筆子のキッチン

ミニマルな日常

スポンジもラップもない私のキッチン:消耗品を増やさない暮らし方

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今日は、私のキッチンにあるものを紹介しながら、消耗品を増やさない暮らし方を提案します。

キッチンに何を置くかは人それぞれです。

でも、読者のお便りで、複数ある除菌剤をようやく使い切った話や、実家にあった大量のサランラップを少しずつ消費している話、山のような天ぷら油を捨てるのが大変だったという声を聞くと、日本ではキッチンの消耗品が多い印象があります。

消耗品が増えれば、そのぶん管理の手間も増えます。

私自身はキッチンで使う消耗品や雑貨はあまり持っていません。

少ない消耗品で暮らす私の考え方について紹介しますね。

私のキッチン:持っているものと持っていないもの

私は現在、消耗品をほとんど持たずに暮らしています。

まず、スポンジは使っていません。

キッチンスポンジは清潔に保つのが難しいので、ずいぶん前に使うのをやめました。

今すぐキッチンから断捨離したい4つの古いもの

代わりに使っているのは、ワイヤー入りの食器洗いクロスです。

やわらかい布の中に細いステンレスワイヤーが織り込まれていて、見た目は布巾と金属たわしを合体させたような感じです。

薄くてかさばらないし、こびりつきも落とせるし、乾きも早い。

しかもスポンジより長持ちします。

日本のAmazonでも似た商品が売られているので、興味がある方はチェックしてみてください。値段もリーズナブルです。


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洗剤は、食器洗い用に1本だけ持っています。除菌剤は使ったことがありません。食洗機があるので、週に1回まとめて食器を洗っています。

ラップ、アルミホイル、ジップロックは持っていません。

食品の保存にはシリコン袋を使い、繰り返し洗って使っています。

ないものが多いように見えるかもしれませんが、日常は問題なく回っています。

サランラップは使わない主義~ラップの代用品の工夫とアイデア

少ない消耗品で暮らせる理由

あまり消耗品を持たずに暮らしている背景を考えてみるとこんなことが思い浮かびます。

まず、私はひとり暮らしなので、食器の量が少なめです。

洗い物も1回の食事でそれほど出ません。メインの食事はランチですが、全部ガラスの保存容器に詰めています。

私は料理が苦手なので、シンプルなものしか作りません。

食事は1週間分をまとめて作るので、フライパンを使うのは週に1回程度です。

焼き物はエアフライヤーも使っているため、ギトギトの油汚れはほとんど出ません。

油汚れが少なければ、洗剤も1本で足ります。油がこびりついたときは重曹を使います。

ガラス製品は食洗機のほうがきれいになるので、メインの食器は食洗機で洗浄します。

手洗いするのは木製のまな板や鍋など、食洗機に入れられないものだけです。

ラップやジップロックを持たないのは、できるだけゴミを出したくないからです。

シリコン袋なら繰り返し使えるので、ゴミが減ります。

シンプルライフを心がけていたら、自然に消耗品が少なくなりました。





安心感を求めるから種類とストックが増える

消耗品が増えてしまうのは、安心したいからだと思います。

ものの多いキッチンには以下のものがあるでしょう。

・食器用、鍋用、シンク用と用途別に分かれたスポンジ

・未開封ふきんやスポンジ、洗剤のストック

・何本もあるキッチン用洗剤や除菌スプレー

・ラップ、アルミホイル、保存袋の予備

ストックはなくなる前に買うせいで、在庫がいつまでも減りません。

予備があると切らす心配がないので気持ちがラクになります。それは認めますし、ある程度ストックは必要かもしれません。でも、そんなにたくさんはいりません。

複数のスポンジや洗剤を使い分けるのは、どこまでも清潔にしたいからでしょう。清潔にしたいのは、病気にならないようにしたいからです。

ストックを持ちすぎるのも、「切らして困るのはいや」「たくさんあったほうがいい」と思うのは、やはり安心を求める行動です。

安心感と引き換えに失っているもの

安心したいためにたくさん消耗品を持っている一方で失っているものもあります。

まず、スペースです。引き出しや棚の一角が予備置き場になります。ものを収納しすぎると管理の手間が増えます。

ストックしたスペースの掃除も必要です。ずっとものを置きっぱなしにしていると、中も外もほこりが増えます。

次に意識。持っているものの種類が増えると、選択肢も増えます。その結果、考えることも増えます。

・スポンジはどれを使う?
・この洗剤は何用?
・在庫はあと何個?

一つひとつは小さな判断でも、積み重なると脳が疲れます。

決断疲れを回避する方法。ミニマリストになるのが1番です

お金も失っているかもしれません。使う種類が多ければ、財布を開く機会が増えます。

雑貨は少額ですが、他のことに使えたはずのお金を使っている可能性もあります。

実際、ストックを持ちすぎると、それぞれをしっかり活用する前に、劣化したり、生活が変わったりして、使えないことも多いものです。

まとめ買いが節約にならない4つの理由。むしろガラクタを増やす危険な買い方。

安心感を買う一方で失っているものにも目を向けてみませんか?

ものを増やしても実は安心できない

安心したくて、消耗品を増やしたり、ストックを買ったりしても、実は本当の意味では安心できません。

物理的な在庫があれば、一時的にはほっとするでしょう。でも、根本的な安心は得られません。

というのも、ストックで埋められるのは欠品することに対する不安だけで、将来に対する漠然とした不安は変わらないからです。

スポンジや洗剤を多めに持つと、今すぐ困ることは減ります。

でも私たちが本当に怖れているのは、たいてい

・何が起きるかわからない

・コントロールできない

・自分が対処できないかもしれない

こんな感覚です。

つまり、不足しているから不安なのではなく、未来に何が起こるかわからないから不安で、それを物理的なもので埋めようとしているのです。

でも、私たちの未来の不確実性は、どれだけものを増やしても変わりません。

際限なく消耗品を増やしても、本当の意味で不安はなくならないのです。

暮らしやすい量を持つ

そこで、考えてほしいのが、現実的に消耗品やストックを持つことです。

本当に用途別に分ける必要があるでしょうか。

食器用のスポンジと鍋用のスポンジを分けなくても、実は1つで済むかもしれません。

代用品で間に合うものはないでしょうか。

ラップの代わりにお皿でフタをする、保存袋の代わりにガラス容器を使うなど、手持ちのもので工夫できることは意外と多いです。

ストックの買い方を「なくなる前に買う」から「1つなくなったら1つ買う」に変えるだけで、在庫はぐっと減ります。

持ちすぎなければ、管理の負担が減るので気持ちに余裕が生まれます。

気持ちに余裕がなければ、未来に対する不安に流されてしまいます。


キッチンの消耗品やストックを増やしすぎない考え方をお伝えしました。

私も、未来に対する不安はあります。でも、ものをたくさん揃えることで、その不安を埋めようとは思いません。

本質的な安心は、

・なくなったら買いに行けばいい
・別の方法で代用できる
・多少不便でもなんとかなる

こんなふうに自分の力を信頼することから生まれます。

つまり、どれだけ持っているかより、なくても対応できる自分でいることが重要です。

ものが過剰にある環境では、「なくても大丈夫」という感覚は育ちません。

いつも、十分すぎるほどものがあるので、ものがなくて困る経験ができないからです。

だから、コロナ禍のようなことが起きると、多くの人はものを買い占めます。

私は、「トイレットペーパーがなくても、布で拭いたり、お湯で洗えばいいじゃん」と思っていました。

こういう心境になるためには、ありすぎるストックはむしろ害になると言えるでしょう。





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