物置

ミニマルな日常

最終更新日: 2024.11.9

親の荷物でいっぱいだった納屋がスッキリ生まれ変わるまで。

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持たない暮らしをしている読者のお便りを3通紹介します。

内容:

・実家の納屋を片付けた

・ジュエリーを買い取りしてもらった

・贈り物に関する悩み

まずペパ子さんのお便りです。



親の荷物が詰まっていた納屋の中をきれいにできた

件名:納屋の荷物を処分できました

実家の納屋(木造の小屋)に親の荷物が詰まっていました。

あまりに大量だったので専門の業者に処分してもらおうと思っていたのですが、諸事情があり自分たち姉妹で片づけることになりました。

原動力となったのは

「小さなタスクからとりかかる」

「うだうだ悩むより行動する」

という筆子さんの教えです。

とにかくやってみようと始めました。

食器だけでも300個以上、木材・衣類・紙類はたくさん出てきました。荷物を処分し納屋を空にしました。

作業中は荷物を残した親に対して「こんな物を残して!」と愚痴が出ました。

このときも筆子さんの教え

「わきあがる感情はコントロールできないがそれに対する反応はコントロールできる」が役に立ちました。

愚痴のあとには「うちは買える余裕があったんだよ。感謝」「お父さん荷物をためこんで楽しかったんだ、よかったね」など

ポジティブあるいはマイルドな言葉を添えるようにしましたら、前向きに作業できました。

作業する仲間がいたのはありがたかったです。

作業時間と休憩時間をタイマーで管理したのも正解だったと思います。正直できると思わなかったので感動しています。

筆子ジャーナルありがとうございます。

ペパ子さん、こんにちは。

実家の納屋の片付け、お疲れさまでした。

終わってよかったですね。

ブログが参考になってよかったです。

そうなんです。「うわぁああ!!!」と叫びたくなるほど、物が詰まっていたとしても、タスクを細分化してコツコツ片付ければいつか終わります。

家の片付けという一大プロジェクトは、タスクを細分化しなければ成功しない。

難しいのは、始めること。

片付けができないと悶々とする人が、今度こそ片付け始める5つのコツ。

さらに、時間を作ることだと思います。

最初の一步を踏み出すことができ、さらに、時間も捻出できるなら、もう半分ぐらいは終わっているでしょう。

韓国語のことわざに、「始めることが半分だ(시작이 반이다)」というのがありますが、始めれば、半分成功しているし、始めないといつまでも終わりません。

ペパ子さんは、今回の片付けで自信がついたでしょうね。

これからもシンプルライフを楽しんでください。

タイマーを使う話⇒タイマーを使って仕事や家事に一点集中~ミニマリストのタイマー活用法とは?

次は、camelliaさんのお便りです。

高価な小物やジュエリーの買い取り体験

件名:絶賛断捨離中!

筆子さん お久しぶりです。

日本は梅雨入り前の6月になりました。

さて、衣替えと同時に、貴金属や、使用しないハイエンドの小物(財布、バッグなど)を、お買取りしてもらいに行ってきました。

20代のころに購入した18金やシルバーのアクセサリー、時計、これから先、身に着けることもないし、譲る相手もいないので手放しました。

何か月か悩んでいたのですが、これらをまとめて袋に入れて置き、6月になったのでお散歩ついでに買い取りショップに出かけてきました。

ついたお値段は文句なしでしたが、就職したての頃に購入した今大人気のブランドのファインジュエリー(メッキもの)が購入当時の値段でお買取りしてもらえたことにびっくりしました。

18金だから高く売れるとか、有名だからとかではなく、人気があれば、多少古くても買った当時のお値段で引き取ってもらえるのだなぁと少しうれしかったです。

でもうれしいというよりも、不用品を手放せた解放感のほうが大きいです。

ものを持ちすぎる労力を経験しているので、手放すほどに自由になる楽しさを満喫しています。

手放したものたちは、必要としてくれる人にわたり、モノとしてのあるべき姿で生きなおしてほしいなと思っています。

このすがすがしさを忘れないように、物を増やさないと誓います。

この中には、プレゼントとしていただいたもので使用していないものも手放しました。

その方とのご縁も切れたので、これですっきりしました。

聞いてくださってありがとうございます。

camelliaさん、こんにちは。いつもお便りありがとうございます。

camelliaさんはけっこう不用品を捨てているので、もう捨てるものなんて何もないと思っていましたが、まだジュエリーが残っていたんですね。

いい値段で引き取ってもらえてよかったですね。

ファインジュエリーという言葉を知らなかったので意味を調べたところ、「上質な貴金属や天然の宝石を使用したクオリティの高いジュエリー」という説明がありました。

たぶん、そういうのは、流行は関係ないんでしょう。

定番のデザインならきれいにして店に並べれば売れるだろうし、デザインが奇抜すぎて売れなさそうなものはバラせば他のジュエリーの一部に使えますから。

今、金の価格が高いから、投資として金のジュエリーを買う人も多いかもしれません。

最近、着物を売ってもお金にならないお便りを何通か掲載しましたが、着物は需要がないってことなんでしょう。

どうしても、娘や息子の嫁に何か贈りたい・残したいという気持ちがあるときは、着物よりジュエリーのほうがいいかもしれません。

では、camelliaさん、これからもお元気でお過ごしください。

最後は、あんこさんのお便りです。

母への贈り物をやめたいと申し出た

件名:贈り物

筆子様こんにちは

いつも楽しく拝見しています。

本日のブログで贈り物に関して苦慮されてるんだなと思いました。

ストレスを招く贈り物にNOと言う:友人関係のリセット法。

私も遠く離れた母へ食品や雑貨などの贈り物をしていました。

先方から送られてくるからというのもあります。

最近では頻繁になり月一で送らなければ、という強迫観念みたいなものが生まれていました。

が、昨今値上がりがひどいです。

久々に電話して地元では特産物や変わったものもなく母を満足させられそうにもなく、やめたいと申し出ました。

それで良いよと言ってはくれました。

でも以前は何も送られてこないのがつまらないとも言っていました。(実の姉が亡くなる以前は何かしら送られてきていたみたいです。)

口座番号を聞いたのでそちらにお誕生日などには送金しようかなとも考えています。

身内の情などが複雑に絡むと、長年筆子さんを見習っているつもりでも難しく感じています。

あんこさん、こんにちは。お便りありがとうございます。

なるほど、あんこさんは親子で贈りものをし合っていたののですね。

「遠く離れた母」って、お互い違う国に住んでいるのですか?

私も母の誕生日(4月)と母の日(5月)は楽天銀行で物を買って送っています。気が向けば、敬老の日にも何か贈ります。

最近のラインナップは

誕生日:血圧を下げるコーヒー(母のリクエスト)

母の日:花関係(母は花や植物が好きなので)

敬老の日も、コーヒーか花です(事前に母に聞く)。

5月18日に母はサービス付き高齢者向け住宅(マンション)に入居したので、今後のプレゼントをどうするかは、また母と相談して決めます。

あんこさんが、「贈り物をやめたい」と言ったら、お母さんは「それでいいよ」と言ってくれたんですよね。

それならば、その言葉どおりに受け取って、もう何も贈らなくてもいいです。

あるいは、私のように、特別な時だけにしてはどうでしょう?

いくらなんでも、月に1回は多すぎます。多すぎれば、ひとつひとつの価値が下がります。

もし、お母さんが経済的に困っているのなら、プレゼントではなく、仕送りとして定期的に送金したほうが効率的だし、お金が無駄になりません。

お金を「プレゼント」に変えてしまうと、よけいな仕事もガラクタも増えます。

お母さんは、かつて、「ものが届かないとつまらない」と言っていたそうですが、今はそうでもないかもしれません。

一度、お母さんの本当の気持ちを聞いてみてください。

もし、今もそうなら、ぜひ、私のブログを読むように言ってください。

私と年代が近いのであれば、楽しく読めると思います。「筆子ジャーナル」を読み、生活をシンプルにし、ずっとやりたかったことをやっていくことに喜びを感じていただきましょう。

そのほうが、何かをもらって、一瞬ドーパミンを分泌するより、もっと長続きする幸せを感じることができます。

もしくはMookをプレゼントするのもいいかもしれません。

ムック・8割捨てて二度と散らからない部屋を手に入れる、発売しました。

では、あんこさん、これからもお元気でお過ごしください。

買い物で気分があがるのはドーパミンのせい。この仕組みを知って無駄遣いを防ぐ。

今週のお知らせ

2度目の告知になりますが、エッセオンラインに新しい記事が掲載されました。

こちらからどうぞ⇒60代・ひとり暮らしを機に「捨てたもの」5つ。「いつか使うかも」は手放して正解だった | ESSEonline(エッセ オンライン)

noteには以下の記事をアップしました。

noteを始めて7週間。現時点での筆子の感想~WordPressとの違いなど

カナダで賃貸物件探し~その5 娘とテキストで相談する

筆子が最近思い切って捨てた本

心を病んでいる読者のお便りに私がどう対応しているか?

つぶやきは随時更新しています。

よかったら読んでくださいね。

*****

読者のお便りを紹介しました。

日本には、贈り物文化がありますが、冷静に考えると、「贈らなくていい贈り物」があふれています。

何のために、贈っているのか考えて、ほどほどに贈り物をしてください。多くの人が贈り過ぎていますから。

では、あなたも、感想、意見、近況、その他伝えたいことがありましたら、お気軽にメールをください。

こちらからどうぞ⇒お問い合わせフォーム | 筆子ジャーナル

お待ちしています。





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