休校なので家で勉強する少女

ミニマルな日常

最近私がやっていること:自粛の日々の過ごし方。

COVID-19の感染防止措置の一環として、自宅にいることが多くなった方、3人のお便りを紹介します。

ほかの人は何しているのでしょうか?

まず、ひばりさんのメールです。今朝、届いたメールです。



日々のルーティンを作りました

件名:自粛中の生活について

筆子さんこんにちは。

都内在住のひばりです。

私の自粛中の生活について報告させていただきます。

子ども2人と自宅で毎日過ごしています。上の子は小学校入学の年ですが、学校が始まらないためまだ入学式もしないままです。

緊急事態宣言が出されてしばらく、「別に用事もないし」と遅寝遅起きをしていたのですが、なんとなくスッキリしない毎日でした。

緊急事態がいつ解除されるか分からない状況で、毎日不安な事ばかり考えるのもストレスでした。

そこで筆子さんから教えていただいた「毎日のルーティンを大切に」を思い出し生活リズムを立て直しました。

まずは緊急事態宣言前の生活に戻すところから。

用事はなくとも早寝早起きをし、家事をして、外には出られないので体操や筋トレをし、夜は早めに就寝する。

自分の毎日のタイムスケジュールを改めて書き出してみたりもしました。

自分で決めた行動をすると、1日の終わりにはなんとなく充実した気持ちでいられます。

緊急事態宣言が出ても出なくても生活は続きます。

いま目の前のできるることをこなしていく。

単純ではありますが、心身ともに健康でいるためには大切な事だと感じます。

日々のルーティンをこなして、また以前の平穏な日々に戻ることをのんびり待ちます。

これ以外にもこのパンデミックで色々な気づきを得られました。悪いことばかりではありません。

筆子さんも淡々と過ごされていることと思います。(勝手に想像しています)

感染予防だけは気をつけて、乗り切っていきましょう。どうぞお元気で。





ひばりさん、こんにちは。メールありがとうございます。

お子さん、ピカピカの1年生なのですね。楽しみですね。

いろいろな気づきが得られてよかったです。

兼業主婦で、朝早く起きて、ばたばたと朝ごはんと弁当を作り、ばたばたと子どもを保育所につれていき、大急ぎで出勤し、忙しく仕事をして、仕事帰りに子どもをピックアップして、買い物にも行って、帰宅して夕食を作って。

こんな忙しい毎日を過ごしている人が、たまの休みにのんびりするのは、楽しいと思います。

ですが、毎日、休みの人が、だらだらしていると、かえって疲れるでしょうね。

ひばりさんのように、自分なりのルーティンを作って、行動していくのはいいアイデアです。

今、できることをするって大切です。

それでは、ひばりさん、これからも、お元気でお過ごしください。

ルーティンについて⇒ルーティン:習慣、練習、儀式の思いがけないパワー(TED)

次は、Tさんのお便りです。4月13日にいただきました。

家の中を見直しています

筆子様

いつもブログを拝見しています。

以前にもメールを差し上げました。

5年前に夫を在宅介護を終え、4年前に母の介護を終え、ひとりになったので、1年前には家を手放し、車を手放し、駅近の狭いマンションへ転居したことのご報告を
させていただきました。

ミニマリストとまではいかないものの、その後もスッキリ生活をしています。

外出自粛の関東(埼玉県)に暮らしておりますので、極力出かけないようにしています。そのため持ち物の見直しをしております。

そうしましたら、「物を減らすために」のような私が書いたメモが出てきまして、それを見たら「私は初心を忘れていたなぁ」と思いました。

持ち物の見直しをするには「捨てるものを探す」のではなく「残すものを選ぶ」その感覚を忘れていました。

すでに持ち物は多くはないと思っているので(思い込んでいるので)どうしても「捨ててもいい物」にフォーカスしていたように思います。

筆子さんのブログを拝見し、暖かくなってきた今、冬服を整理しました。

来年の冬にも着るかしら? 今年は着たけれど、少しでも気持ちの乗らない服は手放しました。

外出自粛の今ですから家の中を見直し、スッキリ生活をしようと志した時のことをもう1度振り返っています。

Tさん、こんにちは。メールありがとうございます。

「物を減らすためのメモ」を書いていたのですね。なんか、行動が私と似ています。

初心に戻るのは大事ですね。いまは、そういうことを考えやすい時期だと思います。

確かに、残すものを選んで、あとはきれいさっぱり捨てれば、考えるべきことが減って、頭も疲れません。

大事なものは、そこまで多くないので、先にピックアップしてしまえば、スッキリ生活になるでしょう。

Tさん、これからも、楽しみながらシンプルに暮らしてください。

最後はmakiさんのメールです。3月31日にいただきました。

家にいるのもなかなかいいと思う

件名:コロナに負けない心と体と筆子様の本「書いて捨てる」の感想。

筆子様。

最近の暮らし

コロナで行動制限がかかり必要時以外は外に出歩けない状況が私の住んでいる地域でも続いています。

窮屈な思いもしましたがやはり、自分、家族、人様の健康、安全のためには仕方のないことと納得もしています。

家では体を動かすように心がけています。

この機会なので普段手を抜いているところの掃除、庭仕事。太極拳の練習、ストレッチ、呼吸法などやって気持ちが穏やかになるよう過ごしています。

なるようになるのだと。

家にいるのもいいかもと思ったりします。

自分が普段忙しくしていることはそう必要ないのではと振り返る機会にもなっています。

そしてやはり人と交わらないと社会も回っていかないのだなぁと人生で初めてこのような有事の際に遭遇し痛感しました。

筆子様のブログでもおっしゃってましたが、手洗い、うがい、規則正しい生活、食事。ストレス、疲れをためない、不要な外出をしない、人ごみに行かないなど。個人ができることはこのようなことに限られています。

小さな事かもしれないけどとても大切ですね。

大切なことって目に見えないけれど自分の周りにたくさんあるのだと。

『書いて、捨てる!』の感想

筆子様の「書いて捨てる」読みました。

人ってつい自分のことは棚に上げて、人の欠点ばかり指摘するけど「感謝」することを読むとささぐれた心がほっこりし温かくなりました。

人の嫌なことばかり考えていると自分が不幸になるなと。

「感謝」の心を持てばとても幸せな気分になるし、人様のおかげで生活が成り立っていること、普段からついむくむく出てくる傲慢な気持ちが引っ込んでしまいます。

お金も1円もかからない、いいストレス解消だと思います。

それとブログや本の中に紹介のあった10年日記もつけ始めました。つけ始めるまでは「10年なんて~っ無理」と少し敷居が高かったのですがつけてみたら「あら、意外と簡単だわ。楽しいな、先のことは分らないけど今、未来に気持ちが向かうな」と。

何でもやってみないと分らないし、気づきもないと思います。

私は筆子様のブログやご本に出会い今までよりもっと幸せになりました。

筆子様の提案は私に色々大切なことに気づかせてくださいます。

早くコロナが収束しますように、筆子様、ご家族様お体ご自愛くださいませ。

makiさん、こんにちは。メールありがとうございます。

本の感想も送っていただき、とてもうれしく思います。

家で過ごすことが多くなって、いろいろな発見があり、よかったです。

『10年日記』、開始されたのですね。

10年といっても、いきなり10年分書くわけではないし、小さならんに、その日思ったことを、1日分ずつ書くだけなので、そんなにハードルは高くありません。

気づくとあっという間に1年が終わっていて、2年、3年とたち、10年日記のおしまいのほうになっていたりするのです。

それでは、makiさん、これからもお元気でお過ごしください。

『書いて、捨てる!』について⇒筆子の新刊『書いて、捨てる! 』3月11日発売。著者による内容紹介。

10年日記について⇒日記を書くことは心の断捨離に効果的。10年日記を使っています

感謝することについて⇒幸せになる最強の方法、感謝する気持ちがうむ7つの効果。

今朝、筆子が感じたこと

いつもたくさんのお便り、ありがとうございます。

GWはステイホーム週間だそうですが、みなさん、家で安全に楽しくすごしてほしいと思います。

以下、老婆心ながら書いておきます。

日本のニュースは、たまにNHKのサイトで読んだり、後述するポッドキャストで聞くだけなので、よく知っているとは言えませんが、私の感じたところ、日本の外出規制は、カナダのそれに比べるとずっとゆるいです。

私は、毎朝、NHK WORLD JAPAN のポッドキャストで日本の情報を仕入れています。

フランス語版を聞いていますが、COVID-19のせいか、放送できないらしく、このところ、英語のニュースが流れています。

今朝、そのポッドキャストに、感染が判明した女性(80代)が、今月、スポーツジムに、症状が出ているのに、2回出向いた、というニュースがありました。

休業要請が出ているのに、営業を続けていた栃木県のジムでのできごとです。

ジムの人は、これから、そこに通う360人の人間の状態をチェックするそうです。

2020年4月に、それなりに感染が広がっている日本で、スポーツジムが開いていることも驚きですが、この時期、わざわざそこへ行く、というのも解せません。

ジムは健康になるために行くところです。

健康を維持したかったら、今は、人がより集まって長時間とどまるところに行ってはいけません。

しかも、この人、80代です。80代だと、症状が軽くてすむ人の中に入らない可能性のほうが高いです。

ジムで人に感染させたかもしれないなんてことになると(もうなってますが)、大量の医療資源が使われます。

こういうこと、日本政府は、ちゃんと国民に伝えているのかなあ、と思います。

元気な人が出歩いて、人にCOVID-19をうつして、その中から一定の割合で、重症になる人がいるのだから、しばらくは、人があまりいない時間や場所を選んで、近所を散歩したり、家で筋トレしたりすべきです。

4月のはじめに、たまたま、東海テレビの動画ニュースで、鶴舞公園のお花見の様子を見たときも、人が多くてびっくりしました。

みんなマスクをしていたし、飲食は禁止されていたし、屋台は出ていなかったし、人手は例年の5パーセントだと言っていましたが、あんなふうに公園に集まっていたら、カナダでは取り締まりを受けます(というか、5月31日まで、公園でのイベントやグループアクティビティは禁止されています)。

日本は今のところ、感染者も死者も少ないから、大丈夫そうに思えますが、BBCでは、日本の医療現場が切迫している様子や、急患が、80ぐらいの病院から受け入れを断られた、というニュースを流していました。

ニュースはネガティブなことを強調しますが、それを差し引いても、いまは、出歩く時期ではないでしょう。

家でできない仕事をしに職場に行ったり、スーパーや食料品店に食べ物を買いに行くのは仕方ありませんが、ジムなんて、きょう行かなくても、別に困りません。

外に行かなくてもできることは、いくらでもあるし、工夫すれば、楽しく過ごすこともできます。

感染者が少ないといっても、決してふだんの状態ではないので、医療資源を無駄に使わせるような行動は謹んだほうが、自分のためにも、社会のためにもなります。

私はもともとインドア派だから、「外出するな」と言われても、わりと平気です。逆に、「毎日外出せよ」と言われると、「え~~~~っ! そんな無茶な!」と思うでしょう。

しかし、多くの人は、「外出するな」と言われると、「自由を奪われた」と感じるようです。

ですが、一時的なことだし、自分の心の中はいつも自由です。

失ったものにフォーカスしないで、いま、手元にあるものに意識を向けて暮らすといいと思います。

それでは、あなたも、何か伝えたいことなどありましたら、お気軽にメールください。

お待ちしています。





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