ハロウィングッズ

ミニマルな日常

秋の行事でものを増やさない:ハロウィン・運動会・旅行の実践アイデア

ページに広告が含まれることがあります。

 

イベントが多い秋は、気づかぬうちにものが増える時期です。増やさないための考え方を、イベントごとに5つお伝えします。

10月は、ハロウィン、運動会、秋の旅行など、楽しいイベントが目白押しかもしれません。

こんなとき、実はものも増えています。子どものために飾りや小物を買ったり、運動会用のレジャーグッズをそろえたり、旅行でお土産を買ったり。

季節商品やイベントグッズを買うのはワクワクします。でも、そうやって手に入れた商品の多くはこの季節だけ楽しむもの。すぐに出番がなくなってしまうかもしれません。

ものを増やしすぎず、シンプルに秋を楽しみましょう。どんなものが増えがちか、次から順番に見ていきます。

1.ハロウィン用の雑貨

最近は日本でもハロウィンが一般的になりました。特に子どもがいる家庭では盛り上がるイベントの一つですね。

店頭では、オレンジや黒のハロウィンカラーの飾りつけが目立ち、雑貨店や100円ショップでは関連グッズが並びます。

価格が安く手に入りやすいし、かわいいので、つい買い足してしまうかもしれません。

でも、細々とした雑貨でも数が増えると家の中が散らかります。





厳選して買う

ハロウィンの飾りは定番のものを少しだけ使うといいでしょう。

今年買い足すなら、本当に気に入ったものでこれからも毎年使うと思うものを数点だけ買ってください。

たとえば、ガーランド(ひも状の飾り)や小さなかぼちゃの置物など、1つ飾るだけでハロウィンの雰囲気が出ます。

子どもの仮装も、毎回新調するのではなく、家にある洋服をアレンジしたり、レンタルやフリマアプリを利用したりすれば、ものが増えません。

ちゃんとしたコスチュームを買うより、紙や布で作るほうが、捨てるのも簡単です。

子どもが学校や地域のイベントで作った飾りは、まずは家で飾って一緒に楽しみましょう。その後は写真に残し、時期が過ぎたら処分すれば、作品をためこまずにすみます。

簡単でお金のかからないハロウィンのコスチューム9種類

2.運動会で使うもの

運動会や体育祭で応援するためにグッズを買うことがあります。

スーパーやホームセンターでは、レジャーシート、折りたたみ椅子、日よけテントなど、運動会関係の商品が豊富に取り揃えられています。

どれも「あると便利そう」に見えますよね? でも、実際にはほとんど使わなかったり、学校によっては、持ち込みが禁止されていることもあります。

必要になったら買う

運動会のために、グッズを新しく買う前に、家にあるもので間に合わないか考えてください。

普段のピクニックやお花見で使うレジャーシート、折りたたみ椅子があれば十分かもしれません。

クーラーボックスやサンバイザーも、一度しか使わないなら購入せず、レンタルしたり、家族や友人から借りたりすれば、お金もかかりません。

運動会のような年に1度きりの行事は、「特別な日だから専用のグッズを買いたい」と思うかもしれません。

でも、逆に言えば、1度きりの行事のために買うものは、年に1度しか出番がないのです。本当に必要で、長く使うものだけ手に入れてください。

そのほうがゴミも増えません。

3.旅行のお土産

旅行に出かけると、お土産を買う習慣がある人が多いと思います。

土産物屋には、ご当地限定のお菓子やキーホルダー、カラフルな雑貨がたくさんあるので、「せっかく、来たのだから記念に」と財布のひもがゆるみがちになります。

旅先は非日常なので、気分が高揚して、普段なら買わないものまで欲しくなることがあります。

いつもはものを買わないようにしている私も、日本に里帰りすると、無印良品などでものを買うことがあります。

人にあげてしまうお土産ならものを増やしませんが、自分用にあれこれ買い込むのは気をつけたいところです。

雑貨や置物などは、実用品ではないので、買いすぎると飾り切れず、押し入れや棚に眠らせることになります。

食べ物なら消費できますが、普段食べつけないものを買ってしまうと、冷蔵庫の中で手つかずのままになってしまうかもしれません。

買いすぎない工夫

お土産はたっぷりめに買う人が多いと思いますが、私はむしろ少なめに買っておいたほうがいいと考えています。

買う前に、「誰に渡すのか」「自分で本当に使うのか」をしっかり考えましょう。

私は、渡す人を考えて人数分買っても、会う機会がなくて、渡せないことがあるので、自分で消費できるお菓子や石けんなどをお土産に選ぶことが多いです。

自分へのお土産は、すぐになくなる食べ物や消耗品、もしくはかさばらないものにするのがおすすめです。写真でも思い出は残せるので、形のあるものにこだわるのはやめましょう。

雑貨やアクセサリーなど長く残るものは、ずっと手元に残したいか考えてから買ってください。

買う前に「持ち帰ったあと、どこに置くか」「いつどこで使うか」をイメージしてみましょう。置き場所や使うシーンが思い浮かばないものは手に入れないほうが無難です。

片付けられないなら物を飾るな!増殖する飾り物は断捨離すべし

4.キャンペーングッズ

秋は企業や店舗がさまざまなキャンペーンを展開します。

ハロウィンや秋の味覚フェアなどのイベントがあるので、レジ袋に試供品が入っていたり、ショッピングモールでノベルティが配られたりします。

「ただでもらえる」と喜んで受け取ると、不要なエコバッグや使わないクリアファイルやボールペンが家にたまります。

こうした無料のものを捨てにくいのは、きのうの記事で書いています⇒無料でもらったおまけが捨てられない5つの理由

もらわない

キャンペーングッズを増やさないコツは、最初からもらわないことです。

差し出されたときに「結構です」「大丈夫です」と一言言って断るだけで、あとの片付けをしなくてすみます。

相手は仕事をしているだけなので、断っても失礼にはあたりません。受け取るなら、帰宅後すぐに使うようにしましょう。

5.その他の秋に増えるもの

ハロウィンや運動会、旅行以外にも、秋は地域や家庭でさまざまなイベントがあります。

たとえば秋祭り。屋台や出店で手に入る景品や記念品を子どもが欲しがって買うことがあります。カラフルなおもちゃや風船は、数がありすぎると、一つひとつを大事にできずガラクタ化しやすいです。

また、文化祭や学園祭、七五三もありますね。

パンフレットや配布物をもらったり、記念品や友人の手作り品を買うことがあるのではないでしょうか?

ものは最小限に

秋特有のイベントでものを増やさないために役立つのは以下の2つの考え方です。

・必要最低限を意識する

・必要ないものはすぐに処分する

記念品を買うなら、本当に手に入れたいもの一つだけにします。

パンフレットやチラシが必要なのは当日だけだと思います。用が終わったらすぐに処分してください。もし残したいものがあるなら、写真で残せばいいですね。

子どもがもらったおもちゃは、壊れたり飽きたりしたら早めに手放してください。

まとめ:生活を複雑にするものは手に入れない

秋のイベントのせいで増えてしまいそうなものを5種類紹介しました。

イベントはどうしても、「特別なこと」と考えてしまい、あれこれ手に入れてしまうものです。

でも、秋を楽しむのに必要なのはものより体験です。

すでにあるものを活かす、繰り返し使えるものを選ぶ、買わずに楽しむ。こんな工夫をすれば、行事を楽しみなたら、家をすっきり保つことができます。

どんなものも、所有すれば管理しなければなりません。収納場所を探す手間や、いずれ処分するときの負担は、すべて未来の自分にのしかかるのを忘れないでください。

もらったり買ったりする前に、今、手に入れないと本当に困るものなのか、冷静に考えましょう。





福引無料でもらったおまけが捨てられない5つの理由前のページ

断捨離は全部捨てることじゃない:自分に合った適量を見つける方法次のページ食器棚を開けている女性

ピックアップ記事

  1. 筆子の新刊『買わない暮らし。』(6月16日発売)著者による内容紹介。現在予約受付…

  2. ムック・8割捨てて二度と散らからない部屋を手に入れる、発売しました。

  3. 新刊「50歳からのミニマリスト宣言!」3月14日発売のお知らせ(現在予約受け付け…

  4. ムック本・第2弾『8割捨てれば、お金が貯まる』発売のお知らせ:11月15日です。…

  5. いつか使うかもしれない、と思うものを本当に使う方法、あるいは見切りをつける方法。…

関連記事

  1. 心配する人

    ミニマルな日常

    嫌いな義理母とほどよい距離感を保つ6つの考え方。

    義理のお母さんがおせっかいすぎて、精神的に疲れている、という読者の相談…

  2. 物が多い部屋

    ミニマルな日常

    部屋にいらない物がいっぱいある理由、考えたことありますか?(その1)

    なぜ、私の部屋には、こんなに物が多いのか、その理由を考えて、1つひとつ…

  3. CDのコレクション

    ミニマルな日常

    戻るかどうかわからない息子の物をようやく捨てて思うこと。

    日々、断捨離に励んでいる読者のメールを紹介します。6月にいただ…

  4. 湖を見る少女。

    ミニマルな日常

    心が満たされない、むなしい時にやってみてほしい5つのこと。

    なんか心が満たされないのですが、こういう気持ちを片付けたりできますか、…

  5. 掃除

    ミニマルな日常

    ミニマルライフを活かして、家事を簡単にする方法

    持たない暮らしを追求したら、家事もどんどん簡単になっていきました。私は…

  6. デイジー

    ミニマルな日常

    新年から始めたい、持続可能な社会にするための取り組み、7つのアイデア(その1)。

    新しい年になり、今年はもっと環境によい暮らしをしたいと考えている人も多…

文庫本『それって、必要?』発売中。
「50歳からのミニマリスト宣言!」
ムック:8割り捨てて二度と散らからない
ムック・8割捨てればお金が貯まる

書店かセブンイレブンで買ってね。
8割捨てればお金が貯まる・バナー
ムック本・8割捨てればお金が貯まる、発売のお知らせ

「本当に心地いい部屋」
「買わない暮らし。」売れてます(第7刷)
筆子のムック(第5刷)
筆子の本、『書いて、捨てる!』
更新をメールで受け取る

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

1,817人の購読者に加わりましょう
新しく書いた記事を読む
  1. 食器棚を開けている女性
  2. ハロウィングッズ
  3. 福引
  4. リタイアメント
  5. 冷蔵庫の中を見る人
  6. 服を合わせている女性
  7. リラックスしている女性
  8. キーチェーンを買う人
  9. 本を整理している人
  10. 白黒写真
筆子の本・10刷決定です

オーディオブック(Audible版)も出ました♪ 捨てられない人は要チェック
1週間で8割捨てる技術
⇒筆子の本が出ます!「1週間で8割捨てる技術」本日より予約開始

 

実物の写真つき紹介はこちら⇒「1週間で8割捨てる技術」筆子著、本日発売です(写真あり)

大好評・特集記事

小舟バナー

 

お金を貯める・バナー

 

実家の片付けバナー

 

ファッションバナー

 

フライレディバナー

 

湯シャンバナー

 

ブックレビューバナー

 

TEDバナー

 

歯の治療バナー

今日のおすすめ記事
  1. ラジカセ
  2. 白黒写真
  3. オンラインショッピング
  4. 書類を読む女性
  5. お片づけする女性
  6. トイレットペーパーを抱える女性
  7. 暖かい部屋
  8. 12月のある日
  9. しわに悩む人。
  10. 考えすぎる人。
過去記事、たくさんあります♪
PAGE TOP