夫婦喧嘩

ミニマルな日常

後片付けをしないだらしない夫とケンカせず仲良く暮らす3つの秘訣。

読者の方お悩みメールに回答します。

今回は、「夫がバルコニーでガーデニングをして、いつもやりっぱなしだから片付けたらケンカになった、私は悪かったのでしょうか?」という質問です。

椿さんよりいただきました。ちょっと長いメールですが、引用しますね。



バルコニーをゴミ屋敷みたいにする夫にがまんできません

件名:木(板)は誰のものか?

筆子さん、こんにちは。
いつも楽しく拝読させていただいてます。
今日は3度目のメールです。

主人はカナディアン、私は結婚後はカナダに移住し、今は一人娘(6歳)と三人家族です。

主人とは遠距離恋愛の後に結婚しました。なので、主人とはカナダに来て初めて共同生活を始めたのです。

最初は私にも時間がたっぷりあったので主人のだらしなさに呆れはしたものの、家事は主婦の仕事と思いサクサクとこなしていました。

その後はいろいろあって、今の私の仕事は掃除、洗濯(娘と私の物だけ)、食事の支度、となりました。

昔、主人は家に帰ると、まず、靴は出しっぱなし(しまう場所がきちんとあるのに!)、靴下やズボンは丸まって床のいたるところにそのまま(歩く時にはまたぐ)、台所の扉を開けてグラスで水を飲んで、スナックを食べた時も、キッチンキャビネットの扉は開けっ放し、水を外に出しっぱなし(冷蔵庫にブリタの容器が出しっぱなし)という具合。蓋はすべて閉めません(ピーナツバター、ジャム、歯磨き粉…)。

まぁ、最初は物凄く呆れて(呆れ果てて)何度も喧嘩しました。今は私の我慢と教育の甲斐あって、なんとか離婚せずに暮らしています。

そんな私が、いまだに我慢できないのが、バルコニーの管理です。

ここ(アパートです)に越したばかりの頃は、バルコニーにテーブル&椅子を置いていたので、夏はよくバルコニーで食事をしたり、夕方はお茶やクッキーなどもいただき夫婦で優雅に使っていました。

その後、訳あってテーブルと椅子は処分したのです。そしたら、たちまち、バルコニーは主人の倉庫となってしまいました。

家具がなくなったら、最初は花を植えたり、トマトを植えたりと本人は楽しんでいました。が、その後の掃除は私がやらねば1年でもそのままの状態にります。

つまり、夏の状態から何一つ動かさず、片づけず、掃除もしないので、6か月もの長い間、そのままの状態が続きます。

枯れた朝顔のツルや、トマトなどが茶色のまま放置。植木鉢などは夏のまま。土を入れ替えた時の袋はそのまま置きっぱなし。道具も一か所に集めて入れ物にいれれば散乱しないのに、やりっぱなしの状態です(靴下も直せないのだから、当たり前です)。

主人はバルコニーは自分の領域だと思っているようで、私が触ると怒ります。しかし、外から見ると、我が家のバルコニーだけゴミ屋敷のようです。

で、3年前に私が初めてバルコニーを掃除してきれいにしました。枯れている植物は抜き、古い土を捨て、植木鉢は重ねて一か所に置き、掃除をしました。その時には何か捨てると騒ぎになるので、何も捨てませんでした。

その後はバルコニーの掃除は私の担当のようになってしまい、毎年、主人は植えるだけ、私は片づけるだけ、となりました。

今年もそろそろ寒くなってきたので、昨日はバルコニーを掃除して、ウィンドファンを取り外し、ゴミを処分しました。

その時に、大きな板が2枚と小さな板が1枚あったのでそれも捨てました。

この板は、家の中にステージを作った時にあまったものです。2枚あったので、主人は夏場にそれを利用して、植木をフェンスの上に置いたりして使っていました(私的にはちっとも美しくないのでやめて欲しかったのですが)。

夏中、外にあったので、木は日に焼け、雨に打たれ、べニアは剥がれて、ボロボロです。植木に水をあげていた時の後で、木には丸く茶色い痕が残り、とても何かにリサイクルしようとなど思えるような木ではありません。

私はその「木(板)」を昨日捨てました。だって、別に主人の物というわけではないし、絶対にその木でなければいけないというわけではない(だって余り物)。それに、なにより汚く、再利用する気も起りません。何か作りたければ、また、どこかでそれに合う木を買ってくればいいのです。

なのに、主人はそのことに怒り、暴言を吐きまくり、朝、出ていきました。もう、我慢なりません。

主人に「なぜ、そのあの木に執着しているのか?」と聞きましたが明確な答え(私が納得できる答えではなかった)が返ってきませんでした。

夫「どうして、木を捨てたんだ?」
私「じゃ、聞くけど、何に使うつもりだったの?」
夫「そんなのお前に関係ない」
私「私が片づけなければ一年中そのままだから捨てたのよ。木を保存したければ一軒家に住めば?うちのバルコニーは一軒家のガレージとは用途が違うのよ」
夫「あの木は切って、ウインドファンの上に取り付けようと思っていたんだ」とか・・・

ここでウインドファンの話をさせていただきますが、2009年にここへ越してから、毎年、夏だけウインドファンを主人に取り付けてもらっています。

普通は木をサイズに切って取り付けると思うのですが、毎回、発泡スチロールを適当に割って、それを幅広のセロテープ、もしくは灰色のガムテープでベタベタ貼り付けるのです。主人はハンディーな人ではなく、アイキアの家具も私のほうが組み立てなど上手なくらいです。

前にそれを指摘しましたら、やはり怒りまくったので、その後は私は言うのをやめました。主人もさすがにひどいと思ったのか、翌年からは、その上から壁と同じ色の布を被せてカバーしています。

そういう状態でも今年までずーっと我慢していたのです。今年はバルコニーに木があったので「この木を切ってここに当てたら?」と助言しましたが、寸法を測り間違えて役立たずだったのです。

そしたら、バーベキューの時に使う板、たぶん、焼いたサーモンを乗せてスモークにする時に使うんだと思いますが、ちょうどそのくらいの大きさに見える木の板を買ってきたんです。当然、測って買ったわけでないのでウインドファンの空いた場所に合うわけもなく。

主人が言うには、その木(バーベキューの時の)を利用して、空いた隙間を埋める木を切るつもりだったとか、なんとか。一枚の大きな板も満足に切れない人が、更に高度な技が必要とされる小さい板を切れるわけがないと思うのは私だけでしょうか?それを指摘すると怒るので言っていませんが、笑ってしまいます。

そんな木を捨てたからと言って怒られるのは納得がいきません。だって、バーベキューの木と、私が捨てた木は幅も違うので張り合わせるのだって至難の技だし、そんな労力は必要ないと思うのです。きちんと買ってきた木で寸法図って切ったほうがいいじゃないですか????

とにかく、バルコニーの掃除だけでも重労働(普通は男の仕事でしょ?)なのに、その上、感謝されるどころか怒られるのは納得いきません。とはいえ、我慢して何もしないとバルコニーはゴミ屋敷のようなありさまになってしまいます。外から見てもみっともないし、何より、暮らしている私が、毎日、苛々します。

毎年、バルコニーの掃除(管理)で喧嘩しています。

今回は木の件と、バーベキューのガスボンベの件で喧嘩しました。夫は使用済みガスボンベも捨てずにバルコニーにためています。捨てろというと「君は外に出ないから関係ないだろ」と言われました。バルコニーが汚部屋だから出てないだけなのに、です。

呆れます・・・・・

こんな私、どうすればいいでしょうか?
木は夫の物だったのでしょうか?
私は夫の物を捨てて怒りを買ったのでしょうか?



椿さん、こんにちは。いつもブログをごらんいただきありがとうございます。

その後、ご主人の機嫌は直りましたか?

質問は以下の3つだと理解しました。

1.バルコニーの掃除をしない夫に掃除させるにはどうしたらいいのか?
2.木は夫の物だったのでしょうか?
3.私は夫の物を捨てて怒りを買ったのでしょうか?

2番と3番の答えは、「はい、そうです」となります。お便りにあるように、ご主人は、バルコニーを自分の部屋みたいに思っており、後々使いたい板を自分なりにわかりやすいところにしまっておいたのです。

それを椿さんが勝手に捨てたから怒っているのです。椿さんだって、ご主人が、椿さんの知らないうちに、椿さんの物を捨てるとやはりむっとくるんじゃないですか?

その後のケンカは、売り言葉と買い言葉によってエスカレートしたものだと思います。

以下に、1番の質問の回答として、物を片付けないご主人と暮らす秘訣を3つ紹介します。

1.人の物を勝手に捨ててはいけない

人の物を勝手に捨ててはいけません。

椿さんから見て、とんでもなくボロボロでも、ご主人にとってはまだ何かに使える有用な木なのです。

汚れていてベニアが禿げている、再利用に向かない、ご主人にその木を有効活用する技術がない、というのはすべて椿さんだけが考えていることであり、椿さんの脳内の現実なのです。

しかし、ご主人には別の考えがあったと思います。ウィンドファンの取り付けに使おうと思ってたと言っているのですよね?

それぞれに思い描いている現実が違うのです。

主観が現実を作る話はこれまでにも何度か書いています。たとえばこの記事です⇒母親がネガティブすぎてストレスいっぱいです、という質問の回答。

客観的に見て、ご主人がその木を使ってウィンドファンをうまく取り付ける可能性が限りなくゼロだったとしても、ご主人には、「ウィンドファンに使うためにとっておこう」と考える自由はあります。

ご主人の脳内には、その木を使ってファンを取り付けた完成図のイメージがあったのかもしれません。

余り物の木だそうですが、いったん自分の領域のバルコニーに入れたし、植木をのせて使ってもいたので、ご主人の物と考えるのが妥当でしょう。

少なくとも、椿さんの物ではありません。

仮にご主人に明確な再利用プランがなかったとしても、人は物を捨てるのが嫌いなので、使えないものでも執着します。

私の夫も、家にビデオデッキがないのに、ビデオデッキをクリーニングするテープを持っています。その他、本当に、いったい何のために持っているのか理解不能な品物が、夫の荷物の箱の中にはたくさんあります。

私は夫ではないので、私には夫の考えていることは理解できないのです。

2.自分の常識が相手の常識だと思ってはいけない

椿さんは国際結婚なので、そもそもお互いの価値観がかなり違うと考えられます。自分の常識は相手には通用しないと考えておいたほうがいいです。

日本人が汚いと思うものが、カナダでは「まあまあ美しい」ということはよくあります。

以前記事で、毛玉だらけのタイツを寄付センターに持ち込んだら、「そんなタイツを寄付するなんて日本ではありえません。そんなボロを寄付できるなら誰だって簡単に断捨離できます」という意味合いのメールをいただきました。

こちらにタイツの画像あり⇒洋服を捨てながら断捨離の経験値をアップする日々:ミニマリストへの道(63)

確かにおしゃれ着としては、はけないと思いますが、たとえばジーンズの下にはくのなら、これで充分ではないでしょうか?

冬、とても寒いですから、みんなジーンズ、パンツ、レギンスの下にもう1本、何かはきます。そういうときに活用できます。

国が違うと価値観が違うし、個人によっても考え方はすごく違います。

その価値観の違いを楽しめるようになるといいですね。

3.他人をコントロールすることはできないと知る

さて、バルコニーの掃除ですが、「掃除して!」ときつい口調で言っても、「掃除して、掃除して、掃除して」としつこく言っても、相手は動きません。相手は子供じゃないですから。

ご主人が、忙しくしていない落ち着いた時間に、静かな声で、「そういえば、そろそろ冬だし、バルコニーの掃除してもらえると助かるんだけど。その理由は~」とお願いしてみてはどうでしょうか?

それでご主人が掃除しないなら、私ならほっておきます。あまりにも汚くて、耐えられなくなったら、ご主人の了解を得て、ちょっと掃除します。人の物は捨てません。

自分は掃除したくないのに無理に掃除するから、「バルコニーの掃除は男の仕事でしょ!」なんて、怒りがわいてくるのです。

他人はコントロールできません。

こちらで紹介している、デール・カーネギーの「人を動かす」という本を読んでください⇒1ヶ月文句を言わない挑戦中:1月の30日間チャレンジ

相手の意見や考えを尊重する、しかしお願い事は静かに頼む、ときには妥協する。

これがベストだと思います。

ほかに方法はないんじゃないですか?

こちらの記事も読んでください⇒きれい好きな人が片付けない家族と円満に暮らす4つの秘訣

=======
夫婦喧嘩しているときは、何が一番大事なのか見失いがちです。

自分が正しいことを認めさせようとすると本質から外れていきます。

椿さんにとって一番大事なのは、ご主人やお子さんと笑顔で暮らすことですよね?べつにバルコニーが汚くても、自分が見なければ平気です。

人目があると思ったら、ご主人に聞いてから、ちょっと掃除すればいいのです。バルコニーを掃除しない人と一緒に暮らしているのも自分の選択です。





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