粗大ゴミ

断捨離テクニック

心の重荷になっている大きな物を捨てる5つのステップ。

なんとかしなければ、と思いつつ、ずっとそのままになっていた大きな物を捨てるステップを5つに分けて紹介します。

大きな物は、捨てるのに一手間かかりますが、「捨てるのが大変だから」という理由で、所有するのはシンプルライフではありません。

大きい分、スペースを取るし、管理の手間も多いし、なにより、心にずーんと重くのしかかりまます。

この記事をきっかけに、今度こそ捨てましょう。



ステップ1:捨てたいものを書き出す

まず、大きな物で捨てたいと思うものをざっと書き出してみます。

大きな物といってもいろいろありますが、今から15分間の間に、捨てることが物理的にできないもの、と考えるといいでしょう。

食器やボールペンだったら、それこそ、すぐにぽいっと捨てられますが、大きな物は、自分1人では運べないし、収集場所も、特別なところにあるし、捨てるとき、守るべきルールがあったりもします。

捨てたいけど、15分では、片がつかないものを書き出してください。

大きな物の例を3つ書いておきます。

不動産

不動産は、文字通り動かず、どこかに定着しているので、ポイっとは捨てられません。

たとえば、土地、家屋(自宅、実家、空き家になっている余分な家)、事務所)など。

読者の方からのお便りを拝見していると、家を2軒持っている人が、たまにいます。私の頭の中では、家を何軒も持つなんて考えられないのですが、いまは、空き家になってしまった実家を持て余している人も多いのかもしれません。

動くけど、法律上不動産扱いされるもの、たとえば、車、船舶など。

物理的に大きな物

動かすことはできるけど、物理的に大きいから、やすやすと動かせない物も、大きな物です。

たとえば、家電、家具(たんす、本箱、冷蔵庫、テーブル、ソファ、ベッドetc)、スポーツ用品(トレッドミルとか)、大きな楽器(ピアノ、ハープ、ドラムセット)、大きな飾り物(ひな人形など)。

数が多いと処分がしんどくなる物

1つひとつは手で動かせるけど、あまりに大量にありすぎて、何箱にも入って堆積しているものも、心理的には大きな物と言えましょう。

たとえば、数がありすぎる段ボール箱や、押入れいっぱいに入っている布団、本箱にびっしり入っているコミックス、百科事典、全集、こけしのコレクションなど。

このような物の中から、もういい加減捨てたほうがいいな、と思うものを、気楽に書き出してみましょう。

ステップ2.ターゲットを決める

書き出したリストの中から、どれを捨てるか決めます。

ターゲットは1つだけにしてください。

「あれもこれも、全部捨てたい」と思うなら、捨てる順番を番号で書いておくといいでしょう。1番が終わったら、2番にとりかかればいいのです。

ターゲットが決まらないときは、以下のように考えてはどうでしょうか?

・もっとも心の負担になっている物を捨てる

・もっとも維持費がかかっている物を捨てる

・もっとも邪魔な物を捨てる

・一番捨てやすそうな物を捨てる(練習として)

・ランダムに決める(目をつぶって、指差しをして決める)

・人に決めてもらう(子どもやご主人に聞いてみます。ただし、捨てない派の人に聞くのはおすすめできません)。

ステップ3.中身を捨てる

家を捨てたいと思っても、その家の中に、あれこれ物が入っていたら処分できません。

本箱を捨てたいと思っても、中に本がびっしり詰まっていたら、捨てられません。

このように、中身が入っていたり、上に物が積み重なっているなら、先に中身や本体にくっついている物を処理します。

「一時的にどこかに移動させる」、という方法もありますが、私ならこれを機会に全部捨てます。

捨て方は過去記事を参照してください⇒まとめのまとめ:捨てるコツをぎゅっと詰め込みました。

片付ける業者の中には、中身ごと処理してくれることもあります。もちろん、その分、値段はかさみます。

ステップ4.方針を決める

中身や上に置いていた物を撤去したら、本体の処分方法を決めます。

処分には、3つの方法があります。

1.)捨てる(ゴミとして廃棄処分にする)

2.)ゆずる(あげる、寄付する)

3.)売る

不動産はぽいっと捨てることができないから、ゆずるか、売るとなるでしょう。

この段階で1つ方針を決めて、うまくいかなかったら、次の方針にうつる、というふうにしたほうが作業が複雑にならないと思います。

同時進行したほうが速いと思うなら、そうしてもいいですが、その場合は、自分でちゃんと、「こういう理由から、同時進行する」と決めて、納得して行ってください。

なしくずし的に同時進行すると、虻蜂取らずになるかもしれません。

ステップ5:やるべきことを書き出してやり始める

方針が決まったら、実際に何をやるべきか書き出します。

作業を細分化してリストアップしてください。

捨てる/寄付する/売る、のどれを選んだとしても、一番最初にすべきことは、リサーチでしょう。

だから1番は、インターネットで検索して、捨て方/寄付先/売り方を調べる、となるでしょう。

捨て方がわかったら、あとは、やるべきことを順番にやるだけです。

作業の細分化の例を書いてみます⇒何から片付けたらいいのかわからず、動き出せないときはこうしてみる(汚部屋改善)

細分化のコツは、いまの自分がすぐにできるタスクまで細かくすることです。

タスクを書き出したのに、動き出せないとしたら、いまの自分にすぐにできないことを書いているからです。

「あれ? 始められない」と思ったら、目の前にあるタスクをもう一段階、小さなタスクにして書き出せば、必ず動き出せます。

その他の心構え

大きな物を捨てる時に、気をつけることをいくつか書いておきます。

1)思い立ったが吉日

いま、あなたが私と同じ61歳ぐらいだとして、何か手放したい大きな物があるとします。

その場合、今すぐ着手してください。「切りのいい65歳から始めよう」とか、「シニア割引が始まる66歳から始めよう」などと考えてはいけません。

大きな物は、小さな物を捨てるより、しんどいので、体力があるうちにやったほうがいいです。

また、家電や大きな家具は、年々捨てるのが難しくなるし、廃棄にかかる料金も、増えることはあっても減ることはまず考えられません。

早めにクリアしたほうが負担が少ないのです。

2)執着しない、あきらめが肝心

大きな物は、それなりに大きな金額を出して、手に入れたでしょうし、これまで維持管理するのに、たくさんお金を使っていると思います。

だから、「手放すのはもったいない」と思うかもしれません。

ですが、過去記事で何度も書いているように、自分が使っていなかったら、持っていても仕方がないのです。

何かを捨てようとするとき、すぐに「もったいない」と思う人は、以下の2つの記事をお読みください。

価格と価値の違いを知れば、余計な物も浪費も減る。

もったいないから捨てない。この決断のせいであなたが失っているたくさんのもの。

3)1人でやらない

関係者が自分1人しかいなかったら、1人でやるしかありませんが、家族、親戚、友人がいたら、積極的に協力をあおいでください。

「実家の片付けを全部自分1人でやらなければならない」と思い詰める人がいますが、そんなことはありません。

「私だけでやるしかない」とうつむいている顔をあげれば、手伝ってくれる人の顔がたくさん見えます。

なんでも1人で取り仕切ろうとして、煮詰まって、「捨てられません」という相談メールを送ってくださる方が少なからずいるので、書いておきます。

関連記事もどうぞ⇒暮しをダウンサイジングしたとき捨てた10のもの

******

大きな物の捨て方を紹介しました。

私が、最近捨てた大きな物は、もう3年も前になりますが、娘が置いていった、マットレス、ベッド、チェスト(こぶりのたんす)です。

マットレスの廃棄方法をインターネットで調べたあと、夫に、「もう捨てようと思う」と言ったところ、ふだんは腰の重い夫が、思ったよりさっさとベッド、たんすと一緒に、マットレスを部屋から撤去してくれました。

どうやら、ヴァリュービレッジ(スリフトショップ)に持っていったようです。

持ち主のいなくなったマットレスを捨てることができて、本当にスッキリしました。





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