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バスタオルは10年ぐらい前に使うのをやめました。
バスタオルの使用をやめるメリットをお伝えします。
お風呂からあがったらバスタオルでからだをふくものだと小さな頃から思い込んでいましたが、そんなことは全然ありません。
からだの水気をとるために、あそこまで大きくて分厚いタオルは必要ありません。
バスタオルの代わりにフェイスタオルでじゅうぶん間に合う
お風呂あがりにからだをふく時は、フェイスタオル(こちらではハンドタオルと呼ぶ)を使っています。1枚で充分間に合いますが、もし足りなければ、フェイスタオル2枚使えばいいと思います。
頭とからだというように。
フェイスタオルはふつうの綿のタオルを使っていますが、今のタオルが全部だめになったら、リネンのタオルを導入したいと思っています。
リネンは吸水性が高いし、使っているうちにどんどん柔らかくなりますから。
リネンについてはこちらをどうぞ⇒ワンランク上のふきん、リネンのキッチンクロスの使いやすさの秘密
バスタオルを使わないメリット
バスタオルを家から断捨離すると、以下の行為をしなくてすむようになり、さまざまな問題が一挙に解決します。
1.バスタオルを買わなくていい
2.収納しなくていい
3.洗濯しなくていい
4.持ち運ばなくていい
1つずつご説明します。
1.バスタオルを買わなくていい
使わないのだから買う必要ありません。私が最後にバスタオルを買ったのは、今から2年前。カナダのアマゾンで、娘のために900グラムのエジプト綿のバスタオルを2枚買いました。
2枚で46ドルもしました。1枚のサイズは76cmX139cm。
900グラムというのは1平方メートルあたりの重さです。重いタオルほどふかふかで高級タオルと考えられています。600グラムで高級ホテルの品質。900グラムは最高級かもしれません。
なぜこんな高いタオルを買ったのかというと、気に入った色(砂色)が、これしかなかったのと、吸水性が高くて、丈夫だと思ったからです。手触りもしなやかでふかふかしています。
私は柔軟剤を使わないので、「ふかふかしているタオルのほうが娘にはよかろう」、と思ったのです。
しかし、使い始めたら失敗したことに気づきました。重すぎるし、分厚いからなかなか乾かないのです。娘ももっと薄いタオルのほうをよく使います。
使っているうちに布地がやせてくるかと期待しましたが、毛羽がたちにくいので、なかなかよれたり、やせたりしません。娘が家を出るまで、余裕で持つ予感がします。
私はタオルの手触りそのものは好きなので、ふつうにバスタオルを使っていたときは、できるだけ使い心地のいいものを求め、バンブータオルも使っていたこともあります。
バンブータオルは綿に竹の繊維がまざっていて、抗菌作用があります。しかも吸水力は綿100%のタオルの2倍。光沢もあり、手触りもよかったです。
そのように買う前に、あのタオルがいいだろうか、こっちのタオルのほうがいいだろうか、色はやっぱり全部白で揃えると清潔感があるだろう、しかし白は汚れが目立つし、ベージュで揃えようか、などといろいろ考えていました。
バスタオルを使うのをやめたのでそういうことを考えなくてよくなりました。もちろん、買わないのだから、買い物にかかる手間も、バスタオルに使うお金も必要なくなったわけです。
2.収納しなくていい
バスタオルがなければ(あるいは数が減れば)、収納場所もスッキリします。管理も不要になり生活がシンプルになります。
さらに、一度使ったあとのタオルをどこに置いたらいいのか、という問題も解決します。
とはいえ、我が家でバスタオルを使わない派はミニマリストの私だけで、夫と娘は使っています。
今のバスルームはタオルかけ(バスローブかけかもしれません)用のフックが2つついていて、それぞれ夫と娘が使っています。もし筆子も自分独自のバスタオルを使っていたら、「いったいどこにかけるべきか」なんて、考えなければならないところでした。
この家はツーベッドルームだから、フックが2つなんでしょうね。
現在、我が家のバスルームにはバスタオルが4枚、フェイスタオルが6枚あります。
これはおもに娘と筆子(私はフェイスタオルだけ使用)が使っていて、私が管理。
夫は夫で独自にバスタオル2枚とフェイスタオル2枚持っています。彼はものにこだわるタイプで、昔から使っていた古いタオルを捨てたくないのです。
☆バスタオルはこんなふうに収納しています。
3.洗濯しなくていい
バスタオルはほかの洗濯物と違って、洗濯する頻度に悩むものです。日本の人はけっこうまめに洗うと思います。
でもこっちの人はあまり洗わないみたいで、「もっと洗うべきだ」という記事を雑誌やインターネットでよく見ます。
「1日1回の頻度で使ったバスタオルは3回使ったら(つまり3日)で、洗いましょう」とか「1週間に1回は洗いましょう」といった記事を見かけます。
バスタオルは分厚いから、ばい菌が繁殖しやすいです。
バスタオルを使わなければ、こうした問題を考えなくてもすみます。洗濯しないのだから、長い目で見れば、水や洗剤も節約できますね。
洗濯しないのだから、干したり乾かしたりする必要ももちろんありません。
4.持ち運ばなくていい
旅行に行く前にバスタオルを持っていくべきかどうか迷う人は多いものです。ホテルにあったらタオルなんて不要ですが、ふだん使っていると「やっぱりいるかな?」なんて思いがち。
ですが、もともとバスタオルを使わないのであれば、こんなことに頭を悩ませることはありません。家になければ持って行きようがなく、荷物は少なく、身軽に旅ができます。
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バスタオルを使わないデメリットは特に思いつきません。
お風呂あがりに体にバスタオルを巻きつけたい場合は、必要かもしれません。何のためにからだにタオルを巻くのか今ひとつわからないのですが。からだがほかほかしていたり、汗が出ているから、ちょっと熱がひくまで待っているのかもしれませんね。
私は化粧品も使わないから、お風呂あがりに肌のお手入れなどいっさいしないし、ドライヤーも使わないから、巻きタオル姿になる理由が全くありません。
夫はバスローブも1着持っていて、朝、バスローブ姿でうろうろしていることがあります。シャワーをあびたあと、バスローブを着て、台所に行ってコーヒーを作っていたりします(家でコーヒーを飲むのは夫だけ)。
子供の頃、外国映画に出てくる女の人が泡のお風呂に入り、そのあと真っ白なバスローブを着ているのがいかにも素敵で、あこがれていたものです。
友だちに誕生日のプレゼントとして、バスローブをリクエストしたことすらあります。しかし、結局うまく使いこなせず処分しました。
カナダに来てから、夫にバスローブやハウスコート(ガウンみたいなもの)をもらったことがあるような気もしますが、使わないので、すぐに断捨離してしまいました。
泡のお風呂(バブルバス)もこちらに来た当時、何度か入ってみたものの、泡がからだについたあと、ゆすげないのが気持ち悪いし、そのうち、ボディシャンプーや入浴剤は使わなくなったので、今は無縁です。
☆2015年4月29日追記☆
読者のNさんから、リネンのタオルについて、こんなお便りをいただきました。
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リネンのタオルの件ですが、昔、ヨーロッパ(イタリア)旅行に行った時、バスルームに普通のタオルとリネンのタオルが置いてあって,私は,何でお皿をふくリネンがここにあるのか不思議でした。後でわかった事ですが、ヨーロッパの人は,その人の好みでリネンを使うということでした。
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なるほど、ヨーロッパではリネンのタオルも一般的なのですね。すてきなサービスですね。Nさん、お便りありがとうございました。