疲れている女性

ミニマルな日常

片づけの手間を減らす究極の方法:今の自分が管理できる量だけ家に入れる

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日々忙しく、疲れている人に片づけの手間を減らす一番の方法をお話しします。

先日、娘の家に掃除の手伝いに行きました。

娘の家は私の家から徒歩3分の距離にあり、最近は2〜3週間に一度、掃除を手伝ってと頼まれます。

娘は3年半ほど前に腸の感染症にかかってから体調を崩しがちで、今はひどい貧血に悩まされています。

そのうえ、週5日フルタイムで働き、さらに日曜日にはフルタイムのアルバイトもしているので、家に帰ってから家事をする体力も時間もありません。

そんな事情から掃除に行っていますが、荒れた娘の部屋を見て、私が強く思ったことがあります。

それは、疲れているなら片づけが大変な状況にすべきではないということです。

片づけるエネルギーがないなら、ものを家に入れすぎないほうがずっと効果的です。

なぜ疲れている人の家にものがたまるのか?

疲れている人の部屋が散らかってしまうのは、判断力がなくなるせいです。

どこに何をしまうか考えるエネルギーが残っていないから、とりあえずものをそのへんに置いてしまいます。

娘の家のキッチンカウンターやダイニングテーブルの上には、ものが雑多に乗っていました。

カウンターだけで足りず、床も使っていました。

水着やバスタオルの入っていた袋や、買ってきた食料品が入った袋が床に置かれていました。

こういう状態を見ると、つい「片づければいいのに」と思ってしまいますよね。

でも、疲れている人にとって、ものを適切な場所に収納するのは想像以上にエネルギーを消耗する作業です。

ものを置きっぱなしにしてしまうのは、だらしないわけではありません。

「どこかにしまったほうがいい」と判断し、実際そうする気力と体力が残っていないだけなのです。

まとめ買いが片づけを妨げる

こんなふうに疲れているとき、もっともすべきでないのがものをたくさん買ってしまうことです。

たとえば娘は、親しくしている男友達がコストコのメンバーなので、最近、一緒に行っていろいろなものをまとめ買いしてきます。

まとめ買いは節約になると思われがちですが、実は片づけを妨げる大きな原因になっています。

管理の負担が倍増するからです。

ものの運搬、仕分け、収納という手間が増えます。これが、疲れている人にとっては大きな負担になります。

収納スペースを圧迫する

まとめ買いすると、ものがたくさん家に入り、かさばります。

大きなパッケージを家まで運ぶだけで疲れてしまいますよね。

重いし、かさばるから、一度そのへんに置いたら気軽に動かせません。

買ってきた後は仕分け作業が待っています。

袋から取り出して、食料品、日用品、衣類などに分類し、それぞれの収納場所に入れる。

この仕分け作業が、思った以上に手間です。

疲れていると、「後でやろう」と思って、袋ごとそのへんに置いてしまいます。

さらに、まとめ買いしたものを収納する場所を見つけるのも大変です。

狭い部屋では、大量のトイレットペーパーや洗剤を置く場所はありません。

収納場所がないから、結局、部屋の隅や床に置きっぱなしになります。

娘の家でも、コストコで買ってきたトイレットペーパーの山が、ユーティリティルーム(暖房設備、洗濯機、乾燥機のある部屋)の一角を占領していました。

床置きが悪循環を生む

床にものを置くと、掃除がしにくくなります。

掃除機をかけるにも、まず床の上のものをどかさなければなりません。

疲れていると、その「どかす」という作業すらハードルが高いんです。

だから掃除ができず、ますます部屋が散らかります。

床にものがあれば、視覚的なノイズも増えます。

目に入るものが多いと、脳はその情報を処理しなければならないので、それだけで疲れます。

ただでさえ疲れているのに、部屋の散らかった様子を見るたびにストレスを感じて、ますます疲れてしまうのです。

視覚的ノイズ(見た目のごちゃつき)を極力なくすコツ(その1)~飾り物を減らす。

おまけに、袋のまま放置すると、何を買ったか忘れてしまいます。

娘も「新しい服が入っているのもあるけど、どの袋か覚えていない」と言っていました。

中身が見えないから、同じものを二重に買ってしまう危険性もあります。

床置きしたものを片づけるのが大変

私が掃除に行った時、床にはもらったクリスマスプレゼントがギフトバッグに入ったまま置いてありました。

中身はカードとチョコレートです。

チョコレートをキッチンの一番端のカウンターに置きましたが、そこもすでに混んでいました。袋は破れていたのでゴミ箱へ。カードは、ほかのカードと合わせてジップロックバッグに入れました。

キャンドルやプロテインが入っていた袋もありました。

プロテインはパントリーにしている引き出しへ、キャンドルはテレビ台の下の収納場所へ移しましたが、そこにはすでに大量のキャンドルがあります。

こうして袋のまま放置されていたものをひとつずつ開けて、定位置に戻していく作業に、小一時間かかりました。

疲れている人用「家に入れない」3つのルール

ここまで説明したように、疲れている人が、ものを家にどんどん入れてしまうとますます疲れる状況になります。

体力や時間に余裕がないときこそ、家にものを入れないようにしましょう。

以下の3つのルールを心がけてください。

ルール1:「お得だから」という理由で買わない

セールやまとめ買いの誘惑に打ち勝ちましょう。

娘の場合、SEPHORAというコスメショップでよく買い物をしますが、たくさん買うと割引率が上がる仕組みになっています。

「もう少し買えば20パーセントオフになる」と思うと、つい余計なものまで買ってしまいますよね。

でも、安く買えても、管理が大変になるなら、プラス・マイナスで考えるとマイナスです。

安く買えても、ちゃんと使いこなせなければ意味がありません。

使わないものを安く買っても、結局は無駄遣いです。

年末年始のセールで買いすぎない5つの心得~これ以上ガラクタを増やさないために。

ルール2:買う前に一呼吸おき、本当に必要か問う

買う決断をする前に、「これ、本当に必要なのか?」と自問してください。

疲れていると、買い物という気晴らしの回数が増えてしまうかもしれません。

新しいものを手に入れると、そのときは気分が上がるからです。

でも、買った後に「しまう場所がない」「管理できない」と後悔するなら、買わない方がずっとラクです。

レジに並ぶ前、カートに入れる前に、必ず自分に聞きましょう。

「これは今の私に本当に必要か、それとも気晴らしのために欲しいだけか?」

一呼吸おけば、衝動買いを防げます。

必要かどうか迷ったら、今日は買わないでおきましょう。

本当に必要なら、次回買えばいいんです。

衝動買いを防ぐ「待つ習慣」5選

ルール3:「収納に入る分だけ」と基準を決める

自宅の収納スペースという枠に入る分だけ買いましょう。

世間では「まとめ買いしたほうがお得だ」という常識があります。

でも、その常識が本当に自分に当てはまるのか、考えてみてください。

他人の基準や、世間の「普通」に振り回される必要はありません。

今の自分の体力と、家の収納スペースに合わせて持つ量を決めてください。

収納に入りきらないなら、それはものが多すぎるサインです。

無理に詰め込んだり、床に置いたりしなければならない状態は、すでにキャパオーバーなのです。

今の自分が管理できる分だけを持つこと。

それが、片づけの手間を減らす一番の近道です。

おわりに:これ以上自分を疲れさせない

片づけの手間を減らすため、ものを家に入れすぎないことをおすすめしました。

片づけには、「出す・分ける・捨てる」といった作業が必要です。

どれも、それ相当のエネルギーを要します。

でも、「買わない・入れない」ことは、何もしないだけで済みます。

私が3時間、掃除をしたあと、娘の家はかなり整いましたが、ダイニングテーブルの上は完全にきれいにできませんでした(勝手にものを捨てられないため)。

掃除を終えて自宅に戻った時、「やっぱりものは少ないほうがいい」と実感しました。

ものが少ないと、管理も掃除も楽です。

視覚的なノイズも少ないから、心も落ち着きます。

この快適さを、疲れているあなたにも味わってほしいと思います。

今、疲れているなら、これ以上自分を疲れさせるものを家に入れないでください。

まとめ買いをやめてみる、セールに行かない、買い物の頻度を減らす、なくなったら買う。

こんな心がけをするだけで、片づけの手間は大幅に減ります。

買い物しないだけで、自分をいたわることにつながるのです。





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