本を読む人

ミニマリズムの参考書

最終更新日: 2019.03.2

文句や不満の多い生活から抜け出したい人におすすめの本、7選。

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おすすめの本を教えてください、という質問をいただきました。特にこの方は、情緒を安定させてくれる本を知りたいそうです。

情緒が安定するかどうかはわかりませんが、シンプルライフをめざす人、心のガラクタ整理したい人におすすめの本を7つ集めてみました。

私は同じ本を何度も読むほうなので、そんなに数はありません。

では、まずメールをシェアします。もえのさんからいただきました。



おすすめ本を知りたいです

件名: おすすめの本を教えてください。

こんにちは。

もえのです。3回目のメールです。

★筆子さんのブログを読んでから自宅、実家の自分の部屋・共有スペース・物置と化し5年くらい人が入れなかった兄の部屋をスッキリできました★

前はプレゼントをくれすぎる義母について相談しました。筆子さんにメールすることで気持ちの整理をしてしまいすみません。

私は人にたいして愚痴が多いのかなと思い、人はコントロールできないと心得る練習中です。

それでも夫婦関係などはよくしたいので筆子さんおすすめの「人を動かす」を購入し読んでいます。(断捨離が進んだことで読書時間ができました。楽しいです!読書初心者です。)

筆子さん推薦の本購入2冊目です。

そろそろ出産で入院生活に入りそうなのでおすすめの本を教えてください。

私は情緒不安定なところがあるので、間接的にでもそういったことに効く本など知りたいです。(スペースクリアリング→心のモヤモヤを捨てるのにとても効きました。)

ブログは主にスマホからの閲覧なので、すでにそういったトピックスがあったらすみません。

よろしくおねがいします!

もえのさん、こんにちは。お便りありがとうございます。

5年も物置になっていた部屋があったのですね。スッキリできてよかったです。

これから出産なのですね。元気な赤ちゃんが生まれることをお祈りしています。

それでは、リクエストにお答えして、おすすめ本を紹介します。





ガラクタ捨てれば自分が見える:カレン・キングストン

私が不用品をせっせと捨てるときによく読んでいた本です。

物を捨てたいけど、どこから手をつけたらいいのかわからない、とか、断捨離初心者です、といった方におすすめです。

詳細は過去記事をお読みください。たとえばこんな記事があります。

『ガラクタ捨てれば自分が見える』で衝撃のスペースクリアリングに出会う~ミニマリストへの道(20)

効果的にガラクタを捨てる7つのコツ~カレン・キングストンに学ぶ

断捨離停滞中?見方を変えれば捨てられます~カレン・キングストンに学ぶ

もっと読みたい方はこちらからどうぞ⇒カレン・キングストンに関する記事一覧

カレン・キングストンの本のいいところは、ユーモアがあって、じめじめしていないところです。

風水を行う前段階として、まず徹底的に不用品を捨てることが必要です。ここをうまくできない人が多いと思ったカレンが、物の捨て方に特化して書いた本、それが、「ガラクタ捨てれば自分が見える(Clear Your Clutter With Feng Shui )」です。

そこまで、風水、風水していないので、風水やスピリチャルなことが苦手な人でも大丈夫です。

画像をクリックするとアマゾンの該当ページに飛びます(以下に紹介する本も同じです)。

翻訳版は文庫本しかないようですが、英語版はキンドル版も、オーディオブック版もあります。それぞれ版が違いますが、ほとんど同じです。

オーディオブックはカレン・キングストン自身が読んでいます。

人を動かす:デール・カーネギー

人付き合いで、ストレスが多い方におすすめの本です。

もえのさんは、すでにこの本をお持ちですが、おすすめ本リストとしてこの記事を利用される方のために、こちらも入れておきます。

この本にふれた代表的な記事を2つリンクしておきます。

1ヶ月文句を言わない挑戦中:1月の30日間チャレンジ

友達が欲しいけどできない。だって傷つきたくないから←質問の回答。

「人を動かす」については、過去記事にたくさん書いており、それこそ、「筆子のバカの一つ覚え」と思っている読者もいるかと思います。

原題は、How to win friends and influence people です。

「人を動かす」という邦題から、人を思いのままコントロールする話かなと思うかもしれませんが、そうではないです。

ほかの人とうまくやる方法が書かれています。

以前も書いた気もしますが、本の中に、人に好かれる方法として、6つのやり方が出てきます。

1.ほかの人に対して、心の底から(見せかけや、自分本位の理由からではなく)興味を持つ

2.笑顔でいる

3.相手の名前をちゃんと覚える

4.相手の話をよく聞く(よき聞き手であれ)

5.相手が興味を持っている話をする

6.相手を尊重する(相手の自己重要感を見たす)、それも心の底から(見せかけや、自分の利益のためにではなく)

この6つ、なかなかちゃんとできないものです。名前を覚えることぐらいはできるでしょうが。

たいていの人は、自分が一番大事で、「とにかく私の思い通りに動いてよ、私の話を聞いてよ、だって一番大事なのは私なんだから」というスタンスです。

そういうスタンスでいると、他の人とうまくいかず、愚痴を言ったり、不満をかかえたりして生きることになります。

オリジナルの英語は平易なので、簡単な英語の本を1冊読んでみたい、という方にもおすすめです。

私はオーディオブックも持っています。

7つの習慣:スティーブン・R・コヴィー

すごく有名な本なので、お持ちの方もたくさんいるかもしれません。

日本語版は、ビジネス書的な体裁ですが、どんな人にも有用だと思います。

特に、ものの見方が一面的な人、足りないマインドの人、損得勘定が好きな人、人をコントロールしようとしがちな人、自主性に欠ける人におすすめです。

まあ、たいていの場合、自分がそういう人であることに気づいていないと思いますが。

翻訳本は500ページもあるから、たいへんそうに思えるかもしれませんが、とりあえず、第1部を少しずつ読むといいのではないでしょうか?

足りないマインドの記事で、この本にふれています⇒貧乏人の「足りないマインド」から金持ちの「たっぷりあるマインド」へ変換する方法。

私は、翻訳本、オリジナル、オーディオブックを持っています。

オプティミストはなぜ成功するか:マーティン・セリグマン

ポジティブ心理学の本です。考え方がネガティブな人、すぐに悲観的になる人におすすめです。

詳しくはこちらの記事を読んでください⇒ポジティブ思考は学習できる。前向きになる4つのポイント教えます。

悩み相談を私に送ってくださる方は、たいていすごく悲観的な考え方をしています。

そういう考え方をするクセがついているのです。

そこに気づいて、楽観的とまでは言わないまでも、もう少し、ニュートラルな考え方ができるようになるとストレスも減りますし、不満や愚痴を口にすることに時間とエネルギーを費やすことも減ります。

本当の勇気は「弱さ」を認めること:ブレネー・ブラウン

先日、TEDの講演を紹介したブレネー・ブラウンの本です⇒不安な心(ヴァルネラビリティ)に秘められたパワー:ブレネー・ブラウン(TED)

もえのさんのメールは、ものをくれすぎる義理母にどうやって断ったらいいのか、というものでした。

実はこの手の悩み相談、とても多いです。

私自身を含めて、こういうことはよくあると思います。

つまり、

・ノーと言えない人

・本当は断りたいのに断らない人、そしてあとで相手をうらむ人

・相手に自分の本当の気持ちを言わない人(相手とギクシャクしたくないから、といった理由で)、そしてあとで相手をうらむ人

こんな人が、たくさんいます。

最初に、自分の率直な気持ちを相手に伝えたり、ノーとしっかり断ったりしていれば、あとで相手をうらんだり、私ばっかり不公平だ、と思うことはなくなるのです。

ノーと言わない人は、相手と対峙したときに、気まずい思いをすることを回避するという楽な道を選んでいると思います。そして、あとで、不満や怒りを爆発させます。

しかも、爆発させる相手は、当の相手ではなく、ときには家族、特には友人、知人、ときには、見ず知らずの他人(筆子とか)だったりします。

もちろん、一番ストレスを感じているのは、しっかり自己主張しない自分自身です。

ときには、相手のことを悪人(人の気持ちがわからない人、自分勝手な人、人をコントロールする人)だと思いこみ、自分は被害者だと感じがちです。

そのような負のサイクルから抜け出すには、自分自身を相手にしっかり見せること、本物の自分でいること(これを、この本では、authenticity オーセンティシティと言っています)が重要です。

もっと自分自身でいたい人に、おすすめの本です。

私、翻訳版を読んだことがないので、もしかしたら読みにくいかもしれません(アマゾンのレビューで、翻訳がまずいと言っている人がいます)。

習慣の力:チャールズ・デュヒッグ

人間の行動の40~45%は、日々の習慣(無意識にやっていること)なんだよ、と教えてくれる本です。

そうした習慣がどんなふうに作られていくのか、悪習慣をやめるにはどうしたらいいのかも書かれています。ギャンブル依存症から立ち直った主婦の話など、エピソードも豊富です。

著者のTEDの講演を紹介したことがあります⇒習慣のループを知れば、どんな習慣も変えることができる(TED)

意志の力に頼るよりも、習慣の仕組みを理解して、望ましい習慣をつけるほうがいい、と書かれており、私もそのとおりだと思います。

ものをたくさんためこむのも、買い物ばかりするのも、習慣でやっている部分が大きいからです。

私の2冊めの本、「それって、必要?」のまえがきで、この本から学んだ、キーストーンハビット(要の習慣)ついて書いています。

1つの習慣を身につけると、それがほかの習慣もどんどん変え、生活そのものが大きく変わることがあります。その最初のきっかけになる習慣が要の習慣です。

この本も翻訳版は読んだことがないので、よしあしがわかりませんが、デュヒッグさんはジャーナリストなので、読みやすいと思います。原文は読みやすかったです。

星の王子さま:アントワーヌ・サン=テグジュペリ

20世紀のフランス文学を代表する小説で、世界中で、聖書の次によく読まれている本、などと言われる「星の王子さま(Le Petit Peince)」です。

300カ国以上に翻訳されています。

ジャンルで言えば児童書で、作者の描いたイラストつきの、寓話のような美しいごく短い小説です。

私の持っている文庫本は135ページです。

筋はシンプルですが、星の王子さまをはじめとする登場人物のやることや、話すことから、さまざまな気づきが得られる本です。

「大切なものは目に見えない、心で見るんだよ」なんて言葉は、物質主義にとらわれない生活をめざすシンプルライフが好きな人にどんぴしゃりではないでしょうか?

これ以外にも、

- 数字にこだわるのはばかのすること

- 効率だけを追い求めると心を失う

- 他人を見かけや言葉で判断してはいけない、重要なのは行動だ

- この世を生きる価値のある場にするのは、ほかの人(この本の中では動物もあり)との関係にほかならない

- 数がたくさんあればいいってもんじゃない、大切なものがたった1つあるほうがいい

- 時間をかけて世話をするから、大切なものになる

- 地球を大事にしよう

- 夕日や星を見よう

などなど、「あら、これミニマリストの本なのかしら」と思うような教えに満ちている本です。

こちらは私の持っている集英社文庫版です。フランス語版も持っているし、オーディオブックも英語、フランス語を持っています。

いろいろな翻訳版が出ているので、本屋でぱらぱら読んでみて、気に入ったのを買うといいでしょう。

本のレビューの記事はこちらに集めています⇒本のレビューのまとめ:片づけやシンプルライフ系のおすすめ本 この記事であげた本とだぶっているのは、カレン・キングストンの本だけです。

ブログでレビューした本は、必ずしも超おすすめというわけではありません。

TEDの講演者に著書がある場合は、たいてい紹介しています(最近の記事ならば)。それを参考に本を選んでいる方もいるので、よかったらごらんください⇒TEDの記事のまとめ(1)ミニマリスト的生き方の参考に

*****

今回はおすすめ本を紹介しました。たまたますべて海外の本になりましたが、私は方丈記や徒然草、源氏物語、枕草子といった、日本の古い本も好きです。

情緒を安定させたいなら、こういう古典を読むのもいいかと思います。

私は好きな本(何度も読む本)があると、たいてい、紙本とオーディオブックの両方買います。音声の場合、予習にも復習にも使えるから便利ですね。





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