ギフトラッピング

断捨離テクニック

なぜ日本人は何でも包みたがるの?今すぐ断捨離できる家の中のカバー類

ページに広告が含まれることがあります。

 

家の中にはいらないカバーがいっぱいです。今回はすぐに断捨離できそうなカバー類をリストアップしました。

海外にいると、「ああ、これは日本独特だな」という点に気付くことがあります。以前、日本人は、やたら袋物が好きだという話をしました。

袋物と似てるのもので、日本人が好きなものにさまざまなカバーがあります。カバーは、本来、その中身を保護するものですが、「特に保護する必要のないものにまでカバーをかけている」のではないでしょうか?

たとえば、きのうお話した、トイレのフタカバーと便座カバー。本当に必要でしょうか?



過剰包装の国、日本

日本はもともと包装が過剰気味です。ずっと日本にいるとこれが普通と思いがちですが、世界基準で見ると、過剰包装というより、異常包装と言ってもいいぐらいです。

たとえば、市販のお菓子は1つ1つアルミホイルのような包み紙で個別包装されており、さらにそれが袋や箱に入っています。箱の場合はその上をプラスチックフィルムできっちり包みます。

おせんべいも1枚1枚個別の袋に入れられてから大きな袋に入っています。

和菓子屋さんで菓子箱を買うと、すでにきれいな化粧箱に入っているのに、包装紙で包んでくれ、さらにそのお店の紙袋に入れてくれます。

家に帰って、そのお菓子を食べようと箱を開けると、すべて個別に包装されています。和菓子はきれいな和紙風の薄紙や、表面がコーティングしてあるちょっとちぎりにくい紙で包んであることが多いです。

包装されたお菓子が1つ1つ仕切りのついたトレーにのっていることもあります。

また、黒文字(おまんじゅうを切る専用のスティック、木でてきた爪楊枝のちょっと大ぶりなやつ)が、これまた小さな封筒に入っていたり、黒蜜をかけるお菓子なら、黒蜜はべつの袋に入っていたり、とにかく、お菓子1つ食べるだけで、ゴミがどっさり出てしまうのです。

なぜ日本はこんなに過剰包装になってしまったのでしょうか?

湿度が高いから?それとも伝統的に風呂敷があるから、包むのが好きなのでしょうか?あるいは、折り紙の国だから、紙で包装する文化が発達しているのでしょうか?

市販の食品については、日本の人は、ちょっとでも汚れていたり、形がくずれていたりすると、その品物を買わないから、輸送の段階で、できるだけ形がくずれないように気を配っているうちに過剰包装になってしまった、という説を聞いたことがあります。

それもあるかもしれませんね。

関連:通販も包装資材のゴミを増やします⇒物を増やしたくないなら要チェック!危険な通販の7つのワナ

とにかく、そのように何でも二重、三重に包みたがる国民性があり、家の中のものや所持品にもやたらとカバーをかけてしまうのです。

しかしこのようなカバーはよく考えると不用なことが多く、今すぐに断捨離しても困らないものばかりです。

袋物が好きな話はこちら⇒なぜ日本人はこんなにバッグ、袋、ケースをたくさん持っているの?

今すぐ捨てられる家の中にあるカバーたち

量が多過ぎたら、少し間引きしたり、あるいは完全に断捨離してもよさそうなカバーを集めました。

枕カバー
枕は木枕にするとカバーは不用です⇒木枕でウソのように肩こり解消~健康にいいし、小さいし、床に寝るミニマリストには理想の枕です

ざぶとんカバー

ふとんカバー

クッションカバー

ピアノのカバー

椅子のカバー

ソファーのカバー

ドアノブのカバー

ティッシュの箱のカバー
ティッシュは使わないという選択肢もあります。

水筒のカバー





ブックカバー
文庫本にはすでにカバーがかかっているのに、本屋さんはカバーをかけてくれます。

植木鉢のカバー

カゴのカバー

トースターのカバー

カーシートのカバー

ハンドルのカバー

ナンバープレートのカバー

スマホのカバー
スマホはカバーで覆わないほうが、放熱できて、電池の安全性が確保できる利点があります。

キンドルのカバー

電子辞書のカバー

電卓のカバー

手帳のカバー

パスポートのカバー

保険証のカバー

鍵のカバー

*******

ほかにも何かカバーがあるでしょうか。

家にはカバーがないので、実家にあるものを思い出して書いてみました。

母は手芸が好きなのでいろいろなものにカバーをつけるのです。まあ、楽しみの1つではあるし、人の家のことですから、「やめろ」とは言いません。

ですが、ドアのノブにカバーをかけるのは、正直やめてもらいたいです。

実家はほとんどが畳の部屋ですが、裏の防音をしてある部屋と、私の部屋(もと応接間)とトイレにはドアがついています。

母はすべてのドアノブにカバーをつけています。手編みのカバーです。

夏場それを握るたびに暑いし、なんだか汚いので、自分の部屋のドアノブのカバーは取り去ってしまいました。

ドアノブはとても汚れやすい場所です。風邪の季節には、私もよくユーカリをちょっと落とした水や、アルコールでふいています。

母の家では、カバーがドアノブ代わりに汚れているのでしょうが、もう何年も洗ってない感じなんですよね。

トイレマットの記事でも書きましたが、敷物やカバーがないほうが本体をきれいに保つことができるんじゃないでしょうか?

1度、家の中のカバーについて再検討することをおすすめします。





お片付けガラクタのない場所を1つだけ作ってみる~家族持ちのミニマリストの悩みを解決前のページ

健康とダイエットの敵~加工食品の3つの害を知っていますか?次のページハンバーガー

ピックアップ記事

  1. 新刊『本当に心地いい部屋』4月14日発売のお知らせ:現在予約受付中。

  2. ムック本・第2弾『8割捨てれば、お金が貯まる』発売のお知らせ:11月15日です。…

  3. いつか使うかもしれない、と思うものを本当に使う方法、あるいは見切りをつける方法。…

  4. 新刊「50歳からのミニマリスト宣言!」3月14日発売のお知らせ(現在予約受け付け…

  5. ムック・8割捨てて二度と散らからない部屋を手に入れる、発売しました。

関連記事

  1. 時計

    断捨離テクニック

    忙しい日は1日5分の断捨離を~5分で片付けられる10の場所

    5分あれば断捨離できる場所、きっと捨てるモノが見つかる場所を10箇所一…

  2. 山積みの本

    断捨離テクニック

    暑くて片付けをしたくないときにやる気を出す方法、9つのアイデアを紹介。

    暑い夏は、断捨離や片付けのやる気が出ないものです。まあ、暑いと…

  3. 子供の絵

    断捨離テクニック

    春休みがチャンス。子供の作品を処分する方法。保存するものはこうして選ぶ

    日本は4月から新学年が始まるので、春休みの今は、たまった子供の図画工作…

  4. 小銭を取り出す人

    断捨離テクニック

    物を捨てられないのは恐怖のせい~損失回避と、授かり効果の心理をさぐる

    物を捨てにくい理由を行動経済学の観点から説明します。損失回避と授かり効…

  5. 服がたくさん入った引き出し

    断捨離テクニック

    隠している物を捨てるススメ(プチ断捨離44)

    プチ断捨離の記事では、すきま時間にささっと捨てられる小規模な片付けプロ…

  6. 重箱

    断捨離テクニック

    年末年始の休みが終わったら捨てたいもの:プチ断捨離(36)

    プチ断捨離シリーズでは、不用品を捨てる発想がない人を、捨てられる人に変…

文庫本『それって、必要?』発売中。
「50歳からのミニマリスト宣言!」
ムック:8割り捨てて二度と散らからない
ムック・8割捨てればお金が貯まる

書店かセブンイレブンで買ってね。
8割捨てればお金が貯まる・バナー
ムック本・8割捨てればお金が貯まる、発売のお知らせ

「本当に心地いい部屋」
「買わない暮らし。」売れてます(第7刷)
筆子のムック(第5刷)
筆子の本、『書いて、捨てる!』
更新をメールで受け取る

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

1,834人の購読者に加わりましょう
新しく書いた記事を読む
  1. ストップ
  2. 孤独を感じる女性
  3. 古いおもちゃ
  4. 古い写真
  5. スマホを持つ手元
  6. 不用品を箱に詰める人
  7. ティーカップセット
  8. 服を整理している女性
  9. 私は大丈夫
  10. ミニマリスト
筆子の本・10刷決定です

オーディオブック(Audible版)も出ました♪ 捨てられない人は要チェック
1週間で8割捨てる技術
⇒筆子の本が出ます!「1週間で8割捨てる技術」本日より予約開始

 

実物の写真つき紹介はこちら⇒「1週間で8割捨てる技術」筆子著、本日発売です(写真あり)

大好評・特集記事

小舟バナー

 

お金を貯める・バナー

 

実家の片付けバナー

 

ファッションバナー

 

フライレディバナー

 

湯シャンバナー

 

ブックレビューバナー

 

TEDバナー

 

歯の治療バナー

今日のおすすめ記事
  1. アルバム
  2. 着物
  3. Duolingoのアプリ
  4. ロングヘア
  5. クローゼット
  6. ブティック
  7. 古本
  8. 海辺にて
  9. ノートに日記をつけている手元
  10. 赤いスカートを持っている人
過去記事、たくさんあります♪
PAGE TOP