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自分では、意外と気づかないストレスの元を6つお伝えします。お金の心配や、仕事の悩み、ぐしゃぐしゃの部屋は、すでにお伝えしましたので入っていません。
これ以外にもストレスの原因はたくさんあるのです。
なんだかしらないけど、最近イライラ、モヤモヤしているのなら、こんなことがストレスになっているのかもしれません。
1.知らず知らずに聞いている音
音は思いのほかストレスになっています。電車の音、飛行機の音はもちろん、人の車から流れてくる大音量のロックミュージック、隣の家で練習しているへたなピアノとか、きゃんきゃんうるさい犬の鳴き声など、日常生活は、聞きたくない音で満ち満ちています。
人がこういう音を聞いているとき、体は「闘争か逃走ホルモン」を分泌し、アドレナリンレベルがレベルが上昇し、血圧もあがります。
詳しくはこちら⇒音が人に与える4つの大きな影響:ジュリアン・トレジャー(TED)
この記事もどうぞ⇒騒音が健康に与える6つの影響。そのストレスはノイズのせい
何だか知らないけど、気持ちがざわざわしているなら、そばに音がありすぎるのかもしれません。
一度、耳をすまして、どんな音が聞こえているのかチェックしてください。取り除けるものは取り除きましょう。
私はどうしても取り除けない音は、耳栓や、雨の音を聞くことで対応しています。
水の音は、とても人の心を和らげます。シャワーをあびたり、水道で水をザーッと流したりするだけでも、気分がすっとします。
2.愚痴をこぼすこと
会社で上司に嫌なことを言われたとき、部下が全く動かないとき、家庭でご主人が家事を全く手伝ってくれずテレビばかり見ているとき、子供が部屋を散らかしまくるとき、同僚や友達に愚痴をこぼす人は多いです。
嫌なことを吐き出すのだから、ストレス解消になっている、と思っている人が多いのですが、事実は逆です。かえってストレスが増える、と専門家は言っています。
友達に、「こんなことがあって、本当に頭に来たのよ」とこぼすと、自分の環境に対して、よけいに不満が募ってしまうのです。
そう言われてみると、私も会社の愚痴をこぼしてばかりいた時は、実に暗い毎日を送っていました。
給料が安いとか、仕事のできない男性社員の尻拭いをしているとか、無能なのに人をあごで使うとか、私はいろいろ怒っていたのです。
それは、もう毒を吐きまくっていました。
現実をどう見るかは、自分次第、ということがわかった今は、盛大に愚痴を言い合ったり、人の悪口を言うほど不毛なことはない、と考えています。
今度嫌なことがあって、愚痴をこぼしそうになったら、できるだけユーモアを交えて話してみてください。
ユーモアを交えて話すためには、出来事を俯瞰して、自分のことを客観的に見ることになります。すると、悲劇のヒロインになることを避けられるのです。
3.寝る直前にスマホやタブレットを見る
寝る前に、スマホでゲームをしたり、SNSをチェックするのは、睡眠の質を妨げる、というのは有名な話です。最近の研究では、それだけでなく、ストレスレベルも上昇させる、という結果が出ました。
布団に入る直前、2時間以内に、ネットを見たり、テキストメッセージを送っている人は、そうでない人より、ストレスレベルが高かったのです。
しかし、「ストレスがあるから、寝る前にネットをする」という意見もあります。
いずれにしても、デジタル機器を見ていて、心が休まることはあまりないですよね?寝る前ぐらいは、デジタル機器から離れて、静かに過ごしたほうがいいのです。
☆寝る直前でなくても、SNSのやりすぎはストレスになります⇒SNS依存に注意。FOMO(フォーモー:取り残される不安)を捨てる方法
☆よくあるストレスの元はこちら⇒イライラには理由がある。ストレスをおこす7つのものを知り、自分で取り除こう。
4.不健康なライフスタイル
不健康なライフスタイルとは、喫煙したり、ジャンクフードばかり食べたり、甘いものばかり食べたり、運動せず、日がな一日ごろごろしていたり、理由もないのに昼夜逆転生活を送ることです。
健康によくない暮らしを送っていると、ストレスフルなできごとが起きたとき、うまく対処できないし、新たなるストレスが生まれがちです。
心から楽しく不健康な生活をしている人って少ないと思うのです。
はたして思いっきり引きこもり生活を楽しんでいる、とか、心底幸せを感じながら毎日コンビニスイーツを食べている人がいるのでしょうか?
心のどこかで、「こんなことしてたらまずいよね。たまには外に出て運動したほうがいいよね」と思いながら引きこもっているんじゃないかな、と思います。
「甘いものばかり食べていると、太るし、お肌が荒れるし、アレルギーもひどくなるし、ろくなことないわよね。それにすごく添加物入っているし。少しだけにしとこう」と思いながら、スイーツを食べているのではないでしょうか?
そういう罪悪感がストレスを生み出します。
砂糖を摂り過ぎると切れやすくなることを知っている人は多いでしょう。
食品添加物、特に人工甘味料であるアスパルテーム、高フルクトースコーンシロップ(異性化糖)高フルクトースコーンシロップ(異性化糖)、人工着色料は、情緒を不安定にする、という疑いが持たれています。
人工甘味料や合成着色料は、脳の神経系の働きを阻害するので、不安やストレスが増えることも充分考えられます。
5.ノーと言いたいときにイエスと言う友達
自分がノーと言うべきときに、イエスと言ってしまうことが多いと、ストレスになるのはわかると思います。
しかし、自分が誘ったことや、頼んだことに何でもイエスという友だちがいると、これまたストレスを感じてしまいます。
なぜでしょうか?
本当はノーなのに、イエスと言うひとたちは、パッシブアグレッシブな行動にでるからです。
パッシブアグレッシブな人とは、受け身な攻撃をする人たちのこと。
パッシブアグレッシブについてはこちらに詳しく書いています⇒自分の気持や意見を素直に人に伝えることができない6つの理由 「6.黙りこむことで意志を主張する」をお読みください。
約束にすごく遅れてきたり、ドタキャンをしたりします。約束の時間にやってきたとしても、今ひとつのりが悪かったりします。それもそうでしょう。本当は来たくなかったのですから。
こういうふうに、行動があいまいだったり、二面性のある人とつきあっていると、ストレスがたまってしまうのです。
むしろ、いつも一貫して、「あなたなんか嫌いよ」という態度をとっている人と接するほうがストレスレベルがあがりません。相手の態度が予測できるからです。
もし、本当は都合が悪いのに、とりあえずは、イエスと言って、あとで問題を起こすことが多い友達がいたら、誘う時に言い方を変えるといいでしょう。
「来週、映画に行かない?」というのではなく、「来週、映画に行く?それとも来ない?」と相手がノーといえる選択肢を加えるのです。
6.ネガティブ思考
これは別に意外ではないかもしれませんが、物事をネガティブに捉える人は、そうでない人よりたくさんのストレスをかかえています。
問題なのは、ネガティブ思考の人は、無意識にネガティブである、というケースが多いこと。
2番の愚痴をこぼすところでもふれましたが、愚痴をこぼしたり、人の悪口を言ったり、悲劇のヒロインになったり、被害妄想ぎみで、いつも被害者になってぐちぐち文句を言っている人は、そういうことが、不健康なことである、ということに意外と気づいていません。
「自分はごくまっとうなリクエストを周囲の人にしている」、「私はこんなにがんばっているのに、みんなわかってくれない」と思っているのです。
このような人たちにとって、人生がうまくいかないのは、みんな自分以外のもののせいです。
外的状況に、自分の人生をコントロールさせているので、何をやってもうまくいかないのですが、そのことに気づいていません。
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このほかにも、お酒を飲み過ぎたり、水分を充分取らなかったり、To-doリストにタスクを入れすぎたり、マルチタスクをするなど、知らず知らずのうちに、自分でストレスを増やす行動をしていることはたくさんあります。
習慣でやってしまうことが多いので、「イライライする」「やたらと気疲れする」と思ったら、少しペースを落として、ふだんやっていることを見直してみてください。