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断捨離をするべきなのはよくわかった、少しは物も捨ててみた、だけど最近どうしてもやる気が出ない。そんな時はどうしたらいいのでしょうか?
きょうはやる気をアップする方法を9つ提案します。
部屋がぐしゃぐしゃでも、一向に気にならず、幸せに生きているなら問題ありません。別に無理に片付けることもないです。
ですが、「こんな部屋に住みたくない」「もう、うんざりだ」と思っているのなら、チョコレートの包み紙1枚だけでも、拾ってゴミ箱に捨てましょう。
「こうなりたい」という自分の気持ちをもっと大事にしてください。
1.とにかく片付け始める
やる気は待っていても来てくれません。自分がその行動をすることによって、モチベーションが生まれるのです。とにかく、からだを起こし、3分でも5分でも片付けをしてみてください。理屈は関係なし。
このとき1つの小さなことに集中するとうまく行きます。
いきなり部屋全体をきれいにしようとはせず、ダイニングテーブルの上だけ、引き出し1つ、箱1つ、部屋の片隅だけ、と小さなエリアをターゲットにしてください。
片付けに失敗するのは、1度にたくさんのことをやろうとするからです。きのうや、きょう、部屋がくしゃくしゃになったのではありません。
その状態に到達するまでに長い年月がかかっています。欲を出さず、小さな場所を片付けて、達成感を感じて、気分よくなることが、次の片付けにつながります。
2.タイマーをかけて片付けてみる
タイマーで3分、5分、10分、15分と任意の時間を設定して片付けると、集中できます。どんなに嫌でも、「3分だけのがまんだ」と思ってやってみてください。
3分片付ければ解放されるし、部屋も少しきれいになっています。
タイマーの使い方⇒タイマーを使って仕事や家事に一点集中~ミニマリストのタイマー活用法
3.片付けを「自分の予定」に入れる
あなたは毎日「予定表」や「やることリスト(To-doリスト トゥードゥーリスト)を書いているでしょうか?
書いていないなら、書くことをおすすめします。いるいろやるべきことがあっても、脳はすべてを覚えておくことができません。
その日の予定を書き出して、その予定の中に、「断捨離を15分」とか「片付けを15分」と入れておいてください。
そして実行します。
私は付せんで予定を管理しています⇒時短家事、主婦ミニマリストの7つの工夫
朝早い時間帯にやってしまうと、「ちゃんとできたわ」と気分がよくなり、その日1日が明るいものになります。
4.軽い運動をする
やる気が出ないときは、たいてい頭の中がどんよりして、けだるい気分になっています。そこで、ちょっと運動してください。
運動すると血行がよくなるし、明るい気分になります。スクワットや腕立て伏せが苦にならないなら、そういう運動をしたり、ヨガやストレッチでもいいです。
ちょっと近所を走って来るのもいいでしょう。
高校生のとき、罰として生徒に運動場を走らせる先生がいました。数学の先生で、宿題を忘れると「運動場、走ってこい!」とドスの利いた声で生徒に命令したのです。
先生は、東映の任侠モノに出てきそうな風貌でした。
でも、外を走るのは全然、罰じゃないんですよね。気分がよくなりますから。何10周も走らされたら別ですが。
皿洗いなどの家事をするのが平気なら、そういうのをやっても同じ効果が得られます。とにかくじっとしていては、頭の中は煮詰まるばかり。ちょっと体を動かしてください。
なんとなく気分がうつうつとしてやる気になれないことが多いなら、睡眠をしっかり取って、運動を習慣にしてみるといいですよ。
5.明るい音楽を聞く
アップテンポの好きな音楽を聞くと、やる気がでます。好みもありますが、モーツアルトなんかいいのではないでしょうか?
断捨離のBGMのおすすめ⇒3分で断捨離スイッチオン~お片づけが進むおススメの音楽はこれ
4番、5番は外的な刺激を使ってポジティブになる方法です。何をやるにもネガティブだと絶対成功しません。無理せずポジティブシンキングに持って行けるように心がけてください。
6.片付けたあとの状態を思い描く
やる気が出ないときは、なぜ断捨離をするのか、目標を見失っているときが多いです。片付けてどんな状態になりたいのか、もう一度考えてください。
たとえば、「床に何も落ちていない部屋で、ゆっくりお茶を飲む」のが理想の状態なら、その姿を思い浮かべ、現在の状況と比べてください。
あとは理想の状態と今の状態のギャップを埋めるだけです。
☆こちらにも片付けスイッチを押す方法を書いています⇒今すぐ片付けスイッチを入れる簡単な方法~断捨離モチベーションがわかないあなたへ
7.ちょっと昼寝する
精神的、肉体的に疲れていると、やる気なんで出るわけがありません。少し昼寝をするなどして、休息をとってください。
あるいはその日は断捨離はお休みにして、早めに寝るのもおすすめです。
昼寝の仕方⇒疲れの取れる昼寝の方法。睡眠不足ぎみの人は試す価値あり
8.3個だけ捨てる
タイマーを使ったり、予定表に入れるとかえって心が圧迫されて身動きできなくなる人は、ごく簡単に3つ捨てるだけで、その日は終わりにしてください。
9.最悪の状況を思い浮かべる
もし物を捨てないといったいどうなってしまうのか、最悪の状況を思い浮かべてください。
このままどんどん汚部屋になって、虫がわいてきて、夜中寝ているあいだに背中をはう、とか、毎朝、定期が見つからず、毎日会社を遅刻する、とか。この部屋にためこんだ本の重さのせいで、床が抜ける、とか。
汚部屋のせいで、だんだん悪臭がして、それがドアや窓のすきまから漏れ、隣の人に感づかれ、大家さんに告げられてしまい、部屋を出るように言われる、そこまで行かなくても、家賃を上乗せされる、とか。
紙ゴミのすぐそばで、毎晩アロマキャンドルを灯しているから、火がそのへんの紙に燃え移り、カーテンにも火が回って火事になり、自分は焼死してしまうとか。
最悪の状況を思い浮かべたら、その状況にならないためには、何をしたらいいのか考えてください。そして、そんな事態にならないために、今、自分ができるもっとも簡単なことからやり始めます。
最悪のシナリオを考えることは、プレモータム(事前検死)という方法です。詳しくはこちら⇒ストレスでいっぱいのとき、冷静でいる方法(TED)
もしかしたら、汚部屋のままでいても、たいして何も変わらない、という結論が出るかもしれません。それはそれで、安心材料になるので心が軽くなりますよね?
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物が多いと、いったん片付けてきれいにしてもまたすぐに散らかります。一度、大幅に物を減らせば、その後の人生が格段に楽になりますよ。