ページに広告が含まれる場合があります。
読者の断捨離・片付け体験をシェアするお便り紹介コーナーです。今回は2017年7月20日から28日ぐらいにいただいたお便りから4通選びました。
内容は以下のとおり。
●買わない生活実践中
●コレクションを人にゆずった話
●図書館でレタスクラブを予約した話
●チラシを見るのをやめた話
まずあづきさんのお便りです。
物を買わない生活を継続中
件名:2回目の投稿です
今年の3月に、40年物のピアノを処分してスッキリ、という投稿をブログで紹介して頂いた、あづきと申します。
あの時は、投稿が紹介されて、びっくり&嬉しかったです。
現在も断捨離は進行中ですが、できるだけ物を買わない生活を心がけています。
例えば、洋服、靴。
これらは、1年半は買っていません。厳密にいうと、先月、実家で使うルームウエアを母が買ってくれたんですが。
例えば、カバンやエコバッグ。
これはずいぶん長い間自分で買った記憶がありません。もしかしたら、10年くらいかも。これも、厳密にいうと、母に1年くらい前に1つ買ってもらったのですが(笑)
実は先日、鞄の断捨離をしようと思って引っ張り出したら、そんなに無いだろうと思っていたのに30個はあってびっくりしました。本当に、日本人はカバンの類が好きですね。
この中には、母の手作りの手提げバッグもあります。が、エコバッグを2個しか断捨離できず。ちょっと自己嫌悪です。
それと、雑貨とか便利グッズ。
これ、最近の私が、ガラクタ、と呼んでいるものです。
筆子さんもおっしゃっていますが、これって無くても困らないです。それこそ、最後に買ったのはいつか、見当がつかないくらいです。
便利グッズは、全然便利ではないので嫌いです(笑) 邪魔になるだけですもん。
と、いうことで、まだまだ色々と試行錯誤でやっていますが、これからも断捨離を続けていこうと思います。
読んでいただきありがとうございました。返信無用です。
お体ご自愛くださいませ。
あづきさん、メールありがとうございます。
お母さん、いろいろ買ってくれてやさしい方ですね。
日本人はカバンもそうですが、物を入れる物にこだわる国民だと思います。
ティッシュケース、ランチボックス、ランチボックス入れなど、なんかいろいろありますよね。
メーカーが売るから、家にバッグやケースがあふれる、とも言えます。しかし、消費者側に「用途別に持たないといけない」「いろいろ取り揃えなければいけない」、という気持ちが強いから、増えてしまうのでしょう。
しかし、結局使わないので、家の中で死蔵されます。
私にも、「揃えなくちゃ」と思う傾向があり、物にこだわりすぎかもしれない、と時々反省します。
先日、いつも行くオーガニック食品のスーパーでレジ待ちをしていた時も、そう思いました。
私の前で支払いをしていたお客さん(中国人系カナダ人と思われます)が、野菜を1アイテム買っただけなのに、ポーチから、100ドル紙幣と20ドル紙幣を無造作に出していました。
財布じゃなくて、ポーチなので、適当にひっぱりだす形になるのです。
彼女は小銭はレシートと一緒にビニール袋に入れてました。
それを見て、「筆子は入れ物にこだわっているよね」と思ったわけです。
私はずっと長いこと、小銭を取り出しやすい財布、レシートがかさばらない財布、カードが取り出しやすい財布にこだわっていました。ミニマリストになった後も、こんな財布を買っています⇒50代主婦ミニマリストの持ち物のまとめ(後編)
今も使っていますが。
小銭のしまいやすさ、取り出しやすさにこだわって選び、わざわざ日本の楽天市場で購入して、母に送ってもらいました。
こういうこだわりをなくせば、バッグ類や雑貨の買い物は減り、便利グッズもどんどん断捨離できます。
日本人が袋物を好きな話はこちら⇒なぜ日本人はこんなにバッグ、袋、ケースをたくさん持っているの?
あづきさんがピアノを捨てた話はこちらで紹介⇒仕事が忙しくて大変な私の小さな片付けを積み重ねる作戦。 「40年前にもらったピアノを処分してスッキリ」のところです。
次はNさんよりいただいたメッセージです。
コレクションを友だちにゆずった話
件名:コレクション品
緑本買いました!今ゆっくり読んでいます。
前回のメールはブログ記事になってびっくりしました。お返事もありがとうございました。
私は鉱物が好きで、以前標本をいろいろ集めていました。
今も好きですが、いつのまにか心の隅で捨て候補になっていました。
捨てるのはもったいないし、でもマニアックな趣味だよなぁともやもや。
が、なんと偶然職場で鉱物が好きという人がいたのです。早速整理して譲り、気がかりがスッキリしました。
ちょっとお金をかけていたので、綺麗で貴重なコレクションでしたが、同好の人にとても喜んでもらえて私も満足でした。
物は使う(楽しむ)人に回すのが、物のためにもなりますね。
ひとつ自分の過去にけりをつけた気分です。
いつもブログ記事楽しみにしています。
Nさん、メールありがとうございます。
集めた品を大事にしてくれる人が見つかってよかったですね。
コレクションは、そこまで集めるのに時間とお金がかかっているので、「もういらない」と思っても、なかなか手放しにくいです。
そしてずるずると持ち続けてしまいます。
これをサンクコストバイアスと呼びます⇒高かったから断捨離できない?埋没費用はどのみち回収できません
Nさんは、よく思い切りましたね。
これからもシンプルライフを楽しんでください。
集めすぎたものを減らすには? ⇒せっかく集めたから捨てられない?コレクションを少しでも減らす10の方法
コレクションをきれいさっぱり捨てるには? ⇒収集癖に悩むあなたへ。物を集める理由を知ってコレクションを断捨離する方法
☆緑本とは、私の新刊、「それって、必要?」のことです。カバーが緑色っぽいので、緑本と呼んでいます(私だけが)。詳しくはこちら⇒新刊「それって、必要?」本日発売です。読み方、使い方案を紹介。
次はかすみさんからです。
レタスクラズを図書館で予約
件名: レタスクラブ楽しみです。
このところ、たびたびお邪魔します。
今日は、「レタスクラブ」の記事を読み、買おうかなあ・・・と気持が揺らいだけれど、念のため図書館検索をしたら、予約できました。
2人待ち。楽しみです。
元の「1週間で8割捨てる技術」の方は、84人待ち。大阪・吹田市では6冊所蔵とのこと。大人気ですね!
私は、シンプルライフとミニマリストとの関係は・・・?と考えたりしてます。自分はどこを目指すのか?課題です。
金子由紀子さんの[All About]のシンプルライフの記事を読んだりしています。
体調を崩し、今週の予定は全部キャンセルし、ゆっくりしています。いろいろ詰め込み過ぎたスケジュールを見て反省。私の課題は、モノの整理だけではないなあ・・・と今後の生活のあり方を考えています。
毎日、休まずブログを書き続ける筆子さんの偉大さと、有りがたさを感じています。どうぞ、お元気で。これからもよろしくお願いします。
かすみさん、こんにちは。
レタスクラブの予約、ありがとうございます。
図書館は本のリクエストもできるし、その図書館になかったら近隣の図書館から取り寄せてくれるし、内容を検索できるサービスもあったりして便利ですね。
インターネットのおかげでしゅお。
スケジュールはあまり詰め込まないほうがいいですね。
特に夏場は。どうぞお大事に。
レタスクラブの話はこちら⇒「1週間で8割捨てる技術」のダイジェスト版が雑誌「レタスクラブ」8月号の付録に。
最後はローズマリーさんからです。
チラシを見ることを断捨離した
件名:気づいたこと
毎日ブログを楽しみにしています。
面倒に思っていたある小さなことを、やめることができました。それは、「毎週届く生協のチラシを全部見ない」ということです。
生協では食料のほか日用品や衣料、家具までいろいろと取り扱っていますが、私は食料をメインに購入してます。時々市販にはない日用雑貨や衣料なども買います。
毎週毎週、配達のたびに何種類ものチラシが届き、目を通すのにうんざりしてました。目が疲れ、時に頭痛までおこります。食品でさえ、メインのもの以外に、何種類かあるんです。
いらないチラシをストップするサービスもあるので、それでも減らしてもらっているのですが、私にはまだまだ多すぎました。
いろいろ考えた結果、チラシはメインの食品のものしか目を通さない、と決めました(一部、日用雑貨もあります)。
考え方としては、
・実際のお店なら、この商品棚のところへ行くか?
・チラシを見て、「あると便利」「こんなものがほしかった」という商品があればほしくなるけど、はじめから目にしなければ「ほしい」と思わない。
・どうしても必要なものは、必ずどこかで手に入るはず。
手に入らなければ、自分には必要のないものだ。
・チラシを眺めることは、目的もなくぶらぶら買い物に行って、店内を眺めているようなものだ。
など、筆子さんを始め、多くの方がおっしゃってることです。
届いたチラシは目を通さないと、損するような気持がしていたのですが、貴重な時間を、ほしくもないものを眺めることに費やしたくないのです。
メインの食品のチラシもすべて目を通しません。野菜など必ず買うもののページだけ。お菓子や健康食品、レトルトなどのページは飛ばします。
考え方を変えれば、無駄なものを手放すことができますね!
夏休みが始まりました。暑いうえに子供たちが在宅でイライラしてばかりですが、無理のない範囲で断捨離をやっています。
筆子さんのブログは励みになります!
いつもありがとうございます!
ローズマリーさん、こんにちは。
そんなにがんばってチラシを見ていたのですね。
チラシやカタログも情報なので、自分が必要な部分だけポイントを絞って、見ればいいでしょう。
目的意識を持って、見たり読んだりするのが大事だと思います。
チラシを見る時間を断捨離できてよかったです。
私も若い頃は、カタログ通販が好きだったので、カタログ(フェリシモ、千趣会など)を見ることに、時間を使っていました。
フェリシモのカタログなんて、図鑑みたいに分厚かったのですが、最初から最後まで、一応目を通していました。よっぽど暇だったのでしょう。
注文額(3000円、5000円、7000円など)に応じて、もらえるおまけが違ったから、一応すべてのページを見て、買いたいものを決めて、注文していました。
そうやって買った物も、もらったおまけもみんな捨てました。本当にムダなことをしていました。
********
いつもたくさんのお便り、ありがとうございます。
引用許可をいただいたメールはこのようにブログに紹介することがあります。
紹介されるのが嫌な人は、最初から引用を許可しないでください。
引用してから、「削除してください」と頼んでくる人もいるし、許可を出してから、「記事のネタにされるのは嫌だから引用しないでください」と言ってくる人もいるし、記事で質問に答えるために、こちらから質問を送ると、「いきなり引用されちゃうんですね。やっぱりやめてください」という人もいます。
このようなことがないように、引用してもいいかどうかたずねる欄をもうけています。
ブログに読者のメールを紹介している理由は、コメント欄をもうけていないから、というのが1つ。
もう1つは、私が、ラジオ講座の語学テキストの読者のお便り紹介コーナーを毎回楽しみにしていたからです。
他の人の体験談は、ほかの読者の参考になると思います。実際、掲載された読者のメールがヒントになって、片付けが進んだというメールもいただいています。