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読者のお便り紹介コーナーです。2018年5月から6月にかけていただいたメールから4通紹介します。
断捨離をしたり、暮らしをシンプルにしたりして、生活を変え、いまも変えつつある人のメールを選んでみました。
2通目から4通目は、1年~2年と時間をかけて生活を変えてきた人たちのお便りです。それと、一番最後に掲載誌のお知らせをします。
まず、Tさんのメールから。
60歳を前にしていろいろチャレンジ中
件名: カーティス氏の記事
いつも楽しく記事を読ませていただいています。
今日の「刑務所で読み書きと経済を学んだ」カーティス氏の記事、とても感動しました。一番胸に響いたのは「読み書きを習っている時、孤独で辛かった」という部分です。
世の中をみると「ほら、こんなに楽して幸せになれますよ~」っていう甘い誘惑があふれ、それを信じてすがろうとする風潮が少なくない中、正しい道を進むことが「人生で一番つらかった」「仲間はずれにされた」と明言するその姿勢が素晴らしいな~って思いました。
カーティス氏の存在を教えていただきありがとうございました。
60歳を前にし、1000個捨てるチャレンジを職場と家で私も始めました。
職場では1日6個、家では1日3個が目標です。捨てるモノ探しは楽しいです。
60歳以降も働く予定ですが収入は半減するので、4月から買わないチャレンジも始めています。半減する給料の範囲内で暮らす練習です。
4月&5月とチャレンジをクリアでき、自信がつきました。
チャレンジ成功で浮いたお金でスマホをシンプルなものに買い替えて、月々の携帯使用料もダウンさせることができました。
ドライブラッシング用のブラシも浮いたお金で購入しました。私は帯状疱疹(たいじょうほうしん)の跡が身体に残っていたのですが、ドライブラッシングで薄くなってきてうれしいです。
節約や倹約というと「貧乏くさい」イメージを抱きがちでしたが、チャレンジ!には「やってやろうじゃないか」と燃える私がいます。
これからも恐れずまずやってみる姿勢で過ごしたいと思います。カーティス氏の勇気や筆子さんの毎日の記事更新には及びませんが・・
ではこれからも健康に気を付けられてご活躍をお祈りしています!
長文メール失礼しました。ごきげんよう。
Tさん、こんにちは。メールありがとうございます。
TEDの記事を楽しんでいただき、ありがとうございます。カーティス・キャロルのプレゼンは、「人は、いくつになっても学ぶことができる」と教えてくれるよいプレゼンだと私も思います⇒どうやって私は刑務所で読み書きと株取引を学んだのか?(TED)
職場と自宅で不用品を捨てていると、あっという間に1000個に到達しそうですね。私も、このチャレンジを続行中で、108個捨てたところです。
買わない挑戦をして、予算内で暮らせることがわかったのもよかったです。
Tさん、60歳からまた新しい人生の始まりですね。みのり多い、楽しい人生になることをお祈りしています。
1000個チャレンジとは? ⇒持たない暮らしに近づく1000個捨てチャレンジの楽しみ方
買わないチャレンジ⇒誰でもできる『買わない挑戦』の始め方。自分ルールで楽しく実践。
ドライブラッシングについて⇒手軽なデトックス。ドライブラッシングの7つの健康効果
次はsallyさんのお便りです。
前向きに暮らせるようになった
件名: やりたいことが実現できました。
筆子さんのブログに出会って、1年になります。
悩んでいる時には、片づけをすることで、気持ちの整理をしようとしていましたが、なかなか、思うように進んでない時に、このブログにたどり着きました。
奨学金という名前の借金が重く、なんとかしたいと思ったときに、自分がどれだけ無駄なことに時間やお金を費やしていたか再認識しました。
私も手紙が好きで、大量のペンやレターセットを所有していました。
英語や本が好きなこともとても似ていて、筆子さんは、自分と重なる経験から、断捨離されたことを書かれていて、隅から隅まで読みました。
英語を身に着けるために、多くの本を持っていたけど、本当に使うのはわずかだということも、捨てる中で、気が付きました。
本気でどうにかしたい私には、一言一言、実践されてきたことから、書かれているために、本当に参考になりました。
物を捨てることで、自分と向き合えたので、悩んでいた仕事も変えることができました。
本当に、人生が前向きになったことに感謝しています!
家族にまだ、断捨離できない父がいますが、母とは協力して取り組めるようになりました。
sallyさん、お便りありがとうございます。
前向きに生きられるようになってよかったです。
大学の借金の返済に苦しんでいる人、多いみたいですね。sallyさんは、仕事を変わって、返済するめどがついたのでしょうか。
奨学金には利子つきと、利子なしのがありますが、利子つきのほうはできるだけ早く返すに越したことはないですね。
sallyさん、これからも、シンプルライフを心がけながら、楽しく過ごしてください。
英語の教材を捨てたい人はこちらをどうぞ⇒捨てられない英語の教材を今すぐ捨てられる7つの考え方
次はKさんのメールです。
部屋がすっきりしてストレスが減った
件名: 久しぶりにメールさせていただきます
おそらく・・・2年くらい前にもメールをさせていただいたものです。
少しずつ部屋の片づけをすすめ、おかげさまでかなりすっきりとした家にすることができています。とにかく、生活をしていてストレスを感じない、ということに尽きます。
部屋がすっきりすると、頭の中もすっきりし、新たな気持ちで仕事も再開。
食生活もなぜか整い、10kgちょっとやせました。
おかげで?、かなりの洋服の買い替えを必要とし、結果、処分しきれなかった洋服がサイズが合わなくなったといういい理由ができて処分できました。
代わりに購入した洋服はかなり自分で厳選したので、1着も迷いのある服はありません。
ものを処分する際には売ることは考えないほうがよいというブログがあったと思うのですが、実は私は思いっきりメルカリを利用してしまいました。
結果、30万円ほどの収入を得ることになりました。
それを喜びとして受け入れるというよりは、これだけの無駄遣いをしていたんだなという反省として受け入れています(実際はもっと高い値段で自分は購入していることも理解)。
正直、私はまだまだ洋服を持ちすぎているほうだと思いますし、シャンプーも使う、化粧品も何品も使う、家にはベッドもあるし、カーテンもテレビもソファもクッションもある。
ミニマリストとはほど遠いことは分かっています。
ただ、今私のまわりにあるものは、すべて今の私が管理できる物量であると考えています。
それを超えそうになったらきちんと処分する方向に持っていけるようになったと思っています。
おそらく、私が目指していたのはミニマリストではなかったのだろうと思います。
自分にとって居心地の良さを考えたときに、ソファに座ってクッションを抱え、テレビで映画をみる・・・といった時間や、化粧品をわくわくしながら重ね付けしていく時間、見渡せる範囲内で管理されている洋服の中から今日はどれを着ようとうきうきする時間、これらは必要だったようです。
ぐちゃぐちゃした空間では、似たようなことをしながらもストレスも一緒についてきていたような気がします。
筆子さんがいろいろと勧めてくださること、実行できないこともいっぱいあるのですが、物(事)との向き合い方など、今の自分の基本になっています。行き着くところはちょっと違ってしまっているのかもしれませんが、ただただ感謝の気持ちです。
何をお伝えしたいのかよくわからない長文になってしまい、申し訳ありません。
最後に。ずっと毎日、シンクをピカピカにしています。ささいな事だと最初は思っていましたが、効果絶大ですね。
Kさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
2年前は大きな家で、たくさんの物と一緒に暮らしていらっしゃった方ですね。
こちらに、ストッキングが200足あった、というメールを紹介しています⇒「使える物を捨てるのはもったいない」こう思うからいつまでも片付かない。 一番最後のお便りです。
2年で、快適に暮らせるレベルまで片付けられたのですね。しかも、10キロやせて、メルカリで30万円のお小遣いを得ることもできました。
きっと、新品同様のものがたくさんあったのでしょう。
自分で管理できる分まで、物を減らせてよかったです。
Kさんのお便りは、いま、物があふれた家に住んでいる人の励みになると思います。これからも、お元気でお暮らしください。
シンクを磨く話⇒流しをピカピカに磨くことが家全体の片付けにつながる~ミニマリストへの道(26)
最後はやはり久しぶりにメールをくださったヨシオさんのお便りです。
8月にサンドイッチ屋をオープンします
ご無沙汰してます。
お元気されてますでしょうか?
少し時間があいてしまいましたが、以前、サラリーマンを辞めサンドイッチ屋で修業をしているとメール差し上げたヨシオです。
サンドイッチ屋で修業を始めてこの7月で2年になります。
あれから色々ありましたが、今年8月に念願のサンドイッチ屋をオープンすることになりました。
これからオープンに向けてやることが沢山ありますが、いくつかある夢の一歩としてサンドイッチ屋を成功させます。
シンプルライフも順調です。
この4月に近所で引っ越しをして『風呂なし』から『風呂あり』に変わり、お風呂のある便利さに感動しました。
テレビ、洗濯機、レンジ、冷蔵庫はいまだにありませんがあまり不便を感じてません。
が、お風呂がないと本当に不便ですね。。
毎日シャワーを浴びに24時間営業のフィットネスジムに通ってましたが、ついでに運動も出来て良かったのですが、天候や体調の悪い日などは大変でした。
2年前に14㎡風呂なしアパートに布団と着替えだけを持って生活を始めたことで、今まではあって当たり前の事やモノに感謝出来るようになり
大きな家や、たくさんのモノや服より、必要最低限の広さの部屋とモノや服があれば十分だと気付き、
代わりにたくさんの夢を抱けるようになりました。
ひとつひとつ叶えていこうと、毎日大変ですが楽しんでやってます。
また、近況報告いたします。
筆子さんの活動応援しています。ではまた。
ヨシオさん、お便りありがとうございます。
自分のお店を持てるようになってよかったですね。おめでとうございます。
お風呂ありの部屋に引っ越せたのもとてもよかったです。やはり日本人は、お風呂に入れないと、つらいですよね。
ヨシオさんにはまだまだたくさんの夢があるとのこと。1つひとつ叶えていってください。
お店のオープン前で忙しいと思いますが、お元気でお暮らしください。
2年前にヨシオさんからいただいたメールはこちらで紹介⇒捨てて困るか、困らないかは結局自分が決めることなのです。 一番最後のお便りです。
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今回は、ずいぶん前からブログを読んでくださっている方のお便りを中心に紹介しました。
このブログを作って3年と4ヶ月たちます。ブログを参考にしつつ、片付けに励み、人生をよい方に変えてきた人がいるとわかって、とてもうれしく思います。
いま、汚部屋の人も、コツコツ片付けていれば、そのうちきれいになります。短気をおこさず、1年、2年という長いスパンで見ながら、シンプル化をはかってください。
【掲載誌のお知らせ】
現在発売中の「サンキュ! 2018年8月号」の特集記事、「スッキリ捨てる新基準」の中に、2ページだけ、筆子の話がのっている箇所があります。
アマゾンで、紙本のほうは表紙の写真がなかったので、キンドル版へリンクします⇒サンキュ! 2018年 08月号 [雑誌] | Amazon
特集記事全体は22ページです。片付けに興味のある方は、本屋やコンビニでチェックしてみてください。
それでは、次回のお便り紹介コーナーをお楽しみに。