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夕方になって、今日はもう料理をしたくない、と思う日がありますよね。
疲れがたまっている日、予定が立て込んだ日、ほかにやりたいことがある日。
私にも、そういう日があります。
何十年も台所に立っていても、この気持ちはなくなりません。
ですから、作りたくない日を例外として扱わず、必ず来るものとして考えておくのがおすすめです。
作るものは、前の日に決めておく
夕食作りでくたびれるのは、包丁を動かしている時間ではありません。
何を作るかを決めている時間です。
食材の在庫や家族の顔を思い浮かべて、昨日と同じにならないように気をつけて、それでいて手間はかけたくない。
毎日、けっこうな数のことを決めています。
しかも、この作業をするのは、一日でいちばん疲れている夕方です。
火を使う作業は、食べる直前にやるしかない部分があります。
でも、何を作るか決めるのは、いつやってもかまいません。
前の日の夜でも、週末の朝でも、通勤中でもいいのです。
こうした時間に決めてしまえば、あとは予定どおり手を動かすだけで済みます。
考えなくていいというのは、思っているよりずっとラクですよ。
冷蔵庫を開けて、立ちつくしていた夕方
娘が家にいたころ、私は毎日夕食を作っていました。
作ること自体は、そんなに苦ではなかったです。
肉を焼き、じゃがいもをゆで、野菜を切る。シンプルなものしか作らないので、手間はさしてかかりません。
でも、メニューを決めるのは苦手でした。
夕方、冷蔵庫を開けて、中を見ながら立ちつくしていることがありました。
ひき肉があるのはわかっている。キャベツもある。でも、それで何を作るか決まらない。
そのうち、冷気が逃げると元夫に言われ、あわてて扉を閉めていました。
献立が決まれば、あとは20分で作れました。長くて30分。
消耗していたのは、冷蔵庫の中を見ていた5分のほうでした。
決め方は、ざっくりでいい
手っ取り早いのは、1週間ぶんをまとめて決めてしまうことです。
紙に7日ぶん、料理の名前を書き出すだけ。
栄養バランスを計算した、きれいな献立表は作らないでください。こんなものを作ろうとすると、そこで力尽きます。
曜日で固定してしまうのも手です。
月曜は麺、火曜は魚、水曜はカレー。こうしておけば、考える作業すらなくなります。
献立の立て方そのものは前に書いたので、そちらをどうぞ。
⇒初心者のための献立の立て方のコツとストレスにならない考え方。
1週間ぶんが多いと感じるなら、3パターン作って回すだけでもいいです。
それも面倒なら、主菜だけ決めておきましょう。
汁ものと副菜は、そのとき冷蔵庫にあるもので間に合わせます。
決めたものは、変えていい
決めておいても、その日になって気が変わったり、家族から、今日は別のものがいい、とリクエストが入ったりします。
そのときは臨機応変に変えてください。
それでも、献立を白紙から考えずに済むぶん、ずいぶんラクです。
たたき台があれば、それを見ながら、じゃあ今日はこっちにしよう、と動けます。
作り置きは、全部やらなくていい
決めるほうを前倒ししたら、次は作る作業を少しだけ早めにします。
全部を前もって作っておく必要はありません。
作り置きというと、週末に何時間も台所に立っておかずを作り、容器をずらりと並べる話になりがちですが、そこまでやらなくていいです。
少しだけ作っておけば、夕食を作りたくない日の大きな助けになります。
たとえば、こんなことです。
・煮物を多めに作って、半分は明日に回す
・玉ねぎとにんじんを刻んで、容器に入れておく
・卵を3個ゆでておく
・ごはんを多めに炊いて、1食ぶんずつ冷凍する
私は料理が嫌いなので、ものすごく簡単なことしか思いつきませんが、これだけでも違います。
すでに1品あるだけで、台所に立つ気になります。
品数をそろえるのをやめる
作りたくない気持ちの半分は、何品も作らなければならないという思い込みのせいです。
一汁三菜という言葉が、頭のどこかに残っているんですよね。
主菜があって、副菜があって、汁ものがあって、それでようやく食事だと思っていると、料理のプレッシャーが上がります。
一皿で成立させてください。
丼もの、麺類、具だくさんのスープ、カレー、チャーハン。
野菜、たんぱく質、主食が入っていれば、立派な食事です。
一皿にすると、家族から、これだけなの、と言われることがあります。
ワンプレートよ、今はこういうのが流行っているの、と言ってください。
うそではありません。カフェでも食堂でも、一皿に盛って出す店はいくらでもあります。
大きめの皿を使って、少しゆとりを持たせて盛りつければ、それらしく見えます。
まあ、私だったら、文句があるなら自分で作って、と言いますけどね。
品数を減らすと、洗いものも減ります。
作りたくない日は、たいてい洗いものもしたくない日です。
鍋ひとつ、丼ひとつで終われば、食後の流しがすぐ片づきます。
ついでに、その日料理をしなかった人を、洗いもの係にしてしまいましょう。
一皿で済ませれば、洗いものはたかが知れているので、遠慮なく頼めます。
作らない日を、予定に入れる
惣菜を買って帰った日や、外で食べた日を、負けた日のように感じていませんか?
今日はちゃんとやれなかった、と思ったりして。
作るのが当たり前になっていると、作らない日が手抜きに見えるからです。
週に1日、作らない日をあらかじめ決めるのはどうでしょう。
金曜の夜は惣菜を買う、日曜の昼は残りもので済ませる、月に2回は外で食べる。
いちばん疲れる曜日を、作らない日にあてるとうまくいきます。
カレンダーや献立メモに、書き込んでおきます。
その日が来て、そのとおりにすれば、うしろめたさはありません。自分で決めたことをやっただけだからです。
お金の面でも、先に予定に入れておくほうが経済的です。
行き当たりばったりの外食は、そのぶんの予算を取っていないので、そのまま食費の超過になります。
外食は月2回と枠を取っておけば、食費の中に組み込んで管理できます。
筆子は、すべて先に用意している
2024年の5月に一人暮らしを始めたころは、3食ともその都度作っていました。
ただ、時間もかかるし、食費もかさむので、まず朝食をやめ、ほかの2食も前もって作っておく形に落ち着きました。
メニューも、数種類をローテーションしているだけです。
何を食べるかは、もう考えません。
こんな形にできるのは、私が一人暮らしだからです。
それに私は、毎日似たようなものを食べても平気な人間です。
同じおかずが続くと気がめいる人には、このやり方は向きません。
ただ、間食をやめて、しっかりおなかをすかせておくと、似たようなおかずでもおいしく食べられますよ。
家族に毎日出している人は、1品だけ作っておく、下ごしらえを済ませておく、そのくらいから始めれてみては?
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このブログを読んでいる方の中には、料理が好きな人も多いでしょう。
作ることが生活の楽しみなら、手間暇かけてもいいと思います。
けれど、もしあなたが私のようにあまり料理に情熱を持てないなら、考えるほうを先に片づけてください。
夕方の疲れている自分に、判断させないことです。
早速、明日の夕食の主菜を決めましょう。














































