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不用品があふれていると、日々のストレスが増加しますが、そのことに気づかないことがあります。
実際は、物の多さがイライラを引き起こしているのに、「私がイライラするのは、家族のせいだ、毎日暑いせいだ、お隣さんのせいだ」などとガラクタ以外のところに問題があると思い込んでしまうのです。
今回紹介する21の兆候があるなら、1度、徹底的に物を減らしてみてください。
ストレスが軽減されるはずです。
1.意外なところから意外な物が見つかる
持っているのをすっかり忘れていた物や、なくした思っていた物が、意外なところにあった。
こんなことがよく起きるのは、所持品の内容と置き場所を把握できていないからです。
あるいは、押入れや棚の中が物でいっぱいなので、ふつうなら入れない場所に押し込んでしまったせいかもしれません。
2.タスクを先延ばしする
ガラクタが多いと、やらねばならないことを、いつまでもぐずぐず先延ばしすることがあります。
家のあちこちから、「必要な書類や道具をかき集めるのがおっくうだ」と思うからです。
不用品を捨てると、心の中も整理されるので、やりたいことにさっと取りかかれるようになります。
3.必要な物を1回で取り出せない
読みたい本が、本箱の奥のほうにあるので、取り出すまでに、何冊も他の本を取り出したり、横に寄せたりしなければならない。
そんなときは、本が多すぎます。
食器や衣類、雑貨にも同じことが言えます。
4.着ていくものがないとよく思う
たんすにもクローゼットにもびっしり服があるのに、「ああ、着ていくものがない!」と思うのは、服が多すぎるからです。
詳しくはエッセの記事をお読みください⇒「着ない服」を増やさない簡単すぎるコツ4つ。60代ミニマリストが実践 | ESSEonline(エッセ オンライン)
5.探しものやなくしものが多い
ここに入れたはずなのに見つからない。この間、買ったはずなのに見当たらない。
所持品が多いと探しものやなくしものが頻繁に起きます。
6.同じ物がいくつもある
コレクションしているわけではないのに、ブラシやくし、爪切り、包丁、ハサミ、フライ返し、お玉、お箸、スプーン、靴下、パンスト、洗剤、油、サランラップなどが、ごろごろある。
1つか2つだけあれば事足りるものが、いくつもあるなら、当然、物が多すぎます。
7.よく収納グッズを買う
たびたび収納グッズを買うのは、部屋にあふれた物をなんとか整理したいと思うからです。
しかし、収納は問題の解決にはなりません。問題が解決できないので、また収納グッズを買い、さらに問がを悪化する負のサイクルにはまらないよう気をつけてください。
収納スペースを減らせ:知らないうちに物が増えるのは、しまう場所があるから。
8.休みのたびに掃除をする
土日の休みのうちどちらかを散らかった部屋の整理整頓に費やすことが多いなら、物が多すぎるからです。
物がそんなになかったら、散らかっても、ものの数分で片付きます。
私も若い頃、休みの日によく掃除をしました。掃除をしながら、やたらくしゃみをしていたことを覚えています。ほこりが異様に舞っていたからでしょう。
こう考えると、ガラクタのためこみすぎは、健康リスクもあります。
現在は、掃除しても、べつにくしゃみは出ません。
9.引き出しやドアを無理やり閉めること多発
中身が多すぎて、ふたをきっちりしめることが難しいから、無理やり上から押さえ込む。こんなことに体力を使うなら、物が多すぎます。
ぎゅうぎゅうに詰め込むのはやめましょう。
中身を全部、取り出して眺めてみるとわかるのですが、「そこに入っているものすべて、100%、大事な物ばかりだから、ずっと持っていなければならない」なんてことはまずありません。
10.床に山がある
リビングルームや寝室の床の上に物の堆積が見られるときは、所持品が多すぎると考えたほうがいいです。
少なくとも、自分の家の収納スペースに対して、明らかに多すぎます。
11.アポなしで、人が家に来るのは避けたい
宅急便の配達員から、仲のいい友人まで、誰かが突然自分の家を訪ねてくることをとても恐れているのは、物が多すぎるからではないでしょうか?
座ってもらうところもありません。
12.物置部屋になった部屋がある
ふつうの和室や洋間なのに、物を置く専門のスペースになってしまった部屋があるなら、物が多すぎます。
一番日当たりのいい気持ちのいい部屋を物置部屋にしてしまうこともあるので注意してください。
13.片付け本がたくさんある
仕事や趣味には関係ないのに、やたらと片付け本をたくさん持っていたら、物が多すぎると考えてください。
理由は、収納グッズをよく買うのと同じです。
片付け本や収納グッズを家に入れるのは、かえって物を増やすことにつながります。
いくら断捨離本や片づけ本を読んでも部屋が片付かない本当の理由
自己啓発書(片付けや貯金の本)を読んでも何も身につかず、本ばかり買ってしまう問題。
14.冷蔵庫の奥に何が入っているのか検討がつかない
冷蔵庫やフリーザーの中に、いろいろな食品が詰まっていて、実態を把握できていないなら、食品以外の物も、たくさん持っていると思います。
おかずを作りすぎ、食べ残しをさっさと処理できない傾向は、そっくりそのまま、ほかの物の扱いにも言えることではないでしょうか?
私の夫や母がそうなので、そうだと思っていますが、あなたの場合は違うでしょうか?
15.家の中を自由自在に動けない
物が家具が多すぎて、移動が難しいなら、不用品を少し捨てて、自由に動けるようにしましょう。
体を横にしないと動けない場所はありませんか?
16.ギフト専用の箱や引き出しがある
もらったけれど開封していないギフト品専用の物置き場があるなら、物持ちすぎているかもしれません。
専用の置き場を作っていなくても、押入れの一角に引き出物の箱ばかりが重なっていたら、同じことです。
17.中身が思い出せないダンボール箱がある
押入れや物置の中に、中身が何なのかわからない段ボール箱があるなら、物が多すぎると疑ってください。
一度、中身を確認することをおすすめします。ガラクタがたくさん見つかるでしょう。
18.よく遅刻する
出かける前に必要なもの(鍵やスマホなど)をさっと見つけられないことが多いと、遅刻が増えます。
必要なものをさっと手に取れないのは、物が多すぎるからです。
19.物をめぐって家族と言い争いになることがある
物をめぐる言い争いとは、たとえば、「部屋が汚いからいい加減に片付けろ、もっとちゃんと掃除しろ」と配偶者に言われたり、「お母さんから、勝手に変な物をもらわないでよ、ちゃんと断ってよ」と配偶者に言ったりすることが発端の口げんかです。
20.ストレスが多い
記事の冒頭にも書きましたが、家の中が物だらけだと余計なストレスが増えます。
その理由:
・必要な物を必要なときにさっと手に取れない(家にあるはずなのに、どこに置いたか思い出せない。ときには、家にあるかどうかもあやふや)
・視覚的ノイズが多い
・整理する⇒散らかる⇒また整理する⇒また散らかるという不毛な作業が続く
・自分の物をちゃんと把握できていない気持ち悪さが続く
・お金を出して買った物をちゃんと使うことができない罪悪感がある
・部屋をきれいにしておけない自分に対する嫌悪感がある
21.集中できない
やりたいことはあるが、なかなか集中して取り組めない。やりたいことが何なのかわからないが、落ち着いて考えることもできない。
こんなふうに集中できない状態が続くのは、不用品が多すぎて、すぐに気が散るからです。
気が散る話⇒片付けに集中できる環境を作るために、作業を邪魔するものを取り除く。
■関連記事もどうぞ⇒家が倉庫化している10のサイン~少し物を捨ててはどうでしょう?
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物がありすぎる兆候を21個紹介しました。
すべての不用品を一気に捨てなくても大丈夫です。
少しずつ処分しましょう。