忙しい主婦

フライレディ

日本人なら洗濯は毎日やると思うけど。31日で身につく片付け習慣(6)

フライレディネットの31日のベイビーステップ、6回目です。

これは、片付け初心者向けの片付けプラン。1ヶ月かかって、家の中をきれいにする生活習慣を順番に身に着けて行きます。

フライレディネットは、アメリカの家事の指南サイトです。

ちなみに、ベイビーステップに従って、片付けをがんっている人をFLYBaby (フライベイビー)と呼びます。

今回は19日目から21日目まで紹介します。



19日目:テスティモニアルを読む

朝のルーティン

●起きたらベッドメーキングする。
●すぐに着替えて身支度。靴をはく。
●ネガティブな感情を、ポジティブなものに変える。
●ホットスポットを2分間片付け。
●部屋を1つ選んで5分片付け。タイマーを使う。
●毎日15分断捨離。ガラクタは片付けることができません。
●コントロールジャーナルやポストイットを見る。
●すべてのモーニングルーティンが終わったら、ごほうびとしてフライレディからのメールを読む。

寝る前のルーティン

●流しを磨く。
●翌日着る服をレイアウト。
●ホットスポットを2分片付け。
●コントロールジャーナルのチェックリストを見る。
●あまり遅くならないうちに就寝。

詳しくは過去記事をごらんください:

初回⇒家は1日では片付かない。汚家をきれいにする31の小さな習慣(1)

2回め⇒汚家脱出計画。31日でものにする小さな片付け習慣(2)

3回め⇒今度こそ汚家と決別。31日かけて身につける小さな片付け習慣(3)

4回め⇒もう2度と汚家にはならない。初心者向け31日かけて身に付ける片付け習慣(4)

5回め⇒日々の積み重ねが大切。初心者向け31日で身に付く片付け習慣(5)

原文はこちら⇒31 Beginner BabySteps | FlyLady.net

テスティモニアルを読む

この日は特に新しいルーティンは始まりません。

代わりにフライレディが、読者から受け取ったメールのことを書いています。いわゆる testimonial(テスティモニアル)です。

testimonial は、「証明書、証拠」という意味ですが、ほかに、「その商品やサービスを利用したお客さんの声」という意味もあります。この意味で使うときは、たいてい testimonials と複数形です。

商品を販売しているサイトに testimonials とあったら、それを使って満足している人々の声です。ネガティブな意見は、testimonials とは呼びません。






毎日届くフライレディのメールには、やはり同じシステムでがんばっている人のメールがのっています。みんな感謝して、フライレディにメールをよこすのです。これがテスティモニアルです。

この日のっていたメールは、たぶんフライレディが自分のサービスを立ち上げて間もないころに受け取ったものだと思います。

ある朝、フライレディはトレッドミルに乗りながら、読者からもらったメールを読んでいました。そのとき、電話で妹と話していたそうです。

そのメールは、読者がご主人とすばらしいB&B(ベッドアンドブレックファスト、朝食付きの宿)に泊まったことを伝えるものでした。

キッチンは小さかったけど、機能的な作りで、おいしくてヘルシーなおやつや食べ物がたっぷり。朝食はその清潔なキッチンで用意された、ブルーベリーののった手作りのワッフル。

寝室には、清潔でふかふかの枕があり、お揃いの色のシーツと羽根布団。香りのいいキャンドルがあちこちに置かれていました。バスルームにはバブルバス、ローション、白くて清潔なタオル。

書斎には本や雑誌、ヨガのビデオが置いてありました。

フライレディはここまで読んで、妹と「まあ、いったいここはどこのB&Bなんだろう」と興味しんしん。

続きを読むと、「1番よかったのは、何ものにも邪魔されずに夫といっしょに過ごせたこと。そうなんです。これ、私の家なんです。あなたのおかげです。ありがとうございます」。

ここを読んだとき、フライレディは涙を流したそうです。フライレディはこのメールを送ってくれた人に感謝しました。

後日、Sink Reflections(流しの輝き)という本を書いたとき、フライレディはこのメールを本の1番最初にのせました。読むたびに泣けてくるそうです。

この本についてはこちらに書いています⇒部屋がどんどんきれいになる7つの片付け習慣とは?~ミニマリストへの道(27)

20日目:洗濯をする

洗濯物を干す
朝と夜のルーティンは同じです。

この日、新たに始まるルーティンは「洗濯」です。

洗濯は日本人にとってはあたりまえのことですよね?

汚れた食器を流しにためる人でも、洗濯はやるのではないでしょうか?やらないですかね?私もかなりズボラですが、洗濯はずっと毎日やっています。

日本人は洗濯好きだと思います。水に恵まれている国なので、好きなだけ洗濯できるからじゃないか、と個人的に思っています。

しかし、北米の主婦は、洗濯機と乾燥機を使う人が多いせいか、数日ためてからやる人も多いのです。

1回分の洗濯物を load (ロード)と呼びます。週に、2、3回しか洗濯しない人は、1度に、3~5ロード一気にやります。つまり洗濯機と乾燥機をまわし続けるのです。

フライレディは「毎日洗濯をしろ」と言います。one load per day 1日に1ロードです。

洗濯の作業はシンプルです
●区分けする
●洗う
●乾かす
●たたむ

色ものや素材ごとに分けると複雑になりますが、何もかも一気に洗えば、外に干す必要がないのできわめて簡単です。

洗濯に限らず、家事はためるととっても大変です。

洗濯ものをためると、それだけ服の量も増えてしまうので、毎日やるほうがいいですね。

フライレディは、夕方、家族全員がお風呂に入ったあと洗濯しているそうです。そして翌朝、夜のあいだに終わった洗濯物を乾燥機に入れるのです。

私はこれはやったことがありません。現在私は、スロージョギングに出かける前に洗濯機を回して、戻ってきてから乾燥機に入れています。

うちの台所の床は少し傾いているので、脱水中に、洗濯物がアンバランスになるとよく止まります。これはとってもストレスですが、しかたありません。

以前は昼寝中に洗濯をしていました。昼寝から起きたあと、よく洗濯機がとまっているので、洗濯物のバランスをととのえ、まと動かし洗濯を終了。それから乾燥機を回すと、洗濯が終わるのが夕方になります。そこで洗濯時間を早めました。

私は夕方はあまり家事をしたくないのです。

洗濯に関して言いたいことは、一生同じ時間にやらなくてもいいし、毎日やる必要もないということです。フライレディは「毎日やれ」といい私も毎日やっていますが、洗濯物が少ない人、手洗いが多い人はべつに毎日やらなくてもいいですよね。

洗濯機を断捨離する人もいます。

自分のライフスタイルに合わせて、洗濯という家事を柔軟にとらえてみるのがいいのではないかと思います。

洗濯の工夫はこちらにも書いています⇒洗濯物の量と洗濯の回数を減らす簡単な方法~服の数が少なくても大丈夫

21日目:「教えてフライレディ」を読む

朝と夜のルーティンは20日目と同じ。朝のルーティンに「洗濯」が入っています。

この日は、Ask Flylady という、フライレディが読者の質問に答えたページを読みます。こちら⇒Ask Flylady | FlyLady.net

ページの1番下の Full Archive をクリックすれば、過去の質問と回答へのリンクが出てきます。タイマーを5分に設定して、気になったものを2つ3つ読んでください。だらだら読んではいけません。

Ask Flylady は「フライレディに聞きなさい」という意味ですが、日本では、「教えて~」という言い方が多いですね。やることは同じですが。

この続きはこちら⇒トイレの掃除、毎日していますか?汚家をきれいにする31の小さな習慣(7)

☆エピローグ
前の家では、洗濯物を干していましたが、今は庭に物干しがないし、勝手に設置するわけにも行かないので、乾燥機を使っています。

乾燥機を使うと、布地の痛みがはげしいですね。下着や靴下は小物干しに吊るして、ユーティリティエリアで干しています。

本当は外に干したいところです。

うちは、夫も娘も自分のものはほとんど自分で洗うので、洗濯の負担はそんなにありません。





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