古いCDと本を片付ける

断捨離テクニック

ためこみすぎた思い出の品を片付ける具体的な手順。

きょうは、思い出の品を少し片付けてみましょう。

思い出の品ときくと、写真や、自分が子供の頃に使っていたもの、子供が小さかったころ作ったものなどを思い浮かべると思いますが、3年以上前に、箱や袋にとりあえずしまいこんでしまったものは、皆、思い出の品のようなものです。

ふだんまったく使っていないのに、貴重なスペースを使って、大事にしまいこんでいるのは、何らかの心理的なつながり(執着)があるからですよね?

こうしたものを少し減らす流れを紹介します。



1.中身をしっかり見る

思い出の品の断捨離でもっとも重要なことは、中身を確認することです。

古いものがたまってしまうのは、いったん箱に入れたあと、全く中身を見ないからです。

1年に1回は、箱の中を開けて、中にどんなものがあるのか目視してください。

思い出グッズを入れた箱は、タイムカプセル(未来に開けることを想定して、今の時代のものを入れる容器。たいてい土の中に埋める)とは違います。

「40年後に開けて、楽しもう」と思って、物を段ボール箱に詰め込むわけじゃないですよね?

まさか、「思い出グッズをいったんしまったら、その箱は開けてはいけない」なんて思っていませんよね?

思い出品を入れた箱と、タイムカプセルは、全く違うものです。その区別があいまいなら、この2つをしっかり分けてください。





2.捨てるべきものをさっさと捨てる

開封したら、以下のものは、即、捨てます。

得体のわからないもの

ぱっと見て、それが何なのかわからないときは、すぐ捨てます(必要に応じて、分別はします)。

これまで、ずっとしまいっぱなしで、問題なかったものだから、捨てても問題ありません。

劣化が激しく、さわりたくないもの

虫がたかっている、びっしりカビがはえている、かび臭い、ねっとりしているなど、すごく傷んでいるものを捨てます。

ひしゃげた箱や、干からびたドライフラワーも捨てます。

もういらない、と即断できるもの

「何だろ、これ? あ、30年前の給料の明細書か。こんなもの、もういらないや」。こんなふうに、即断できるものを捨てます。

箱を開けるまでは、「大切な思い出の品」「いつまでも持っていたいもの」「青春のあかし」「なつかしい物たち」と思っているものも、実際、中身を見ていると、今の自分と大きく隔たっているものが見つかります。

繰り返しますが、思い出の品がたまりすぎるのは、しまったあと、まったく開封しないからです。

開封しさえすれば、半分片付いたようなものです。

2.使えそうなものを取り出して使う

次に、箱の中から、今の生活に使えそうなものを見つけて、取り出して、使ってください。

食器、花瓶、各種飾りもの、作品などは、多少古くても、使用できます。

現在の生活に活かすコツ⇒実例あり:今の生活の中で、もっと思い出の品を楽しむ5つのヒント

教科書と一緒に突っ込んだ古いプリントやノートも、今、使えます。

教科書は、古本屋に売ったほうがいいでしょうが、プリントの裏や、ノートの余白はメモ紙にできます。

以前、私は娘の使いかけノートを完全に使い切りましたし、現在、モーニングページを書いているノートも、娘が使いかけてそのままになっていたノートです。

三日坊主なあなたに~ノートをきっちり使い切る方法はこれだ

修理すれば使えるものを修理して使う

こわれたり、難がでたりして、使えなくなったので、始末に困って、なんとなく、思い出品を入れる箱に入れてしまった。

こういうものも、取り出して、修理して使いましょう。

もちろん、修理する気になれないもの、今さらどうしようもないものは、捨てたほうがいいですよ。

それ、本当に修理する気あるの?:ガラクタのタイプ別、捨てられるようになる考え方(その2)。

「修理して使おう、こんなものにリメイクして使おう」と思うものは、思い出品入れから、取り出して、別の場所(「修理するつもりのもの置き場」と、自分が決めた場所)にいったん移します。

今、開封している箱の処理が終わったら、ただちに修理作業に移ってください。

3.人に譲れるものを取り出して譲る

「実用品だし、まだまだ使えるけど、自分では使わないな」。

このようなものは、人に譲ってください。

メルカリなどで売ってもいいです。

あげるにしても、売るにしても、そのまま思い出品の箱に入れておくべきではないので、別の場所に移してください。

修理するものと同じように、今、開封している箱の整理が終わったら、譲る(売る)作業を開始します。

4.残りをしまう

3番までやると、残りは、「今後も残しておきたいもの」だけになるはずです。

それは、あなたにとって、今後も人生を共にしたい大事な思い出品なので、また箱に入れてしまいます。中身に対して、箱が大きすぎるときは、もう少し小さい箱に入れ直すといいでしょう。

このとき、箱の側面にきょうの日付を書いておきます。

なぜなら、1年後にまた中身をチェックするから。

こうやって、最低でも1年に1回は、箱の中身をチェックしてください。

あなたの家に、思い出品を入れた箱がいくつあるか知りませんが、すべての箱に日付を書くことを目標にしてください。

箱がたくさんあれば、当然、作業は大変になりますが、どんな物でもいったん所有したら、管理しなければならないのです。

いったん箱に入れて、ずーっと押し入れにしまいこんでいるのは、管理を放棄した状態です。

管理しないと、あとになって、家をリフォームしたり、別の住まいに引っ越したりするときに、管理をさぼっていたツケを払わなければなりません。遺族が実家や遺品の片付けに、ものすごく苦労し、高いお金を払うことになるのも、持ち主が、自分のものなのに、最低限の管理をしてこなかったからです。

まだ使えたはずのものが、使い時を失って、すべてゴミ箱行きになるのも、管理を怠るからなのです。

5.思ったより減らないときは

4番まで一通りやって、まだまだ数が多いと思ったら、もう一押しします。

さらに手放すものを探して捨てます。

以下の質問を自分にしてください。

1.何のために私はこれを持っているのか?

2.これは、私の人生にどんなふうにプラスになっているのか?

捨てたくないから、持ち続けようと決めるわけですが、その捨てたくない理由が、何なのか、もう少し掘り下げて考えます。

たいした理由もないのに「なんとなく捨てたくないから」思い出品をたくさん持つのは、リスクが大きすぎるのではないでしょうか?

持っていれば、管理しなければなりません。自分が管理しなければ、ほかの人に、その仕事が回ります。

物はいつかはゴミになるのだから、自分で使うことができる間は、使ったほうがいいですよね?

「今は、どうしても捨てる気になれない。処分は後回しにしよう」と決めても、かまいません。

しかし、その決断をする理由や、自分がそう決めたことを、ちゃんと知っていてほしいのです。

一番、まずいのは、何も決めずに、ただ箱の中に入れっぱなしにしておくこと。

物を片付けることは、自分で決めることにほかなりません。

「思い出品を入れた箱の中には、大事なものばかりが入っている」とあなたは思っているかもしれません。

ですが、実際は、今後、そのものたちとどう付き合っていくか、取扱い方や付き合い方を、ちゃんと決めなかったものが入っているだけなのです。

箱の中身としっかり向き合って、今後の付き合い方を決めましょう。

そうすれば、むやみやたらと、思い出品が増えることはありません。たとえ、いっぱいあったとしても、自分が納得した上で持っているのだから、「なんだか、よくわからないものが、押し入れの中にあるんだよね」といった、居心地悪さは感じません。

参考になる記事⇒今の生活に関係ないのに、なぜいつまでも持っているの?:ガラクタのタイプ別、捨てられるようになる考え方(3)

もっと、思い出品の捨て方を読みたいときは、まとめ記事から⇒思い出の品で家を倉庫にするな。たまりすぎた古い物を捨てるコツを書いた記事のまとめ。

******

最初にも書きましたが、思い出品を捨てる最大のコツは、中身をしっかり見ることです。

人は、いったん、思い出品をどこかにしまいこむと、たいてい中を見ません。

引っ越しするときですら、箱をそのまま次の住まいに運んだりします。

「今、ほかのことで忙しいから」とか、「こっちが済んでからやろう」などと、言いながら、ずーっと中を見ないのです。

そういう人は、たぶん、中を見るのが恐いのです。

中を見ると思い出が噴出してきそうでおじけづいているか、いったん開けると大変な片付け作業を強いられそうで恐れているか。

中身を確認して、さっさと片付けてしまえば、とても身軽になれるのに。

私の夫の所持品の中にも、2014年の10月の終わりにこの家に引っ越したときから、そのままになっている箱があります。

しかも、そのうち3つはキッチンに。

ここへ引っ越してから7年目。その間に、娘は高校と大学を卒業し、本人は、4年前に、この家を出ていきました。

それなのに、夫は、まだ娘が子供のころ持っていたおもちゃやゲームを捨てないのです。

まあ、娘のものはまだ新しいものと言えます。夫が40年近く前に使ったテキストがあるくらいですから。

こちらで紹介しています⇒今年、私が捨てたいものと、捨て方の計画。

「いい加減捨てたら?」と言うと、「いま、順番に捨てている。忙しいから時間がない」と夫は答えます。

これは言い訳です。

休みの日にソファの上でうたた寝している時間をたった15分削れば、片付きますから。

ガラクタをたくさん持っていても、生活はできます。しかし、精神的に、かなりむしばまれていることに、タメコミアンは気づかないのです。





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