ページに広告が含まれる場合があります。
読者のお便りを紹介コーナーです。今回は、半年ぐらい前にもらったものを2通と今週いただいたものを1通シェアします。
内容:
・家電を買い替えて、古い方は捨てました
・人が何とかしてくれると思っていました
・要望:ライトな記事を書いてください
まず、ひろこ@東京さんから3月にいただいたお便りです。小見出しは私が入れました。
古いほうは潔く捨てた
件名:古い家電を処分しました
こんにちは、ひろこ@東京です。
先日、オーブンレンジと掃除機を買い替えました。
以前の物は、自宅を新築した際に購入し、17年近く使いました。
この間、とても気持ちよく使っていたのですが、調子が悪くなってきたので買い替えることにしました。
オーブンレンジの買い替え
新しい機種を電気屋さんが届けてくださった時、「古い方のオーブンレンジのグリルトレイはどうしますか?」と問われました。
私は、「新しい機種にもグリルトレイはついてるし、同じメーカーとは言え、古い機種と新しい機種では庫内の形(サイズ)が違うから、古いトレイは処分してください」と答えました。
これって、当然の回答ですよね!?
ところが、電気屋さんは、「本当に古い方のトレイを処分して良いのですか?」と聞くので、また同じ回答をしました。
掃除機も買い替え
次に、「古い方の掃除機はどうしますか? 高級機種だから、処分するのはもったいないですよ。置き場所はあるのだから、とっておく方が良いと思います」と、2度言われました。
しかし、高級機種だったとしても、調子が悪くなったから買い替える訳で、調子の悪い物をとっておいても、使うはずはありません。
ですので、「新しい方を使うから、古い方は処分してください」と、当然の回答をしたのですが、「本当に良いのですか? 今ならまだ間に合いますよ」と3度目の確認をされました。
もちろん、処分をお願いしたのですが、その時に思いました。
きっと、お客さんの多くは、新しい家電を買っても、古い方の家電を捨てずにとりあえずとっておくのだろうと。
だから、2度も3度も電気屋さんは確認をしたのでしょう。
もしも、筆子ジャーナルを毎日読んでいなかったら、「古い掃除機も残して、新しいのは1階用に、古いのは2階用にしようかしら」な~んて、考えてしまったかもしれません。
買い替えのタイミングで電気屋さんに処分をお願いすれば、私には何も負荷がかかりませんが、後になってから処分するとしたら、粗大ごみに出さなければならず、手間もお金もかかります。
しかし、筆子さんのお陰でこの1年間でかなり捨て力が身についた私は、ぶれることなく、古い方を処分できて本当によかったです。
ひろこさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
ひろこさんに捨て力が身についてよかったでs.
私も、何かを買い替えるときは、古い方は処分します。持っていても意味がないし、どんなものも、処分を先延ばしにすればするほど、作業が大変になるはずです。
とことん後回しにして、片付ける人が大変な思いをしたり、お金を支払ったりするはめになるのが、実家の片付けです。
その電気屋さんは、私の夫と似ていますね。
自分ではなく、他人が何かを捨てることすら、「もったいない」と感じてしまう人なんだと思います。
夫も、以前は、私がばんばん物を寄付していると、「とっといたほうがいいんじゃない?」などと口出しし、人が寄付用に取り除けておいたものを、改めて家に入れることがありました。
私が断捨離した物を夫が拾う問題に決着をつけた話:ミニマリストへの道(59)
さすがに、今の夫は、私の生き方に慣れたようだし、そもそも、家が狭すぎて、余計なものは持ち込めないので、そういうことも少なくなりました(皆無ではありません)。
それでは、ひろこさん、これからも、シンプルに楽しくお暮らしください。
次は神無月さんから2月にいただいたお便りです。
断捨離をしたその先を楽しみにする
こんにちは。
以前にメールさせていただいた、神無月と申します。
直接の返信、ブログにも取り上げていただきましてありがとうございました。
気が散って、ちっとも片付けが進まない。そんなときはこうしてみよう。
その後の状況についてご報告させてください。
他人にどうにかしてもらおうとしていた
筆子さんのアドバイスに、「私ならプロのカウンセリングを受ける」とありました。
私は何度かカウンセリングを受けたことがあるのですが、なかなか状況が改善しませんでした。
カウンセラーとの相性もあるかも知れませんが、筆子さんのブログの記事を色々読んで、カウンセリングに対して過度の期待をしていたかも知れないと思いました。
「断捨離に過度の期待をしていないか?」というような文面を読み、そうかも知れないと思ったのがきっかけです。
断捨離さえすれば・・・と思っていたし、カウンセリングさえ受ければ何か答えがもらえる、とか結婚さえすれば、子どもさえいれば、等々「〇〇すれば全てうまくいく」という考えを持っていたことに気づきました。
要は他人にどうにかしてもらおうとしていたわけですよね。
本を捨てることにした
断捨離は現在、停滞気味なのですが、なぜなのかと考えたら、少しずつ自分と向き合う中で、断捨離を終わらせるのが怖いと感じるようになったからだと思い至りました。
自分が空っぽで、何が大切なのかとか自分の軸のようなものがないことが分かってきて、断捨離がいつまでも終わらないならば考えずに済むと思っているのかな、と。
自分と向き合うことを避けているのだと。
それでも今、本を中心に少しずつ進めているのですが、私は漫画や小説をものすごく集めていて、積ん読も多いですが古い本も多いです。
まず、読んでいなくて今後も読む気がないものを省き、10代の頃からずっと持っている漫画を読み返し始めました。
正直、絶対に手放さないと思っていたのですが、ずっと本棚の奥に並べていただけでした。この機会がなければ読み返すこともなかったと思います。
読み返したら、それで気が済んでしまったのです。もういいかな、と。
読んだら、内容も忘れている部分が多く、逆に新鮮な気持ちで読めました。面白かったです。まだたくさん残っていますが、手放していけそうです。
また、好きなアーティストのコンサートグッズなども手放すことにしました。
残したいものと特に思い入れのないものに分けることは、案外簡単にできました。
残すものは飾りたいなぁ、など「こんな風にしたい」という考えも浮かんできて、断捨離を進めてスペースを作るのが楽しみになりました。
過去に執着しているのかも?
そして感じたのが過去への執着です。
私が持っている漫画や小説はすべて過去に購入したものがほとんどで、近年購入した本も以前持っていたが一度処分した本を買い直したり、完結して何年も経っているシリーズを買うなど、やはり過去のものだったんです。
書店に並んでいる最新のものは買っていなかったんです。
すごく後ろ向き、過去へのこだわりがあったんですね。断捨離をしようと思わなければ気付かなかったと思います。
筆子さんのブログを読んだこともきっかけになりました。これからも自分で考えて持ち物の整理を続けて行こうと思います。
神無月さん、こんにちは。このメールをいただいてから、半年たちますが、その後、お元気でしょうか?
このメールは前回のメールほどの混乱は見られないので、モーニングページの効果が出ているように思います。
誰かにどうにかしてもらおうと思っていたことに気づけたのは、すばらしいですね。
カウンセリングですが、1回や2回では効果がないので、気長に続けてください。
神無月さんもメールに書いているように、何かをしたら、いきなり世界がばら色になることなんて、ありません。
気長に、少しずつ取り組み、どんなに小さなことでもいいから、できたことや、うまくいっていることに目を向けてください。
こうした姿勢を、私は「たっぷりあるマインド」と呼んでいます⇒たっぷりあるマインドになるおすすめの練習法6つ~もう十分ある、と考える。
それと、古い漫画が好きだからといって、過去に執着しているとは思いません。
私も、映画は、新しいものより、古いもののほうが断然好きだし、そういう作品を中心に見ています。
いい作品や、自分の気持ちにフィットする作品は、発表された年代など関係ありません。
それでは、神無月さん、今年もあと4ヶ月ですが、お元気でお過ごしください。
断捨離しているのにイライラします~断捨離に好転反応はあるか?
最後は、今週、ユウキさんから
ライトな記事を書いてください
件名:今日のブログについて
「読みたくない。本人が医者に行けばすむことだ」←すごく共感しました!!
(この記事です⇒モーニングページを書いていると睡眠不足になります←質問の回答。)
昨日のブログで
食費は月2万円? なぜこんな話を真に受ける人がいるんですか?←質問の回答。
自分で考えろとか日本人の悪いところなどたくさん書いてあり、まあそれも事実かもしれないけど、ブログの記事にしてはずいぶん解答が冷たいな〜これ読ませて筆子さんはどうしたいの? 質問者に恨みでもあるの?(笑) と思ったのですが、個人的な相談メールがたくさん来てるんですね。
せっかくのブログなのに、というかブログってそんなに思いつめて読むものではないのに(家事育児の合間に息抜きに読んでます)、他の人の悩みまで引き受けたようで、読んでこちらの心にガラクタがたまるので、個人的にはライトな感じの記事を希望します。
精神的に重い記事が続くようであれば自分の心を守るために読者やめます。どうかよろしくお願いします。
ユウキさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
ユウキさんの心のガラクタを増やしてしまい、申し訳なく思っています。ごめんなさい。
ですが、食費200万円の記事で取り上げた質問に対する答えを、あれ以上、温かく書く技術は今の私にはありません。
あの質問は、生活上のアドバイスや、問題解決のヒントを求められたものではなく、単に、私の意見をうかがいたい、という内容でしたから、自分の意見を率直に書いただけです。
就職試験などで、同じ質問が出たら、同じことを書きます。
礼は尽くしていると思うし、べつに冷たいとも感じませんが。
まあ、「筆子の回答は冷たい」とは、よく言われることであり、それは今に始まったことではないので、質問者さんは、ある程度、私の反応を予想したうえで質問しているはずです。もちろん、質問してきた方に感謝はあっても、恨みはありません。
ところで、ライトな記事とは、たとえばどんな記事でしょうか?
記事のテーマや、過去記事にそんなものがあれば、具体的にURLを教えていただければ、そういう記事を増やします。
それではユウキさん、これからもお元気でお暮らしください。
****
2回めの告知です。
エッセオンラインに新しい記事がアップされました⇒50代、洗面所やトイレで「今すぐ捨てるべき」もの。本当に必要なものの残し方 | ESSEonline(エッセ オンライン)
いつもいろいろなお便りをありがとうございます。
先日も書きましたが、込み入った質問に個別に回答していると、ブログを書く時間を取られるので、多くは記事で回答しています。
ほかにも更新したいブログがあるし、エッセオンラインにも記事を書いているし(これでもブログの記事と差別化しているつもり)、たまには雑誌の仕事もしています。
それに、ブログのメンテナンスもあります。リンク切れの修正や、動画の最適化、過去記事のりライトなど、本当はやったほうがいいことや、やりたいこともできていないので、ブログのメンテに関しては、アシスタントを雇いたいほどです。
娘が、「私がマネージャーをやってあげる」と言ってくれましたが、あの子は、日本語の読み書きはいっさいできないため役にたちません。
まあ、メールの返信はいっさいしない、というスタンスにすることもできます。
実際、メンタルが弱っている方の質問に、メールや記事で直球で回答すると、質問した側が、うまく受け止められないことがあります。自分が思っていた答えと違うと、逆ギレする人もいます(強烈な逆ギレが過去に3回ありました)。
そのメールでしか知らない方ですし、私にはほかの事情なんて何もわかりませんので、メールを読んだ範囲で誠実に手抜きなく回答しているつもりです。
記事にするときは、他の人にも役立つような書き方を心がけています。いつもそれがうまくいくとは限りませんが。
中には読んだ人の心にガラクタがずんとたまる記事や、「痛い」と感じるものもあるでしょう。でも、それは、「本人の問題をかすっているから」ということもあると思います。
その瞬間は、大いに不快でしょうが、そういう問題は避けるのではなく、クリアしてしまったほうが、後々楽ではないでしょうか?
クリアする方法もたくさん書いています。
もちろん、記事を読まないという手もありますので、読むのをやめていただいてもかまいません。とりあえず、来週は私なりに、ライトな記事を書いてみます(明日のTEDの記事はライトではないかもしれません。すでに3分の1ほど準備したものなので、変更できません)。
コメント欄をあけていないので、個別にメールの返信を求めている人には、これからも返信し、質問にはできるだけ記事で回答することを続けるつもりです。
それでは、あなたも、質問、感想、思ったこと、最近のできごとなど、言いたいことがありましたら、お気軽にお問い合わせフォームから送ってください。
お待ちしています。
・・・・今回も、長い記事になってしまってすみません。