ブルーライトカットメガネを着用中

健康・アンチエイジング

最終更新日: 2017.09.3

ブルーライトとは?この光の正体とその影響をわかりやすく説明

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パソコンやスマホをよく使っている人なら、ブルーライトのことが気になっているのではないですか?ブルーライトはどんな光なのか、この光が目や健康にどんな影響があるのか説明します。

なんだかわからないけど、「目によくないらしい」とぼんやりした理解のもとで暮していませんか?

「目によくないらしい」のではなく、ブルーライトを見過ぎると、しっかり目に悪く、さらに全身にも影響があり健康にもよくありません。

特に、私のように50を過ぎた人は気をつけるべきです。なぜなら、別にブルーライトをたくさん見なくても、加齢のせいで、目はだんだん弱ってくるからです。

ブルーライトにさらされると、目の老化が加速します。



そもそも光とは?

光は目に明るさを感じさせるものです。

光のもとは大昔は太陽や、炎ぐらいでした。ですが、最近は電子機器のスクリーンという人工的にいろいろ工夫して作られた光があふれていますね。

光は電磁粒子が波になって空気の中を伝わるものです。この波は短いものや長いものがあり(波長)、それぞれエネルギーを持っています。

波長はとても短いので、ナノメートル(nm)という長さの単位を使って表します。

1ナノメートルは10億分の1メートル。これは100万分の1ミリ(ミリミクロン)。全くピンと来ませんが、すごく短いということは確かです。

波長が短いほど高エネルギーです。

光は人間の目に見える物(可視光線)と見えない物(不可視光線)があります。目に見えない光で有名なのが紫外線(UV)です。

紫外線について⇒紫外線対策入門~SPF、PA、UPFの違いを徹底解説~お肌にいい日焼け防止とは?

人間の目には光はなんとなく白っぽく見えますが、波長の長さによって、それぞれ色が違います。

目に見える光は、紫、藍色、ブルー、緑、黄色、オレンジ、赤などの色のスペクトラムを構成しています。

波長が長くなるほど赤に近づきます。

ブルーライトは可視光線の中でも最も波長が短い光(38nm~ 500nm)のこと。波長が短いから強いエネルギーを放出しています。

人間の目はブルーライトをしっかり防御する機能がありません。そのため長時間ブルーライトにあたっている、というかそれを見ていると目に良くないのです。

ブルーライトはどこからやってくるのか?

紫外線は太陽光線として、地球に届きますが、ブルーライトはどこからやってくるのでしょうか?

実はこの光はどこにでもあるのです。というのも太陽の光に含まれていますから。

太陽から届く光の中でも、青い光はエネルギーが強いので、その粒子が空気中の分子とぶつかって、光が拡散します。だから空は青いのです。

ブルーライトを放出しているもの:

●太陽

●デジタル機器のスクリーン、モニター
テレビ(フラットスクリーン)、パソコン(デスクトップ、ノートパソコン)、スマホ、タブレット、ゲーム機など

●電化製品

●ライト(蛍光灯、LED)

蛍光灯やLEDは別に青く見えないけど、ブルーライトが出てるの?

光の色と聞いて私たちが思い浮かべるのは、赤外線の赤や、ベージュっぽい白、黄色、オレンジあたり。

しかし、実際は、上に書いた紫、藍色、ブルー、緑、黄色、オレンジ、赤に代表されるさまざまな光がかけあわさり、空気などほかの要因のせいで、白っぽく見えているだけです。

青く見えなくても、ブルーライトはそこら中にあります。

蛍光灯は青、緑、赤をかけあわせて白い光を出している灯りです。

昨今、照明によく使われているLED(light emitting diode)は白色発光ダイオードを光源としているので見た目は白いです。

ですが、実は青と黄色をかけあわせているので、ブルーライトの光源です。

LEDはデジタル機器(電子機器)の液晶モニターの光だということをご存知の方は多いでしょう。

LED液晶には消費電力が小さく、画像のコントラストもくっきりするというメリットがあり、小さな電子機器のモニターによく使われています。

このLED、テレビのブラウン管に比べてブルーライトの量がとても多いです。

これから電子機器は増えることはあっても減ることはないでしょう。ますますブルーライトにあたってしまう生活になりますね。





なぜブルーライトに気をつけるべきか?ブルーライトの害とは?

ブルーライトを、ごく自然に、太陽光線に含まれているぐらいをあびている分にはよかったのです。

しかし、現代は電子機器が多いので、先進国の人は必要以上にあびています。なにせ、仕事でパソコンを使っている人が多いですから。

前述したように、ブルーライトをしっかり防御する機能が目にないため、見過ぎると目が疲れます。

実際、眼精疲労の自覚症状がある人も多いことと思います。

ブルーライトのメリット

ブルーライトにはメリットもあります。

サーカディアンリズム(後述)を整える助けをする

●元気になる、きりっとする、気分がしゃきっとする

●記憶を助ける

●明るい気分になる

しかし、見過ぎるとこんなデメリットがあります。

ブルーライトのデメリット

●浴びすぎるとサーカディアンリズムが狂う。
このリズムが崩れると生活が乱れたり、後述しますが、さまざまな病気の原因になります。

●目に負担がかかる
ドライアイ、視界がぼんやりしたり、焦点があわなくなったりする。

●目が疲れるので、頭痛、首こり、肩こり、人によっては背中も痛む。

●浴びすぎると、網膜を痛めたり、加齢黄斑変性症(かれいおうはんへんせいしょう)の原因になる。最悪の場合、失明する。

加齢黄斑変性症は視界がぼやけたり、色がよくわからなかったり、線がゆがんで見えたりし、最悪失明する病気です。

黄斑(おうはん)は物の中心の見え方を決める部分です。細かいものや顔を識別しする大事な役割を担っています。

病名からわかるように、年をとって、老廃物や活性酸素が目に蓄積して黄斑がダメージを受けることが、加齢黄斑変性症の原因です。ここにブルーライトが加わると黄斑へのダメージが増えてしまうのです。

サーカディアンリズム( circadian rhythm)とは?

人のからだは太陽から出るブルーライトを手がかりに、朝起きたり、夜眠るサイクルを作っています。

朝、ブルーライトがあたると、元気になって、また「今日も1日がんばろう」という気分になります。夜は、ブルーライトやほかの光は出ず、暗くなり、お休みモードです。

このような体内リズムのことをサーカディアンリズムと言います。

日本語で概日(がいじつリズム)と呼ばれるサーカディアンリズムは人間にとって大切な体内時計。

サーカディアンリズムは、地球の自転の24時間周期に合わせて、体温、血圧、ホルモンの分泌を調整するものです。人の体内リズムは、朝起きて、昼間に活動、夜は寝て休息をとることになっています。

しかし、現代社会ではデジタル機器を使うせいで、長時間ブルーライトにあたり、このリズムがくずれている人が多いです。

ブルーライトは目に悪いだけでなく、サーカディアンリズムを狂わせることから、さまざまな病気を引き起こすという研究結果が出ています。体内リズムが狂うと、睡眠障害になりますので、そうなっても仕方ないですね。

たとえば、

●特定の癌

●糖尿病、心臓病、肥満

●うつ病

こんな病気の原因になると考えられています。

☆ブルーライトの対策法はこちらです⇒睡眠障害を引き起こすブルーライトとうまくつきあう方法

*******

今回はブルーライトについて、基本的なことを駆け足でお伝えしました。

現代生活からパソコンをマイナスすることはもはや不可能です。パソコン作業が多い人は、45分やったら必ず15分休憩するなど自衛してください。





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