決めることが多すぎて動けない。ダンボールの山から抜け出す順番

ミニマルな日常

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読者マロンさんから、片づけが止まって困っているというお便りをいただきました。

要返信だったので、いただいたアドレスにメールしましたが、受信拒否の設定になっていたようで、戻ってきてしまいました。

マロンさんに連絡する方法がブログしかないので、記事でお返事しますね。

携帯電話のアドレスでお便りをくださる方は、パソコンからのメールを受け取れる設定にしておいてください。

では、まずお便りをシェアします。

ダンボールの山の中で生活しています

初めまして。買わない暮らしを読み、ブログにたどり着きました。ブログの内容がためになるので、読んでいます。

現在、家を建て替え中で、仮住まいですが、いらないものまで全部持ってきてしまったので、だいぶ捨てなくてはと思いながら、ダンボールの山の中で生活しています。

私は、こんなに買い物をしてきてしまったんだと、あきれています。

これらを開けて一つ一つ向き合う勇気が持てず、(もともと片づけが苦手なこともあり)狭い空間の中で、ものにあふれた生活をしています。

新居は収納を多めに計画しましたが、今のうちに不要物を捨ててスッキリしたくて数日前に衣服と小物類のダンボールに手をつけ、ゴミ袋4つは捨てましたが、そこからなかなか思うように進みません。

捨てることがこんなに大変なら安易な衝動買いはやめようと思います。

あと、最近私から去っていった友人が4人いて、空虚感や失った感、があり、孤独を感じます。一人を除いては私の愚痴が言い過ぎが原因のようです。後悔しても、友人は戻ってきません。

もう十分ある、私は買い物しなくても大丈夫と、思い出しては心で唱えても、もう私にはランチしたり、たわいもないことを話せる友人がいないんだなあと、思うと、片づけや、一人の時間を楽しめないでいます。

話し相手だった息子も社会人になり、一人暮らしを始めたので、本当にさみしいです。

新居の玄関ポーチのタイルや、キッチンのタイル、カーテンなど、まだまだ決めることがあっても、自分が何が好きで、どれにしたいのか、決められずに迷ってばかりです。助けてください。

マロンさん、こんにちは。お便りありがとうございます。

ダンボールに囲まれて暮らすのは大変ですね。

日本は今、とても暑い時期ですから、それだけでも消耗します。

いただいたお便りには、片づけのこと、買い物のこと、友人のこと、新居の決めごとと、4つ悩みが書かれていました。

全部をいっぺんに回答しようとすると話が散らかります。

この記事では、うまく決めていくコツをお伝えしますね。

決められるようになれば、片づけも自然と進みます。

まず、頭の整理をすることをおすすめします。

決める範囲を区切る

今のマロンさんの状況はこんな感じでしょうか?

ダンボールを1箱開けて、中に入っているものをひとつずつ、いる・いらないと判断する。

いくつも箱があれば、判断することが、50回、100回と増えるでしょう。

そこに、玄関ポーチのタイル、キッチンのタイル、カーテンが加わります。

新居の収納をどう使うかも、まだ決まっていませんよね。建て替え中なのですから。

大小の差はあれ、どれも決断の連続です。

ダンボールを開けようとすると気が重くなるのは、これからいろいろ決めなければならないとおびえているせいかもしれません。

人が1日に決められる量には、限りがあります。

マロンさんが決められないのは、片づけが苦手だからというより、決めることが多すぎて頭が疲れているからです。

部屋全体、箱の中全体を見るのではなく、決める範囲を小さく区切ってみてください。

そうすれば、一度に向き合う量が少なくなります。

新居に持っていきたいかどうかで決める

判断の基準を1つに絞ると、迷う回数がぐっと減ります。

今、マロンさんが箱の前で考えているのは、たぶん、捨てるか捨てないかですよね。

こう考えていると、捨てることに慣れていない人は、悩んでしまいます。

捨てようと思うと、買ったときのお金や、使わなかった後ろめたさが出てくるからです。

そこで、基準を変えてみましょう。

新居に持っていきたいかどうかを考えます。

持っていくものは、そのまま箱に戻します。

持っていかないものは、外に出してまとめておきます。余裕があれば処分してください。

それと、引っ越ししてからもものを捨てるチャンスはあります。

いらないものまで仮住まいに運んでしまったとマロンさんは書いていますが、私も前は同じことをしていました。

前々回の引っ越しのとき、余裕がなくて、必要そうなものも、いらなさそうなものもとりあえず箱に詰めてしまったんです。

考えなくてすみますからね。

そのため、引っ越しをしてから、かなりたくさん不用品を捨てました。

今の段階で、すべて正しく判断しなければと気負う必要はありません。仮住まいする期間がわかりませんが、仮の生活である以上、多少ダンボールがあるのは自然なことだと思います。

書き出して、1つずつプロジェクトにする

頭が混乱しているときは、書き出すのが一番です。

これから決めるべきこと、やらなければならないこと、やりたいこと。

思いつくまま紙にだーっと書いていきましょう。

おすすめはブレインダンプです。⇒頭の中のガラクタを断捨離するブレインダンプのやり方

書き出すと、やるべきことがはっきりします。

すごくたくさんやらなければならない気がしていても、書き出したらたった15個だったりします。

その後、1つずつ見ていって、どの順番でやるか考えてください。

期限のあるものとないものに分けるといいでしょう。

新居の内装の決めごとは、工務店やメーカーに返事をする日が決まっていると思います。

ダンボールの中身の処理は期限がありません。

期限のあるものを優先して、順番に決め、残りの時間と体力で、ダンボールの中身を処理していきましょう。

やることを分けて考えると、同時進行でも混乱しない

私は、やらなければいけないことは、すべてプロジェクト単位で考えるようにしています。

マロンさんの場合なら、新居の内装を決めるプロジェクト、仮住まいの荷物を間引くプロジェクト、新居の収納を計画するプロジェクト。

こんな感じになるでしょうか。

プロジェクトごとにノートや紙を用意します。

タイルの話に関することは、すべて内装の紙に書き、いらない服をどうやって処理するか思い浮かんだら間引きの紙に書きます。

こうやって分けて考えると、いろいろなことを同時進行で進めていても、混乱しません。

プロジェクトの規模が大きいときは、さらに細分化して小さなプロジェクトを作ります。

私も2年前に一人暮らしを始めました。このときの私にあったのは引っ越しという大きなプロジェクトです。

引っ越しを実現するためにどんなことをするべきか、まず紙に書き出しました。

何をするにも、最初は紙に書くところから始めます。

「今はこれを決められないな」「どうやって決めたらいいんだろう」ということも、とりあえず紙に書きます。

書いているうちに、「ネットで検索してみようか」「AIに聞いてみようか」という選択肢が出てきます。

職場ではプロジェクト単位で考えることがあっても、生活ではそうしないことが多いかもしれません。

決めごとをラクにするのに役立つので、マロンさんもやってみてください。

好みは、選んでいくうちにはっきりする

自分が何を好きなのかわからないそうですが、これも決めごとを抱えすぎて、余裕がなくなっているせいだと思います。

どんな感じに家を建て替えているのかわからないので、具体的にアドバイスできませんが、あとから動かせない大きなもの、たとえば床、壁、ドアといったものの色やデザインが決まっているなら、ほかはそれに合わせて決めていくといいでしょう。

ちなみに私の場合は、床が薄いグレーで壁が白く、キッチンのキャビネットの扉も薄いグレーだったので、黒、グレー、白を基調にしました。

もともとの部屋の色に素直に合わせただけです。

だからスタンディングデスクや寝室のデスクは白、ソファはグレー、本や書類を入れているカラーボックスは黒です。

マロンさんもテーマカラーと差し色を決めて、それをベースに選んでいくといいと思います。

参考になりそうな関連記事

⇒引っ越し先に不用品をたくさん持ち込まない5つのコツ。

⇒捨てられないのは決められないから。決断するコツ教えます(その1)

⇒気持ちを紙に書き出したら、心が動き始めた。

⇒完璧を目指さなくても大丈夫~1日15分の片付けを私がおすすめする理由

⇒生活の仕切り直し。そんなときに減らすべき3つのもの。

****
新しい家に移るときは、生活をデザインし直すまたとないチャンスです。

つまり、どちらかというとワクワクする時期です。

マロンさんも、自分好みの楽しい生活をするんだと思って、今とちょっと先の暮らしを良くすることに目を向けてみてください。

今後、新しい人と出会う可能性は、いくらでもありますよ。

よく記事に書いていますが、いらないものを出すから、もっといいものや新しいものが入ってくるんです。

ぜひそういう風に考えて、前向きに片づけに取り組んでください。

寂しさや、また買ってしまいそうな不安については、ブログやnoteの記事でフォローアップするつもりです。

どちらも過去にたくさん記事にしているので、よかったら検索して読んでみてください。

それでは、マロンさん、暑い日が続きますが、どうぞお元気でお過ごしください。

感想や質問などありましたら、お気軽にメールください。こちらからどうぞ⇒お問い合わせフォーム | 筆子ジャーナル

お待ちしています。

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カナダ在住の60代。ミニマリストです。

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