忙しい主婦

ミニマルな日常

最終更新日: 2017.09.6

時短家事、主婦ミニマリストの7つの工夫

ページに広告が含まれる場合があります。

 

今回は私の時短家事の工夫を7つお伝えします。主婦ミニマリストなので、基本は物を減らして家事そのものをを楽にしています。

共働きの主婦はもちろん専業主婦でも、子育てや介護で忙しい人は多いです。そもそも主婦は、家族や親戚など、人の都合で、スケジュールが決まることがしばしば。自分の時間はすべて細切れだったり、突発的に忙しくなったりで、気づくと1日が終わっていた、なんてことがよくあります。

朝早く出勤し、毎日8時、9時まで残業するお父さんたちも大変ですが、主婦も主婦なりに大変なのです。

私はこんなことをを心がけて、「時間がない」状況にならないようにしています。

1.To-doリストを作る
2.タイマーを使う
3.物はできるだけ減らす
4.すべて自分でやろうとしない
5.何ごとも早め早めにとりかかる
6.NOと言うべきときには言う
7.完璧主義は捨てる

1つずつ説明します。



1.To-doリストを作る

「あれもやらなきゃ」「これもやらなきゃ」とあせって、何もできずに1日が終わってしまうことってありませんか?

私は「やりたいこと」「やらねばならないこと」はすべて、付せんに書き出しています。書き出してみると、「すごく忙しい気がしたけど、それほどでもないか」とか「これは別にもうちょっとあとでもいいよね」とか「そもそもこんなことは私はやらなくてもいいよね」といった気づきがあります。

すぐに終わってしまうタスクはそのまま、ちょっと大掛かりなタスクで、完了するのに時間がかかるものは、小さなタスクに分け、厚紙を台紙にして、「きょうやること」の下に、だーっとはっています。

この作業、前は前日の夜に書いていましたが、朝になると予定が変わることが多いので、今は当日の朝にしています。

付せんに書けば、頭の中のもやもやは消え、心配や焦りも軽減され、さらに優先順位をつけることもでき、タスクの見える化もでき、あとはただ上から順番にタスクをこなすことに集中できます。

私がTo-doリストを作る時にこころがけていることは:

●実現可能なリストにする
●タスクはできるだけ減らす(ミニマル思考)

この2つです。To-doリストにたくさん書いたところで、時間が増えるわけではありません。やりたいことは無限に書けばいいのですが、そのあと、きょうやるべきタスクを絞り込んでリストに入れます。

詳しくはこちら⇒毎日が楽しくなるミニマリスト的時間管理術

2.タイマーを使う

タスクを15分、25分、30分など短めに見積もってタイマーをかけてやっています。だらだらやるより集中してやったほうが早く終わるし、達成感あり。

具体的なタイマーの使い方はこちらです⇒タイマーを使って仕事や家事に一点集中~ミニマリストのタイマー活用法

3.物はできるだけ減らす

物が少ないほうが家事が楽になるのは、このブログで再三書いています。100個片付けるより1個片付けるほうが楽です。

パーツの多いベッドを利用するより、床に毛布ひいて寝るほうが、管理が楽です。

物を減らすと、単純に考えても、

●掃除が楽になる⇒掃除の時間の短縮
●探しものをする頻度が減る⇒無駄な時間の短縮
●整理整頓、収納をする時間が減る
●あれこれ悩む時間が減る(服が少なければ着ていく服に迷いません)

こんなふうに時間の余裕ができます。

特に、汚部屋から物を探しだすのは本当に無駄な時間です。娘の部屋でよく探しものに駆り出されるので、その無駄さ加減にうんざりしています。

物を減らして、それぞれの物があるべきところに収まっていれば、探しものは劇的に減ります。

以前、「服を減らすと洗濯の頻度があがって大変ではないですか?」という質問をいただきましたが、洗濯物そのものを減らしているので、さほど大変ではありません。

洗濯の話⇒洗濯物の量と洗濯の回数を減らす簡単な方法~服の数が少なくても大丈夫

4.すべて自分でやろうとしない

何もかも自分でやろうとするといくら時間があっても足りません。できるだけ周囲の人に家事に協力してもらっています。

といっても、私の場合、夫だけですが。娘はアルバイトで忙しく、あまり家にいないのでたいして頼みごとはできません。

ただ、娘の場合、何でも(掃除と食事の用意以外は)どんどん自分でやってくれるので、ほとんど手がかからず、その点とても助かっています。

親類縁者がそばにいたら、交代で子供をあずけあったりするといいと思います。これはママ友同士でもできます。

子供が習い事をしているなら、ほかのママさんと交代で送り迎えをしたり。

そばに援助を頼める人がいない場合は、プロのサービスを使うこともできます。家事代行にお金を払うのはもったいない気がするかもしれませんが、要所要所でこういうサービスを使うと自分の負担が減ってぐんと楽になります。

私は2週間だけ、家政婦さんを頼んだことがあります。子供を産んで翌日家に帰ったとき(私の住んでいる州の病院は問題がなければ出産後24時間以内に退院)、手伝ってくれる人が誰もいなかったからです。





5.何ごとも早め早めにとりかかる

どうせやらなければいけないことなら、なるべく早めに着手するようにしています。ただ少しずつやっています。それこそ1回15分ぐらいです。

最近はこちらで書いているタイムボックスを試していますよ⇒効果的にガラクタを捨てる7つのコツ~カレン・キングストンに学ぶ 「3.分割して片付けをする」のところです。

締め切りのある仕事の場合、締め切りまで放置しておくと、まぎわにとても苦しい思いをします。私は子供のころ、夏休みの宿題をギリギリまでためて、何度も地獄を見ました。

宿題は自分1人が死ぬ思いをすればいいのですが、大人になると周囲にも影響があるので、ますますストレスがたまりますから、スケジュールには余裕を持たせています。

他にも忙しくなってしまう理由はいろいろあります⇒なぜそんなにいつも忙しいの?~忙しさを生む7つの理由と忙しくなくなる方法

6.NOと言うべきときには言う

人から何か頼まれたとき、スケジュール的にきつかったら、断ることも必要です。安請け合いは禁物。あまり無理をして何でも引き受けてしまうと、あとで困るのは自分です。

断り方はこちら⇒断る勇気を持とう。上手にNo(ノー)と言う方法

7.完璧主義は捨てる

良き妻、良き母、良き主婦、良き企業人、すべての役割を完璧にこなすのは無理です。

私の場合は、「良き主婦」部分はかなりの部分捨てています。

家事は、どこで切り上げたらいいのか、終わりが見えない作業です。きっちりやろうとすれば、何時間でもかけられます。

そこで、ほどほどのところで切り上げ、自分で自分なりの「終わり」を設定するようにしています。

メリハリをつけてやる、という感じです。

番外:忙しすぎないようにする

便利な機器が増えて、仕事の手間が減ったはずなのに、昔より、今の人のほうが忙しいですね。

ということは、こういう便利なツールを使わないほうが、忙しくならない、ということになります。

そこで私はスマホやパソコンはそこまで使いこなしていません。わりと何でもアナログでやるのが好きです。そのほうが自分の脳のリズムに合っているような気がします。





風邪インフルエンザや風邪をできるだけ自然に予防する方法前のページ

静電気が発生する理由とその対策次のページ静電気でバチバチ

ピックアップ記事

  1. 筆子の新刊『買わない暮らし。』(6月16日発売)著者による内容紹介。現在予約受付…
  2. ムック・8割捨てて二度と散らからない部屋を手に入れる、発売しました。
  3. 新刊『本当に心地いい部屋』4月14日発売のお知らせ:現在予約受付中。
  4. 新刊「50歳からのミニマリスト宣言!」3月14日発売のお知らせ(現在予約受け付け…
  5. いつか使うかもしれない、と思うものを本当に使う方法、あるいは見切りをつける方法。…

関連記事

  1. 図書館にいる若い女性

    ミニマルな日常

    読みたい本が多すぎて追いつかず、図書館に振り回される~この問題の解決法。

    読みたい本が多すぎて追いつかない。アドバイスください。この質問…

  2. 机がごちゃごちゃな人

    ミニマルな日常

    とにかく始めてみる。ほんの小さな行動が生活を変える話。

    読者のお便り紹介コーナー。今回のテーマは「行動せよ!」です。実際に行動…

  3. お弁当タイム

    ミニマルな日常

    足りていることに満足する人生も悪くない。

    シンプルライフや片付けに関する読者のメールを紹介します。今回は、先月(…

  4. フリーアイテム

    ミニマルな日常

    ご自由にお持ちくださいボックスに、不用品を入れて出したら、すぐに処分できた。

    シンプルな暮らしを心がけている読者のお便りを紹介します。今回は…

  5. 机で寝ている女子社員

    ファッションをミニマルに

    職場で服を押しつけられ、その服を着ないと怒られます。どうしたらいいですか?

    服を押し付けられ、着ることを強要されるため、捨てることができない。こん…

  6. 花瓶を持っている人

    ミニマルな日常

    捨てる前に試したい~読者が実践する死蔵品の活用アイデア。

    家にある死蔵品をどのように活用しているか、さらに使い切ることで得られる…

文庫本『それって、必要?』発売中。

「50歳からのミニマリスト宣言!」

ムック:8割り捨てて二度と散らからない

ムック・8割捨てればお金が貯まる

書店かセブンイレブンで買ってね。
8割捨てればお金が貯まる・バナー
ムック本・8割捨てればお金が貯まる、発売のお知らせ

「本当に心地いい部屋」

「買わない暮らし。」売れてます(第7刷)

筆子のムック(第5刷)

筆子の本、『書いて、捨てる!』

更新をメールで受け取る

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

1,826人の購読者に加わりましょう

新しく書いた記事を読む

  1. 4人家族
  2. 片付いた机の上
  3. 片付いたリビングルーム
  4. チャレンジする女性
  5. ベッドにスプレーする女性
  6. 目標に向かう旅をする女性
  7. 引っ越しの荷造りをしている女性
  8. 小さなアパート
  9. 引き出しの中の服
  10. パントリーをチェックしている女性

筆子の本・10刷決定です

オーディオブック(Audible版)も出ました♪ 捨てられない人は要チェック
1週間で8割捨てる技術
⇒筆子の本が出ます!「1週間で8割捨てる技術」本日より予約開始

 

実物の写真つき紹介はこちら⇒「1週間で8割捨てる技術」筆子著、本日発売です(写真あり)

大好評・特集記事

小舟バナー

 

お金を貯める・バナー

 

実家の片付けバナー

 

ファッションバナー

 

フライレディバナー

 

湯シャンバナー

 

ブックレビューバナー

 

TEDバナー

 

歯の治療バナー

今日のおすすめ記事

  1. 筋トレ
  2. 本やマンガ本
  3. ストレスを感じている人
  4. スライドの写真
  5. 忙しいママ
  6. 本
  7. お風呂
  8. 断捨離中の人
  9. ゴミ出し
  10. クローゼット

過去記事、たくさんあります♪

PAGE TOP