お土産を増やさない。旅の前に決めておく4つのルール

買わない

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旅先でお土産や記念品を買いすぎると、ものが増えてしまいますよね。

多くの人にとって、旅とお土産はワンセット。何も考えずに出かけると、つい財布のひもがゆるみます。

シンプルライフを目指すなら、お土産を買いすぎないクセをつけるのがおすすめ。

そのために、出かける前に決めておきたいルールを4つ紹介します。

1. 自分用のお土産は買わない

自分へのお土産を買わないと決めれば、持ち帰る荷物が減ります。

私はミニマリストになってから、自分には何も買いません。

以前は、せっかく来たのだから何か記念になるものを、と考えていました。

旅先だといつもと違う特別感があるため、気が大きくなって買いすぎてしまっていたんです。

でも、その土地の空気やそのときの気持ち、歩いた道や食べたものの記憶は、ものがなくても残っています。

買うのをやめる代わりに、写真を1枚撮る、その日のことを手帳に一行書く。

それだけで、旅は十分、自分の中に残ります。

旅先で買ったものは、家に帰ると急に色あせて見えることがあります。

私も昔は、旅行先で気に入って買った置き物や雑貨を持っていました。

買ったときは特別に見えたのに、家の棚に並べると、ただの置き物になってしまいます。

結局どれも使わないまま、まとめて手放しました。

旅行中は気分が高まって、ふだんなら買わないものまで欲しくなります。日常ではうまく活用できないものが手元に残るかもしれません。

買う基準は出先の気分ではなく、家を出る前、冷静なときに決めておきましょう。

どうしても何か記念がほしいなら、消えてなくなるものを選ぶ手もあります。

その土地のお茶やお菓子なら、味わってしまえばあとに残りません。

何も買わずに帰るのは、はじめのうちは少し物足りなく感じるかもしれません。

でも、慣れればそれが普通になります。

読者の方から、こんなお便りをいただいたことがあります。

ディズニーランドに行くたびにマグカップを買っていて、ためこみすぎてかえって気分が重くなった。

なかなか捨てられなかったけどようやく捨ててすっきりした。

一度買ってしまうと捨てるのは心身ともに大変です。最初から買いすぎないほうがいいのです。

⇒集めすぎていた記念品を捨てたら、いまの生活に集中できるようになった。

2. 使い道を即答できないものは買わない

自分用には買わないと決めていても、心が動くものに出会うことはあります。

そんなときのために、もう一つ、ルールを考えておきましょう。

帰ってからどこでどんなふうに使うのか、答えられるものだけを買います。

飾りものなら、家のあそこに飾る。実用品なら、こんなときに使う。

ちゃんと使い道のあるものを買ってください。

たとえば、旅先で素敵な器に出会ったとします。

しかし、家にはもう食器は十分すぎるほどあるのではないでしょうか?

いつ何をのせて使いますか?

使うあてがないなら、高い確率で、死蔵品になります。

私は気に入ったものを買わずにあとで後悔したことはありません。

なぜなら、家に帰ればそんなものと出会ったことすら忘れるからです。

一方で、買ったものを持て余したとき、買わなきゃよかったと思います。

迷ったら、一度お店を出て少し歩いてみてください。それでも欲しい、これは必要だ、そう思うなら買ってもいいでしょう。

歩いているうちに忘れてしまうなら、お土産屋さんで気分が舞い上がっていただけです。

⇒箱に入れっぱなしの記念品をさっさと手放す5つのコツ。執着していてもいいことありませんよ。

3. 無料の記念品を持ち帰らない

旅先では、買わなくても手元に入ってくるものがたくさんあります。

パンフレット、観光地の地図、ホテルのアメニティ、ショップの紙袋。

どれも無料で、断らなければ自然に荷物の仲間入り。

タダだからもらっておこう。この気持ちが、自宅のスペースを少しずつ埋めてしまいます。

旅から帰って、紙袋が妙に増えてしまった経験はないでしょうか。

いつか使うと思ってとっておいても、出番はなかなか来ません。

せっかくだから、という理由でもらったものは、本当は必要のないもの。

そのまま収納の中で眠ります。

ホテルの使いかけのアメニティを、なんとなくバッグに入れてしまうこともあります。

こうしたものは、本当に使う分だけ持ち帰ってください。

地図やパンフレットは、その場で見て役目が終われば置いてきます。

載っている情報は、スマホで撮っておけば十分です。紙そのものを持ち帰らなくても、必要なときにいつでも見返せます。

紙袋も、中身がバラけないようなら断って、お土産はバッグにそのまま入れましょう。

その場で断れば、持ち帰る荷物は減るし、あとで家で捨てる手間もありません。

無料のものでも、一度所有してしまうと捨てにくいことを忘れないでください。

⇒5月は旅行に関係のあるガラクタを捨てよう~今すぐ見直したい7つのもの。

4. 人へのお土産も買いすぎない

自分の分は我慢できても、人へのお土産はつい多めに買ってしまうことがあります。

あの人にも、この人にも、と考えているうちに、荷物がふくらみます。

しかも最近は一人に1つではなく、2つ3つと買うことが多いですよね。

私も日本に帰るときは友人にお土産を買いますが、石けん1つだけだとささやかすぎるかもと思って、お菓子を付け加えたりします。

このように考えているうちに、つい予定より多く買ってしまうのです。

渡すものの数と、相手を思う気持ちの大きさは、関係ありません。

大事なのは気持ちのほうなので、数を盛る必要はないのです。適正な量にとどめましょう。

お土産を買ってくる人を最初からしっかり決めて出かけるのがおすすめです。

できれば買う品物まで決めてしまうと、さらにいいです。

迷っているうちに、いろいろ目移りしてたくさん買ってしまうからです。

さらに、お土産の循環を止めることも意識しましょう。

こちらが渡すと、相手も次の機会に返そうとします。

そうやってやりとりが続けば、めぐりめぐって自分の家に、もらいものが増えていきます。

もらう相手にとっても、お土産は数が増えれば置き場所に困るもの。

小さくてかさばらないものやすぐに消費できるものを1つだけと決めておくと、相手によけいな気をつかわせずにすみます。

たくさんの品を配るより、お土産話をして楽しい時間を過ごすことにしましょう。

⇒無駄遣いが自然に減る。ミニマリスト筆子の買わない習慣4選

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小学校高学年のころ、キーホルダーを集めていました。

修学旅行や家族旅行のたびに、あちこちで無駄にたくさん買いました。

透明のビニール袋に入れてためており、袋はどんどん重くなっていきました。

この袋のことは、今も覚えています。

掃除のたびに、袋をどこに置こうかとさんざん悩みましたが、結局、大人になってから全部捨てました。

あのキーホルダーの思い出に、買ったときのときめきはありません。

多すぎて始末に困った気持ちと、結局捨ててお金がもったいなかったと思ったことだけが印象に残っています。

実際はキーホルダーを買って楽しい思いもしたはずですが、後で捨てることになるとこんなふうになってしまうんです。

だからお土産は厳選して買ったほうがいいのです。

旅で本当に持ち帰りたいのは、ものではなく、その日の景色や土地の人と交わした会話のはずです。荷物を軽くするぶん、思い出は濃く残ります。

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カナダ在住の60代。ミニマリストです。

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