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SNS依存に注意。FOMO(フォーモー:取り残される不安)を捨てる方法

Facebookを見ながら「ほかの人は、みんな幸せなのに、自分だけが不幸だ」。こんなふうに感じたことがありませんか?こうした感情はFOMO(フォーモー)と呼ばれています。

この記事ではFOMOなんてすぐに捨てられる考え方をお伝えします。



FOMOとは?

FOMOとは、Fear of Missing Out のこと。日本語にすると「取り残される不安、置いていかれる恐怖」です。これはSNSの弊害の1つです。

SNSに依存している人は、しばしば、FOMOを感じています。「自分だけが取り残されている」という不安を感じるのです。

FOMOに悩まされがちなのは16才~35才ぐらいだそうですが、50代の人でも、SNSが好きすぎる人は危ないです。

もし、朝起きて、一番にチェックするのがSNSだったら、いつFOMOの落とし穴にはまっても不思議はありません。

FOMOの具体的な例をあげましょう。

あるイベントに他の人はみんな行ったのに、自分だけが行ってない。

みんなこのニュースを知っているのに、自分だけが知らなかった。

みんなリア充なのに自分だけが違う。

スマホ片手に、こんなふうに考え、ストレスを感じるのがFOMOです。

置いてけぼりをくらいたくないため、ひんぱんにSNSのタイムラインをチェックして、リアルの生活がおろそかになる場合もあります。

「大事なニュース」を見逃したくないので、暇さえあれば、スマホで各種SNSのサイトをチェックしたりします。

友だちの投稿頻度や投稿する内容に、過剰に反応し、疑心暗鬼になり、強い不安やストレスを感じてしまうこともあります。

たとえば、ふだんはわりとまめに投稿している友だちが、数日間投稿しておらず、なぜかほかの人も投稿が控えめな時、「え、みんなでどこかに旅行に行ってるのかしら?」などと、考えてしまうのです。

誰かが買い物した服をインスタグラムに投稿したのを見て、自分も同じようなものを買わなければいけない、同じようなことをしなければならない、と強迫観念めいたものを持ってしまうのもFOMOです。

自分軸がぐらついている人はFOMOを感じがちです。だから、まだあまり自分のことがよくわかっていない若い人が、FOMOのせいでうつになったりします。

FOMOを防ぐためには、SNSをすぱっとやめればいいのです。「知らぬが仏」ということわざもあります。

ですが、そうもいかない人も多いでしょう。基本的にSNSはとても便利なものですから。私は苦手ですが。

こんな考え方をすれば、SNSを便利に使いながらも、よけいな不安をかかえなくてすむのではないでしょうか?

アイフォンを持つ女性

暇さえあればSNSをチェック

1.人の人生ではなくて自分の人生を生きる

SNSのタイムラインに流れてくる情報は、結局、自分ではない誰かのことです。こんなあたりまえのことがわからない人が多すぎます。

私たちは、自分の人生を生きようとしなければ、どんどん不幸になってしまいます。

スティーブ・ジョブズもかの有名な、スタンフォード大学の卒業式のスピーチでこう語っています。

Your time is limited, so don’t waste it living someone else’s life.

きみたちの時間は限られています。誰かほかの人の人生を生きて、時間を無駄にしてはいけません。

このスピーチはこちらで紹介しています⇒スティーブ・ジョブズのスタンフォード大学卒業式のスピーチからミニマリストが学んだこと

Facebookのタイムラインを見て、他人の言動に一喜一憂するのは、あまり自分の人生を生きているとは言えません。

人のやっていることについて考えている、ということは、その時間は全く、自分のしたいことについて考えていない、ということです。

SNSをチェックしている時間のトータルを計算してみてください。その時間、あなたは、自分のやりたいことや未来についてではなく、他人の生活について考えているのです。

人が汚部屋を片付けている様子をいくら見ても、自分の汚部屋がきれいにならないのは、こういう理由からです。

時間は限られています。タイムラインを見るのを少し控えましょう。





2.取り残されないことなんてありえない

「ほかの人はみんなこの楽しそうなパーティに行ったのに、自分だけが行っていない」。これは典型的なFOMOの1つです。

しかし、ここで考えてほしいのですが、世の中で行われるすべてのパーティに参加できる人なんてただの1人もいません。

人は、今この時間、1つの場所にしかいることができないのです。「みんなが行く集まりは全部行かなくちゃ」と考えるほうがおかしいのです。

分身の術でも使わない限り、同じ時間に複数の場所に登場できません。どんなにがんばっても、参加できないイベントは出てくるのです。

人が行くパーティに自分が行かないのはごく自然の成り行きであり、全部参加できてしまったら、次元の違う世界に迷い込んでいます。

そのイベントについて何も知らなかったから行けなかったとしても、また同じようなイベントがあった時に行けばいいのです。

☆スマホ依存はこうして防ぐ⇒パソコンとスマホ依存を防止する5つの方法

3.どのみちすべての情報を集めることは不可能

FOMOに突き動かされている人は、「大事なニュースは全部チェックしなければいけない」と思っています。

お得な情報を見逃しているかもしれない、と30分に1回、スマホでSNSをチェックしてしまいます。

セール情報とか、お買い得情報など。

ですが、どんなにがんばっても、現代社会にあふれている「大事な情報」を集めきることなんてできません。

ものすごい量なのですから。

スマホやパソコンはデジタル機器だから、情報処理速度が異様に速く、今、この瞬間に怒涛のように情報を流してきます。ですが、私たちは人間なのです。

アナログな人間が、デジタル機器が流している情報をすべて集めようとすることがそもそも間違っています。

同じ土俵にあがろうとすると、体をこわしてしまいます。

それに、情報は単に知っていることより、それをいかに使うかのほうが大事です。情報をたくさん知っているからと言って、暮らしの質が高くなるとは思えません。

すべての情報を知る必要など全くないのです。

☆スマホに依存すると不安だけでなく、物まで増えてしまう話⇒スマホ依存のミニマリストは要注意~減らしたつもりが不用なモノを抱え込むことに

4.大切なものを1つだけ選ぶようにする

ほかの人がやっていることは、みんな自分もやらなければいけない、と思うとFOMOを感じてしまいます。

しかし、そうしようとすればするほど、何もできなくなります。すべてが中途半端に終わるでしょう。

SNSの友だちがやっているすべてのことを自分がやるのは不可能だし、そこに流れているすべての情報をチェックするのも不可能です。

ところが、幸いにも、人間には、選ぶことができます。自分にとって大切なものだけを選べばいいのです。

FOMOにふりまわされている人は、自分のやりたいことを1つだけ選ぶ機会を失っています。

SNSのタイムラインは、もっと客観的に見て、参考程度にとどめ、自分のやりたいことにコミットするほうが、人生は楽しくなります。

☆デジタルデトックスのすすめ⇒スマホ疲れしてませんか?~簡単デジタルデトックスで心の余裕をとりもどす

5.SNSに流れている情報が事実とは限らない

テレビもそうですが、SNSに流れてくる情報(投稿や画像)は現実を正しく写しだしているか、といったらもちろん違います。

オンラインの人格と、リアルの人格はよく違うと言われます。

誰しも人の目を意識して投稿しているのですから、人によって意識の程度の差はあれど、必ず演出が加わります。

「ほかの人にこんなふうに思われたい」という気持ちがあるのです。

まあ、たまに人の目を全く気にせず、言いたい放題の投稿をする人もいますが、たいていこういう人たちは、友だちにブロックされます。

ほとんどの人は、その人の生活で起きた「いいこと」しか、投稿しません。もっとも自慢できそうなことを投稿するのです。

子供の写真1つとっても、すごくかわいく写ってるものを選びます。

SNSに流れている画像は、その人の現実をフェアに写し出しているわけではないのです。

ほとんどの投稿が、いいことなのですから、自分の暮らしにそういうことがないとしても、気に病むことはありません。

しかも、SNSに書かれる文章はすごく短いです。たくさんの情報が省略されています。いかようにも解釈できます。ほとんどフィクションと言ってもいいぐらいです。
* * * *
もしSNSを何か義務感からやっていたり、疲れを感じているようなら、ちょっと距離を置く時が来ています。

10年前は、SNSなんてみんなやっていませんでした。それで普通に生きていけました。

SNSが余分なものだ、とは言いません。寸時に他の人と情報をシェアできる素晴らしいツールだと思います。

ですが、人の人生にとって、そこまで優先順位の高いものだとも思えないのです。





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