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家事の仕方を教えてくれるアメリカのサイト、フライレディネットの、31日のベイビーステップ、7回目です。
ベイビーステップとは小さな片付け習慣。お片付けの初心者が、31日かけて家をきれいにする習慣を身につけるプログラムです。
今回は22日目から25日目まで。
22日目:完璧主義を手放す
朝のルーティン
●起きてベッドメーキング
●足元まで着替える、顔や髪も整える
●否定的な考えを肯定的なものに変える
●洗濯
●ホットスポットを2分間片付ける
●5分間の部屋の片付け(5未ニットルームレスキュー)。タイマーを使うこと
●15分の断捨離(ガラクタ捨て)
●コントロールジャーナルや、付せんを見る
●朝のルーティンが終わったらフライレディからメールを読む
寝る前のルーティン
●台所のシンクを磨く
●明日着る服を揃える
●洗濯ものを洗濯機へ※
●ホットスポットを2分間片付け
●コントロールジャーナルに書いたチェックリストを見る(翌日の心づもり)
●あまり遅くならないうちに寝る
※フライレディは夜、家族がお風呂に入ってから洗濯物を洗濯機へ入れ、翌朝、乾燥機に入れることをすすめています。
そのほかの家事については過去記事をごらんください。
初回⇒家は1日では片付かない。汚家をきれいにする31の小さな習慣(1)
2回め⇒汚家脱出計画。31日でものにする小さな片付け習慣(2)
3回め⇒今度こそ汚家と決別。31日かけて身につける小さな片付け習慣(3)
4回め⇒もう2度と汚家にはならない。初心者向け31日かけて身に付ける片付け習慣(4)
5回め⇒日々の積み重ねが大切。初心者向け31日で身に付く片付け習慣(5)
6回め⇒日本人なら洗濯は毎日やると思うけど。31日で身につく片付け習慣(6)
原文はこちら⇒31 Beginner BabySteps | FlyLady.net
この日は特に新しい習慣は加わりませんが、コントロールジャーナルをちゃんと作っているかチェックしてください。
完璧に作ろうとすると、先延ばししがちです。フライレディは、少しずつ作ることすすめています。コントロールジャーナルの作り方はこちらに書きました⇒主婦の家事手帳(コントロールジャーナル)の作り方。情報の一元化で家事を効率化
片付けを先送りにしない方法はこちらに書いています⇒これならさくさく片付けが進む。断捨離を先延ばししない10の方法
23日目:午後のルーティンを作る
朝と寝る前のルーティンはほぼきのうと同じですが、朝のルーティンに、「夕食の献立の心づもり」が入っています。
この日は、コントロールジャーナルに午後のルーティンのページを作り、実際に自分のルーティンを書きます。
たとえば、
午後早い時間のルーティン
●昼食を食べる
●お皿を洗う
●仕事の電話をする
●メールチェックする
子供が帰ってきてからのルーティン
●子供のかばんの中身を開ける
●おやつを作る
●宿題をみる
●洗濯を終える
夕方のルーティン
●夕食の用意
●夕食
●キャンドルを灯す
●音楽をかける
●ホットスポットの片付け
これは一例で、自分の生活にあったルーティンを決めてください。あまり盛り込むと大変なので、まずは「夕食を作る」あたりがいいかと思います。
24日目:トイレの掃除
朝、午後、寝る前のルーティンは23日目と同じ。
この日は、朝のルーティンにトイレの掃除(2分)が加わります。アメリカのトイレはバスルームの中にあるので、トイレの掃除をしたついでに、バスルームのカウンターに散らかっているものをしまって、カウンターをふきます。
トイレを掃除して、ついでに洗面所もちょっときれいにすればいいですね。
私はバスルームのカウンターをウエスでふいて、そのウエスで床をふきます。それからトイレの掃除は別のウエスで、タンクやふたや外側をふいてから、中をふいて終わりです。
洗剤はおもにお酢スプレーを使っています。
お酢の話はこちら⇒家事も簡単、シンプルに~お酢を使ったエコ掃除と洗濯のアイデア10選
ウエスの作り方⇒ウエスの作り方と使い方~拭き掃除だけが好きな主婦のおすすめの掃除道具
よけいな物を撤去しておくと掃除が楽になります⇒こんなに汚いトイレブラシは断捨離するしかないと思いませんか?
もし、トイレが2つ以上ある場合は、トイレに行ったついでに掃除をしてください。
25日目:フライレディの歴史を読む
朝、午後、寝る前のルーティンは同じ。
この日は、フライレディの personal testimonial(パーソナルテスティモニアル) を読め、とあります。彼女自身、現在のフライレディネットと似たような家事のやり方について情報交換するインターネットのコミュニティを通じて、片付け習慣を身につけました。
自分の片付けのルーティンをものにするまで数ヶ月かかったそうです。このフライレディの苦闘の歴史の文章が、えらく長いので、また別記事で要約を書きますね。
☆初回の分はこちらに訳しました⇒必ず汚家はきれいにできる。ただし片付け習慣は1日では身につかない
それから25日目まで続けた自分をほめてください。うまく行っていないこともあるかと思いますが、トレーニング中なので問題ありません。何より、きょうまで家事をがんばったことが素晴らしいのです。
これまで学ぼうとした「習慣」はまだ、完全な習慣にはなっていないかもしれません。「何も考えずにからだが動いてしまう」という状態にはなっていないでしょう。
そこで、コントロールジャーナル、付せん、カレンダーやシール、そして日々フライレディから送られてくるメールをリマインダーとして活用してください。
カレンダーの使い方はこちら⇒上手なカレンダーの使い方。スケジュール管理のコツを押さえて汚家を脱出
きょうは、朝のルーティンが終わったら、カレンダーに金色の星のシールを貼るか、何かそれらしいものを貼るか、花マルでも描いてください。
自分で自分の成果をたたえるのです。それから、「きょうは金星です」というタイトルでフライレディにメールします。
この続きはこちら⇒自分を粗末にすると大きなツケが返ってくる。31日で身につける小さな片付け習慣(8)
カレンダーやスケジュール帳にシールを貼るのはモチベーション維持にいいかも。私はモーニングページにたまに、ムーミンのシールを貼ったりします。
ワープロや簿記の資格試験の勉強をしていたときは、ノートや問題集に「よくできました」という花マルのハンコを押していました。
成績は関係なく、やったら「よくできました」なのです。