散歩する家族

ミニマルな日常

子供といっしょにシンプルに暮らす9つのポイント(前編)

子供がいても、シンプルに暮らしたいと思っている人に、そうするコツをお伝えします。

子供がいると、当然子供のものが増えるから、「持たない暮らしはできない」と思うかもしれません。

ですが、子供がいようと、猫がいようと、ミニマルライフは可能です。

むしろ、子供がいて毎日忙しい人ほど、ミニマルライフにしておいたほうがいいです。

いつも書いていますが、余計なものがありすぎると、ものの管理に時間とエネルギーを取られますから。

子供といっても、赤ん坊から中学生ぐらいまで(高校生以上はもう自分の面倒は自分でみることができるから除外します)ありますが、どんな年齢の子供がいても、応用できる考え方を紹介しますね。



1.自分がミニマルに暮らす

まず自分自身がミニマルライフやシンプルライフを心がけて、日々、そういう生活になる選択を積み重ねていくことが一番重要です。

ミニマルライフの理念を確認し、シンプルに暮らしていく理由や理想とする生き方を、忘れないでください。

いつも、シンプルな暮らしになる選択をしていたら、たとえ、子供や配偶者、その他の家族が、ものすごいマキシマリストでも、自分の軸はゆらぎません。

このブログに何度も書いているように、私の夫はタメコミアンだし、18歳のとき家を出た娘も、家にいたときは、汚部屋の持ち主でした。

そんな人たちと暮らしていても、私はずっとミニマリストだったというか、ミニマルライフを志向していました。

よく誤解されるのですが、ミニマリストは、物をどんどん捨てる人でもないし、できるだけ物を持たない人でもないし、物が1つもない部屋に住んでいる人でもありません。

余計なものやタスク、思考にかかわるのをやめて、大事にしたいことを大事にしていく人がミニマリストだと私は思っています。

詳しくはこちら⇒レス・イズ・モア(Less is more)の真の意味とは?何もない部屋に住むことがミニマリストの目的ではない

ミニマルに生きるのは、ライフスタイルの1つなので、毎日、そういう生き方を心がけてください。

子供は親の背中を見て育つから、たとえその子がミニマリストにならなかったとしても、親や他人の生き方を尊重する人間になると思います。





2.子供は別人格と心得る

物の扱い方に関しては、子供の意見を尊重してください。

どんなに断捨離したくても、子供のおもちゃは捨てないほうがいい理由:ミニマリストへの道(15)

「子供は自分とは別の人間なんだ」と線引きができていると、「片付けろと言ったのに、子供がちっとも片付けない」とか、「またお小遣いで、しょうもないもん買ってきた」とイライラすることが減ります。

子供を自分の延長線上にあるものとか、所有物だと思っていると、「子供をコントロールしたい」「私には子供をコントロールする権利がある」「私は子供をコントロールできる」、という意識が生まれます。

このように、他人の思考や行動をコントロールしたいと思うと、シンプルライフから遠ざかります。

相手の行動を変えることに執着してしまうからです。

子供は親(または保護者)がいないと生きられないから、子供の暮らし方に関して、親が裁量を振る領域はたくさんあります。

そんな時、「たまたま、私はこのお役目をもらったんだ」と考えると、子供に対して、独善的な対応をせずにすむでしょう。

「どんな星のめぐり合わせかわからないけど、この子は、うちに生まれてきてくれて、私が、お世話をすることになった。ありがたいな~」ぐらいに思っておくと、物の扱い方で、子供と衝突してストレスをためることが減ります。

物事が思い通りにいかないと、人はストレスを感じます。「子供がいる生活は、思い通りにいかないのがあたりまえ」と思っておけば、いらないストレスを感じることも減り、シンプルライフに近づく、選択をする心の余裕が生まれます。

3.子供のためと言いながら、どんどん物を買わない

次に重要なのが、子供にものを買い与えすぎないことです。

「子供のものがいっぱいあって、ちっとも部屋が片付かないのよね」と思うとき、そのへんに散らばっている子供のものをしっかり見てください。

それ、どこから来たのでしょうか?

自分(親)が買ったんじゃありませんか?

子供は自分でいろいろなものを「大人買い」したりはしません。

いま、子供が持っているものは、ほとんど親や周囲の大人が買い与えたか、どこからかもらって子供に与えたものです。あるいは、親があげた小遣いで子供が購入したものでしょう。

むやみに子供のものを増やすのをやめれば、もっとシンプルに暮らせます。

自分の買い物欲を満たすために子供のものを買うのはやめる

親は、「子供のため」「子供が喜ぶから」「教育のため」と言いながら、本当は自分が買いたいから、ものを買い与えることがあります。

べつに子供は欲しがっていないもの、子供が必要としていないもの、あれば役立つかもしれないけれど、お金を使う分野としてはとても優先順位の低いものをたくさん買っていませんか?

私たちは、必要なものはもうたいてい持っています。

しかし、「何か新しい物を買いたい」「何かすてきな物を所有したい」「買い物してハッピーになりたい」という欲があるため、子供がいる人は、「これは子供に必要だから」という「買ってもいい理由」を作って、べつに必要じゃないものをたくさん買ってしまうのです。

買い物の理由については、新刊に詳しく書いています⇒筆子の新刊『買わない暮らし。』(6月16日発売)著者による内容紹介

大量生産・大量消費の世の中なので、市場には、ありとあらゆる魅力的な子供グッズがたくさん出ており、買いたいものは次々と出てくるでしょう。

「子供のものが多いな」と思ったら、必要じゃないのに、自分が買っている部分はないか、考えてください。

本当に子供のことを考えてした買い物と、ただ自分の欲を満たすためだけにした買い物を区別するのは難しいと思います。

ですが、自分の心に正直になって考えてみることを心がけると、不用品を増やすだけの買い物はもっと減るはずです。

私も、娘が幼稚園の頃、自分が買いたいから、中古の子供服を買いすぎるという失敗をしました。その結果、収納に悩んだり。

当時買い集めた服の写真はこちらにあります⇒収納や整理整頓にはまって断捨離の遠回りをする日々~ミニマリストへの道(16)

4.物より体験を重視する

親が子供に与えることができるものとして、物理的な物とそうじゃないものがあります。

物理的な物を買い与えることが多いなら、3回に1回ぐらいは、そうではないものをあげることを考えてください。

子供が親に求めているのは、物ではない、とよく言われます。

子供は、自分の話を聞いてほしい、自分を見てほしい、一緒に時間を過ごしてほしい、と思っているわけです。

子供のおもちゃが増えすぎて片付かない?極論を言えば買ったおもちゃは必要なし

これは、自分自身のことを考えてもわかります。

誰かに物をもらいたいという気持ちより、一緒に楽しい時間を過ごしたいと思う気持ちのほうが大きいんじゃないでしょうか?

相手に自分への関心、好意、愛情、承認みたいなものを求めていますよね?

これを得られないと、代替行為として、「お金がほしい、素敵な物がほしい、もっと買い物したい」などと思ってしまいます。

今、誰でも忙しいから、じっくり子供に付き合っている時間はなかなか取れないかもしれません。

けれども、多少無理をしてでも、一緒に過ごす時間を作ったほうがいいし、そうすることが、余計なものを増やさない生活につながります。

子供はすぐに大きくなってしまうので、人生単位で見れば、子供と過ごせるチャンスがあるのは、本当にずいぶん短い期間です。

忙しいとき、テレビやゲームに子供のお守りをしてもらうことは、誰でもあると思います。

この延長線上で、物を与えて、子供の注意を自分から物に逸らせるみたいなことをしているのなら、そういう姑息なことはやめて、ガッツリ子供と向き合ってください。

物にお金を使わず体験に使おう:ショーン・ボナー(TED)

この続きはこちら⇒子供といっしょにシンプルに暮らす9つのポイント(後編)

子供と一緒のシンプルライフ・関連記事

子供がいてもミニマリスト的ライフスタイルを生きる4つのコツ

まとめ記事です。

子供の物を捨てたいママに。子供と楽しむシンプルライフに関する記事のまとめ(1)

子供の物が増える問題を解決するには? 子育て関係の記事のまとめ(2)

子供がいるシンプルライフ~子供や子育てに関する記事のまとめ、その3

*****

久しぶりに、子供の話を取り上げました。

少子化が進んでいるから、1人の子供にかける親の期待も、投下するお金やエネルギーも大きくなっているかもしれません。

期待しすぎると、子供はその重圧でつぶれるし、コントロールしようとしすぎると、子供は自由にふるまえません。

子供を通して幸せになろうとするのではなく、自分自身の幸せにフォーカスしたほうが、結局は親子関係もよくなるでしょう。

ミニマルライフを選択すると、自分の生活をもっと大事にできます。

それでは、この続きをお楽しみに。

感想などありましたら、お気軽にお寄せください。





プレゼンをする人私のお気に入りはTEDの記事。TED Talks の感想特集。前のページ

必死に片付けた実家の売却が決まって、本当にうれしい。次のページ古い流し台

ピックアップ記事

  1. 筆子の新刊『書いて、捨てる! 』3月11日発売。著者による内容紹介。
  2. 筆子の新刊『買わない暮らし。』(6月16日発売)著者による内容紹介。現在予約受付…

関連記事

  1. やる気のある女性

    ミニマルな日常

    最近、無気力ですか? 不用品を捨てる気力がない人におすすめの楽しい片付け。

    このところ暑いから、片付けのほうも中だるみで、せっかくきれいになった部…

  2. ギフト

    ミニマルな日常

    贈り物を捨ててはいけないという思い込みを捨てたら生活が快適になった。

    読者のリアルな断捨離体験を紹介するお便り紹介コーナーです。2017年1…

  3. 乾燥肌

    ミニマルな日常

    簡単にできる乾燥肌の対策。お金や化粧品の使用は最小限

    空気が冷たく乾燥する冬場になると、ふだんノーマルスキンの人も肌が乾燥す…

  4. 食器棚

    ミニマルな日常

    ずっと大事にしていた食器を捨てたきっかけと、捨てたあとに起きたこと。

    去年の11月のはじめにいただいた読者のメールを2通シェアします。ともに…

  5. 空と海

    ミニマルな日常

    親の介護でどん底生活。こんな時にポジティブになる方法。

    親の介護がたいへんで、とてもきびしい状況なので前向きになりたくてもなれ…

  6. ユーカリ

    ミニマルな日常

    まだ捨てちゃダメ、古いアロマオイルを最後まで使いきる方法

    アロマテラピーを楽しんでいる人多いと思います。うっかりアロマオ…

筆子のムック、重版しました。

筆子の本、『書いて、捨てる!』

更新をメールで受け取る

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

1,332人の購読者に加わりましょう

新しく書いた記事を読む

  1. 会話をしている若い女性
  2. ユーテンシル
  3. 疲れた女性
  4. スノードーム
  5. 片付けている人
  6. スマホを使う人
  7. 罪悪感を感じている人
  8. 流れ作業
  9. いらない靴
  10. 混乱する人

筆子の本・10刷決定です

オーディオブック(Audible版)も出ました♪ 捨てられない人は要チェック

 

1週間で8割捨てる技術
 
⇒筆子の本が出ます!「1週間で8割捨てる技術」本日より予約開始

 

実物の写真つき紹介はこちら⇒「1週間で8割捨てる技術」筆子著、本日発売です(写真あり)

大好評・特集記事

小舟バナー

 

お金を貯める・バナー

 

実家の片付けバナー

 

ファッションバナー

 

フライレディバナー

 

湯シャンバナー

 

ブックレビューバナー

 

TEDバナー

 

歯の治療バナー

今日のおすすめ記事

  1. peony
  2. セーター
  3. 衣替え
  4. 仕事する人
  5. 電話で話す人
  6. お風呂
  7. ドアと鍵
  8. ランニングをする女性
  9. 野菜
  10. 絵を描く人

過去記事、たくさんあります♪

PAGE TOP