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貧乏人の「足りないマインド」から金持ちの「たっぷりあるマインド」へ変換する方法。

足りないものにばかりフォーカスする「足りないマインド」を持っている人は、貧乏になってしまう話を先週書きました。

今回は、その続きで、足りないマインドから脱却する方法をお伝えします。



足りないマインドの反対は「たっぷりあるマインド」

「私にはあれが足りない、これが足りない」と感じてしまう「足りないマインド」の反対は、「私にはもうじゅうぶんある」と考える「たっぷりあるマインド」です。

7つの習慣」のコヴィー博士は、Abundance Mentality(アバンダンスメンタリティー)と呼んでいます。

abundance は「大量、豊富、有り余っている状態、たっぷりある状態」です。ちょっとあるだけではありません。それはもう、たっぷりとある心持ちです。

翻訳本では「豊かさマインド」と訳されています。「豊かさマインド」と書くと、何か保険の商品名みたいですから、私は「たくさんあるマインド」と呼んでいます。

このマインドを持つと、たとえ、物質的な物やお金が、隣の人に比べて少ししかなくても、「たっぷりある、大丈夫」という気持ちでいられます。その人の心の中から湧いてくる思いだから、外的状況は関係ありません。

他人と1つのパイを奪い合っているのではなく、何でもたくさんあり、充分他の人と分け合うことができる、という考え方です。

たっぷりあるから、誰かがすごくお金をもうけても、自分の取り分がなくなるわけではありません。

たとえ、自分の会社ではボーナスが出なかったとしても、それは自分の心の中の豊かさとは関係ないし、今後、自分には全くボーナスが出ない、というわけでもないのです。

「たくさんあるマインド」を持つと、長期的な視野にたつことができます。

「足りないマインド」の強い人は、これを捨てるとあとで必要になるかもしれない、と恐怖を感じて、使っていない物を捨てられません。

一方、「たくさんあるマインド」の人は、「別に捨てても、必要なときには、必要なものがめぐってくるさ」と考えているので、安心して、不用品を断捨離できます。

よけいな物は捨てたほうが、コストがかからないのでお金が残ります。

不用品を持ち続けると発生するコストについて⇒節約ではお金はたまらない。お金持ちになりたいなら、買わない暮らしが1番いい

同僚の誰かが昇給したり、友達の誰かが結婚したとしても、そこには何でもたっぷりあるので、自分の幸せが減るわけではないのです。

「そこ」というのは、「足りないマインド」の人が、「パイは1個しかなく、みんなと奪い合っている」と思い浮かべている場所です。

☆「足りないマインド」については先週の記事をお読みください⇒こんな考え方が貧乏を引き寄せる。お金がたまらない恐怖のマインドとは?

どう考えても、「たっぷりあるマインド」を持っているほうが、日々の暮らしが楽しくなるし、給料が入ってからすぐに「足りない物」を買いに走ることもないので、お金が残ります。

では、「足りないマインド」から「たっぷりあるマインド」にするにはどうしたらいいのか?

思考を変換するだけでいいです。最初は、慣れ親しんだ「足りないマインド」で考えてしまうかもしれませんが、「ああ、あれが足りない」と思ったら、「でも、本当に足りないの?」と自問自答してください。

さらに、私は以下のようなことを心がけ、なるべく「たっぷりあるマインド」で暮らすようにしています。

1.断捨離する

実は家の中にはすでにたくさん物があります。断捨離を始めると、自分がいかにたくさんのものを持っているのか如実にわかります。

物理的な物だけでなく、日々のタスク、怒涛のように流れてくる情報なども、整理してください。

時間がない、と言っている人は、実はもうすでに、いろいろやっているから、時間がない、と感じるのです。

自分のスケジュールを調べてみると、どうでもいいことに、ずいぶん時間を使っていることがわかるでしょう。

そういう行動をカットしてしまえば、使いたいことに使える時間が増えます。

洋服を買うのが大好きな人は、クローゼットを開ければ、服がたっぷりある現実を目の当たりにするでしょう。それだけの服を買うお金や時間もあるのです。



2.「足りない」から「たっぷりある」への言い換え練習をする

コインに表と裏があるように、すべての事象には2つの面があります。

「足りない」というのは1つの面で、その裏は必ず「たっぷりある状態」です。

今度「足りない」と思ったら、無理やりにでも、それを「たっぷりあるメンタリティ」の人の言葉に言い換えてください。

たとえば、

お金が足りない⇒必要なものはもうみんな揃ってる。なんでお金がいるの?

◯◯がない、困った⇒工夫するいい機会だ。

失敗しちゃった⇒この世には「失敗」なんてない。それは、みんなチャンスだ。

うまく言い換えられないときもあると思いますが、言い換えてみることが大切です。

意識的に練習しているうちに、無意識に「たっぷりあるマインド」の人の思考ができるようになってきます。

3.マスメディアにふれる時間を減らす

マスメディアとは、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などです。

こうしたメディアは程度の差こそあれ、「あなたにはこれが足りないから、これを買いなさい、このサービスを使いなさい」というメッセージを送ってきます。

せっかく「たっぷりあるマインド」の人に変身しようとしているのに、「足りないですよ」と何度も言われると、うまくいきません。

このようなものにふれる時間を減らしてください。

無駄遣いを防ぐ記事で、情報を3つに分けることをおすすめしました⇒小さな習慣を1つずつ変えて、買い物欲を止める方法。

◯買い物をすすめる情報
◯ニュートラルな情報
◯買い物をいましめている情報

このうちの、買い物をすすめている情報は、「あなたには足りない」と言っているはずです。

だから買い物のおすすめ情報が多いメディア(ショップのメルマガなど)はカットしたほうがいいです。

一見、自分のためになりそうな自己啓発セミナーも、ボーダーライン上にあります。

こういうセミナーは、「今のままではだめなんです、もっとこうしなさい。ポジティブシンキングを持て!」などと言います。

ですが、「たっぷりあるマインド」を持っている人は、もう何があっても大丈夫なので、自己啓発セミナーも不用です。

自己啓発セミナーが必要だ、と思う人は、この動画を見れば、3分半でポイントがわかります⇒もう自己啓発本を読む必要なし~成功するため8つの秘密とは?(TED)

あまりにも人の弱みにつけこむセミナーやセラピーには用心してください。「足りないマインド」が育ってしまう恐れがあります。

4.足りないものではなく、持っているものについて語る

人と話をするときに、足りないものの話をするのではなく、すでにあるものの話をしてください。

たとえば、大学の入試の結果を話すとき、「うちの子、第一志望の大学に落ちちゃってさ」と話すのではなく、「うちの子、めでたく高校卒業したの。もう18歳なの。こんないい子に育ってくれて、ありがたいわ」と話してください。

友達と近況を話すときも、「最近、何かいいことあった?。私はね、こんなおもしろい本を読んだのよ」というふうに切り出してください。

よく考えてみると、別に宝くじにあたらなくても、よいことはいっぱい起きています。

- 雨上がりにきれいな虹を見た
- ごはんがすごくおいしく炊けた
- 茶柱が立った
- ゆうべ、ぐっすり眠れた

特別なことをしなくても、いいことはまわりにいっぱいあります。

多くの人は、キャンプに行ったあと、「隣のテントの人のいびきで寝られなかった」とか、「蚊にさされまくった」など、ネガティブなエピソードから話を始める傾向があります。

これなども、「足りないマインド」のせいではないでしょうか?キャンプに行って楽しかったのに、足りないことにフォーカスしてしまうのです。

星空がきれいで、空気もおいしくて、すごくリフレッシュできて、それで充分幸せなのに、いびきと蚊の部分は、完璧なキャンプになるためには、足りないポイントである、というわけです。

よかったことを正々堂々と言うのが、照れくさい、という気持ちもあるかもしれません。

よかったことばかり話していると、バカみたいで人間としての深みがないと思われる、という心配をする人もいるかもしれません。

ですが、「足りないマインド」をかかえてしまうほうが、ずっと危険ではないでしょうか?

どのみち、100%、よかったことばかり話すことはできないので、せめて、会話の最初ぐらいは、よかったこと、すでにあるものについて話してみては?

もちろん、ぐち、不満、人の悪口は控えてください。

☆こちらにも「足りないマインド」の手放し方を書いています⇒お金がなくても豊かに楽しく暮らすたった1つの秘訣。
~~~~~~~
ほかにも、人と自分を比べない、感謝ノートを書くなど、方法はいろいろ考えられます。

ポイントは、自分の思考のクセに気づいて、意識的に矯正することです。

18年前の私は、「足りないマインド」がすごく強かったです。

人がお祝いを言ってくれているのに、「でも、まだこんなところが足りない、私はこんなものも持っていない」と訴えていました。

これがわかるようになったのは、ごく最近のことです。ミニマルライフにする過程で、「足りている感」が次第に強くなってきたと思います。

まだまだ「足りないマインド」に傾くこともあるので、日々、矯正中です。

言葉の力は大きいので、「たくさんあるマインド」に変換したい人は、貧乏自慢、病弱自慢、不幸自慢も、気をつけてやってください。





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