シニア目前、主婦でミニマリストなブロガー筆子が、断捨離と節約をして「老い支度」に励む日々をつづっています。

こんな考え方が貧乏を引き寄せる。お金がたまらない恐怖のマインドとは?


人を確実に貧乏にする思考を紹介します。

それは、「あれが足りない」「これが不足している」と足りないことにフォーカスする考え方です。

「足りないと思ってしまう心」を捨て、「実は充分あるんだ」という気持ちになれば、実際にお金が入ってくるのではないか、と私は考えています。

今回は、なぜ「足りないと思ってしまう心」があると、貧乏になってしまうのかその理由をお伝えしますね。

足りないと思ってしまう心とは?

先日、私たちは「できないことばかりが見えるメガネ」をかけていると書きました。実は、このメガネをかけていると、自分に足りないものもよく見えます。

メガネの話⇒家族に片付けを促す一番いい方法は、自分ができることにフォーカスすること。

あなたが過去24時間に発した言葉を考えてみてください。「◯◯が足りない」と何度も言っていませんか?私もよく言いますが。

たとえば、

-時間が足りない
お金が足りない
-(料理の)材料が足りない
-人手が足りない
-収納スペースが足りない

日々の暮らしの中で、先に進もうとするとき、人は必ず何かが足りないと思ってしまうのです。

これは誰でも感じることです。英語では、the scarcity mentality (ザ スケアシティ メンタリティ)と呼びます。

私は、この言葉をスティーブン・R・コヴィー博士の『7つの習慣』という本で知りました。日本語でなんと訳してあるのか知りませんが、scarcity は「不足、欠乏」なので、「欠乏感」と言えるでしょうか。

コヴィー博士は、時間、お金、幸せなどが、この世に1つのパイ分しかないと考えると、足りない気持ちになると書いています。

パイとはpie で丸いお菓子のパイです。もし誰かが、大きな一切れを食べてしまうと残りはほんの少し。その小さなパイを他の大勢の人たちと争うことになるから、「足りない、足りない」と思ってしまうのです。

お金なんて銀行で刷ればいくらでも作ることができます。まあ、自分の好きなように印刷できやしませんが。幸せや幸運のように形のないものは、パイになるわけがありません。

なぜ「足りない」と感じるのか?

では、なぜこんなふうに考えてしまうのか?

理由の1つは、この世の中を「自分対他の人」という視点で見てしまうこと。

たとえば自分がいつも見ている、家計を公開している節約ブログで、「今月は夫のボーナスが出たから、収入がすごく多かった。200万円ぐらいありました。ホクホクです」という記事を読んだとします。

冷静に考えれば、見ず知らずのブロガーの家に、200万円振り込まれても、自分の生活には何の影響もありません。

けれど、多くの人は、こういう報告を聞くと、どちらかというとネガティブな感情をいだきます。「すごいな、うらやましいな」ぐらいならいいのですが、「なんであの人ばっかり。私はこんなに節約をがんばっているのに。不公平だ。ひどい、悲しい」なんて落ち込む人もいるでしょう。

「それはよかった。私もうれしい」と反応する人は少ないです。

別の例をあげます。

自分に何か不運なことが起きたとします。夫が失業し、子供が受験に失敗し、自分もパートの面接に落ち、母親は認知症になり介護が必要。こんな大変なことが次々と襲いかかってきました。

こんな時、他の人は、いかにも幸せそうに見え、「なんで私ばっかりこんな苦労をしなければならないのか」とこれまたネガティブな気持ちになります。他人は幸福をいっぱい持っていて、自分には足りない、と感じてしまうのです。

このような感情は、自分と他人を比べなければ起きません。不運が次々と襲いかかってくると確かにきついですが、人と比べるとますます気持ちがふさぎます。

人と比べなくても、自分で勝手にいろいろなものが足りないと決めつける人もいます。

幸せなのに取越し苦労をする人もいます。「こんなふうに、いつまでも幸せが続くわけはない。今にきっと何か悪いことが起こる」と思います。

確かに、世の中、徳川家康が言ったように、禍福は糾える縄の如し(かふくはあざなえるなわのごとし。幸せと不幸せが縄のようによりあわさっている)という面はあります。

しかし、幸せなときは、次にくるであろう不幸を恐れ、不幸なときは、その不幸にうちひしがれている、という人は珍しくありません。

こんな風に感じるのも、幸せはパイ1個分で有限であり、しかも誰かが先にもうだいぶ取ってしまっているという考え方をしているからです。


足りないマインドが人を貧乏にする

「あれが足りない」「これが足りない」と思っていると、あまり楽しい気分になれないことは想像つくと思います。

それだけでも、「足りない」と思うのはダメージが大きいのですが、さらに恐ろしいのは、「足りないと思う気持ち」が人を貧乏にすることです。

たとえば、自分には才能が足りない、と思ったとしましょう。そういう人は、何かやりたい仕事があっても、「自分には無理だから」と早々にあきらめてしまいます。

高収入を得るチャンスがあるのに、「私には足りないものがあるから」と尻込みして、そのチャンスを逃すのです。

ちょっとしたビジネスアイディアを思いついても、「私には資金が足りない」と思うので、そのビジネスを追求しようとしません。

すでにビジネスをやっている人は「お客さんが足りないから売れない」と決めつけて、さらに一步踏み込むことができません。

「時間が足りない」と思っている人もいろいろ損をします。

毎日私のブログを読み、「物を捨ててスッキリシンプルライフを送りたいなあ。でも私には無理だな。だって仕事で忙しくて時間が足りないもんね」と思い、不用品を捨てることを1年半先延ばしにしている人はきっとたくさんいると思います。

断捨離を先延ばしすることは、実はすごく経済的に損なことです。

着ない服をためこむと、どんなコストがかかるのか詳しく書いています⇒節約ではお金はたまらない。お金持ちになりたいなら、買わない暮らしが1番いい

余計なストックを持つ損失について書いています⇒多すぎるストックをただちに断捨離すべき理由。過剰在庫は資産ではない

お金が足りない

今月もお金が足りない…。

☆「足りないマインド」から「たっぷりあるマインド」に変える方法はこちら⇒貧乏人の「足りないマインド」から金持ちの「たっぷりあるマインド」へ変換する方法。

セールや割引に弱い人は、自分にはお金が足りないという気持ちを持っています。充分お金を持っていないので、ただでもらえる物は何でももらうし、それが無理ならできるだけ安く買おうとして、かえって損をするのです。

私は自分の体験からこのことがよくわかります。私、おまけや付録に弱くて、ずいぶん損をしました。給料もずっと少ないと思っていました。⇒断捨離の天敵、無料サンプルや値引き品の誘惑に打ち勝つ5つの方法 「無料のものや値引きされたものが好きだった筆子」の箇所をお読みください。

「洋服が足りない」と思っているから、家にたくさん服があるのにどんどん新しい服を買ってしまいます。

そもそもいろいろな服を買うのは、「自分には魅力が足りない」という気持ちがあるからではないでしょうか?魅力が足りないので、洋服でカバーしようと買い物に走るのです。

ほかにも、「自分には◯◯が足りない」という思考のせいで、お金と縁遠くなることはたくさんあります。

お金がない、時間がない、勇気がない、運がない、スキルが足りない、実力が足りない、能力が足りない、経験が足りない、準備する時間が足りない、体力が足りない、家族の理解が足りない。

足りない、足りない、足りない。

足りないことばかりにフォーカスしすぎる、チャンスに賭けることもせず、やりたいことを始めることもできず、自分に投資することもしない。そんな人生になってしまうのです。

特に「お金が足りない」と思っている人は危険です。

幸運のパイは1つだけであり、それをみんなで奪い合っている、と信じているので、いつも性急な意思決定しかしなくなります。

早く取らないとあぶれるからです。

だから給料をもらったら、長期的な視野に立って貯金をすることはせず、「今必要だと思うもの」をさっさと買ってしまいます。

これでは、お金がたまらなくても仕方がありません。

お金を手にするためには、「足りない」という思考から、「足りている」思考に変換すればいいのです。


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