お片付け

ミニマリストへの道

まさかの断捨離リバウンドで家の中がまたぐしゃぐしゃに、それにはこんな深い理由があった~ミニマリストへの道(23)

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10年前の2005年の春、カレン・キングストンの本を手に入れ、「よし、物を捨てて、シンプルライフにするぞ」と決意した筆子。

雑誌の定期購読もすべてやめ、いらないものは買わないようにして、少しずつ物を断捨離sし始めました。ところが、1年もたたないうちに、またまた部屋の中に物が増え始めました。

家事、子育て、ボランティア、パート探しなどに忙殺されて、当初の決意などあっというまにどこかに行ってしまったのです。

また断捨離がリバウンドした理由

今思うと、リバウンドした理由は2つあります。

1.断捨離の経験が浅かった。
2.ストレスが多かった。

1つずつご説明します。

1.断捨離の経験が浅かった

どんなことも、経験を重ねるうちにうまくなるものです。断捨離や持たない暮しをめざすことも、捨てる⇒リバウンド⇒また捨てる⇒またリバウンド⇒また捨てる、こんな繰り返しを経て、だんだん断捨離がうまくなる、あるいは断捨離マインドが鍛えられて行くのではないでしょうか。

お片づけの本には、断捨離のやり方や、「こういうことをすると、こんなことが起きる」ということがとても丁寧に書いてあります。

しかし、読んだだけでは、たとえ頭の中で理解できても、まだまだ人ごとなのです。

実際に自分で捨てたり、また物を買ってしまったり、捨てられないと悩んだり、また片付けたりといった体験を積み重ねるうちに、「あまりに一気に捨てると反動がくる」、とか、「家族のものを勝手に捨てると信用をなくす」、といったことが身を持ってわかってきます。

筆子の場合、断捨離をするたびに、全体としての物の量は、だんだん減っていったので、リバウンドと言うより、試行錯誤と言ったほうが正しいかもしれません。

2.ストレスが多かった

2005年当時は、子供が小学校に入ったばかり。少しは自分の時間ができましたが、海外で1人で子育てしていたので、やはりストレスがありました。

たとえば、うちの娘は、幼稚園の前のプレイスクール時代は、くすくす笑いが止まらないし、自分の好きなことしかやろうとしない、と先生によく注意を受けていました。

小学校のときは、ものすごく算数が苦手で、2年生のとき、担任の先生からそのことで電話がかかってきたことがあります。1度学校に話をしに来てください、と。

このほかにも、

- インフルエンザのような風邪をひいて、1週間40度以上の高熱が続いた
- 体操教室で、ドアに足をはさんで、足が血だらけになった
- スケート中、友だちに突き飛ばされて倒れたあと起き上がれなくなり、救急病院に行ったあげくの松葉杖生活
- 学童に入っていないのに、入っている子たちと一緒に公園(校庭を兼ねている)で遊んで、ちゃっかりおやつまで食べるので、何度も先生から電話がかかってくる

などなど、子供が小さいうちはどんなお母さんでも体験するであろう、さまざまなアクシデントがひっきりなしにありました。

こういう突発的なできごと以外にも、子供の友だち関係のこと、ママ友(いませんでしたが)のこと、娘の習い事のこと、成績に関する悩みなどは、目立たないながらも、ずーっと日常生活の中で、BGMのように続いていました。

それに加えて、経済的に苦しかったので、筆子は、何かあるとちょっとしたものを買って、ストレスを発散させていたのです。

私はお菓子作りが好きだったので、お菓子の型や道具を集め、毎日せっせとお菓子を作り、紅茶にはまって、種々の紅茶を買い集めては飲み比べをし、いろんな無添加石けんを使ってみたり、お香を集めたり、そんなことをして浮世のうさをはらしていました。

お金はなかったので、1つ1つの物の金額は小さいものの、必要以上のモノが、家の中のそこかしこに、雑然と増えて行きました。

今度こそ本気で片付けることを決意

2009年のお正月。今度こそ本当で片付けることに決めました。

なぜ2009年なのか?実はこの年の春、筆子は50歳になろうとしていたのです。50歳を迎えるというのに、家の中がぐしゃぐしゃなのはまずい、と感じていました。

ほかにも、ライフプラン的に、まずいことはいろいろありましたが、家の中が汚いのが1番気になっていたのです。

本気モードになった筆子は、こんな片付けの計画を紙に書きました。

6年前の片付けプラン

特に整理したい場所:

*引っ越してきたとき荷物をざくっと押し込んでほぼそのままにしてある、地下の物入れ
*物入れの隣にある物入れ(衣類がかけてある)
*地下にある木製の引き出しの中

*台所

特に整理したいもの:

*本
子供の本も。

*衣類
だいぶ減ってきたが、夏物は余剰在庫。

*古い書類

*娘の工作、古いプリント類
工作は写真に撮影して、かさばるものは捨てる。プリント類も裏が白いものは残してあとは捨てる。裏が使えるものはメモや印刷用紙にして使って捨てる。

*お菓子作りの道具
セールで買ったクッキー型やお菓子の型で、まだ一度も使っていないものは使うか捨てる。物入れとキッチンにごちゃっと置いてあるので、何がどこにあるかわかるようにする。

*お香

靴箱が7割がた埋まるぐらいたまってしまった。外箱を取ればかさが減るから、箱を捨てる。家の3箇所にお香がしまってあるので、1つにまとめる。

具体的な方法:

*1つ買ったら2つ処分(家に物が1つ入ったら2つ外に出す)→プラス1マイナス2のルール。

*家に入るものをモニターする→入った段階で写真にとる。
 ダイレクトメールや学校からのお知らせ
 自分で買ったもの
 もらいもの
 家族が家に入れたもの(わかる範囲で)

*なるべく買わない。

*なるべくもらわない。

*再利用を考えない。
何かに使えるかも、と取っている裏が白い紙(メモ用)や、ガラスのびんは、片付けが一段落するまでは捨てる。ジャムの入っていたびんはジャムを使い終わった段階で使命をまっとうしたと考えて、資源ごみに出す。

*毎日15分、片付けをする。

こんな計画をたてました。4年前と違って、この時はシンプルライフや片付けに関するサイトやブログがずいぶんと増えていて、検索したらいっぱいヒットしました。

けれどもじっくり読んでいる時間がなかったので、毎日自分の計画表だけを見て、どんどん片付けを進めました。

☆この続きはこちら⇒村川協子の「アイデア家事の本」で学んだ家事の効率化の3つの柱~ミニマリストへの道(24)

☆このシリーズを最初から読む方はこちらから⇒なぜ私は断捨離をしてミニマリストになったのか?【1】~物がたくさんあっても幸せではなかった

☆エピローグ
この年に、断捨離をがんばって物を捨てているうちに、だんだん捨てるのがうまくなりました。前は、家にある物にそんなに意識を向けていませんでした。

しかし、「捨てたほうがいいんじゃないか」という目で見ると、ほとんどのものが不用品に見えてきました。

以前は「捨てる理由」のないものは、なんとなく持っていましたが、今は、「家にある理由」がないものは、捨てています。

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