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ミニマム思考

今すぐ捨てたい。時間を奪う5つの悪しき習慣

「毎日忙しい」「仕事がはかどらない」「あっという間に夕方になってしまった」そんなふうに思っている人は多いと思います。

今回は、知らないうちにあなたの時間を食い尽くす時間泥棒な習慣を、ミニマリストの視点から5つ紹介します。時短家事のテクニックを研究する前に、こうした習慣を手放してください。必ずもっと時間ができます。



1.テレビを見ること

テレビが時間泥棒だということは、みんなうすうす気づいていると思います。私は20代の半ばにテレビを見るのをやめましたが、その後、自分の好きなことをする時間ができました。

実は我が家にはテレビを長時間視聴する人がいます。夫です。彼がテレビを見ない日は1日たりともありません。完全に習慣になっているようです。

もうすぐ今年も終わりますが、私の知る限り毎日テレビをつけていました。夕方仕事から戻って5時頃にはスイッチオン。その後9時までは必ずついているので日に4時間です。

実は以前は10時や11時頃ごろまでついていたのです。同じ部屋で9時過ぎに寝ている私は、もっと早くテレビを消すように粘り強く交渉しました。そのせいか、最近は一時期より、早めに切ってくれるようになりました。

週末はもっとえんえんとテレビがついています。

夫はテレビを見ながら、必ずしもテレビの視聴に集中しているわけではありません。ノートパソコンを膝やとなりの小さなデスクにのせて株の値動きをチェックしたり、ネットサーフィンをしているようです。実はこういうマルチタスキングも時間を奪う元なのですが。

本人は時間の節約をしているつもりかもしれませんが、テレビを切ればいいんですよね。

マルチタスキングの弊害はこちら⇒マルチタスクが脳に負担をかけ仕事の効率を落とす理由。1つのことに集中しよう

そんな生活をしているのに、たまに私が何か頼みごとをすると「自分は忙しい」なんて言います。そりゃあ、毎日4時間もテレビに時間を献上していたら、忙しくもなるでしょう。

テレビは時間を奪うだけでなく、コマーシャルを流して、人の購買意欲を刺激します。するとよけいな物を買ってしまうので、時間だけでなく、お金も失います。

よけいな物を家に入れるとコストがかかる理由はこちら⇒節約ではお金はたまらない。お金持ちになりたいなら、買わない暮らしが1番いい

それに健康にもよくありません。長時間のテレビの視聴は生活習慣病を引き起こし、死亡率があがるという研究が最近発表されました。こんなこと、何も学者が研究しなくたって想像つくことです。

ずっと座っていると血行が悪くなるし、テレビをぼーっと見ていると無意識にお菓子を食べてしまうし、目も悪くなるし、いいことなんて1つもありません。むしろテレビを見るのをやめるとこんなにメリットがあります⇒ミニマルライフを加速する~テレビを断捨離すると手に入るもの

どうしてもテレビを見たいなら立って見るべきですね。アメリカではトレッドミルの上で走りながら見てる人がいるようですが、乱視になるのでこれはやめたほうがいいでしょう。

テレビをよく見る人は、ドラマで感動したとか、すごく参考になるバラエティショー(?)を見たとか、テレビはとってもためになるようなことを言います。でもそれって、本当にその人の人生にとって、必要なものであり、大きな糧になる体験なのでしょうか?

テレビを見ない時間にほかにもっとできることがあるのに。

テレビ評論家など、仕事でテレビを見なければならない人は別ですが、ふつうの人はテレビは見ないほうが暮しの質が向上すると思います。

もし週に20時間以上テレビを見ていたら、少し視聴時間の削減に取り組んでください。絶対時間ができます。



2.フェイスブック、ツイター、LINEなど各種SNSに興じること

SNSも時間を無駄遣いしてしまう元凶の1つです。

日本ではフェイスブックよりLINEのほうが一般的なようですね。私はLINEは見たことがないのでフェイスブックの話をします。

フェイスブックは時間泥棒の横綱のような存在。こまめにチェックしているその時間を合わせると、日に60分ぐらいすぐに行ってしまうのではないでしょうか?

以前はフェイスブックの利用は1日10分までにしようとタイマーをかけてやっていました。どうしても足が出ました。現在は発信はすれど受信(つまり人の投稿を見ること)は気が向いた時だけにしています。

私のSNSの使い方⇒SNSの使い方、ミニマリスト流

FBは人の投稿にコメントを入れると、同じ投稿に誰か別の人がコメントを入れるたびに、お知らせが入るのですよね。だから人の投稿にもめったにコメントしません。

そもそもそこまで重要なやり取りをしてるわけじゃないですから。人が休みにどこに旅行に行こうとお昼に何を食べようとクリスマスに何をもらおうと、そんなこと、私は知らなくても生きていけます。

そりゃあ「12年目の結婚記念日でした」と聞けば、めでたいと思うし、今後も幸せであってほしいと思います。しかし、フレンドさんたちの記念日で脳のデータベースがいっぱいになり、自分の子供の誕生日を忘れていたら、本末転倒です。

こちらの学生はフェイスブックを使って連絡をとりあうのがふつうです。娘(高校3年生)によると、クラスメートでフェイスブックをやっていないのは1人だけ。しかもその1人は、ログイン情報を忘れてログインできないのだとか。

ほかの子は全員やっていて、今の時期ならクリスマスにもらったプレゼントの写真を全部投稿しています。

それから来年卒業式で、大きめのセレモニーがあるのですが、その式で女子が着るドレスがかぶらないように、ドレスを買ったら、着画をアップする専用のコミュニティがあります。

よく知りませんが写真はインスタグラムと連携しているようです。インスタグラムに写真を投稿するのも時間がかかるでしょうね。

人によっては、少しでも写真をよく見せようと演出や修正をしますから。さらに大量の写真を撮影し、それを管理する時間だってばかになりません。

このようなすべてのことが、時間を奪ってしまいます。

SNSに時間を使いすぎていると、バーチャルでない、つまりリアルの世界の人や物、たとえば家族とか、自然とふれあう時間が減ってしまいます。
スマートフォン

3.やたらと買い物すること

食料品の買い出しはしなければなりませんが、それ以外の買い物は時間を失うだけなので、あまり頻繁にしないほうがいいでしょう。

いらない物が増えてしまうのも問題です。もちろんお金も出ていきます。

必要なものも、できるだけ近所の店に、歩いて買いに行ってすませたほうが結局時間は無駄になりません。わざわざ車で遠い街のアウトレットショップに行って、何かを大量に買うと、半日ぐらい簡単につぶれてしまいます。

ここで私はまた思います。そこまでして買いたいものとは一体何なのであろうか、と。その買い物が、その人の人生にどれだけ意味があるのだろうか、と。

テレビのところでも書きましたが、余分な物を買ってしまったら消費や管理にこれまた時間を取られます。

では、オンラインショッピングなら、時間の節約になるのかというと、これも気をつけないと、思いのほか時間を取られます。

オンラインの場合、商品を無限に見比べることができるので、時間に制限をかけないと、単にさまざまな商品を見ているだけで、あっという間に60分ぐらいたってしまうのです。

ネット通販は、タイマーを5分に設定してすませると時間が無駄になりません。YouTubeの視聴なども合わせて、とにかくインターネットを使うときは、常に時間を意識するべきですね。

4.やたらと心配する習慣

心配するという行為も、貴重な時間を奪ってしまいます。

心配事があるとほかのことが手につかなくなるし、何かをやっていたとしても、心ここにあらずになり、楽しくありません。

心配している時間に別のことができるのです。

私はどちらかというと心配性で、昔は心配することにずいぶん時間を使っていました。

以前も書いたかもしれませんが、子供のときは、電車の切符を失くすのが心配になるタイプだったのです。

ポケットに入れた切符を何度も確かめたり、もっと別の安全な、たとえばバッグのポケットに移し替えて、そのあと、どこに入れたかわからなくなり、プチパニックになって探しまわったり。

そんなことばかりして、車中の旅行を楽しめませんでした。

ですが、「心配は自分が頭の中だけで作り上げていることなんだ」とわかってからは、心配しない人になりました。

心配なんていくらしても、何かが起きるときは起きるし、起きないときは起きない、と割りきって、余計な心配はしないようにしています。

できるだけ心配したり、不安にならないように、事前にできることは、なるべく手を打つようにしています。準備をしておくのです。

準備は早め早めにやって、ある程度体制を整えたら、あとはもう心配しません。人事を尽くして天命を待ちます。

自分でコントロールできないことや、解決できないことは心配してもどうにもなりませんから

また、心配は行動の足かせになります。心配や不安のために、次に進めない時、そういうネガティブな感情を解消するためにできることは、実際に行動することだけです。

5.後回しにする習慣

物ごとを先延ばしにする習慣も時間を奪います。

生きている限り、やりたくないのにやらなければならない面倒なことがいろいろあります。たとえば税金の申告や、今だったら年賀状の準備など。

年賀状は出すのをやめるという選択もありますが、税金は申告しなければなりません。こういうのは早め早めにやっておけば、ストレスも少なく、だいたい期日に間に合うものです。

私は子供のころ、夏休みの宿題をためて毎年大変苦しい思いをしました。日本の学校はそもそも宿題が多すぎると思いますが、それでも1日15分でも少しずつやっておけば、だいぶストレスが緩和できたと思います。

先延ばしをしない方法⇒これならさくさく片付けが進む。断捨離を先延ばししない10の方法

ちょっと時間のかかる大掛かりなプロジェクトは、計画的にやっておくと、土壇場であせる時間が浮きます。

タスクだけでなく、簡単な決断なら先延ばしせず、その場で決めたほうが、時間が無駄になりません。

OHIOルールというのを聞いたことがあるでしょうか?仕事のやり方で出てくるルールなのですが、Only Handle It Once (1つの案件は1度だけ扱う)という文章の頭文字をとったルールです。

これはメールを受信して開けて中身を読んだら、処理はその場でやれ、ということです。そうしないとあとでもう1度メールを読み直す必要があり、時間の無駄になるからです。

もちろんメールによっては、すぐに処理できないものもあるでしょう。けれども、物を捨てる決断に関しては2度も3度も時間をあてないほうがいいでしょうね。

捨てようと思って引っ張りだして、また元の場所に戻して、また出して、なんてやっていると、一生片付けは終わらないか、終わるまでにすごく時間がかかってしまいます。

* * * * * *
心配や先延ばしは、昔の人もしていたと思います。現代の人が昔の人より忙しいとしたら、どう考えてもインターネット、SNS、テレビのせいです。

そういうものに使う時間を削減しないまま、睡眠時間を削ったり、朝活したり、パスタやゆで卵の湯で時間の時短テクニックを研究しても、あまり意味がないのではないでしょうか?





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