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かかとのひび割れやガサガサを解消する方法をお伝えします。なぜ突然、かかとなのかと言いますと、きのうの朝、目覚めたら、右足のかかとがちょっとひび割れて、痛かったからです。
なぜひび割れてしてしまったのか?
私、肌断食を11ヶ月以上しており、皮膚には何もつけておりません。唯一の例外は顔にぬる日焼け止め(⇒肌断食中のミニマリストが使っているたった1つの化粧品)
お風呂でも石けんを使わないし、どこにも何もぬっていなかったのです。だからそんなに乾燥しないはずですが、夏なので、裸足で歩くことが多かったので、いつもよりは乾燥してしまったのでしょうね。
さらに、今週、気温が下がりまして、朝晩は10度を下る寒さ。そのため空気も少し乾燥気味なのかもしれません。もともとカナダはすごく乾燥していますが。
前から右足のかかとは乾燥しやすく、以前、1センチ以上ひび割れて、ひじょうに痛かったことがあります。肌断食を始めたら、そこまで症状が進むことはありませんでした。
今回も昔ほどひどくはないです。きのうの朝から、シャワーとお風呂あがりにヴァセリンをぬりつけていますが、それで少し改善しました。
とはいえ、まだしっかりひび割れていますし、かかとを床に押し付けると痛いです。
「買わない生活」をしているので、すぐにかかとのひび割れに効くクリームを買いに走ることはしません。まず身近にあるものでケアをするホームレメディ(民間療法)を試してみようと、調べてみました。
かかとがひび割れる3つの原因
1.角質
かかとはもともと角質が硬いところ、というのがひび割れる原因の1つ。
やわらかければ、何をしても割れませんから。
2.刺激
私は毎朝、1時間スロージョギングしていて、かかとをよく使っています。また、足に合わない靴を履いていたり、立ち仕事が多い人もかかとに負担がかかります。
剣道をやっている人や裸足で踊るダンサーもかかとのケアが必要ですね。
3.乾燥
このほかに、加齢、食事、特定の病気(足の血行を悪くするもの)などの理由も考えられます。
足の血行が悪くなると、栄養分がいかないので、かかとの肌のターンオーバーがうまくいかないのです。
かかとケアの基本
ステップ1:足をきれいに洗う
ふだん自分が使っている洗浄剤(市販の石鹸など)を使います。私は無添加石鹸で洗ってみます(まだやってません)。
ステップ2:角質をおとす(スクラブ)
もしすごく層が厚くなっている場合は、軽石ややすりを使ってこすりおとします。ただしやりすぎると、次も硬い角質ができてしまいます。
スクラブはできるだけ刺激のないもの(顔に使ってもよさそうなもの)で数回やる程度に抑えます。
もしそんなに硬くなっていないのなら、使わないほうがいいです。
今回、私はまだヤスリは使っていません。軽石が家にない、という理由もありますが。ブラッシングだけでも角質は取れるかもしれません。
☆全身の乾燥肌対策はこちら⇒簡単にできる乾燥肌の対策。お金や化粧品の使用は最小限
☆全身の乾燥肌のケアはこちら⇒超乾燥肌でカサカサでかゆい、そんなときの改善法
ステップ3:保湿
私はヴァセリンを使っていますが、ココナツオイルなどをぬって、靴下をはいて寝ます。でも夏は暑くて靴下なんてはけませんよね。かかとだけおおう靴下(足首サポーターみたいなの)を利用するといいかもしれません。
基本はこのケアです。これをかかとの状態が改善するまで続けます。
ヴァセリンの効能はこちら⇒ヴァセリンリップをスキンケアに取り入れ、唇の荒れにそなえたのに、ほとんど出番がないわけは?
かかとのひび割れを解消する民間療法7つ
以下に紹介するのは、洗浄剤や保湿剤、抗菌剤などを自然のものを使う方法です。
足に何かぬってスクラブしたり、保湿する前に、足を洗っておいてください。また、ぬるま湯に15分ぐらいつけて(フットバス)からやると、足の血行がよくなり、肌もやわらかくなり、より効果が期待できます。
1.レモン汁
レモンの酸が角質をとる働きをします。やり方は3つあります。
●レモン汁をしぼって、かかとにそのままつけます。
●レモンを半分に切って、それでかかとをこすります。
●洗面器にぬるま湯をはって、そこにレモン汁をまぜ、足を10分~15分つけます。お湯が熱いと足が乾燥するのでぬるま湯で。
レモンは別に洗い流す必要はありません。
2.植物油(ベジタブルオイル)
オイルは保湿効果はもちろん、肌にいい栄養も補給できます。
寝る前に、基本ケアのステップ2までやったあと、オイルをちょっとかかとにつけて、靴下をはいて寝ます。
使うオイルはオリーブ油、ココナツオイル、ごま油などお好みでどうぞ。
3.米粉
米粉が家にあるかどうかわかりませんが、ナチュラル志向の人は持っていそうですから、取り上げました。寝る前のケアにどうぞ。
米粉ペーストは、はちみつとアップルサイダービネガー(1対1の割合)をまぜて作ります。
米粉はひとつかみぐらいでいいです。自分のかかとの大きさから割り出してください。
はちみつとアップルサイダービネガーの量は様子を見ながら調節してください。米粉の量が多ければ、たくさんいります。
もし、ひび割れがひどかったら、オリーブ油などをまぜてみます。
まず足をお湯に15分ぐらいつけたあと、米粉ペーストをぬり、これでスクラブします。
そのあと足を洗って、保湿し、靴下をはいて寝ます。
米粉は老廃物(つまり角質のもと)を取るのに効果があるそうです。
4.バナナ
バナナは肌に栄養を与え、しっとりさせます。熟れすぎてまっくろになったバナナがあったら試してください。
やり方:
1)熟れたバナナをつぶしてペーストにします(バナナブレッドを作るときの要領で)。
2)ひび割れたかかとにバナナペーストをつけ、15分ぐらい放置。
3)足をぬるま湯で洗ったあと、冷水に数分つける。冷水につけるのは足の血行をよくするためです。しもやけの治療と同じです。
バナナにアボカドやココナツをまぜる方法もありますが、そうするとちょっとコストがかかります。
5.塩水
足をあたたかい塩水につけると、保湿になります。
洗面器にぬるま湯をはって塩をいれ、足を15分ぐらいつけます。次に、冷水につけます。終わったら足をふいて保湿します。
塩水は簡単なので自分でもやってみようと思います。使う塩は海塩や、エプソムソルト(epsom solt 硫酸マグネシウム)がいいです。
エプソムソルトはダイエット、美容(美肌、むくみ)、デトックスによい塩として入浴剤用に売っています。でも一般の家にはないかもしれません。家にもありません。
日本だとネット通販や東急ハンズ、LOFTなどで購入できます。
フットバスが面倒なら最初から塩を入れたお風呂に入ればいいですね。
6.はちみつ
はちみつに保湿効果があるのは、化粧品の成分に使われていることからもわかります。さらに殺菌、抗菌作用もあります。
お湯にはちみつを適当にまぜて、足を入れ、15分ぐらい置きます。そのあと、足をこすって、洗って、保湿します。
7.ホワイトビネガー
お酢の酸が、足を柔らかくします。レモンと同じです。しかしレモンに比べて刺激が強いので直接足にぬってはいけません。
お湯3、お酢1の割合で、洗面器に溶液を作り、足を5分~10分浸します。つけすぎないようにします。
足をふつうの水であらって、ふいて保湿。
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ほかにもアロエヴェラや、グリセリンにローズ・ウォーターを混ぜたものなども有効です。やりやすいものを試してください。
かかとがひび割れない生活習慣としては、水をたっぷり飲むこと、オメガ3の入っている食品をとること、野菜や果物など一般に健康によいとされる食べものを食べるといいです。
要するに健康的な生活をするということです。からだ全体の血の流れをよくすることも大事です。
足がひび割れてしまったら、かかとが露出するサンダルや靴の使用は控えます。
太りすぎていると、足に負担がかかるので、少しやせる努力をします。
それと熱いお風呂に入ると肌が乾燥します。実は私は熱いシャワーや、熱めのお風呂が大好きなのですが、これは肌にも心臓にもよくないのです。
熱いお風呂に入るのが好きな人は、少しずつぬるめのお風呂に慣れるようにすると、からだには負担がかからないです。