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読者の断捨離体験を紹介します。2018年2月にいただいたお便りから、不用品を捨てたあとの変化や効果について教えてくれた4人のメールです。
内容を簡単に書くと、捨てたら
・自分を好きになった
・受け身だったことに気づいた
・毎日が楽しくなった
・焦りがなくなった
となります。
まず舞さんのメールからどうぞ。
捨て続けたら、少しずつ自信がついてきた
件名:捨てたことによる私の変化
書籍は2冊とも今の私のバイブルで何回も読み返しています。
数年前こんまりメソッドに影響を受け、捨てる、をしたのですが、その後収納にハマり数年。
筆子さんの本に出会って、行動あるべしと思い、捨てる、を再度決行したところ、出るわ出るわ。
こんなに物があるようには見えなかったのに、大量のゴミ袋が出ました。
考えてみると、以前の私は自己肯定感が低く、捨てることに自信が持てず、ときめきに逃げていたのかもしれません。
でも筆子さんのように、とにかく今必要かを考えて捨てるを繰り返していったところ、いつのまにか少しずつ自分に自信が持てるようになり、自分が好きになってきた気がします。
捨てるまではものすごく怖かったり寂しかったりもありましたが、捨ててみると心がとても軽くなりました。
今では私の理想のシンプルで落ち着く部屋にだんだん近づいてきています。
ありがとうございました。
舞さん、お便りありがとうございます。
本を愛読していただきとてもうれしいです。出版したかいがありました。
セルフイメージがあがってよかったですね。
近藤麻理恵さんのやり方は、合う人と合わない人がいるでしょう。「ときめき」というのは、実態があいまいな言葉ですから。
もしうまくいかないなら、ある程度、自分なりに考えながら捨てたほうがいいと思います。
舞さん、これからも楽しくシンプルライフを追求してください。
近藤麻理恵さんをご存知ない方はこちらへ⇒近藤麻理恵の「人生がときめく片づけの魔法」の英語版の感想~ベストセラーの秘密は東洋の神秘にある?
こんまりメソッドで挫折した人は以下の2つの記事をお読みください。
こんまりの片付けで失敗したら試してほしいとっておきの「捨て」テクニック
次は、ユキさんのお便りです。去年の11月にもらったメールと合わせて2通紹介しますね。
テレビを捨てて、もっと能動的になろうという気持ちになった
1通目:ファンレター
野望ガラクタを捨てることができました。ありがとうございます。
あと幸せに生きるための秘訣がたくさん書いてあって参考になりました。
捨てる前の自分だと、情報を読んでも自分の上を通りすぎていくだけだったけど、野望ガラクタを捨ててからは自分の中に入ってきて実践できるようになっています。
たぶん把握していなかっただけで、自分の容量のかなりの部分を消費していたと思います。
2通目:テレビを処分しました。
あのメールを送った後も部屋の整理は進んでいて、最近はテレビを処分しました。
もともとは家にいるときはとりあえず電源をつけるテレビっ子でした。
テレビ中心の生活はよくないと思い、どうしても見たい番組だけを録画して見るようになりました。
その生活を1~2年続けていくと、テレビ周りが配線でゴチャゴチャしていることと、ほこりを引き寄せるのに掃除しにくいことが気になりだりました。
テレビという物体自体に嫌気がさしてきたのです。
嫌気がさしてきたものの、即刻処分するには抵抗があったので、アンテナ線を抜いてしばらく生活してみました。最初の一週間はつらく、ネットでもテレビ番組が見れるのでお気に入りのバラエティをスマホで見ました。
しかし画面が小さいと面白さも半減していました。
内容じゃなくてあの大きな画面からの音と光で、部屋をにぎやかしてほしかっただけと気づき、処分する決心がつきました。
静かな時間が増えて刺激が少ない生活に味気なさを感じましたが、別にテレビがあったときはごまかされてただけで、私の生活は前からこんなもんなんだなぁとしみじみ思います。
今までは受動的な生活だったので、能動的に生活すれば楽しく暮らせそうです。今はそのことを念頭において行動するようになりました。
ユキさん、メールありがとうございます。
受動的だったことに気づいて本当によかったです。
受動的すぎると、本当はべつに欲しくもないどうでもいい物を買って、部屋が散らかります(私の体験です)。
ここに気づいたユキさんの未来はとても明るいと感じます。まだお若いでしょうしね。
私はテレビは見ませんが、まれに、歯医者で見ることがあります。たまに見ると、いかにテレビがうるさいか、いかにどうでもいいことをこちらに流し込んでくるか、よくわかります。
スマホと一緒で、意図的に使わないと、テレビは人の人生をだめにする恐ろしい物体ではないでしょうか?
無意識につけっぱなしにするのだけはやめたほうがいいですね。
ユキさん、これからも楽しくお暮らしください。
野望ガラクタとは?⇒なかなか捨てられない「なりたい自分になるために買った物」を断捨離する方法
テレビを捨てるメリット⇒ミニマルライフを加速する~テレビを断捨離すると手に入るもの
次はあんみつさんのお便りです。
7割以上捨てて、30日間チャレンジを始めたら毎日が楽しい
件名:いつも楽しく、ためになる記事をありがとうございます。
東北在住、20代後半の独身女です。筆子ジャーナルは2016年頃から読ませて頂いています。
今日の記事を読みいてもたってもいられず…私にもお便りさせてください!
断捨離は2015年の1月から始め、1年間で持ち物の7割を手放しました。
2016、2017年はそこからさらに1割分を減らしたり、買い物で増やしてしまったりを繰り返していましたが、去年の12月にふと「筆子さんがブログに取り上げていた、30日間チャレンジをやってみよう」と思いました。
12月の目標は『1日1個以上捨てる』でした。結果的には90個近くの物を手放すことができました。
特に印象的だったのが、ずっと手放したかったMacBookを手放せたことです。Appleのリサイクルに出しました。
初めてだったのでとても面倒に感じ、1年半くらい放置していました。やってみれば10日くらいで申請、梱包、郵送すべての作業が終わり、とても簡単でした。
1年半も「リサイクルに出さなきゃ」とちょこちょこ考えていたのが馬鹿みたいだったな~と思いました。笑
今年の1月は別のチャレンジをしていたのですが、インフルエンザにかかり毎朝毎晩、検温をしているうちに、自分がふだん低体温状態であることに気がつきました。
そこで、体温をあげるために毎朝ラジオ体操と、できるときは30分のウォーキングをすることにしました。冬の真っ只中でとても寒いけれど、筆子さんが確かウォーキング?をされていたなと思い私もやってみようと思いました。
はじめはおっくうで家を出るのにも時間がかかりましたが、もともと歩くことは好きなので、習慣となった今では軽やかにウォーキングに出ることができるようになりました。
新しいことを始めるのは大変だし勇気がいりますが、習慣になってしまえば毎日時間を作ってこなしていけばいいだけで、要は自分の気の持ちようなのかなと。
できない日があっても自分を責めず、ゆるいルールで続けるのが大事だな~と気づけたのも良かったです。
今月の30日間チャレンジは、0時前に寝ることです。まだ10日中2日しか0時前に寝ていません(汗)ですがまだ20日近くあるので、頑張ってはやく寝ようと思います。
30日間チャレンジを始めてから、何かを挑戦することに対する抵抗が少なくなり、毎日が楽しくなりました。
年末には、2015年からやってみたいと思っていた味噌作りにやっと挑戦することができました。
筆子さんのブログから、いろんなことを教えていただいています。とても勉強になります。断捨離に関しては、ピーター・ローレンスさんの記事が特に好きで、たまに読み返しています。
まとまりのない長文で申し訳ないです。これからも応援してます!お体ご自愛ください。
あんみつさん、お便りありがとうございます。
ご自身の体験を詳しく教えていただき、重ねてお礼申し上げます。毎日が楽しくなってよかったです。
ウォーキングとか早寝とか、健康によいことにチャレンジするのはとてもいいと思います。
20代ですと、まだ気力、体力とも充実しているので、運動なんてしなくていい、と思うかもしれませんが、絶対やっておいたほうがいいですよ。
運動不足の弊害⇒運動をしないとどんなことになるのか。運動不足の6つの弊害
ウォーキングで充分ですしね。
私はスロージョギングをしています⇒50歳の私がスロージョギングを始めたらみるみる健康に~そのメリットとは?
真冬でも、マイナス15度より気温が高いときは走っています。路面が凍りついて、すべって転びそうなときは、走りませんが。今年の冬は寒暖の差が大きくて、足元が悪いときが多く、例年よりたくさんすべって転びました。
あんみつさん、これからもいろいろなことに挑戦して、ますます楽しくなってください。
あんみつさんにメールを書く気をおこさせた記事はこちらでしょうか?⇒これが一番の解決策。買わない暮らしをすればうまくいく。
面倒だと思っていることも、やってみると意外と簡単な話⇒片付けを後回しにしないために、「1回で終わらせるルール」のススメ。
30日間チャレンジとは?⇒マット・カッツに学ぶ30日間で人生を変える方法~30日間チャレンジのススメ(TED)
この春からウォーキングを始めたいなら⇒ウォーキングを開始して楽しく歩く4つの工夫:メリットとコツを知り継続する
最後は、三人子持ちの母さんからのメールです。
変な焦りがなくなって気持ちがスッキリした
件名: お礼メール
こんにちは。はじめまして。
三十代三人子持ちの主婦です。
三人目出産を機に、3LDKの家で暮らしていくためには断捨離しかない、と決心し、それからブログを読ませていただいて、たくさんのことを参考にさせていただいています。
まずは母の遺品の数々を『思い出は心に残る』とやっと処分できたことに感謝。
買わないチャレンジを1年近くして、服もかなりすっきりしました。シンク磨きは毎日は無理でしたが、キッチンをキレイにしておく習慣は身に付いたし、あれもこれもいつかやろうと先延ばしにしていたことも片付けました。
そして何より、元々大して物欲はないと思っていたのですが、家族が増えて部屋が足りない、もっと大きな家に引っ越したい、という欲望や、季節が変わったから少しは新しい服を買わなくちゃ、という気持ち、そういう欲というか焦りがなくなって、気持ちがスッキリ!したことに感謝です。
まだまだ完成とはいかず、捨てられない物もたくさんあるし、なくてもよいものを買ってしまうこともあるし、子どもの習い事はもっとさせた方がいいかしらと不安になることだってあります。
でも、自分の中では合格ラインまでいったかな、と満足できるところまできました。
何もかも、すべて真似をすることは不可能なので、自分の中で、これは!と思うところだけ参考にさせていただき、活用させていただいています。
いつかお礼のメールをしてみたいなと思いながらしないままでしたが、4月からパートに復帰するので、ますますメールの機会がなくなると思い、これもやり残した感をもつことがないように、と初めてメールをしています。
育休中にしたいな、と思っていたことができて、本当によかった!
筆子さんのブログに出会えて本当に感謝、感謝です。ありがとうございました。
これからも、ワンインワンアウトを忘れず、断捨離も細々と続けながら、すっきりした生活を続けていきます! 本当にありがとうございました。
お身体大切に。これからもご無理のないようにブログ続けていただけたら嬉しいです。
三人子持ちの母さん、お忙しいところ、メールありがとうございます。
今は、パートに復帰して、そろそろ生活のペースがつかめてきた頃でしょうか。
気持ちがスッキリしてよかったです。
お子さんが、3人いて、パートもするのって大変ですよね。
そのような方は、シンプルライフにすることで、かなりラクになると思います。
私も、買い物の失敗はいまでもします。人間は失敗をする生き物なのです。「ほどほどのところでよしとする」という態度でいれば、そんなにストレスも感じないでしょう。
いろいろ参考にしていただいてありがとうございました。ご自身の生活に合わせて、これからも工夫していってくださいね。
お忙しいでしょうが、家族仲よく、お元気でお暮らしください。
思い出品の捨て方⇒今度こそ捨てられる。思い出の品を断捨離する5つのステップ。
買わないチャレンジ⇒誰でもできる『買わない挑戦』の始め方。自分ルールで楽しく実践。
シンクを磨くススメ⇒流しをピカピカに磨くことが家全体の片付けにつながる~ミニマリストへの道(26)
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先週はお悩み相談で、暗いメールばかり紹介したので⇒子供を持たない選択・延命処置の是非・結婚生活を続けるべきか、3つの質問に回答。、今週は前向きで明るいエネルギーに満ちたメールをシェアしました。
人生、いいことも悪いこともありますが、基本的には、楽しいことが多いと思います。
結局、人生は自分の考えが映し出されたもの。気持ちや考え方が変われば、どんどん変わっていきます。不用な物を捨てることがそのきっかけとなるでしょう。