアナログな活動(読書、散歩、家族との会話など)をするといいですよ。

9.健康を後回しにすること

睡眠不足や運動不足、ジャンクフードの食べ過ぎ、過度の飲酒など、健康に悪い習慣を手放してください。

若いうちはいいかもしれませんが、中年以降、健康を軽視する生活を続けていると、不調な日が増え、心身の病気になるリスクもあがります。

体が不調だと、どんなにものを減らしても、心地よいシンプルライフは実現しにくいでしょう。

まずは、明らかに健康に悪い活動はやめるか頻度を下げ、休む時間と適度に動く時間を作ってください。

ちゃんと睡眠を確保し、軽い運動を取り入れるだけで調子がよくなります。

健康を優先すると何をするときにも集中力が高まるので、生活の質そのものが向上しますよ。

10.ネガティブ思考

自分や未来について否定的に考えるくせを今年こそ手放してください。

不安や悲観的な考えに囚われていると、その瞬間を楽しく過ごすことができません。

まだ起きていない出来事を心配したり、失敗を過剰に恐れたりすると、行動も制限されてしまいます。

未来がどうなるかは、どんなに考えても予測することは不可能です。

事前に不安を募らせても、それが、現実を変えるわけではありません。

むしろ、前向きな気持ちで行動を起こすほうが、未来をよい方向に導くことにつながります。

今年は自分の考えに気づくことから始めてはどうでしょうか? 「できない」と思ったときは、できることを探しましょう。

感謝したり、小さな成功に目を向けたりすると、ポジティブな思考を養うことができます。

ポジティブ思考は学習できる。前向きになる4つのポイント教えます。

******

手放すとよりシンプルに暮らせる習慣を10個紹介しました。

すべての習慣を一気に見直すのではなく、1つか2つ、自分にとって重要だと思う課題にチャレンジしてください。

私は、今年も、完璧主義を手放すことを意識していきます。

完璧を求めるよりも、今持っているものの中でよりいいと思うことを選び、できる範囲で進めて、日々の暮らしを穏やかに楽しみたいと思っています。

あなたも、新しい年をシンプルに、心豊かに過ごせるよう、できることから始めてみてください。

今年が実り多い1年となりますように。





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