ページに広告が含まれる場合があります。
読者の今年の抱負を紹介します。今回は2通です。
内容:
・定年後もがんばって働く
・夫にやさしく接する
まず灯りさんのお便りです。小見出しは私が入れました。
定年後も働き続ける
件名:今年の抱負:「何とか働く定年後」
以前、お便りを差し上げた灯りです。
無事、定年を迎えた
おかげさまで昨年無事、定年を迎えました。
定年前の不安も、筆子さんからのアドバイスを参考にさせていただき、ありがとうございました。
長年の勤務は本当に大変だったけれど、筆子さんご指摘の通り、本当に自分は恵まれていたなあ、と思え、その後定年までしっかり働くことができました。
退職日には、他の部署の方からもたくさんお祝いしていただき、感激致しました。
長年の辛さが解凍され、温かく流れていくような感覚を味わうことができました。
実は、退職の前に、新しい部署でまた管理職として働いてほしい、と言われ、一旦退職後、現在再雇用されています。
もう仕事はこりごり、早く楽になりたい、とあれほど願っておりましたのに。
自分は今まで恵まれていたのだ、と感じるようになると、不思議と仕事があるありがたさや、働けることへの感謝の気持ちが出てきたのでした。
しかも望まれての再雇用ですので、今までの自分を肯定されたように感じ、思い切って引き受けてみました。
おかげさまで、以前よりピリピリすることもなく、少し全体を俯瞰して働けるようになった気がします。
これからも働く
辞めたくて辞めたくて仕方なかった仕事は、今、健康な間は働きたい、という心持ちに変化しています。
いずれ、どうしても辞めなければならない時がくるでしょう。
その日まで、感謝の気持ちで勤めていこうと思います。
とはいえ、60過ぎのフルタイム、はたしていつどうなるか?
まず今年の抱負は、何とか働く、と致します。
筆子さんのブログ、こちらの場所はずっと続けていただけたらとても嬉しいです。
今年もよろしくお願いします。
灯りさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
いつも、ブログを読んでいただき、重ねてお礼申し上げます。
定年後も働くことにしたのですね。
よかったじゃないですか。灯りさんは、定年後、取り残されそうで寂しいとか、お金が心配とか言ってましたけど、問題は解決しましたね。
人によって考え方はいろいろでしょうが、私の感覚では、60歳ってまだまだ若いです。
この年で仕事をやめて、あと、20年~30年どうやって過ごすんだろう、と思います。
ものすごく肉体的にきつい仕事なら、やめて軽作業に移るというのはわかります。
ですが、事務や販売職に近い仕事なら、続けられるだけ続けたほうがいいと思います。
では、灯りさんにとって、今年がすばらしい年になることを祈っています。どうぞお元気で。
次は、やっこさんのお便りです。
夫にやさしく接したい
件名:正月から夫と喧嘩してしまいました
50代になった時に断捨離を意識しだし、筆子様のブログに出会い、4年ほど前から毎日楽しく拝見しています。
その間突然の夫の単身赴任があったりで、減らすより物が増えました。
新生活に必要な物でしたので仕方ありませんが、頭も心も混乱していました。
単身赴任生活も2年目となり、私は私なりに断捨離を進め、 夫のいない毎日を気楽に過ごしています笑
夫に会える時は、家族と離れ寂しく過ごしているだろうと感謝の気持ちを持って優しく接しようと心がけているのですが、なぜかできないのです。その後すごく反省します。
夫も自分のルールができているのか、お互いにダメ出ししたり、会話も噛み合いません(言ってもわかんないから…とか説明すると長くなるから…とか)
ずっと我慢していましたが、このお正月に私がキレてしまいました。
新年の目標に、夫に感謝し優しくするを掲げていたのに涙が出てしまいました。
3日坊主ならず1日坊主でした涙
愚痴ばかりになってしまいましたが、これからも毎日ブログを拝見し、気持ちを立て直したいと思います。
聞いていただきありがとうございます。
筆子様もお身体ご自愛ください。
今年もたくさん勉強させていただきます!
やっこさん、こんにちは。お便りありがとうございます。
いつもブログを楽しみにしていただき、とてもうれしいです。
お正月に久しぶりにあったご主人と言い争いになったんですね。
夫婦喧嘩は犬も食わないと言いますから、それについてはコメントしません。
正月にいさかいが起きるのは、ありがちなことなので、あまり気にしないでください。
北米では、ハロウイン、感謝祭、クリスマスなど、親族が集まるイベントのとき、多くの人のストレスがマックスになって、けんかになり、離婚に至ることが多い、と聞きます。
日本もそういう面があるんじゃないでしょうか?
べつにやっこさん夫婦が離婚するとかそういう話ではなくて、季節のイベントや家族のお祝いごとは楽しいことであるはずなのに、実際は、ストレスを感じている人が多いから、切れてけんかになったり、全然楽しくなかったりするんです。
私が思う、そうなる理由は、
・イベントをやり遂げるために、その前の数日間、皆、心身ともに忙しかった(当日も忙しい)
・「こうしなければならない」という強い義務感(クリスマスはターキーを焼いて、クッキーなどおやつも用意して、プレゼントもいっぱい買って、ツリーや家も美しく飾らなければならない、という社会的プレッシャー、プラス自分の思い込み)
・家族、親族という理由だけで、会いたくない人に会い、答えたくない質問に答えなければならない
・家族や親族とは付き合いが長いので、これまで口に出せなかったうらみ、つらみがたまっている
・付き合いが長いゆえに、眼の前の問題とは関係のない、すでに過ぎてしまった大昔のできごとを持ち出す(だいたい、あのときの正月も、お父さんは、あーで、こーで、こんなことしたじゃない! というように)
・家族、親族なので、遠慮はないが、甘えはある
こんな背景があるから、何を食べるか、どこに行くかといったちょっとしたことがきっかけで、意見が割れて大きなけんかに発展します
イベント時のトラブルを防ぐためにすぐにできることは、リラックスして過ごすことだと思います。
「こうしなきゃだめ」とか、「こうあるべきだ」と強く思い込みすぎず、相手にも自分のやり方を押し付けなければいいのです。
やっこさん、今度ご主人に会ったら、試してください。
それと、今年の目標が1日坊主で終わったのは、きのうも書きましたが⇒今年は不用品を捨てると決めたのに、早くも頓挫したあなたへ。
目標のハードルが高すぎるのかもしれません。
あるいは、目標を考えただけで、実際のアクションプランを用意していない可能性もあります。
ご主人に感謝し、やさしく接するために、具体的にはどんなことをするか考えておくといいですよ。
たとえば、
・毎月、1度、感謝のお便り(デジタルでもOK)をご主人に送る
・家庭で何か変わったことがあったら、必ず連絡して、ご主人を仲間に入れる
・不満や文句を言う前に、プラスの面を無理やり見つけて、ほめる(感謝・称賛の言葉と提言・忠言をセットにする)
特に、ほめることはとても効果があります。
日本人って、なかなかほめませんが、いいところを見つけてほめてください。
たっぷりあるマインドでいきましょう⇒たっぷりあるマインドになるおすすめの練習法6つ~もう十分ある、と考える。
それでは、やっこさん、今年が素晴らしい年になることをお祈りしています。
関連記事もどうぞ⇒新年の誓いをより効果的に立てる7つのコツ。確実に実現に近づくために。
*****
読者のお便りを紹介しました。
筆子は、よく知りもしないのに「日本人は~」と、上から目線で日本人や日本文化の話をする、というお便りを暮れにいただきました。
上から目線で言っているつもりはありませんが、今年はそういう話はできるだけ書かないよう注意します。
でも、ここで一言だけ書かせてください。
日本の人って、他人に対しても自分に対しても要求が多いというか、求めるスタンダードが高い気がします(私にもその傾向があります)。手放しで、ほめるってことをあまりしないですよね?
2015年にブログを開設してから、たくさんメールをもらいましたが、「無料で読んでいる個人ブログにそこまで要求するか?」と思ったことが何度かありました。
私としては、苦言、提言を受けるのはありがたいことだと考えているし、できるだけいい記事を書きたいとも思っています。
しかし、この要求の高さ、つまり、完璧主義のせいで、日本社会のストレスが増えている気がします。その要求の高さは、自分にも向かいますから。
アマゾンのレビューには☆がつきますが、日本の人は、気にいったものでも、☆を5つつけないことが多いと思います(私の印象です)。
アメリカやカナダのアマゾンなら、気に入った商品にはみんなばんばん☆を5つ(満点)をつけます。気に入らなければ、☆1つです。
でも日本では、たとえ、気に入っても、「でもここは、もっと努力してほしい」みたいな、努力ポイントというか、課題を見つけて、満点にせず、☆が3つか4つなんです。
いい商品、気に入ったサービス、がんばっている人たちに対して、全体的に辛口だと思います。つまり、足りない部分にフォーカスします。
辛口にすることによって、皆がより努力して、よりよい社会になっているか? と言ったら、逆に、ストレスが増えてギスギスする方向に向かっているのではないでしょうか?
今、食品のデリバリーから、普通の荷物の配達、歯医者のサービスまで、ネットで☆をつけてレビューする機会が増えました。
私は、気に入れば、毎回満点をつけるし、感謝のコメントも添えます。
そのほうが、レビューされる側も、気持ちよく仕事ができるから、サービスの質も向上すると思います。
季節のイベントでも、その会をセッティングした人やごちそうを用意した人をしっかりほめて、ねぎらう言葉をかけてあげたほうが、楽しく過ごせるでしょう。
それでは、あなたも質問、感想、その他、お気軽にメールください。
お問い合わせフォームはこちらです⇒お問い合わせフォーム | 筆子ジャーナル
お待ちしています。