ラップを使う人

ミニマルな日常

最終更新日: 2021.10.31

物を使い切るのはしんどいけれど、使い切ったあとはとても爽快。

ページに広告が含まれる場合があります。

 

シンプルな暮らしを心がけている読者のお便りを紹介します。今回は、物を使い切った話を教えてくれたメールを中心に3通シェアしますね。

内容:

・実家から持ち帰ったラップを使い切るのに10年かかった

・赤ちゃん用の3年かけて消毒液をようやく使い切った

・古い化粧品を捨てた

まず、きなこさんのお便りです。



ラップを使い切るのに10年かかった

件名:10年間あったラップ

はじめまして!

買わないくらし》を読んでから、このブログを知りました。

面白くて毎日読んでいます。

親の家の断捨離、私もうなずく事ばかりです。

うちでは、父が亡くなり、その2年後母が亡くなりました。

実家は九州、その時私は埼玉に住んでいたので、物は運ぶのが大変なのでもらわず、山ほどあったラップだけ持って帰りました。

それが、10年ほどあったんです。

最後の1本を使った時は、本当にホッとしました。

こうならないようせっせと整理しています。これからもブログ楽しみにしています。





きなこさん、はじめまして。メールありがとうございます。

本を読んでくださったのですね。とてもうれしいです。

実家から持ち帰ったラップを使うのに10年かかったとは。「本当にホッとした」という言葉に、使っていたときの苦悩がにじみでていますね。

お疲れさまでした。

ご両親、なぜそんなにラップばかり持っていたんでしょうかねえ。

私は、基本、ラップは使わないので⇒サランラップは使わない主義~ラップの代用品の工夫とアイデア ラップやアルミホイル、ゴミ袋、ジップロック袋のストックをたくさん持ちたがる人(夫です)の気持ちがわかりません。

トイレットペーパーや電球、乾電池なら、なくなったときすぐにほしいと思うでしょうから、多少のストックもありだと思います。ですが、ラップなんて、なければないで、どうとでもなります。

きなこさんは、今回苦労したせいで、持ちすぎない暮らしを心がけているのですね。

とてもいいことだと思います。

どうぞ、これからもお元気でお暮らしください。

次は、さとみさんのお便りです。

赤ちゃん用の消毒液を3年かけて使い切った

件名:除菌液を3年かけて使いきりました。

筆子さん こんにちは。

お元気でしょうか。

先日 父のフィルムカメラを手放せないことをメールしました。さとみです。

今朝 キッチンにあった、赤ちゃんの哺乳瓶用の消毒液を使いきりました。

うれしかったので筆子さんにご報告したく、メールしました。

3年ほど戸棚にあり、戸棚を開ける度に邪魔だなーと思っていました。

哺乳瓶も使わなくなってからは、水筒を消毒したりしていましたが、なかなか減らず、3年もかかってしまいました。

というのも、我が家には もう1本台所用の消毒液があるのです。こちらは5年ものです。

そして、さらにもう1種類 水筒用の粉末除菌(水筒に粉をいれて水を満タンまで入れる)があったのです。こちらは7年ものです。

子供が生まれると、「赤ちゃん用を買わなくてはいけない!!」と思い込んでいたので、すでに2種類も消毒液があるにも関わらず、赤ちゃん用を買ってしまったのです。

そして、子供も哺乳瓶を卒業し、赤ちゃん用の消毒液が大量に残った状態となりました。

でも私は、ズボラで毎日水筒を除菌するなんてめんどくさく、水筒の中身は水です。

毎日洗剤で洗っているし、なぜ除菌するのか良く分からないので、1か月に1度除菌するかしないかです。

その上、3種類ある消毒液を同時進行で使っていたのです。意識して赤ちゃん用を使うようになって ようやく使いきりました。

とても小さなことですが 使いきった達成感は大きく、うれしくて筆子さんメールしてしまいました。

これからは、赤ちゃん用や 子供用の言葉に踊らされず買い物をしたり、1つのものを使いきってから、次を買う、を徹底していこうと思います。

大きな達成感と小さな自信を持つことができました。

筆子さんのブログのおかげです。ありがとうございました。

毎日の筆子ジャーナルが私の癒しです。毎日楽しみにしています。

さとみさん、こんにちは。お便りありがとうございます。

除菌液を使いきることができてよかったですね。

私は、その手の台所用の消毒液や除菌液を使っことがないので、よく知りませんが、掃除に使えばすぐに使い切れるんじゃないですか?

去年の春、新型コロナウィルスの感染防止のために、バスルームの取っ手などを、きれいにしたほうがいいと言われたので、手持ちの消毒用アルコール(イソプロピルアルコール(に水を混ぜて消毒液を作りました。

アルコールを水を入れたスプレーボトル

以来、時々、このアルコール溶液をスプレーしてから、拭き掃除をしています。

そういえば、子供がまだ幼かったときに、胃腸風邪が流行ったときも、アルコール溶液で掃除していたように思います(このときは、夫が1人で神経質になっていた)。

私、2005年頃から、ケータイマグと呼ばれる水筒を愛用していますが除菌なんて1度もしたことありません。

私の水筒の1つ⇒節約したいなら水筒を持て~象印を愛用中

ふだんもざっと水ですすぐぐらいです。

赤ん坊がいたときも、赤ん坊が使う食器を薬剤では消毒しませんでした(必要に応じて煮沸消毒をしていた)。まあ、私は母乳を飲ませていたので、哺乳瓶を1本、持ってはいましたが、めったに使いませんでした。

先日も書きましたが⇒しっかり断ることができて、とてもうれしかったできごと。

日本は余計な物が多すぎるので、買いすぎないように気をつけてくださいね。

洗浄剤や除菌グッズなんてそんなにいらないでしょ? 

今、花粉症やアレルギーの人が多いのは、除菌のやりすぎのせいだと私は考えています。

意外と知らない花粉症やアレルギーを悪化させる7つの生活習慣

衛生観念は、人それぞれですが。

私は、湯シャンで、トイレを素手で掃除する人間なので、日本人の感覚からいったら、ものすごく衛生観念が低い人ということになるでしょうが、これまでのところ、ふつうに健康に暮らしていますよ。

それではさとみさん、これからは買いすぎに気をつけてください。

それとエコクリーニングにすると、余計な洗浄剤が増えません。

エコな掃除の決定版。私のベーキングソーダ(重曹)の使い方7つ

この記事のほかに、お酢やエコな掃除に使えるものについていくつか記事を書いています。よかったら読んでください。

ものを使い切るコツ⇒持たない暮しをめざすなら、ぜひマスターしておきたいボールペンを使い切るコツ

最後はNさんのお便りです。

古い化粧品を全捨てした

件名:化粧品を捨てました。

いつも 楽しみに読んでいます。

私は若い頃から口紅をつけるくらいでほとんど化粧をしませんでした。

しかし年齢的に化粧した方がいいとの意見もあり、ひと通り揃えたのです。

それらは新品のまま数年たち、もったいないけど全て捨てることにしました。

きっかけは 原因不明の湿疹です。

古い化粧品をハンドクリームがわりに手に塗ったからなのか 手にポツポツ、それが身体に広がったのです。

手ぐらいなら 大丈夫だろうと高を括ったのが 失敗でした。

治癒するまでの期間 コロナワクチンの予約もキャンセルになり、踏んだり蹴ったりです。

食べ物もそうですが、もったいないといいつつ健康を害したら医療費の方が高くつくということを思い知りました。

Nさん、こんにちは。お便りありがとうございます。

その後、湿疹はおさまりましたか? どうぞお大事に。

古い化粧品、寄付できる場所がないなら捨てたほうがいいですね。

まあ、古さにもよりますが。

なぜ化粧品を捨てることができないのか?:今年中にやってしまいたい片付けプロジェクト(その7)

「年齢的に化粧をした方がいいとの意見」はどこから出たのでしょう?

ご両親がそう言ったのでしょうか?

私の母も、私が若い頃、化粧しろ、オーデコロンをつけろとうるさい時期もありましたが(本人に悪気はない)、私は無視しました。

自分がしたいときにして、したくないときにはしないで正解です。

これが一番シンプルで、余計な物を買わずにすむし、あとで余計な仕事をすることもありません。

それでは、Nさん、これからも、お元気でお暮らしください。

******

きのう、夫が娘に、スタンドミキサーをあげた話を書いたら⇒細々としたものは年内に捨ててしまう:今年中にやってしまいたい片付けプロジェクト(その8)

「筆子さんの旦那さんは、娘さんにプレゼントで欲しいものを聞いたりしないのでしょうか?」という質問をいただきました。

聞きません。聞いたとしても、相手の言うとおりのものをあげることはないですね。

あくまで自分が買いたいものを買ってあげています。

夫は、コーヒーを飲まない私にスターバックスのギフト券をくれるような人です。私が香料入りの商品(クリームとか0を使わないことをわからせるまでに10年以上かかりました(今もわかっていないかもしれません)。

数年前、夫は、娘にワッフルメイカーをプレゼントしました。誕生日だったか、クリスマスだったか。

夫本人が、ワッフルが好きで、時々ワッフルメーカーでワッフルを作って食べているから選んだものです(娘は特にワッフルが好きなわけではない)

この時、娘はネットの「売ります、買います」コーナーに告知を出して、もらったワッフルメーカーを、すぐに売りました。

私は、この話を夫にしていますが、夫は人の話を聞いていないか、人の話を全部自分の都合のいいように解釈しているので(まあ、人間、多かれ少なかれ誰しもそうです)、今年のプレゼントはスタンドミキサーになったのです。

それでは、あなたも、質問、感想、近況などありましたら、お気軽にメールください。

お待ちしています。





お片付けをする女の子細々としたものは年内に捨ててしまう:今年中にやってしまいたい片付けプロジェクト(その8)前のページ

情熱的に生きる方法、年齢は関係ありません(TED)次のページシニア・サーファー

ピックアップ記事

  1. 新刊「50歳からのミニマリスト宣言!」3月14日発売のお知らせ(現在予約受け付け…
  2. いつか使うかもしれない、と思うものを本当に使う方法、あるいは見切りをつける方法。…
  3. ムック本・第2弾『8割捨てれば、お金が貯まる』発売のお知らせ:11月15日です。…
  4. 筆子の新刊『買わない暮らし。』(6月16日発売)著者による内容紹介。現在予約受付…
  5. ムック・8割捨てて二度と散らからない部屋を手に入れる、発売しました。

関連記事

  1. 後悔している人

    ミニマルな日常

    過ぎたことをぐるぐる後悔するのはやめる。アクションプランも考えた。

    記事の感想を送ってくださった読者のお便りを紹介します。内容:…

  2. 家事をする主婦

    ミニマルな日常

    掃除嫌いにすすめたい、小さな家事を積み重ねて家をきれいに保つ方法。

    ミニマリスト主婦の私が毎日やっている、ごく簡単な、小さな家事を紹介しま…

  3. ミニマルな日常

    安い服を着ることは、自分を安っぽく扱うことなの?

    ブログの感想を送ってくださった読者のメールを4通紹介します。いずれも4…

  4. 若い女性と車

    ミニマルな日常

    愛車を手放すのがつらい。気持ちの整理の仕方を教えてください←質問の回答。

    愛車を手放すことになりとても悲しい。気持ちを整理する方法を教えてくださ…

  5. 記念写真の撮影

    ミニマルな日常

    記念に取ってあった学生証、結局捨てたけど、全然大丈夫でした~読者の体験談。

    先週の土曜日に、学生証を捨てて後悔している読者、もやもやさんのメールに…

  6. 机がごちゃごちゃな人

    ミニマルな日常

    とにかく始めてみる。ほんの小さな行動が生活を変える話。

    読者のお便り紹介コーナー。今回のテーマは「行動せよ!」です。実際に行動…

新刊「50歳からのミニマリスト宣言!」

ムック:8割り捨てて二度と散らからない

ムック・8割捨てればお金が貯まる

書店かセブンイレブンで買ってね。

 

8割捨てればお金が貯まる・バナー

ムック本・8割捨てればお金が貯まる、発売のお知らせ

「本当に心地いい部屋」

「買わない暮らし。」売れてます(第7刷)

筆子のムック(第5刷)

筆子の本、『書いて、捨てる!』

更新をメールで受け取る

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

1,821人の購読者に加わりましょう

新しく書いた記事を読む

  1. のんびりしている女性
  2. 考え事をしている女性
  3. 思い出品を捨てられない女性
  4. 顔にクリームを塗る女性
  5. 収納しすぎてかえって片付かなくて困っている女性
  6. 自分を許す女性
  7. Tシャツにジーンズ姿の女性。
  8. 買い物日記をつけている人
  9. 贈り物をいっぱいもらって困っている女性
  10. 服を買っている女性

筆子の本・10刷決定です

オーディオブック(Audible版)も出ました♪ 捨てられない人は要チェック

 

1週間で8割捨てる技術
 
⇒筆子の本が出ます!「1週間で8割捨てる技術」本日より予約開始

 

実物の写真つき紹介はこちら⇒「1週間で8割捨てる技術」筆子著、本日発売です(写真あり)

大好評・特集記事

小舟バナー

 

お金を貯める・バナー

 

実家の片付けバナー

 

ファッションバナー

 

フライレディバナー

 

湯シャンバナー

 

ブックレビューバナー

 

TEDバナー

 

歯の治療バナー

今日のおすすめ記事

  1. ペン立て
  2. ティータイム
  3. 服を持って考えている女性
  4. 押入れの中
  5. 考えて買う女
  6. 正月太り
  7. インターネットショッピング
  8. ドアと鍵
  9. ガラクタ

過去記事、たくさんあります♪

PAGE TOP