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買い物に関して、現在私が気をつけていることや実践していることを7つ紹介します。
私の買い物のゴールは、必要なものだけを買うことです。
1.定番を決める
衣料品、日用品、食品すべて定番を決めており、定番でないものはめったに買いません(買いたくても予算がないという事情あり)。
私たちの脳はあらゆることを習慣にしますから、ふつうはごく自然に定番ができるでしょう。
たとえば、食品は、毎回違うものを買って作っていたら、よけいな考え事をするはめになります。
私は料理は好きではないし、時間もかけたくないので、1日3食食べるもののメニューはほぼ同じです。
2.店に行かない
食料品も日用品も、基本的にすべてネットで買って配達してもらっているので、店に行くことはありません。
私がリアル店舗に入るのは、娘の買い物に付き合うときだけです。
以前からそうでしたが、ひとり暮らしを始めてからますますこの傾向が強くなりました。
店に行かないと衝動買いをしないので、無駄遣いが多い人は、すべてデリバリーにするのも、買い物を抑えるひとつの方法だと思います。
店内に入ると、いろいろな商品が目に入って、欲しくなります。
ネットショップでも、予定外の商品が目について買ってしまうことはありますが、ネットの場合、一度に目に入る商品の数は限られています。
しかし、リアル店舗では、売り場全体を見渡せるため、ネットよりも商品に関する情報量が多くなります。
しかも、そこにあるのは、リアルな品物。
ネットで見るより魅力的に見えます。
店側は、消費者ができるだけたくさん購入するよう品物を並べているので、何も意識していないと、買い物かごに入れてしまうでしょう。
節約したいなら知っておきたいスーパーマーケットの買わせる戦略10個
3.買い物リストを作る
買い物リストは、購入予定のものを事前に書き出したリストのことです。食品の買い出しから、衣類や日用品の購入まで、あらゆる買い物で活用できます。
目的は、必要なものを明確にし、無駄な買い物を防ぐこと。
リストがあれば、衝動買いや重複購入を避けられ、時間やお金の節約にもつながります。
私が作っているリストは以下のものです。
食料品
厳密に言うと、食料品はリストがありません。
食品は同じ店から毎週デリバリーをしてもらっており、特定の商品をサブスクライブして、頻度を決めれば、勝手に次の私の注文に入るようになっています。
これが私の買い物リストです。
私はこのリストを毎週火曜日の朝にチェックして、その週の金曜日に届けてもらうアイテムを確定します。
注文は、前日の夜の10時までなら変更できますが、パンなど生産者が数を見込んで作るものは、注文の締めが早いので火曜日にチェックします。
たまに、店側の都合で注文したのに在庫がなくて配達されないことがあります。
それが、極めて重要なものであるときは、娘についでのときに買ってきてもらいます。まあ、1週間たてば、次のチャンスがやってくるので、よっぽど「これがないと困る」と思うときだけです。
一度、頼んだリンゴが品切れで届かなかったときは娘に頼みました。
日用品
日用品は、アマゾンのサブスクライブを利用することが多いので、「もうすぐなくなりそうだ」と思ったら、次回のデリバリー(毎週第4金曜日)で届くよう、注文します。
とはいえ、日常使うものはそんなに多くないので、めったに買いません。
消耗品以外のもの
その他の、頻繁に買い替えないもので、欲しいと思うものが出てきたら、「30日待つノート」に書きます。
30日待つノートは、欲しいものをすぐに買わず、最低でも1ヶ月は待つために記録するノートです。
今年は、使っているデジタルプランナーに、さまざまなリストを書けるページがあるので、このページを利用しています。
リストは時々見返して、「やっぱりいらないか」と思ったら削除します。
私の経験では、こうやってしばらく時間を置くと、「やっぱりいらない」と思うことが非常に多いです。
今年はまだ、欲しいものはありませんが。
去年、引越し後に、家具やキッチン雑貨をたくさん買ったので、今年は「買わない年」にしましたし、必要なものはすべて揃っているので、リストに書くことがないのです。
買い物を見直して心と時間にゆとりを~2025年版『買わない挑戦』
4.ストックは持たない
日用品のストックは基本、持ちません。
まあ、現実問題として、トイレットペーパーをたった1ロール買うことはできないし、そんなことをすると、頻繁に買い物するはめになるので、アマゾンで、1度に24ロール届く商品を購入しています。
しかしその他のものは、ストックは持っても1個~3個です(アマゾンで1個売りしないものがあるため)。
いつもなくなるギリギリまで待って、特にはなくなってしばらくしてから買っています。
多すぎるストックをただちに断捨離すべき理由。過剰在庫は資産ではない
5.買い物の情報は見ない
「お買い得品」「新商品」「私のおすすめ」といった、買い物に関する情報は全く見ません。
具体的には、
・ショップのメールは購読しない
・SNSはやらない
一応、Twitterとインスタグラムにアカウントを持っていますが、Twitterはブログの更新を流すだけだし、インスタグラムは半年に1回ぐらいしかアプリを開きません。
・買い物アプリは利用しない
アプリがあったほうが便利だと思いますが、買い物のハードルが限りなく下がるので、パソコンのブラウザから購入しています。
20年ぐらい前、楽天市場でプチプラの商品をよく買っていた時期があり、このときは、毎日、お買い得情報をアップするブログを見るのが習慣でした。
その結果、不要なものをたくさん買ってしまい、わざわざ母にカナダに送ってもらって、結局は使わず捨てるというものすごく大きなリソースの無駄遣いをしました。
この経験からわかるのですが、情報にふれなければ、その商品の存在を知ることはなく、「欲しい」という気持ちも生まれません。
見ようとしていなくても、目に入ることはありますが、気持ちが買い物に向いていないので、他人ごととして通り過ぎていきます。
6.ニーズとウォンツについて考える
ニーズは必要なもの、ウォンツは欲しいものですが、買い物をする前に、この2つについてよく考えています。
ニーズ(必要なもの)とウォンツ(欲しいもの)に敏感になる:知らないうちにお金が貯まる行動案(その6)
ニーズは買うしかありませんが、ウォンツは、考え方次第で買わずにすみます。
ニーズとウォンツの2つにはっきり色分けできないものも多いので、以下の3つにわけて考えることもあります。
・本当に必要なもの
・あると便利なもの/生活が楽になるもの
・気になるけど買うまでないもの
食料品でも、嗜好品はウォンツ度の高いものです。
食品に関しては、ニーズから注文しており、それで予算を超えてしまえば、ウォンツを買うことはできません。
ニーズもウォンツも恣意的なものなので、ニーズの基準を厳格にすれば、買わなくてもすむものが増えます。
たとえば、私はスキンケア商品は使いませんが、40代なかばぐらいまでは、ごくふつうに、化粧水、乳液、エッセンスの3種類を使っていました。
ですが、あるとき、「こんなに何種類もいらない」と感じて、一度に使うのはひとつのアイテムにしました。
それで、特に問題はなかったし、今は化粧品は使わなくなりました。
7.毎週ブログに節約・買い物の記事を書く
私は毎週、少なくとも1本は「節約」や「買わない工夫」についてブログで発信しています。
この習慣は単なる情報発信にとどまらず、自分自身の買わない意識を高めるのにも役立っています。
書くたびに、「そういえば、クリスマス以来何も買っていないな」とか、「あれは本当に必要だったんだろうか?」と振り返る機会を得ています。
今回の記事もそうですが、文章にすると考え方がより整理され、買い物に対する基準も明確になります。
読者もお便りでフィードバックをしてくれたり、独自の節約術を教えてくれるので、買い物に関する新しい気付きも得られています。
買わない挑戦をしています、と毎回書いていれば、「私は余計なものは買わない人だ」というセルフイメージができるので、イメージどおり買わないのです。
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今回は買い物に関して私が心がけていることを7つ紹介しました。
細かいことを言えばほかにもたくさんあります。
・「使わなくてもいいもの」をよく探している
・買う前にその商品が自分の生活をどう変えるか想像する
・買った食べ物は食べきる
・お金が出ていったら記録する
・ポイントは基本無視する
など。
ものを増やさないことを意識していると、おのずと買い物に慎重になります。