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2017年に私が買った物から、台所で使うものを紹介します。消耗品も入れて、1年間で9個買いました。
不用な物はできるだけ買わない
ミニマリスト主婦、筆子は、物を増やしたくないので、もう何年も前から買わない挑戦をしています。
買わない挑戦とは?⇒誰でもできる『買わない挑戦』の始め方。自分ルールで楽しく実践。
今年は特に本の購入を控えていました⇒本や雑誌を捨てられないあなたに、本箱チャレンジのススメ。
とはいえ、何も買わずに生活するのは無理ですから、必要なものはちょこちょこ買っています。
今年は、本を買わなかった分、ほかの物を買いすぎ滝がします。では、新たに台所に導入したものを写真つきでお見せしますね。日付は購入日です。
フライパン(買い替え)4月11日
いつも使っているフライパンのテフロンがはげてきたので、新しいフライパンを買いました。
私が使っていたテフロン加工のフライパンは、取っ手をはずせるティファールのものです。こちらは、2012年2月に日本で買い、5年以上使っていました。
以前から、テフロン加工の安全性が気になっていたし、テフロン加工がだめになるたびに買い換えるのがもったいないので、思い切ってグリーンパンを導入しました。
グリーンパンはセラミックコーティングされているフライパンです。
くっつかないフライパンでありながら、フッ素樹脂加工をしていないので安全性も高い、というもの。カナダのアマゾンで買いました。
これは卵用のフライパンですが、野菜炒めでも何でも使っています。今のところくっつきませんし、洗うのもとても簡単でストレスフリーです。
写真は今朝撮影したもの。使用開始から8ヶ月ほど経過した状態です。
以前のフライパンは、かなりテフロン加工がはげていて、スクランブルエッグがきれいにできないのがストレスでした。
テフロン加工が中途半端にはげたフライパンは、健康によくないので、使うべきではありません。それを知っていながらも、ケチな私はいつまでも使っていたわけです。
前のフライパンは22センチでしたが、新しいのは24センチ。たくさん入るので、蒸し野菜ふうの料理にもよく使っています。
ただ、肉はうまく焦げ目がつかず、あまりおいしく焼けないような気がします。少なくとも見た目は今ひとつです。自分ではステーキを食べないので味のほうは確認していません。
カナダのアマゾンでは、肉用のグリーンパンもあります。一般的なカナダ人はステーキを食べる頻度が高いから、肉の焼き加減は重要な問題だと思います。しかし、日本ではそんなに気にすることはないでしょう。
そのせいか日本のアマゾンをざっと見る限り、卵用、肉用とは別れていませんね。そのかわり、日本には、四角い卵焼き専用のグリーンパンがあります。
我が家は、夫が自分専用のフライパンを持っているので、全体としては、2つフライパンがあることになります。
日本のアマゾンには、私が買ったものと同じフライパンはないようですが、これがよく似ています。
私のは70ドルだったので、値段的にも同じラインです。
ただ、重さが780グラムというのは違います。
私のは、914グラムです(いま、自分でタニタのキッチンスケールで計測)。関節炎や神経痛があって、重いフライパンを持てない人にはおすすめしません。
とはいえ、フライパンは基本、コンロにのせっぱなしなので、重さはそんなに気になりません。
グリーンパンで使う油
日本のアマゾンのレビューで、「オリーブオイルを使えないなんて」と書いて、☆1つの人がいますが、一口にオリーブオイルといってもいろいろありますよね。
精製されたオリーブオイルであれば、問題なく使えます。
参考までに私のグリーンパンについてきた紙に書いてあった、推奨クッキングオイルと油脂を書いておくと、
◯前提:調理するときは予熱をし、必ず油脂をひいて使う
空焚きすると、コーティングがこわれるので、全体に満遍なくオイルをなじませます。
◯発煙点の高い油脂(high smoke point oil)を使う
発煙点とは、その名のとおり、油脂が煙になる温度です。発煙点の低い油脂だと、フライパンの温度がそこまで高くないのに、煙がもくもく出ます。
紙に書いてあったのは、以下の油です。
生成されたオリーブオイル、ピーナツ油、コーンオイル、(澄まし)バター。
澄ましバターとは、clarified butter で、タンパク質など油脂以外の成分をとりのぞいたバターです。ふつうのバターを湯煎にかけて溶かし、上澄みをとれば、それが澄ましバターです。
こだわる人は、上澄みをキッチンペーパーなどで濾します。
ですが、紙に、(clarified)とかっこ付きで書かれていたように、べつにふつうのバターでも大丈夫ではないでしょうか。これまでの人生で、調理油として使っているバターが焦げて、煙が出る、なんて状態に遭遇したことがありません。
特に卵料理はすぐにできるから、バターが発煙するまで加熱したら、中身も食べられない代物になっていそうです。
尚、エクストラヴァージンオリーブオイルの発煙点は160度、精製されたオリーブオイル(エキストラライトオリーブオイル)の発煙点は242度です。ふつうのバターの発煙点は177度。
温度はこのサイトを参考にしました⇒クミタス 読み物 油脂(オイル)の選択と発煙温度について
だから、「グリーンパンではオリーブオイルを使えない」とはいえないわけです。使わないほうがいいのはエクストラヴァージンオリーブオイルなのです。
エクストラヴァージンオリーブオイルは発煙点が低いし、グリーンパンのノンスティック加工に、炭化した物質(つまり焦げ付き)を残す可能性があります。
それに高温で炒める料理にエクストラヴァージンオリーブオイルを使うとまずくなると思います。
私がいま炒め物に使っているのは、あまり発煙点の高くないココナッツ油です。
しかし、特に問題なく使えています。たぶん私が、フライパンを、中火(我が家のコンロの目盛りだと4)かそれより下の温度で使うのと、あまり長時間フライパンを火にかけないからだと思います。
たいていの食品は、熱を加えれば加えるほど、栄養がこわれるので、以前は、フライパンを使うことも、あまりしたくない、と思っていたぐらいです。
グリーンパンの使い方で気をつけるポイント
その他、グリーンパンの使い方の注意を書いておきます。
◯弱火~中火で使う
強火でガンガン熱したらコーティングがだめになります。これはテフロン加工のフライパンも同じです。
高温で炒める料理が好きな人は、やはり鉄のフライパンがいいでしょう。
◯金属製のヘラをつかわない
コーティングを傷つけるかもしれないからです。私はシリコンのへらを使っています。
◯熱いままのフライパンにいきなり冷たい水をかけない
急激な温度の変化のせいで、コーティングがこわれる可能性あり。
調理が終わったら、フライパンを放置して、自然に熱をさまします。その後、お湯で洗って、そのまま乾燥させるか、ふきんでふいておけばOK。食器洗い機は使わないほうがいいです。
◯空焚きしない
高温になりすぎて、コーティングがこわれる恐れあり。
***
グリーンパンの使用でもっとも大事なのは、調理の温度です。高温で熱するとコーティングがだめになりますから、いつも弱火~中火で使うべきです。
しかし、1度や2度、数分間、高温で熱したからといって、すぐにコーティングがだめになるとも思いせん。
買ったばかりのとき、夫が、グリーンパンを強火にかけて使っていてあわてましたが、事なきを得ました。
彼は、フライパンをいきなり強火にかける癖がついているのです。逆に私は、ずっとテフロン加工のフライパンを使っているので、弱中火から始める癖がついています。
アマゾンのレビューには、「こげつかない」とか「半年で焦げ付くようになった」など、いろいろな意見があります。その差は、使い方や、作る料理(素材や油脂)、使う頻度、使い方や手入れの仕方によるものです。
注意書きのとおりに使っていれば、そんなに簡単にこげつくようにはならないでしょう。
いきなり強火にかけて、コーティングをだめにしてしまったら、あとは何をどうしてもくっついてしまいます。
フライパンの熱を有効に使うために、調理する素材は冷蔵庫から出して、質問に10分ほど置く、と紙に書いてありますが、これはほかのフライパンにもいえることですよね。
鍋(買い替え)4月11日
フライパンを買い換えるついでに、やはりティファールの取っ手が取れる鍋を、べつのティファールの製品に買い替えました。より安全性が高い商品です。
PFOA(ペルフルオロオクタン酸。環境に残るフッ素加工物。摂取しないほうがいい)、鉛、カドミウムは入ってません、と説明にある製品を選びました。
日本では、PFOAやPTFE(ペルフルオロオクタン酸。フッ素加工物。摂取しないほうがいい)が使われているとか、使われていないといった表示義務はそんなに厳しくないので、カナダで買うことにしました。
こちらは捨てたフライパンと鍋です。
取っ手のいらないティファールは、まだミルクパン(ソースパン)とウォック(中華鍋)が残っています。
ウォックはあまり使わないので、断捨離しようかと思ったのですが、たまに夫がこれでチリを作っているので、残しました。ミルクパンはゆで卵を作るときや、パスタソースをあたためるのに使っています。
ちょっと昔の我が家の鍋とフライパンのラインナップについてはこちらをどうぞ⇒鍋とフライパンを公開~料理が苦手な節約系ミニマリスト主婦の場合(写真つき)
レモンスクイーザー(新規導入)6月
レモンをしぼるために購入。私は、毎朝レモンを半個しぼって、ホットレモンウォーターというのを作って飲んでいます⇒ホットレモンウォーターでデトックスしながら免疫アップ。でも歯に悪いから注意
これまでは、ハンドミキサー(電気で動く泡立て器)の羽を使って、レモンをしぼり出していました⇒レモンの絞り器の代用を発見。道具を断捨離して、より快適に暮らす
それで充分だったのですが、6月にハンドミキサーを断捨離したため、羽もなくなったので、専用器具を導入しました。
長さは14.5センチ、重さは52グラムというコンパクトな製品で、邪魔にならないし、レモンもうまく絞れます。
竹製です。買ったばかりのとき、はしっこにささくれだった部分がありましたが、爪やすりで削ったら、きれいになりました。
10ドルもしましたが、毎日使っていることを思えば、値段は問題ないでしょう。
今年はお菓子作りに使っていた道具は、クッキー型も含めて、すべて断捨離しました。
森修焼の皿とボール(新規導入+買い替え)7月
ワンプレートに何でも盛れる大きめの皿を買いました。
直径26センチ、リム部分を除いた平らな部分は直径21センチ。
同じく森修焼のボール(直径16センチ)をそろいのスプーンつきで購入。
この2つは、以前使っていた茶色いサラダボールの代わりにしようと思って買いました。
サラダボールの写真はこちらにあります⇒ミニマリストの食器の数は?~50代節約系かつ粗食系の主婦の場合「私がふだん使う食器」のところにある写真の左上にある茶色い物体です。
このサラダボールは木製です。カレーなど熱いものを入れても大丈夫だと店の人が言ったので、熱い料理にも使っていました。
しかし、格安商品だったし、塗りの実態がわからず、なんとなく不安だったため、森修焼のボールに変えたわけです。サラダボールは処分しました。
森修焼とは?⇒私が森修焼(しんしゅうやき)のマグを使うわけ~安全にこだわった食器です
森修焼は日本にしかないので、これは母から送ってもらいました。
スポンジワイプ3枚(買い替え)7月
キッチンで使っているスポンジワイプがだめになったので、新しいものを買いました。
スポンジワイプについて⇒スポンジワイプの使い方。いろいろ活用できて環境にやさしいが値段は高め
カナダでスポンジワイプを見たことがないので、日本で買ってしまったのですが、いちいち送ってもらうのも悪いし、来年は代替品を探そうと思っています。
というわけで、台所関係で、2017年に新しく買ったものは、全部で9アイテムでした。
来年はふきん(ディッシュクロス)を買い替える予定です。
この続きはこちら⇒7年持つはずのセブンイヤーボールペン・2017年に買った物
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このほかに、夫が電気ポット、こぶりの木製のボール、ポテトマッシャーを買いました。
電気ポットはこわれたので買い替え。木製のボールは前のが割れたから買い替え、ポテトマッシャーは私が捨てたから買ってきた物です。くわしい経緯はこちら⇒断捨離が中だるみ中で、ちっとも片付かない人が再スタートする4つの方法(前編)
ボールとポテトマッシャーはバリュービレッジ(スリフトショップ)で買った中古品です。
彼は、バリュービレッジに、私が寄付するものを持っていくついでに、新しい中古品を買うのです。ほとんど本人が使うものではありますが。
スリフトショップは人が寄付した物を再販し、売上をチャリティに使う店です。