誰かにあげる古いもの

ミニマルな日常

あげるつもりの服やお土産。相手の名前が書けないなら手放していい

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着なくなった服を、娘さんや妹さんにあげようと思って、紙袋に入れたままにしている人に読んでもらいたい記事です。

いただきものや、旅先で買った小物も、同じように残っていきます。

そんな渡すつもりのものを片づける手順を紹介しますね。

渡す相手が決まっていないものは、思い切って手放してください。

相手が決まらない限り、そういうものは、この先も家から出ていきません。

あげようと思っているだけだと、家に居座る

ものを減らすとき、捨てるか、寄付するか、まだ使うかを決めていきます。

ところが、あげるつもりのものは、こうした判断の外側にあります。

もう使わないけれど、ゴミではありません。

だって、誰かが使うかもしれないのだから。

そのため、今日捨てると決める必要もありません。

手をつけないまま残ります。

いらないものだと思っていないので、処分の対象にならないのです。

よくあるのは、自分が着なくなった服です。

サイズが変わった、好みが変わった、似合わなくなった。

理由はいろいろですが、生地はしっかりしていて、まだまだ着られます。

すると、あの人なら着るかもしれない、と思いますよね。

そのうちあげようと思って、紙袋にまとめて、クローゼットの下や納戸の隅に置きます。

私にも、あげるつもりのまま置いていたものがあります。

日本で買って持ってきた、和風の小物です。

ポチ袋や和柄の小さな入れ物を、お土産にしようと買い込みました。

まとめて、引き出しに入れていました。

こまごまとした雑貨は、そのまま3〜4年、そこにありました。

⇒「いつか高く売れるかも」と思うものほど、家から出ていかない理由

誰かにあげよう、の誰かは現れない

誰かにあげよう、と思ったとき、その誰かは実際にはいません。

具体的な顔や名前は浮かんでいないと思います。

本当に渡すつもりなら、相手の名前か、渡すタイミングが決まっています。

来月会う友だちに、とか、年末に実家へ帰ったときに、というふうに。

どちらも決まっていないなら、それは渡すものではなく、ただの死蔵品です。

自分で買ったものも、人からもらってそのままにしてあるものも、考え方は同じです。

私はカナダに来るときも、日本へ里帰りするときも、誰かにあげようと思って必要以上に買っていました。

日本を発つときに買い込んだのが、さきほどの和風の小物です。

里帰りのときは、こちらの年末のセールで、オーデコロンの小瓶やハンドクリームをいくつも買いました。

安くなっているし、いくつあっても困らないだろう、と思ったのです。

使い道がはっきりしないまま、数だけ増やしました。

⇒お土産を増やさない。旅の前に決めておく4つのルール

1か所に集めて、相手の名前が書けるか試す

家じゅうから、渡すつもりのものを1か所に集めてください。

テーブルの上などに出します。

たとえば、

  • あげようと思って取ってある服
  • いただきもので、使わないまましまってあるもの
  • 旅先で買ったまま、渡していないお土産
  • 誰かにあげようと思っている、予備の調理道具

私が和風の小物をためこんだ理由の1つは、引き出しの中身を忘れていたことでした。

人と会う約束をするときや、荷物を詰めるときに、思い出すことがなかったのです。

一度引っ張り出して、しっかり見れば、渡すつもりでいたものがあることを思い出します。

出したら、1つずつ手に取って、渡す相手の名前を書いた付箋を貼ってみます。

書けるか書けないか?

ここが、持ち続けるか処分するかの分かれ目です。

線引きは厳しめにします。

思い浮かぶのが1人で、その人がこれを使う場面まで想像できるなら、書けたことにします。

姉でもいいし友だちでもいい、というふうに何人か浮かぶなら、書けなかったほうです。

誰でもいい、と思っているとき、その人が欲しがっているかどうかは、まだ考えていません。

若い人なら喜ぶかも、という場合も書けません。

若い人、という知り合いはいません。

付箋が貼れたものと、貼れなかったもの。

2つの山ができます。

⇒リサイクルショップに出せない不用品、どう手放す?~7つの処分アイデア

名前が書けたら本人に聞き、書けないものは手放す

区分けをしても、そのままにしておけば、どちらも動きません。

書けたほうの山にあるものは、あの人は欲しいはずだ、という自分の推測だけで決めたものです。

推測は、確かめない限り、いつまでも推測のまま。

書けなかったほうの山は、置いておいてもこの先ずっと同じ場所にあります。

それぞれ、別のやり方で山をくずしましょう。

写真を撮って送り、どんなものか見せる

名前が書けたものは、写真を撮って本人に送ってください。

言葉だけでは、相手はどんなものか想像できません。

紺色のコートがあるんだけど、と言われても、返事に困ります。

そのうち見せてね、といった当たりさわりのない返事が来て、そこで話が止まります。

写真があれば、いる、いらないを、その場で決められます。

もう捨てるつもりなんだけど、と話す

写真と一緒に、もう捨てるつもりなんだけど、と伝えます。

こう言われると、相手は正直に答えられます。

わざわざ取っておいてくれたのに悪い、と思わずに済むからです。

もらうよ、と言われたら、その場で渡す日も決めてしまいます。

相手が決まっても、渡す日を決めないと、やはり家に残ります。

お土産をためこんだとき、私はあまり人に声をかけませんでした。

誰か1人にでも、こういうのは好きか、と聞いていれば、もっと早く手放せたでしょう。

名前が書けないものは、期限を切って手放す

名前が書けなかったものは、もう渡せないと考えます。

写真を送ったのに返事が来ないものも、同じです。

返事が来ないのは、たいてい、そこまで欲しくないからです。

ここで期限を切ります。

スケジュール帳を開いて、2週間後の日付に印をつけてください。

2週間では短いと感じるかもしれません。

ですが、長くしても、やることは変わりません。

1か月にしたところで、返事を待っているだけの日が2週間増えるだけです。

その日が来たら、手元に残っているものを家から出します。

期限を決めずに、そのうちなんとかしようと思っていると、また処分が保留になります。

印をつけた日にやることも、決めておいたほうがいいです。

行き先は2つ。

寄付するか、自分で使うか。

自分で使うと決めたものは、その場で山から抜き出します。

残りは袋に詰めて、玄関か車に移すところまでやってしまってください。

部屋に戻すと、次の休みに片づけよう、と先延ばしになります。

私の場合、和風の小物もオーデコロンも、大半は寄付センターへ持っていきました。

まとめて持ち込んだとき、惜しいとは思いませんでした。むしろ、中途半端に残っていたものが片づいてほっとしました。

自分で使ったものもあります。

ハンドクリームは、人にあげる用と思っていたぶんも、自分で使うことにし、1本ずつ開けていきました。

冬になると手が荒れるので、使う場面はいくらでもありました。

ものによっては、渡す相手を探し続けるより、自分で使い切るほうが、早く片づきます。

食品や消耗品なら、期限の日を待たずに、今日から使い始めるといいです。

ものが減っていけば、そのぶん考えることも減ります。

処分先をどこにするか決めきれないときは、こちらも参考にしてください。

⇒売る?寄付する?不用品の処分で迷ったときの決め方

****

あげるつもり、という言い方には、捨てたくない気持ちが隠れていることがあります。

何年たっても相手が決まらないなら、渡したいのではなく、捨てたくなかっただけかもしれません。

まず、家の中に散らばっている、人にあげるつもりのものを、1か所に集めてみてください。

思った以上にたくさんあることがわかれば、そこから先の判断は早いです。

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