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読者のお便り紹介コーナーです。先月(2018年7月)にいただいたメールから4通紹介します。
4通のうち3通は、洋服を捨てた体験をつづったものです。
まず、まるこさんのメールを紹介します。
服の断捨離をして気づいたこと
件名: 私って、お金持ち。
さて、私の住む地域ではここ数日猛暑が続き、慌てて真夏用の衣類を出しながら、もちろん断捨離チェックに追われておりました。
で、かなり処分したと思っていたもののまだまだそこそこ存在する衣類を見て、ふと気づいたことがあったんです。
「こんなに服を買えたなんて、私ってお金持ちじゃん!」
そうなんです。
買った時点では毎月のやりくりや節約に心奪われ、「今月も厳しいわ~;もっと収入があればなあ」的な心境でいましたが、現実としてこれだけのモノがあるということは、実際は買うゆとりがあったわけで。
■「お金持ち」の自己イメージのハードルが高い
■他人との比較やマスメディアに影響されている
■本当に必要なものだけを買っていなかった
等々の過去の自分の姿があぶり出されました。
セルフエスティームが低いから、それを補おうと新しい服を買ってしまい、更に自分に嫌気が差す、の繰り返しでした。
でも、もう自分を責めません。
反省して、思いと行動を変えればいいだけですから。
セルフエスティームを高め、自分軸でいることって、本当に心が楽だし、幸福感が自分の内から湧き出る感じがします。
また別の観点から、筆子さんのアドバイスの素晴らしさを実感しました。
ちなみに6月からノートに日々頭に浮かんだことを自由に書き出すことも始めたので、その効果もあったのかな?
本当にありがとうございます。
このご縁に感謝します。
まるこさん、お便りありがとうございます。
気持ちが楽になって、さらに幸福感までわきでるようになって本当によかったです。
そうですね。自分に自信がないから、洋服を買って底上げしようと思うことってありますね。
先日もそんなことを記事に書きました⇒自己肯定感が低いせいでガラクタをためこんでしまう5つのパターン。
ですが、洋服で武装しなくても、自分は大丈夫なのです。そこに気づけるかどうかがポイントですね。
ノートに気持ちを書き出すのもいいアイデアですね。
考えていることを書き出すのは、頭の中の片付けですから。頭の中が片付いてくると、それに応じて部屋の中も片付いていきます。
まるこさんが足りないマインドを捨てることができて本当にうれしいです。
毎日暑いと思いますが、これからもお元気でお暮らしください。
セルフエスティームとは? ⇒セルフエスティーム(自分を愛する気持ち)が高い人の12の特徴
足りないマインドとは? ⇒こんな考え方が貧乏を引き寄せる。お金がたまらない恐怖のマインドとは?
次は、5代目ポッポちゃんのお便りです。
服を整理したら気持ちが落ち着いた
件名:後1年半で50歳、それまでには…
その後転職した先が合わず、その間、断捨離が進まず、先月辞めて心穏やかになり断捨離に取り組み始めました。
日本列島酷暑の夏、涼しく過ごせる服のみ着用することにより、着ない服、傷んだ靴を合わせて20点処分してスッキリしました。
一昨年までの私はストレスを買い物で解消、シーズンスタートには最新の物を買いに行くのが当たり前でした。
買わない決心して着倒すのにどれだけの時間が必要かと思い整理しました。
今の私に似合ってない使い倒した物、持っているだけで傷んでしまった物を整理して気持ちが落ち着く日が来ると思っていませんでした。
気づかせていただき感謝しております。
通年分のアイテム50点以内を目指します。
ポッポちゃん、メールありがとうございます。
気持ちが落ち着いてよかったです。
先日、涼しくない服を捨てるすすめを書いたのですが⇒夏場に捨てたい5つのガラクタ:プチ断捨離(34) ポッポちゃんはすでに実践しておられたのですね。
服に限らず、物をたくさん所持していると、自分の家にどんな物があるのか忘れてしまいますよね。
私も、物の数はそんなに多いほうではないと思うのですが、1000個捨てチャレンジをするために、クローゼットの中をごそごそと見ていると、「あ、これ、こんなところに置いていたんだ」なんて思うものがあります。
人間って、本当にすぐに忘れてしまうんだな、と実感しています。
ポッポちゃん、これからも、楽しくシンプルライフを追求してください。
ポッポちゃんの1通目のお便りはこちらで紹介しています⇒服を買うのが止まらないあなたの思考が変わる:読者のおすすめ第4位
次はうしわかさんのお便りです。
洋服はほぼ全捨てしました
件名: はじめまして
筆子様のブログは2年ほど前から楽しみにしております。
さて、衣類の断捨離が度々話題になるようですが、私は運動用と就寝用以外、洋服関連は全捨てに近い状態にしてしまいました。もう半年になります。
着物生活者になったのです。
衣装持ちだった母が残した着物をよく着ていましたが、洋服と着物の管理が心理的にもずっと負担になっていたと思います。
筆子様のブログを拝見しているうちに、洋服を手放す踏ん切りがつき、大放出~
結果、後悔するかどころか二重生活を解消できて、セイセイしています。
洋服への未練も消えました(笑)
今年は凄まじい暑さですが、浴衣は慣れれば涼しいです。
背中を押してくださった筆子様に感謝!をお伝えしたくてメールしました。
ますますのご活躍をお祈りします。
うしわかさん、はじめまして。お便りありがとうございます。
長くブログを愛読していただき、うれしく思います。
私は着物を1枚も持っていないので気づきませんでしたが、確かに洋服と着物の両方を持っている人は、管理の手間が2倍になりますね。
着物を着慣れている人は、着物のほうが着ていて楽だというし、スッキリできてよかったです。
以前も、洋服を全捨てした読者からお便りをもらったことがあり、ブログでも紹介した記憶があります。洋服と着物、どちらかがあれば、生活できますね。
うしわかさん、これからもお元気でお過ごしください。
最後はのずさんのお便りです。
ストレスのせいで無駄な買い物をしていた
件名: ファンレターです。
のずと申します。
筆子さんより10歳年上です。が、学ばせていただくことはとても多く、何度かメールを作成したのですが、なんとなくそのまま未送信になっていました。
17歳年上の夫を3年前に見送り、その介護の間、正直ストレスも多く、でも何故かそういうときに逆に「捨て」が進む、というのは意外で、自分でも不思議でした。
捨てたあとは、本当に「すっきり!」するので、また新たな気持ちで夫と向き合えました。
はっきり分かったのは、ストレスが多いとき、無駄な買い物が増えていた、という事実。
自分癒しのための、ではなく、今現在、家に何がどのくらいあるのかを把握する余裕がなく、日常の消耗品(トイレットペーパー、ティッシュ、キッチンのポリ袋など)を、見かけたときに
今家にあるかないか、を考えることもなく買ってしまい、結果、本来の場所へ収納しきれなくなり、しまい場所もめちゃくちゃ。
あちこちに散在していた、ということ。
夫の死後、何とか気持ちを奮い立たせて片づけをしていた時、家中、あらゆるところから(笑)そういうものが顔を出すので、自分でもびっくり。
気持ちに余裕がない、とはこういうことなのか、と、実感しました。
今、それらをごっそり捨てる思い切りもないので(笑)「とにかく、使い切る!」と決めて、買ってしまったモノたち、と、使ってしまった無駄なお金、への贖罪(笑)、責任、と、自分への戒め(少々大げさ、ですが)として、使い切る、ことに徹しています。
それもまた、今の私には心地よい「捨て」だと思っています。
これは余計ですが、私も文具が好きで、ペン類、メモも(何故かいただき物だったり)溜まっていました。これは一つ(本)に絞って使わないと、、、と思っていたら、筆子さんのブログに「使い切る方法」が、載っていたので、まさか、「読まれてる・・・?」なんて思ってしまいました。(´▽`)
筆子さんのブログに寄せられた質問への回答でも、とても細やかで丁寧な対応をなさっていらっしゃる、といつも思います。
まずは対策、その後、一つ一つの詳しい説明、そして、参考記事へのリンク。
こんなに丁寧な対応、他には見たことがありません。
もちろん、相談した方への回答、なんですが、「見ている人がいる」多勢の方が見ていることを意識していらっしゃるから、出来ること、だと。大変なこと、とお察しします。
毎日、ブログのチェックが日課です。
これからも、楽しみに拝読させていただきます。
こちらは連日、今までに例を見ない猛暑です。
そちらは今快適なんでしょうか?
お体大切になさりながら、お過ごしください。
のずさん、はじめまして。お便りありがとうございます。
毎日ブログを見ていただき、とてもうれしいです。
ご主人の介護、さぞ、大変だったでしょうね。ですが、きっと、ご主人は喜んで旅立たれましたね。
ストレスのせいで買い物してしまう人も多いですね。私もそうでした。感情が先にたつから、理性的に考えられないわけです。
ストレス買いも、頭の混乱が、部屋の様子に反映する一例です。
のずさんは、自分の買い物のパターンに気づかれたからもう大丈夫ですね。
1人になってお寂しいとは思いますが、これから第3の人生を存分に楽しんでください。
私は北国に住んでいるので、そんなに暑くありません。ただ、冬は相当寒いですよ。
毎日暑いと思いますが、どうぞお元気で。
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いつもたくさんのお便りありがとうございます。いただいたお便りは、どれもうれしく拝見させていただいています。
最近いただくメールにはほぼすべて、日本はいかに暑いか、ということが書かれています。
今年は異例の暑さですね。海外のメディアでも取り上げられていますし、母も、「暑いよ~」とメールを送ってくるので、よく存じております。
私には何もできませんが、少しでも過ごしやすくなってくれたらいいなと願っております。
暑いときは、しっかり寝て、体調管理を万全にして乗り切るしかないですね。
私に決定権があるなら、こんな時期に高校野球やオリンピックは行いません。
それでは次回のお便り紹介をお楽しみに。