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先日、実家に子どもの荷物が置きっぱなしになって困っているというお便りと、子どもの立場からのお便りを紹介しました。
⇒なぜ実家に荷物を置きっぱなしにするの?子ども側の本音と事情
先日の記事を読んでくださった読者から、さらにお便りをいただいたので2通紹介しますね。
まず、うさぎさんからいただいたお便りです。
自分も預けていたから子どもに言えない
件名:実家に物を置いておく人の気持ち
いつも楽しみに読ませていただいて、元気をもらっています。ありがとうございます。
荷物を預ける子どもの事情
私は、正直、実家には物を置いてきたり、あずけたりしていました。
母と私の2人暮らしの一軒家から、結婚。
主人の母、主人の妹、主人、私、の4人暮らし。自分の自由になる部屋は8畳の寝室のみ。
どうしても、物をしまうスペースがなく、実家にいろいろな物を預けていました。
子どもが生まれてますます増えて、冬物、夏物、クリスマスツリーなど、季節ごとに実家に(車で45分くらいなので)荷物を運んでいました。
ですので、預けたりする子ども側にも、いろいろ事情があるとは、思います。
今、親の立場として
そして、現在ですが、(主人の妹も無事結婚)、夫、私、義母の3人暮らしです。
長女、次女とも、結婚し家庭を持ち、子ども二人、一軒家も購入。
長男は一人暮らしの社会人。
3人とも、部屋はほぼそのまま、荷物もたくさん置いてあります。
長女、次女は一軒家の家があるので、荷物もってって~と、いつも言ってます。
長男は(私の友人のお子さんが亡くなったりして、)もし万が一、病んでしまったりして戻ってきても、部屋がある。
もしかの安心のために(荷物も少ないので)そのままにしてあります。
(もちろん長男とは今後も同居など絶対にありません。私は、自分の経験上、結婚後の子どもとの同居は反対なので(笑))
ただ、正直、私は、送りつけたりできないんです。自分も、実家に物をたくさんおいたままでしたので、、、。
長女、次女の荷物はちょっとずつ、もっていってもらうようにがんばります。みなさまのお便りも参考にさせていただきます。ありがとうございました。
うさぎさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
結婚して義母・義妹と同居されていた時期、自由になるスペースが寝室1部屋だけだったなんて大変でしたね。実家に預けるしかなかったのはよくわかります。
お便りを読んで気になったのは、「自分も預けていたから強く言えない」という部分です。
うさぎさんが昔、実家に荷物を預けていたのは確かです。でも、それはその当時のうさぎさんにやむを得ない事情があったからですよね。
お子さんは、2人とも一軒家に住んでいます。
昔の自分がやっていたことと、今、自分が置かれている状況は、切り離して考えてもいいと思います。
今、うさぎさんが子どもたちに「荷物を持っていってほしい」と思うなら、そう伝えればいいです。昔の自分の行動を理由に遠慮する必要はありません。
無理に荷物を送りつけなくてもいいですよ。まずは、気持ちを伝えることから始めてください。
長女・次女には「荷物もってって」と言っているそうなので、その方向性で進めましょう。あとは、あせらずコンスタントに伝え続けてください。
長男の部屋をそのままにしているのも、万が一戻ってきたときの安全網として、という理由があるなら合理的です。荷物も少ないとのことですし、そのままでよいと思います。
うさぎさん、お便りありがとうございました。
お元気でお過ごしください。
子どもが処分を望んでいるのに、親が手放せない
次は、かぼちゃさんのお便りです。
件名:実家にある子どもの荷物について
以前に2回ほどメールさせていただいています。
わたしの実家の場合をお伝えさせていただきたくメールしました。
わたしは3人兄弟の真ん中(長女)で、兄と弟がいます。
3人とも大学進学とともに他県に出ました。
すでに40代でそれぞれに家庭があります。
実家には、70代の両親が住んでいるのみですが、子どもたちの部屋は家を出てときのまま残されています。
他にお蔵の中には小学1年生の教科書やノート、テストの答案用紙など、子供の頃春休みに年1回まとめて移動させていた物が残っています。
実家は広い敷地内に母屋、お蔵、離れなどがあり、2階建ての離れにも使っていない物がたくさん仕舞われています。
母は片付け上手、掃除上手なので、家は本当にきれいで、どの部屋も常にお客さんを入れられるくらいの状態にキープされています。
しまって置く場所はいくらでもあるのです。
これまでに何度か自分の物を処分したい意向を伝えていますが、両親は処分して欲しくないのです。
全てが思い出の品なのだと思います。自分の物でありながら、すでに両親の所持品の範疇です。
数年前に父に意向を確認した時には、自分たちがこの世を去った後に次の世代に全て任せると言われました。
この春、わたしが家族を連れて地元にUターンする予定です。
将来の管理はわたしに任されるでしょう。気が重いです。。。
なんとか両親が元気なうちに、一緒に減らしていけないか、離れを取り壊すことはできないかと考えています。
かぼちゃさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
今回のシリーズで紹介してきた事例は、親が困っていて子どもに動いてほしいというパターンでしたが、かぼちゃさんのケースはその逆ですね。
子ども側が処分したいと思っているのに、親が手放せない。
「しまって置く場所はいくらでもある」「自分たちがこの世を去った後に次の世代に全て任せる」
この部分を読んで、わ~怖い、と思ってしまいました。いったいどれだけのものの処理をしなければならないことか。
私は、田舎の実家の片づけに苦労した読者から寄せられたお便りを読んでいるので、将来を想像してしまいました。
確かに、子どものものをずっと管理し続けてきた親にとっては、それは大切な思い出の一部になっているでしょう。
子どもの成長の記録を手放すことは、その時代を手放すことのように感じられ、簡単にはできない。
でも、かぼちゃさんが「気が重い」とおっしゃっているのは当然です。
自分ではどうにもできないものが大量に存在していて、それをいつか管理しなければならないとわかっているのですから。
子どもの荷物は、大半がしまい込まれているんですよね?
私ならお父さんに「全部残す必要、ある?」と言うかもしれません。
「両親が元気なうちに一緒に減らしていきたい」というのは、今できるベストの方針ですね。Uターンを機に、少しずつ話し合いを進めてください。
お父さんが「自分たちがいなくなった後に任せる」とおっしゃっているのは、今は動く気がないということです。
もしご両親が、断捨離やシンプルライフ的なものを全く知らない場合、捨てる発想は出てこないため、「一緒に片づけたい」と言ってもまったく受け付けないと思います。
最初は、ものをためこみすぎた人が片づけに取り組む番組や、実家の断捨離や空き家の処分などを扱うドキュメンタリーなどを一緒に見て話し合うところから始めるといいかもしれません。(雑誌や本を見せるのもいいですが、視覚情報のほうがインパクトがあります。)
急かしても逆効果になりがちなので、かぼちゃさん自身のものだけでも、少しずつ整理を進めておくのはどうでしょうか?
離れの取り壊しは、中身を整理してからでないと進みません。
親には断捨離というコンセプトを伝えつつ、ご自身は、荷物の全容を把握するところから始めるといいでしょう。
かぼちゃさん、お便りありがとうございました。
ご家族仲良くお暮らしください。
実家の荷物問題:解決の糸口はどこにあるか
親が困って子どもに動いてほしいケース、子どもが自分の事情で取りに来られないケース、そして今回のかぼちゃさんのように、親が手放せないケース。状況は人それぞれです。
ただ、どのパターンにも共通していることがあります。それは話し合いが不可欠だと言うこと。
困っている気持ちを率直に伝える。相手の事情を聞く。こんな地道な行動を積み重ねが、現状を変えるきっかけになります。
実家の荷物の問題は、ものの問題である前に、人と人の関係の問題です。他人は変えられないので、自分がコントロールできることに集中してください。
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