窓辺の花瓶

断捨離テクニック

片付けられないなら物を飾るな!増殖する飾り物は断捨離すべし

生活にどうしても必要なわけではない飾り物。ところがこの手の飾り物は意外と増えてしまいがちです。なぜ置き物のたぐいが増えるのか、なぜこうした装飾品を全部捨てても問題がないのか、実体験を交えて語ります。

本来なら、部屋をきれいに見せるはずの飾り物。ですが、あなたが部屋に飾っているその装飾品、本当に部屋をきれいに見せていますか?

置物や飾り物は数がありすぎると逆効果です。ところがこの真実に気づいている人は思いのほか少ないです。



なぜ飾り物が増えてしまうのか?

私が思う、飾り物が増えてしまう理由は4つあります。

1.お店にたくさん飾り物が売っている

飾り物が増えてしまう1番の理由は、店に素敵なのがたくさん売っているからです。

日本は物の市場がほぼ飽和しています。洋服、食器、靴、かばんなど、実用的なものは出尽くしており、多くの人は充分すぎるほど持っています。

そこで、こういうものをすべて手にしてしまった人に対して、「では、部屋を素敵に見せる飾り物なんか、どうですか」というコンセプトでたくさんの雑貨が売られているのです。

実用品にはデザインの制限があります。たとえば洋服を考えてみてください。形、色、柄、とても豊富ですが、洋服が洋服であるためには、人間がそれを着ることができなければなりません。

バッグも物を入れることができないとだめですし、靴は履くことができなければ靴になりません。

実用品は美しいデザインとともに機能も忘れてはならないのです。

ところが、飾り物にはこうしたデザインの制限がありません。飾るためのものなので、部屋に入らないほど大きかったら、飾り物になりませんが、基本的に形は実用品に比べて自由です。

もうどんな形でも色でも大きさでも、どんな付属品がついていても、どんな素材でもいいわけです。そこでありとあらゆる飾り物がお店に並んでいるのです。今、この瞬間にも工場でたくさんの飾り物が製造されています。

2.手頃な値段で買いやすい

置物は店にたくさん売っているだけでなく、値段も手頃です。

中にはミュージアムショップで売っている半分アートのような、高価な、飾り物というよりオブジェと呼んだほうがいいものもありますが、安いものもいくらでもあります。

最近の100均にはクリスマスなど季節のイベント用のかわいい飾り物が豊富に売っています。バレンタインが終わったので次はひな祭りですね。こういうのを買って帰り、部屋に飾れば手軽にクリスマス気分やひな祭り気分を味わうことができます。

安いし可愛いのでみんなついつい買ってしまうのです。そして人は一度買った飾り物をなかなか捨てようとはしません。





3.飾り物はおみやげや景品、ノベルティによく使われる

飾り物はいろいろな場所で売っていますが、特におみやげ屋さんで出現率が高いです。置き物は手頃なおみやげです。

洋服やバッグはその人の好みがありますが、飾り物なら多少、好みからはずれても飾ってくれるんじゃないか、という気持ちが買う人にあります。その地方の名物を置き物にして、地名を入れれば、簡単におみおやげにふさわしい商品になります。

値段は手頃だし、小さくて重くないので、持って帰るのに負担にならないし、食べ物のように日持ちを気にする必要もありません。

そんなこんなで、贈答の習慣が根付いている日本では、旅行に行った人が、しばしばおみやげとしてキーホルダーや貯金箱、置き物などを買い求め、友人知人にあげるので、各家庭に増えてしまうのです。
飾り物

4.日本にはやたらマスコットやキャラクターがいる

ご当地キティをはじめ、ふなっしーとかくまモンとか、日本にはやたらとマスコットやキャラクターがいます。この現象は日本独自ではないでしょうか?

こうしたキャラクターたちは、みんなグッズになり、これまた各家庭にあらゆるルートをたどって侵入して行きます。

この手の飾り物はコレクションの対象になりやすいのでますます増殖しますね。

コレクションを断捨離する方法⇒収集癖に悩むあなたへ。物を集める理由を知ってコレクションを断捨離する方法

こうしたキャラ物に加えて伝統的な壺や額、掛け軸、絵画、花瓶などもあるわけですから、たいていの家にある飾り物の数は10はくだらないのではないでしょうか?

私もたくさん飾り物を持っていた

ミニマリストであるはずの私も、去年の6月の段階でまだ8個も飾り物を持っていました。お雛さま、スノーグローブ、茶香炉、マグネットなど。

意外に置き物を持っていることに気づいた私は、「インテリア小物撤去プロジェクト」を開始し、手持ちの飾り物をすべてリストアップしてから、一つ一つの存在意義を確認していきました。

その結果、率直に言って、存在意義のある物は2つぐらいしかなかったのです。アロマポットと、サザエさんのソフビの貯金箱(上の画像参照)です。

アロマポットは実際に使っているし、サザエさんは見ると元気になれるので30年近く持っています。とはいえ、サザエさんはだんだん薄汚れてきたので、そろそろ捨てたほうがいいかな、とも思っています。

あとお雛さまをワンペア持っていますが、これは娘の初節句にいただいたし、娘の健康と幸せを祈る意味で、春に飾りたいと思って残しています。

お雛さまを捨てた話⇒今年断捨離してよかったもの3つ(プレゼント編)~理想の贈り物とは?

それと、娘がロンドン旅行で買ってきてくれた、ロンドンのタワー・ブリッジと赤いバスがついているとってもベタな土産物であるマグネット(トップの画像参照)もまだ持っています。

限られたお小遣いしかなかったのに、わざわざこれを買ってきてくれた気持ちがうれしいと思うからです。何にしていいかわからず苦悩して(あるいは何も考えず)、小さくて邪魔にならず、しかしロンドン土産とわかることがあるこのマグネットを選んだのでしょう。

ほかのインテリア小物は「別にいらない」という結論に達しました。

たとえ飾り物をすべて捨ててもまだ飾る物はある

飾り物をほとんど捨てたあと気づいたことがあります。飾り物を捨てても、まだ飾る物がある、ということです。

たとえば、私はこぶりのぬいぐるみを4つ持っているのですが、これも一応、机のはしっこや本棚に並べており、ジャンル的には飾り物と言えなくもありません。

さらに、1ヶ月ぐらい前に、置き時計がこわれたので新たに買った小さな目覚まし時計があります。これは常にパソコンのCPUの上に置いており、これも置き物と言われればそうです。その隣には日めくりもあります。

ふと目線をパソコンのモニターの向こうにやれば、娘が小さかったころの写真と、娘が描いたりんごの絵が貼ってあります。

こうしたものは、みんな飾り物なんですね。

だから、飾り物としての機能しかないものは、本当にお気に入りの物を厳選して持つべきだと思います。

インテリア小物をすべて捨ててしまっても、飾るものはあるから心配ないのです。

カレンダーや写真、絵葉書やカードが飾り物になります。、

仮に何もかも捨ててしまったあと、どうしても何か飾りたいときには、野の花を摘んできて、コップに水を入れて、差しておけば、素敵な(?)ディスプレイになります。果物をカゴに盛っても素敵なインテリアになりますね。

小さなお子さんがいる方なら、何か絵を描いてもらえば、ピカソ顔負けのすばらしいアートになるでしょう。

逆に飾り物を持ちすぎていると、飾り物だらけになり、私の母のサイドボードのような息が詰まりそうなディスプレイになります。

母のサイドボード

飾り物の持ちすぎはとても危険なのです。ほこりがたまって掃除も面倒です。

* * * * * *
断捨離が行き詰まったら、本質的な物(服とかかばんとか靴とか食器とかの実用品)の片付けは横においておき、副次的な物である、飾り物を捨ててみるのも一つの方法ではないでしょうか?

置き物や飾り物は別になくたって大丈夫なのですから。

インテリア雑貨は生活に潤いをもたらしてくれる物ですが、ありすぎると潤いが頭痛になってしまうのです。





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