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シンプルに暮らすことを心がけている読者のお便り紹介です。
今回は遺品整理に関するメールを中心に3通シェアしますね。
内容:
・祖父母の家を解体した
・遺品整理を終えた
・受験票を捨てた
まず、なななさんのお便りです。
空き家だった祖父母の家を解体した
件名:祖父母宅の解体をしました
今年もブログを楽しみにしていますね。
タイトルにあるとおり、年明け早々空き家だった祖父母宅を解体しました。
といっても、父親が費用、片付けなどは負担したのですが、80歳近いとはいえまだ元気な父親がすべて行ってくれたのは、本当にありがたいことです。
建坪60坪ほど、解体費用は350万円!!
解体費用は近年値上がりしているそうです。蔵もありました。土蔵は丈夫なつくりですから、木造住宅より解体費用は少しかさみます。
明治からあった家だったので、モノはたくさんありましたが、古い食器、タンスなどは欲しいというような人を探し、無料ですが引き取ってもらえたそうです。
祖先は、商売をしていましたから商売で必要なものを入れておくために蔵を建てたのかもしれません。
高価なものを盗まれないようにかも。
丈夫な建物を子孫に残してやりたいと思ったのかも。
男のステイタスだったのかも。
でも、中にあるモノはおよそ100年後の子孫には不要なもので、ただただ解体費用高!…って思ってしまう。
お金ってどういう風に使えば幸せなのかなあ、豊かって何なんだろうなあって、最近思います。
考えながら今年は過ごしたいです。
ナナナさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
空き家になっていた家の解体が済み、スッキリしましたね。
それにしても、解体費用が350万円とは、とても高いですね~。
物件によって、費用はいろいろでしょうから、もっと安く上がる場合もあるでしょう。
お父さんが指揮を取ってくれてよかったですね。お父さんが、ためこむタイプの人だと、ナナナさんの代で片付けることになりますから。
蔵は、今なら、物置き小屋や外部ストーレージになるところですが、当時はそうやってがっちりしたタイプを自宅に据えるのが一般的だったのかもしれません。
ベストなお金の使い方は、自分の価値観に沿った使い方だと思います。
自分の価値観に沿った暮らしをするには?:心を満たす方法(その2)
それが、どんなものかは、各人で見つけるしかありません。
でも、少なくとも、不用品をたくさんためこんで、あとでまとめて処分するのにお金を使うのは、あまり理想的な使い方ではないですね。
それでは、ナナナさん、今年も元気でお暮らしください。
次は、セロリジュースさんのお便りです。
遺品整理が終わってスッキリ
件名:プレハブ小屋を片付けた
セロリです。
父のプレハブ小屋を片付けた話を、時系列で箇条書きします。
・1995年頃、庭に父が仕事用のプレハブ小屋を建てた。
・2005年に父が亡くなる(翌年、母も)。
・8年放置したプレハブの中を、2013年に業者に片付けてもらう。
・2019年、台風で物置が倒壊して、中のガラクタ(両親の遺品や、自分たちが使っていたオーディオ機器など)を兄がプレハブに移す。
・そして今週、プレハブの中のガラクタを業者に再び片付けてもらう(プレハブの解体は、予算がなくて出来なかった)。
2回も業者に片付けてもらったため、合計で21万円かかりましたが、遺品整理が終わって、スッキリしました。
今後は、兄に生前整理をしてもらいたいのと、仏壇を断捨離したいです(自分は先祖供養や「あの世」にほとんど関心がない)。
話は変わって、今週火曜日にスマホが突然壊れ、新しい機種を買いました。
ミドルレンジのスマホだったので、約4万2千円でしたが、予想外の出費となってしまいました。
セロリジュースさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
懸案だった、お父さんの遺品を片付けることができてよかったですね。
プレハブ小屋の中は、18年越しで片付けたのですね。お疲れさまでした。
プレハブ小屋のほかに物置きまであったんですね。
そうやって収納スペースを作ってしまうと、無駄な物をためてしまいます。
もう使わない物は、今後も使わないから、処分したほうがいいと思います。
人は生きている限り、次々と新しい物が欲しくなります。
ふつう物をどんどんプラスしていきますよね?
時代が変わって、技術も変わるから、古い物を使う方向に行くことはまずないと思います。
私たちは、前に進み、逆戻りはしないのです。
この点をお兄さんにわかってもらえるといいですね。
新しいスマホ、いいですね。サクサク動くんじゃないですか? 利点に目を向けると、金銭的ダメージを引きずることはないでしょう。
それでは、セロリジュースさん、これからも片付け、がんばってください。
最後はセツアさんのお便りです。
家も心も片付いた
件名:お陰さまでスッキリ
2年ほど前からブログを愛読しています40代後半の主婦、セツアと申します。
様々な断捨離の本を読みましたが、筆子さんのブログが一番興味深く、役立つし、楽しいです。
中でも読者のお便り紹介が好きです。
読者の学生証の話。
記念に取ってあった学生証、結局捨てたけど、全然大丈夫でした~読者の体験談。
私自身はずっと前に捨てていたので、読者の方はなぜ捨てられないのかしら?? って理解できませんでした。
そう思いながら自分を振り返ると、私、学生証は捨てたのに、大学受験の受験票はしまい込んで取ってある…もう大学もとっくに卒業したし、要らないや!と思って捨てることができました。
筆子さんや読者の方々のお陰で、多くの気づきを得ることができ、我が家も私の心の中も、以前に比べてだいぶスッキリしてきました。
ありがとうございます!
ずっと筆子さんにお礼を伝えたくて、遅くなりましたが、ようやくメールすることができました。
セツアさん、はじめまして。お便りありがとうございます。
わざわざお礼のメール、感謝いたします。
このブログが少しでもお役に立てば何よりです。
家も心の中もスッキリしてよかったですね。
大学の受験票を記念に取っておく人って、わりといらっしゃるんですね。
まあ、場所は取らないから、とりあえずしまいこむのかもしれません。
人によって、捨てるのが難しいものは違います。
総じて、他人の物はガラクタ度が高いものに見えますが、本人にとっては、とても大事だったりします。
でも、ほとんどの場合、そこまで深く考えず、なんとなく手元に残しているだけです。
それでは、セツアさん、これからもお元気でお暮らしください。
お知らせ
■エッセオンライン
2回めの告知になりますが、エッセオンラインに新しい記事がアップされました。
⇒「1月中に捨てるべきもの、片づけるべきもの」5つ。25年分の年賀状が… | ESSEonline(エッセ オンライン)
読んでください。
■「買わない暮らし。」韓国語版
先週、中国語版を紹介しましたが、韓国語版のほうも届いたので紹介します。
表紙はややくすんだピンクです。
韓国語版は、ところどころに写真がのっていて、この写真の枚数がけっこうあり、全体のページ数は250ページです。(日本語版は190ページ)
紙もちょっといい紙なので、持った感じ少し重いです。
韓国語版で読みたい方は、ぜひ読んでみてください。
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私の実家にもスチールの引き戸がついた物置きがあります。
もう何年も入っていませんが、風通しが悪いので古い物を置いておくと、カビが繁殖しそうで、中を想像しただけで、気分が滅入ります。
ここを片付けるのは私の弟か弟の奥さんですが。
それでは、あなたも、質問、感想、近況、その他伝えたいことがありましたら、お気軽にメールください。
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お待ちしています。