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読者のお便りを紹介します。今回は、10月にいただいたメールから、記事の感想を3つ集めました。
・たっぷりあるマインドについて
・嫌いなのにずっと持っていた物をようやく捨てた
・木枕について
・掲載誌のお知らせ(筆子より)
それでは、まずぶうさんのメールです。小見出しは私が入れました。
たっぷりあるマインドにすると本当に豊かになる
こちらの記事の感想です⇒「足りている」「充分」と思うと、本当に心身・経済ともに豊かになれるのか?←質問の回答。
件名:10月17日記事の感想
大げさな言葉
私は、大げさな表現の日本語が気になります。
「搾取」もそうですが、例えば、「格差社会が叫ばれている」などと使う、「叫ばれている」等、咄嗟にはいくつも思いつきませんが、それほど大げさな表現でなくても通じる内容を、さも大きなことのように表現するのを耳にすると、少し疲れます。
そういう大げさな表現を使うことで、使った本人がその言葉に酔って、束縛されたようになってしまうのではないかとも思います。
「たっぷりあるマインド」、筆子さんのおっしゃる通り、本当に心身・経済豊かになると実感しています。
私の場合、先に「すっからかんに減らす」という経験から、そのあとで「たっぷりあるマインド」を感じ、好循環に入っていきました。
3つの経験があります。
血液
1つ目の経験は、献血。
痛い思いをしてまでする価値を感じなかったのですが、友人が白血病で闘病していた際に献血をしたところ、身体が軽くなったような気がしました。
実際、献血後は造血作用が高まるようです。
健康チェックもできるので、今や120回以上も献血をしています。成分献血なら2週間おきにできます。
タオルと毛布
2つ目は、東日本大震災で、被災地にタオルと毛布を寄付したことです。
避難所では泥をかき出すのに、使い古したタオルも必要だったそうです。
いつか使うかもしれないと収納していた新しいタオルはもちろん、使用していたタオルも何枚か寄付しました。
うちは4人家族ですが、バスタオル4枚(1日分。毎日洗濯するので、予備はいらない)、手拭きタオル6枚(台所と洗面所で1日2枚しか使わないものの、予備として2セット)だけにしました。
ちょうど何年間か暖冬で毛布の使用頻度が下がっていたので、家の毛布のすべてを寄付しました。
それまでは、こんなに減らすことは不安だったのですが、生活はまったく変わらず、むしろ、すっきりしました。
お金
3つ目は、住宅ローンを完済するため、貯金を全部使ったことです。
よく、生活費の半年分くらいは残したほうがいいといわれますが、住むところはあるし、翌月に給与が入金されることは確定していたので、本当に銀行口座が0円になるまで払いきりました。
すっからかんになったのに、完済した爽快感のほうが大きく、「よし、また貯めよう。」と明るい気持ちになりました。
それからの方が、貯金のペースが上がり経済的に安定しました。
日本は「Go Toキャンペーン」で旅行と飲食店の利用促進をしています。
まさにブレーキとアクセルを同時に踏むような迷走キャンペーンにも見えるのですが、私は東京に住んでいるので、トラベルキャンペーン開始時は利用することができず、成り行きを冷静に見ることができました。
利用できなくてかえって良かったです。
必ずしもクーポンの上限である35%が代金から割り引かれるわけではなく、10%などの場合があれば、クレームになったようです。
割引だから高級な宿へ泊って、かなり散財したとぼやく人がいたようです。クーポンなどで得をしたいと思う人が私の想像以上に多かったです。
ぶうさん、こんにちは。記事の感想をありがとうございます。
確かに、自分の使う言葉が、思考や行動に影響を与えるので、言葉は雑に扱わないほうがいいですね。
断捨離中に言ってはいけない12のNGワード。言葉が思考を作り現実を変える。
新聞などでは、常套句(しょうとうく)を使うことが多いから、そういう記事をいつも読んでいると、大げさな表現になってしまうかもしれません。
捨てた体験を教えてくださってありがとうございます。
貯金を使い切って住宅ローンを完済されたのですね。
ローンは借金だから、返せるなら早めに返したほうが、金利を払わなくてすむから、まあ、早めに返したほうが気は楽でしょう。
先日も別の人から、車を買い換える必要に迫られたので、貯金をはたいて購入し、ローンは組まなかった、というお便りをいただきました。
手持ちのお金を100パーセント使い切ってしまっていいかどうかは、状況にもよりますが、毛布やタオルなら、使っていない物を100パーセント捨てても、何の問題ないし、生活の質があがるのでおすすめです。
それでは、ぶうさん、これからもたっぷりあるマインドで楽しくお暮らしください。
次は、Yokoさんのメールです。
ずっと捨てられなかった物
こちらの記事の感想です⇒親がくれた物を捨てたいのに捨てられない、そんな悩みの解決法。
件名:親がくれた物を捨てたいのに捨てられない、そんな悩みの解決法。
やっと親からもらったTea Pot(ティーポット)セットをドネーション(寄付)する決心がつきました。
そして他にも湯のみとか、お茶碗とか。
私の好みでないのに、日本を出るときに持たされて、ずっと捨てられなかったんです。
20年、離婚して引っ越す時も持ち続けました。
やっとこれで私の好きな、ガラスのJumping Teapot(ジャンピングティーポット)が買える!
Yokoさん、メールありがとうございます。
Yokoさんは海外にお住まいなんですね。
親御さんからもらった好みでない食器をようやく捨てることができてよかったです。
20年間も持っていたとは。
まあ、親からゆずり受けたものは、「嫌いでも持っていなければいけない」と思いがちですよね。気持ちだけもらっておけばいいのですが。
捨てるのが苦手な人ほど、もらわずに、断ることを心がけるといいですよ。
親はもちろんのこと、友人にしても、べつに悪気(わるぎ)があってプレゼントするわけではありません。
ただ、「相手が、それを欲しがっていない可能性もある」ということが、全く想像つかないだけです。
自分が贈り物に選ぶものは、たいてい、自分が好きな物だから、自分の中では、「すばらしい物だ。これをいらない人なんて、この世にいるわけない」と思い込んでしまうのです。
だから、丁寧に断ってみると、無理強いしないと思います。
私は、このブログで大々的に、物はいらない、まめに捨ててる、いらない物は断っている、と書いているので、まわりの人は、皆、気を使ってくれて、何もくれないですし、「贈ると迷惑でしょうか?」と事前に聞いてくれます。
「不用品は持たないようにしています」と、カミングアウトしておくといいですね。
そして、自分が贈る側になったときは、押し付けないことを心がけるといいでしょう。
それでは、Yokoさん、お気に入りのティーポットでおいしいお茶を飲んでください。
最後は、笛吹きお遍路さんのお便りです。
私の木枕の使い方
この記事の感想です⇒木枕の使い方のアイデア~寝相に関する質問の回答。
件名:木枕使ってます、が
今日は木枕の話題でしたね。以前記事を読んでから使用しています。
木枕は首にあてがうものですが、どうも窮屈で落ち着きません。
サイズを誤ったかと首に当てて床に寝た状態で電話で問い合わせたところ、低いかも、とのことで私の体感とは逆の指摘でした。
タオルで調整しましたがやっぱり「窮屈」感はぬぐえず、これは買い直しかと、どんよりしましたが、ふと、学生の頃手近の本、辞書なんか最高でしたが、「硬くて平ら」なものでぐっすり昼寝したことを思いだしました。
別にイヤなら首に当てなんだらええんちゃうん?と、ひっくり返して、平らな面を後頭部に当てて寝てみました。
さすがに痛かったのでタオルを併用しますが、朝まで眠れて寝違えなども今のところありません。
何が一番大事かと言えば私が気分よくいられることです。
多分外れたものをあてがい直してるんだとは思いますが、朝は枕の上で目が覚めます。多分変な使い方ですが、私が問題を感じていないのでこれでよし、です。
私はこうしてますよ、と喋りたくなっただけなのでご返事は不要です。
明日も楽しみにしています。
笛吹きお遍路さん、こんにちは。メールありがとうございあmす。
え? 木枕を逆さにして寝ている?
写真を撮ったあと、私も寝てみました。
確かに、四角くて平らな部分に、後頭部の半分を乗せれば、ふつうに寝られますね。
このとき、枕が、前傾します。
私は、枕を首筋に当てて、首筋を伸ばして寝るのが好きなので、ふつうにかまぼこ型になっている方を上にして寝ますけど。
私も、学生時代、辞書を枕にして寝たことがあります。
高さがあって、硬いから気持ちがいいです。表紙が革の、研究社の新英和中辞典を枕にしていました。
それでは、お遍路さん、これからも木枕でぐっすり眠ってください。
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今週もたくさんのお便り、ありがとうございました。
今年いただいたお便りは、今年中に掲載したいと思っているので(無理な気もします)、来週は、お便りを紹介する日を増やしますね。
最後に掲載誌のお知らせです。
雑誌『サンキュ!』の1月号に、筆子が監修した記事が、4ページのっています。
アマゾンを見たら、12月2日発売となっていました。紹介が遅くなってすみません。
Zoomで取材を受けたのが10月のはじめだったので、すっかり忘れていました。
記事は2つあって、1つは漫画なので、読みやすいと思います。
昔、私もギャグ漫画が好きで、土田よしこ先生の、『つる姫じゃ〜っ!』という漫画を週刊『マーガレット』で楽しみに読んでいました。
コミックスも持っていましたが、漫画は、だいぶ前に全捨てしました。
きのう、漫画を捨てようかどうしようか、という相談に回答しましたが⇒昔の漫画を捨てたほうがいいのか? 迷ったときの決め方。
以前、楽しんで読んだのなら、もうそれでいいのではないでしょうか。
万が一、また読みたくなったら、今は、たぶん漫画のアプリで読めます。
それでは、あなたも記事の感想や、質問、その他、言いたいことがありましたら、お気軽にメールください。
お待ちしています。