ページに広告が含まれる場合があります。
捨てたほうがいい物のリストがあると、片付けが進みます、というメールをいただいたので、すぐに捨てられる物を50個リストアップすることにしました。
今回は前半で25個分です。
キッチンにあるもの10個、リビングルーム10個、自室5個を紹介しました。
物をたくさん持っている人向けのリストです。
キッチン
1.フリーザーの中にある古い食べ物
2.冷蔵庫の中にある古い食べ物・残り物
3.冷蔵庫の中にある開封していない瓶詰め、開封済みだけど、誰も手をつけない瓶詰め
4.古いスパイス、お茶
捨てるのがもったいないなら、使ってください。
ずっとそのままにしておくと、ますます使いにくくなり、いつか誰かが捨てることになります。茶葉は茶香炉で使うのもいいかもしれません。
5.マグ、コップ、湯呑
飲料を飲むのに使うものは、たいてい余分にあると思います。私の実家は、母が1人で暮らしているのに、「何人家族?」と思うほど、コップやマグがあります。
6.開封していないツール
カトラリーO箸、ナイフ、フォーク、スプーン)やユーテンシル(お玉、フライ返しなど。
ビニール袋に入ったまま、ずっと引き出しに入っている物は、バザーか何かに出したほうがいいですよ。
7.ジップロック容器・タッパーウエア
残り物を入れるのに重宝しますが、おまけでもらうことが多いから、数が増えがちです。
使わないまま、どこかに押し込んでいる物と向き合ってください。
8.レジ袋・空き容器(お惣菜が入っていたものとか)
石油由来の袋や入れ物は、今後、捨てにくくなるかもしれません。
早めに処分したほうがいいでしょう。
9.洗剤、除菌剤など
食器用洗剤、漂白剤、除菌剤などたくさんあって使い切れないときは、他の人にゆずってください。
10.スポンジ、ふきん、ブラシ
用途別にいろいろ持っていると、数が増える一方です。
リビングルーム
11.DMやカタログなどの郵便物
部屋の片隅やこたつ、コーヒーテーブルの上で積み重なっている郵便物を捨てます。
大事な物だけ残してください。必要な情報だけ、スマホで撮影しておけば、実物は全部捨てることができます。
「スキャンしてきれいに整理しよう」と思うと手間も時間もかかるので、物をためがちな人にはおすすめしません。
12.新聞、本、雑誌
山になっていたら撤去します。
13.やりかけのもの
最後までやりきらず、中途半端に残っているものを捨てます。
ジグソーパズル、編み物、スクラップブック、整理の途中で止まっている写真やアルバム、捨てるつもりで引っ張り出したもの、読むつもりで山にしている新聞など。
「いつか、時間ができたらやるから」と思っていても、その日は来ません。
現代人は、忙しく、ほかにやることがいっぱいあります。
どうしても、やるつもりなら、今日から、少しずつ(1日15分ぐらい)かけて、やってください。
14.使っていないコードや充電器
スマホやタブレットでなくても、USBで充電する物が増えました。
私も、歯ブラシ、携帯用ウオーターフロス、キャンドルライター、イヤホンなどはUSBで充電しています。
せめて、使っていないコードだけでも捨てましょう。
15.文房具
筆記具、ノート、付箋、便箋、封筒、のし袋など。
昔子どもが使っていたカラーペンみたいなものは、このさい捨てたほうがいいでしょう。
どうしても使い切りたいなら、当面使うものだけ数本を出しておき、他はしまって、確実に使っていきます。
いろいろなペンがたくさんあると、どのペンのインクも減っていきません。
1本ずつ狙いを定めるのが使い切る最大のコツです⇒持たない暮しをめざすなら、ぜひマスターしておきたいボールペンを使い切るコツ
16.クッションやひざかけ
フリースのひざかけは、製造にさほどコストがかからないため、景品や粗品によく使われます。ギフトでもらうことも多いかもしれません。
冬は寒いから、ひざかけや湯たんぽ、手袋など防寒グッズに心ひかれて、うっかり買うことも多いと思います。
でも、そんなに数はいりません。暖房器具も使っているわけですから。
17.飾りもの
なんとなくそのへんに中途半端に飾ってあるもの。
飾りものについては、この記事参照のこと⇒視覚的ノイズ(見た目のごちゃつき)を極力なくすコツ(その1)~飾り物を減らす。
18.CDやDVDなどのメディア
ストリーミングを利用しているなら、そんなに数はいりません。
私がよく見ているYouTuber(アメリカの人)は、インターネット環境があまりよくないのか、回線料金が高いのか、ドラマはDVDで見ることにしているそうです。
つまり、見たいものを買ってちゃんと見ているわけです。
もう見ないなら不用です。
CDやDVDを棚に入れっぱなしにしているなら、それは「中途半端に飾ってあるもの」と同じです。
19.おもちゃやゲーム、絵本
現役の物だけ残して、他は処分します。
「もう見ないけど大事な絵本」は、子ども部屋に持っていってはどうでしょうか?
私は娘が小中学生のときに読んだ本は、娘の了解を取って、全部寄付しました。
そうすれば、本を買うほうにあまり予算を回せない家の子どもたちが読むことができますから。
20.そのへんに雑然とある物
サンプルやティッシュ、郵便受けに入っていたタオル、子どもが学校から持ち帰った作品、食べかけの袋菓子、意味なく転がっている化粧品など。
こんな物を大事に取っておいても、人生はよくなりません。
自室・特にクローゼット
21.洋服
自室にたくさんありそうなものの代表は洋服です。
考えてみると、衣類は意外と場所を取ります。
そのへんにくしゃくしゃに丸めてしまいこめないし、たたみすぎると折りじわがつくから、ある程度のスペースがないときれいに収納できません。
「部屋が狹い」と思うなら、衣類を捨てると、もっと場所ができるかもしれません。
22.ハンガー
衣類を捨てるのが苦手な人は、ハンガーの数をしぼるといいかもしれません。
収納を助けるもの(収納スペースや、家具、収納グッズ)があると、物が増えます。
クリーニング店からもらう針金ハンガーは、最速で捨てましょう。
23.下着・ソックス
下着はきれいなものも多いので、コレクションしてしまう人がいます。
汚部屋から抜け出したなら、かさが増えるものをコレクションするのはやめたほうがいいです。それは、自分で自分の首を締める行為です。
ソックスは小さくて値段も手頃なので、買いすぎてしまう傾向にあります。
「衣類をたくさん持ちすぎているから、これ以上買わないでおこう」と、買わない挑戦をしている人が、「買いたい気持ち」を発散させるために、下着やソックスを買いすぎることがあります。
24.バッグ、ポーチ、エコバッグ、その他の袋物
以前、こんな記事を書きました⇒なぜ日本人はこんなにバッグ、袋、ケースをたくさん持っているの?
約8年前に書いた記事ですが、この傾向はあまり変わっていないのでは?
相変わらず、雑誌の付録にはポーチや財布などの入れ物がついてくることが多いと思います。
出版社はゴミを増やしたくてポーチの付録をつけているわけではないでしょう。付録があれば、雑誌の売上が伸びるから、つけるのです。
しかし、日常生活を送るとき、ポーチはそんなにいくつもいりませんから、日本社会にいらないポーチがあふれているはずです。
25.微妙な収納グッズ
洋服やバッグをきれいに収納するために、100均や通販などで買った、中途半端な収納グッズを捨てます。
物をいっぱい持っている人は、この手の収納グッズも数多く持っていると思われます。
かつての私がそうでした。千趣会(ベルメゾン)やフェリシモでケースをいくつか買いました。
1980年代の話で、まだ100均もファストファッションも主流になる前です。
その時代でも、収納グッズが増えがちだったのだから、今はもっとすごいことになっているのではないでしょうか?
■関連記事もどうぞ
⇒捨てやすいものあれこれ~片付けが進まない人は、簡単なものから捨ててね。
捨てられない人は、捨てやすい物から捨てて、断捨離を加速せよ。
1月中に捨てたいもの
エッセオンラインに新しい記事がアップされました。
ホリデーシーズンに増えた物を捨てるすすめです。
⇒「1月中に捨てるべきもの、片づけるべきもの」5つ。25年分の年賀状が… | ESSEonline(エッセ オンライン)
*****
すぐに捨てられる物を25個紹介しました。
たぶんキッチンが1番不用品の巣窟になりやすいと思います。
とくに、収納スペースがたっぷりある大きめのキッチンは。
これ以上しんどいことになる前に、処分してください。