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節約と聞くと、家計簿をつける、安い食材を探す、ポイントを貯めるなど、何かを始めることを想像するかもしれません。
でも実は、何かをやめるだけで自然とお金が残ることがあります。
私自身、ミニマリストになってからいくつもの消費習慣をやめてきましたが、困ったことはありません。
むしろ、やめたあとのほうが暮らしがラクになりました。
今回は、やめるだけで節約につながるお金の使い方を7つ紹介します。
全部断つ必要はないので、気になるものから試してみてください。
1. お得感につられる買い物
安売りやポイント○倍デーに背中を押されて買い物をするのをやめましょう。
割引されていると、つい「今買わなきゃ損だ」と思います。
ポイントがたくさんつく日も、わざわざ買い物に出かけたくなるでしょう。
でも、安いから買うのと、必要だから買うのは、まったく違います。
セールで安くなっている商品は、もともと自分が欲しかったものではありません。
多くの場合、値札を見て初めて欲しくなっただけです。
バーゲンに行くこと自体が目的になっている人もいます。
お得なものを見つけたい、掘り出し物を手に入れたい。
そういう気持ちで店に行くと、何か買わずに帰るのは損した気分になりますが、買ってしまう方が損をします。
私も昔は、お得な買い物が好きでした。
半額商品のラックの中をあさっては、衣類や雑貨を買っていました。
あの頃は、安く買えたことが嬉しくて、それが成功体験のように感じていたんです。
でも、安さにつられて買ったものは、たいてい長く使いませんでした。
部屋の中で場所を取ったあげく、数年後にまとめて処分しました。
必要なものを、必要なときに、定価で買う。
このやり方に変えてから、無駄な出費はかなり減りました。
2. 安心するための過剰なまとめ買い
安いからと多めに買うことも、見直したい習慣です。
まとめ買いは一見お得に見えますが、余らせたり、使い切れなかったり、管理の手間が増えたりします。
食品なら消費期限が切れることもあるし、日用品でも在庫が多いと何がどれだけあるか把握しにくくなります。
「まだあるはず」と思っていたものが見つからず、結局同じものをまた買ってしまう。
こういうことは意外とよくあります。
在庫があると安心する気持ちはわかります。
でも、ストックが多い状態は、家の中にたくさんものがあるのと同じです。
しまう場所は無料ではありません。その場所の分だけ余分な住居費を払っています。
私はひとり暮らしを始めてから、食材は週に1度、オーガニックスーパーの宅配で少量だけ注文しています。
日用品もAmazonの定期便で月に1回届くように調整していて、それ以外のタイミングでは基本的に買いません。
1つの商品がなくなるまでにどのぐらい時間がかかるか把握しておくと、過不足なく注文できます。
必要な分だけをその都度手に入れるほうが、トータルの出費は少なくなります。
家の中もすっきりするので、管理のストレスも減りますよ。
3. まだ使えるのに新調するクセ
新製品が出るたびに、今使っているものを買い替えるクセも見直す価値があります。
新しいもののほうが性能がいい、デザインが素敵、と思うのは自然なことです。
でも、今使っているもので十分間に合っているなら、わざわざ買い替える必要はありません。
化粧品、ガジェット、文房具、キッチンツールなど、新商品が次々と出るカテゴリーほど注意が必要です。
メーカーは常に新しいものを出して、消費者に買い替えてもらおうとしています。
広告を見ると、今使っているものが急に物足りなく感じるかもしれません。
でも、それは広告のせいでそう思っているだけで、今使っている製品が不十分なわけではありません。
若い頃の私も、文房具の新製品になびいていました。
家に使えるペンやノートが山のようにあるのに、雑貨屋やハンズに行くたびに気軽に買ってしまいました。
書き心地がいいとか、デザインがかわいいとか、買う理由はいくらでも見つかったものです。
そうやって買ったものは、結局ほとんど使わないまま断捨離しました。
買い替えるタイミングは、今持っているものが壊れたとき、もしくは、本当に機能が足りないときです。
むやみに買い替えたくなる理由の多くは、新商品の情報に触れることです。こうした情報を積極的に追わないようにすると、物欲が刺激されることも減るでしょう。
4. なんとなく続けているサブスク
毎月少額が引き落とされるサブスクリプションサービスは、見過ごしやすい出費です。
加入したときは使っていたけれど、今はほとんど開いていない。
そんなサービスが1つや2つ、ないでしょうか。
月額数百円でも、年単位で考えると数千円から1万円以上になります。
複数のサービスに入っていれば、さらに大きな額です。
サブスクの怖いところは、使っていなくてもお金が引き落とされ続けることです。
目に見える買い物と違って、支払っている実感が薄いので、見直す機会を逃しがち。
私は以前、動画配信サービスを3つ契約していました。
Netflix、Disney+、Vikiの3つです。
どれもそれぞれに観たい作品がありましたが、値上がりをきっかけに、Viki 1つに絞りました。
1つだけ契約しても、観たいものが足りなくなることはありません。
また、私はもともと本を買って読む派ですが、オーディオブックは図書館のサービスも積極的に利用しています。
無料で使えるものがあるなら、有料で契約し続ける必要はありません。
半年に1度ぐらい、契約しているサービスをリストにして、本当に使っているかどうか調べてください。
5. スーパーでのちょこちょこ買い
食材を買いに行ったついでに、お菓子やドリンクをカゴに入れる習慣はありませんか。
1回あたりは数百円でも、週に何度も繰り返せば、月に数千円の出費になります。
こうしたちょこちょこ買いは、買い物リストに書いていないものを買うところから始まります。
リストにないものは、本来なくても困らないものです。
でも、目の前に並んでいると欲しくなりますよね。
スーパーやコンビニは、1つでも多くの商品を消費者が買うように、巧妙にディスプレイしています。
この仕掛けに乗らないためには、店に行く回数そのものを減らすのが一番です。
私は食材を宅配にしてから、スーパーに行く回数が大幅に減りました。
行ったとしても、砂糖断ちをしているので、お菓子の棚には用がありません。
目に入らなければ、買いたいという気持ちも起きません。
買い物に行く頻度を下げる、リストにないものは買わないと決める。
この2つを意識するだけで、ちょこちょこ買いはかなり減ります。
6. ストレスを買い物で埋め合わせる習慣
ストレスがたまったとき、退屈なとき、なんとなく気分を変えたいとき。
そんなときに買い物をする癖がある人は多いと思います。
この買い方が無駄遣いにつながります。
新しいものを手に入れると一時的に気分が上がります。
でも、その高揚感は長く続きません。
数日、もしくは数時間後に元の状態に戻り、また何か買いたくなります。
買ったものが増えれば、今度は部屋が散らかるストレスが生まれます。
気分転換しようと買い物しても、ストレスは舞い戻ってくるのです。
問題はお金を使うことではなく、嫌な気分を買い物で埋めようとするクセにあります。
この買い方を見直すため、買い物以外の気分転換法を考えておきましょう。
私の場合は、散歩、塗り絵、読書、語学の勉強などがそれにあたります。
今現在熱心に学んでいるのは韓国語です。塗り絵は一時期休んでいましたが、最近、再開しました。
どれもたいしてお金をかけずにできます。
特に散歩は、外の空気を吸うだけで気持ちが切り替わるので、買い物衝動を抑えるのにいちばん効果がありました。
買い物したくなったら、15分だけ別のことをしてみてください。
衝動は時間が経てばおさまります。
7. 義理や惰性で払う交際費
本当は行きたくない集まりや、義理で続けている贈り物のやりとりにも、お金がかかっています。
人付き合いは大切ですが、すべての付き合いに同じだけのお金と時間をかける必要はありません。
惰性で続けているギフトの交換、気が乗らない飲み会。
こうしたことは、やめても人との関係に影響はありません。
本当に大切な相手とのつながりは、儀礼的なやりとりがなくても続きます。
やめた途端に途切れる関係は、もともとその程度だったと考えましょう。
私はカナダに住んでいるので、日本式の付き合いの出費は少ないほうですが、それでもクリスマスのギフト交換など、義理で買っていたものはありました。
あるとき、「本当にこの人に贈りたいのか」と考えたら、贈る相手はごく少数になりました。
人間関係も、ものと同じで、定期的に棚卸しをすると風通しがよくなります。
惰性で続けている付き合いがないか、一度立ち止まって考えてください。そのお金と時間をずっとそこに使い続けたいでしょうか。
やめた先に残るもの
やめるだけで節約になるお金の使い方を7つ紹介しました。
やめることは、我慢することではありません。
自分にとって本当に必要な出費と、なんとなく続けているだけの出費を区別することです。
1つやめるたびに、お金が手元に残るだけでなく、選ぶ回数や迷う時間も減ります。
暮らしが軽くなる感覚を、ぜひ体験してみてください。














































