計画を書いている人

ミニマム思考

最後までやりとげる7つのコツ~汚部屋の片付けで挫折続きのあなたへ。

汚部屋の片付けを始めても、いつのまにかやらなくなってしまい、結果的に何も片付いていない。

こんな状態に何年もいる人は、自分が決めたことを最後までやることを意識してください。

くじけずに、ちゃんと片付けを終えるコツを7個紹介します。



1.目標やゴールの見直し

フェイドアウトしてしまったら、現在の自分のゴールについて再度考えてください。

片付け始めたときは、ゴールを意識し、目標を考えたと思います。

それを思い出し、現況に合わせて、設定しなおしてください。

そもそも、なぜ、自分は片付けを思い立ったのか?

どんな部屋にするつもりだったのか?

当初立てた目標にどのぐらい近づけているか?

いま、自分はどの地点にいるか?

あと、どのぐらいがんばれば、目標を達成できるか?

このようなことをつらつら考えて、これからやるべきことを決めます。

ゴールの例をいくつかあげています⇒物がたくさんありすぎて、片付ける気になれない? 重い腰をあげる方法、教えます。

2.小さな目標を設定する

挫折が続いているなら、思いっきり捨てるハードルを下げてください。

最初にあまりにも大それた目標を立てると挫折します。

これまでろくに物を捨てたことがなく、毎日、コンビニや100円均一ショップに出向いて、さほど必要でもない物を買う生活をしている人が、いきなり、不用品をバリバリ捨てました、買わないチャレンジもばっちりです、

というふうにはなりません。

そんな気になるかもしれませんが、これは、将来の自分を過大評価しているからです。

将来の自分を過大評価する話⇒お金を貯めるための3つの心理的な戦略(TED)

最初の2,3日は、新鮮みがあるので、けっこう捨てられるかもしれません。ですが、数日間たって目新しさが薄れると、やる気もしぼみ、「片付けない」という元のパターンに戻ります。

平日は毎日30分、週末は最低でも1時間半、片付けよう、などと決めるのは大それた目標設定です。

そんなに片付け時間をとれるなら、物はたまりません。それができない生活環境だから、汚部屋になっているのです。

1日15分(「15分で27個捨てましょブギ」を続けて気づいた「捨てる」最大のコツとは?~ミニマリストへの道(30))で挫折したら、

今度は、3分か5分にしておくといいでしょう。

玄関、キッチン、リビングルーム、と片付けたい場所はたくさんあるでしょうが、まずは1つの部屋だけをターゲットにします。

はじめて取り組むことを、いきなり上手にやりたいと思うのは、自分で自分にプレッシャーをかける行為です。





3.リストアップする

片付けプランを紙に書き出します。

ことあるごとに、「頭の中にあることを紙に書き出すといいですよ」と書いていますから、きっともう書いてるでしょうが、もしまだ、リストを作っていないのなら、早速書いてください。

いまの目標、これから片付けたいもの、捨てたいもの、そのために何をするか、日々のTo-doリスト、さまざまな計画など、書くことはいろいろあります。

書いて、そのとおりに実践し、ときどきリストを修正し、また実践する、ということを続ければ、思いのほか早く、部屋はきれいになります。

紙に書き出したことが1度もない人には、こちらの本をおすすめします⇒筆子の新刊『書いて、捨てる! 』3月11日発売。著者による内容紹介。

本を買ったけど、まだ書くことはやっていない、という方からメールをもらったことがあります。

使いかけのノートがあるから、それをちゃんと使い終わって、新しいノートを買って書き始めたい、などと考えて書かないそうです。

は?

本にはちゃんと、「書くものにこだわるな。そのへんの紙切れでいいから書け」と書いていますよ。

私も、日々のTo-doを書いているのは付箋ですが、ほかのことは、みんなそのへんの裏紙に書いています。

これは、「プリントアウトした紙の裏をメモにつかって、家中の紙を一掃する」という裏紙チャレンジの一貫です。

4.障害を取り除く

自分を挫折に導く障害が、あらかじめわかっていたら、先にとりのぞいてください。

会社から帰ったら、すぐに片付け作業をすることにしているけれど、疲れているから、とりあえずソファーに寝転がって、テーブルの上にあるリモコンを手に取り、テレビをつけて、なんとなく見てしまう、そして片付けをする時間がなくなる。

こんなパターンが多いなら、テレビのリモコンをそのへんに出しっぱなしにしなければいいのです。

リモコンは押入れの中にしまっておきましょう。ついでに、付箋に、「片付けるまでテレビは見ない!」と書いて、リモコンに貼っておいてください。

日々の家事(掃除や洗濯)の最後に片付けをすることにしているが、家事が終わると、スマホでSNSをチェックしてしまい、片付けのことを忘れてしまう。

こんな日々が続いているのなら、片付けを通常の家事の最初に持ってきてください。不用品がないほうが、掃除は楽になるので、先に片付けるのは理にかなっています。

5.シングルタスク

1度に1つのタスクに集中する、というシングルタスクを意識します。

シングルタスクとは?⇒1つずつ仕事を片付けよう。シングルタスクをする7つのコツ。

最初に決めたことを最後までできない人は、途中で、何か違うほうに道がそれている可能性があります。

1度にやるタスクは、1つだけにしておけば、それません。

本箱の中を断捨離しているときは、本を捨てることだけを考えてください。

途中で本を読み始めたり、本を大きさごとにきれいに並べようとしたりはしません。

本をきれいに並べるのは、ある程度、捨てることが終わってからです。

捨てることにあてる時間を決めてしまうと、寄り道している余裕がなくなるので、シングルタスクしやすいです。

タイマーを使って、終わる時間をはっきりさせるといいでしょう⇒タイマーを使って仕事や家事に一点集中~ミニマリストのタイマー活用法とは?

関係ないことをやって時間がなくなることは、私もよくあります。

ネットで朝、フランス語の新聞を読んでいて、意味不明の言葉(単語がわからないというより、コンセプトがわからないもの)があると、検索して調べて、長々と読んでしまうことがあります。

新聞を読むのにあてる時間は長くても15分と決めているので(そのあとは、別のタスクがある)、道からはずれて、大幅に時間がなくなることは防げています。

人の脳は、次から次へと、いろいろなことを考えるので、意識してシングルタスクにしないと、何もかもが中途半端に終わります。

6.キャッチアップする日を作る

1週間、7日間、毎日片付けをしたいと思うかもしれませんが、週に2日ぐらい、予備日(キャッチアップする日)を作ってください。

どんなことも、予定より、どんどん先に進んでしまう、ということはまれで、どうしても、予定より遅れがちになります。

先ほど書いた、将来の自分を過大評価してしまうせいもあるし、配分した時間いっぱいまで、だらだらと仕事を増やしてやってしまうせいもあります。

これをパーキンソンの法則と呼びます⇒さっさと断捨離を終わらせるコツ:パーキンソンの法則から学ぶ

何よりも、予定外のことが起きて、思うように片付けをできない日があります。

想定外のことが起きて、そちらに時間を取られ、リズムがくずれ、想定外のできごとの処理が終わったあとも、片付けをしなくなってしまった、ということはよくあるものです。

予定外のことは必ず起きます。

最初から、予定外のことがあってもキャッチアップできる時間をスケジュールに入れておけば、リズムが大くずれせず、片付けも継続できます。

私も、以前は、持てる時間の100%を使って、ブログを書いていましたが、最近は、週に1日は、キャッチアップする時間帯を作っています。

そのほうが、「ああ、また遅れてしまっている」というストレスを感じなくてもすむので、すべてのパフォーマンスが向上します。

7.自分との約束を守る

汚部屋を片付けるために、日々行うことを決めたら、それをやることは、自分との約束を守ることだ、と思って行動してください。

人と何かを約束したとき、わざわざ破ろうとする人はいません。

やむをえないできごとが起きて、約束を破らざるをえなくなったら、相手に申し訳なく思うし、別の機会に埋め合わせをしたいと思うでしょう。

「毎日片付ける」という自分との約束も、それぐらいの覚悟をもって、守るようにします。

約束を守るためにすべきことは、先にも書いたように

1)自分がした約束の内容をしっかり理解する(何をすべきか把握する)

2)約束を忘れないように書き出す、スケジュール帳に書く、リマインダーを用意する

3)約束を果たせるためのプランを考えて実践する

こんなことです。

約束を果たすことを意識していると、むちゃな約束はしないし、時間の使い方にも敏感になります。

挫折しないための過去記事

一度決めたことを継続する6つの方法。あきらめないマインドセットを持て

部屋の片付けを投げ出さない7つの方法。

片付けを続けることができない人に贈る、継続する7つの秘訣。

片付けが嫌になったときの7つの対処法。

物を捨てることに疲れた人がやる気を取り戻す7つの処方箋。

******

すぐに挫折する人に、一番いいのは、自分1人で片付けず、片付けコーチにでもついて、マンツーマンの指導を受けながら、毎日片付けることかもしれません。

そうすれば、さぼりたくてもさぼれません。

しかし、片付けは家事の1つにすぎません。

掃除や洗濯、料理をマンツーマンで習いたいなんて人はいないでしょう。

料理はグループレッスンがありますが、料理教室に行く人は、すでにある程度、料理はできるが、もっと料理が上手になりたくて習う、つまり、『趣味のお稽古ごと』のような気がします。

片付けコーチなんかについたら、費用もばかになりません。

そこで、おすすすめなのが、自己管理能力を高めることです。

それはそんなに難しいことではありません。

一番最後に書いたように、自分との約束を守ることを意識すればいいのです。

私は毎日1人でブログを書いているし、フランス語も独学です。

1人は自由でいいのですが、意識していないと何もしないまま1日が終わるため、これまで自己管理能力を高める方法をいろいろ試してきました。

今回、書いた7つは、そうやって見つけたコツの中でも、特に効果を感じていることです。

自己管理能力は、片付けのみならず、どんなことをやるときにもあったほうがいいスキルです。

ぜひ、試してください。





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