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今は、無駄遣いの失敗が減りましたが、最初からこうだったわけではありません。
若いころはお得や無料に弱く、かわいいものや文房具をどんどん買い足していました。買い物がストレス解消になっていた時期もあります。
それが、ものを減らし、暮らしを見直し、考え方を少しずつ変えていくうちに、気がついたら買わない人になっていました。
今回は、なぜ自然に買わなくなったのか、4つの角度から振り返ります。
これは買い物を我慢する方法ではありません。我慢しなくても買わない状態に近づくためのヒントです。
1. 価値観をクリアにする:自分にとって大事なものを見極める
あまり買い物しなくなった一番の理由は、自分の価値観がはっきりしているからです。
何が必要で、何がいらないか。自分の基準がクリアだと、余分なものには目移りしません。
突然価値観に目覚めたわけではなく、ものを減らすプロセスの中で、とても長い時間をかけて自分と向き合っているうちに定まってきました。
1つ手放すたびに、なぜこれを買ったのか、なぜ捨てることになったのかを考えました。しかもその内容を10年以上ブログに書き続けています。
書くことで考えが整理され、自分が何を大切にしているのか言葉にできるようになりました。
私にとって、新商品やセール品を買うことは重要なことではないので、あまり買わなくなったのです。
読者のみなさんに試してほしいのは、自分にとって大事なことを3つだけ書き出すことです。暮らし方、時間の使い方、お金の使い方、何でもかまいません。
3つに絞ると、自分が本当に優先したいものが見えてきます。
自分の価値観に沿った暮らしをするには?:心を満たす方法(その2)
2. 買い物で発散しない:モヤモヤした感情の解消法
ストレスがたまったとき、退屈なとき、何かモヤモヤするとき、以前はそういう感情を買い物で紛らわすことがありました。
今はストレスがたまっても、買い物以外にやりたいことがたくさんあります。たとえば、次のようなことです。
書いて頭と心を整理する
まず、いろいろなことをよく書いています。
毎朝モーニングページを書いています。ノート3ページに、頭に浮かぶことを何でも書き出す作業で、これをやると気持ちが落ち着きます。
ブログの執筆もそうですし、noteにエッセイを書くこともあります。日記もつけているので、1日のうちで何かしら書いている時間があります。
書いていると、自分の感情や考えが整理され、視点が変わるので、買い物で気分を変える必要がありません。
新しい習慣づくりに挑戦する
よい生活習慣を身につけるために、あれこれ試すのも好きです。
本やTEDトークで気になった習慣があると、まず30日間チャレンジで試してみます。30日だけやると決めれば、うまくいかなくてもやめられるし、うまくいけば続ければいい。この試行錯誤自体が楽しいです。
最近はClaudeと一緒に日々の振り返りをして、習慣の改善に取り組んでいます。
習慣を整えることに意識が向いていると、ものを買うことに使うエネルギーが残りません。
人生を変えたいあなたに。30日間チャレンジのアイデア88選。
お金のかからない趣味に没頭する
語学(英語、フランス語、韓国語)の学習、散歩や室内でのエクササイズ、塗り絵、読書、韓国ドラマの視聴など、趣味もたくさんあります。
どれもお金がほとんどかからず、時間はいくらでも使えます。こうした活動で1日が埋まっているので、商品を探したり比較したりする時間がそもそもありません。
買い物に代わる行動があれば、感情に振り回されて衝動買いをすることがなくなります。
もしあなたが、退屈やストレスで買い物をしてしまうタイプなら、代わりにする行動リストを作ってみるといいでしょう。5つぐらい書いておけば、衝動が来たときに別の行動を選べます。
3. 欲求を元から断つ:買い物しにくい環境づくり
買い物をしない環境を整えているのも、買わない大きな理由です。
ショップからのメールマガジンは受け取りません。セール情報も新商品のお知らせも見ません。
買い物アプリはスマホに入れていないし、ネット通販は用があるときだけパソコンのブラウザからアクセスします。最近は、Amazonの月1度の定期購入にできる限りまとめています。
SNSもほぼ使っていないので、他人の買い物報告や商品レビューが目に入ることもありません。
こうした環境で長年暮らした結果、買い物に関する情報が視界に入っても、何も感じなくなりました。以前は意識して避けていましたが、今はもう意識する必要すらありません。
商品の情報を知らなければ、欲しいという気持ちは生まれません。逆に言えば、欲しいものがたくさんある人は、買い物情報にふれすぎている可能性があります。
在宅で執筆をしているので、通勤中に店に寄ったり、職場の同僚につられて買い物をする機会もありません。
ただ、在宅でなくても、情報の流入を減らすことはできます。まずは以下から1つ試してみてください。
ショップのメルマガを1件解除する、買い物アプリの通知をオフにする、セール情報のブログやSNSアカウントのフォローを1つ外す。
それだけで、欲しいと思う回数が減るでしょう。
情報の断捨離のススメ。頭の中も片付けないと、何もできないまま人生が終わる。
4. 失敗を無駄にしない:買いすぎた過去を抑止力に変える
今の私が自然に買い物を控えられるのは、過去にものを増やしすぎて痛い目にあったからです。
中学生のころから通販が好きでした。雑誌やカタログを見て注文し、届くまでのわくわく感を楽しんでいました。
届いたものが何か、開けてみるまでわからないような福袋的な商品も好きでした。何が届くかわからないドキドキが目当てだったので、ものが届けば使わずに放置しました。
結果として、少額のものを何度も買い、使わないものがどんどんたまっていきました。
大人になってからも、この傾向は続きました。お得という言葉と、無料という言葉に弱く、セール品やおまけ、付録目当てで雑貨を買っていました。
とくにかわいいもの(キャラクターグッズなど)と文房具には目がなく、家にたくさんあるのに、見かけるとつい買い足していたのです。
その結果、部屋はものであふれ、その後の片づけに膨大な時間と労力がかかりました。使わないまま捨てることになったものも少なくありません。
この経験が、買い物に大きくブレーキをかけています。
読者のみなさんも、過去の買い物で後悔しているものはないか考えてみるといいでしょう。
あのとき何のために買ったのか。どうして後悔することになったのか。後悔するパターンについて考えると、まずい買い方のクセがわかります。
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今回は、私が自然に買わない人になった経緯を振り返りました。
価値観をはっきりさせること、買い物以外にやりたいことを持つこと、買い物情報が入ってこない環境を作ること、過去の失敗から学ぶこと。
どれも、わりと時間をかけて作り上げた習慣です。
今でも、買い物で失敗することはあります。直近の失敗は、8年ぐらい前に、塗り絵本と色鉛筆を買いすぎたことです。
このとき、シンプルライフはかなり確立していたけれど、それでも買いすぎてしまいました。当時、塗り絵ユーチューバーの情報に触れすぎていたからです。
こんな失敗をしたあとも、仕組みを変えて、少しずつ意識の向く先を変えています。
買い物は生活習慣の1つです。
習慣は変えられるので、今、ものすごく買ってしまっている人も、意識すれば、あまり買わない人になることができます。
買っているときは楽しい。でも買ったその瞬間から嫌な気分になる。
そんな人は、買い物アプリを削除する、新しい趣味を見つけるなど小さな習慣を変えるところから始めてみてください。














































