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あなたは、物を捨てたり、部屋の片付けをするとき、何か音楽をかけてやりますか?
筆子は、音があるとそっちに気を取られてしまうので、無音(生活音)の中で、もくもくと捨てています。ですが、何か景気のいい音楽や美しい調べが流れているほうが、断捨離が進むという方も少なからずおられることでしょう。
そこで、物がどんどん捨てられるおすすめの音楽をご紹介します。私50代ですので、どれも古い曲ばかりですが、よろしければおつきあいください。
断捨離タイムにおすすめのミュージック、5曲
1. 棄てましょブギ:ダウン・タウン・ブギウギ・バンド
筆子が「一番断捨離活動に向く」、と思う音楽は、一連のダウン・タウン・ブギウギ・バンドの曲です。
ダウン・タウン・ブギウギ・バンドってご存知ですか?1970年代に人気のあったバンドです。
アンタあの娘の何なのさ
港のヨーコ、ヨコハマ、ヨコスカ~
と歌っていた人たちです。
このバンドのデビュー当時の曲は、ブギのリズムが軽快で、バンバン捨てられますよ。特におすすめの「棄てましょブギ」をご紹介します。といっても、彼らが「捨てよう」と歌っているのは武器です。反戦歌なのです。冒頭の歌詞はこんなふう。
ブキを棄てましょ、棄てましょ、ブキ~
ブキを棄てましょ、棄てましょ、ブキ~カタナをください、ホレ、あなたのカ・タ・ナ
軍艦、鉄砲、作ってみても
海に沈めちゃ何にもならない原爆、水爆、作ってみても
地球が全滅何にもならない
ミドルテンポの力の抜けたブギ・ウギです。動画がないので、CDをご紹介します。
「続・脱どん底」というアルバムに入っています。
このアルバム、「スモーキン・ブギ」「うらぶれた部屋で」「ベース・キャンプ・ブルース」そして、あの「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」と名曲揃い。
どん底の汚部屋生活からの脱出をめざしている方にも、いい応援歌になると思います。「買い物ブギ」というのもありますが、調子にのって買わないようにしてください。
2. シング・シング・シング:ベニー・グッドマンオーケストラ
ベニー・グッドマンの一連のスイングミュージックも断捨離向きです。スイングは1930年代にアメリカで生まれたジャズ風のダンス音楽です。
swing は「揺らす」という意味の動詞。
ノリはいいのですが、現在のロックやヘビメタよりおっとり、のどかな感じがします。
ベニー・グッドマンは「スイング王」と呼ばれているミュージシャン。彼の楽団の代表曲、シング・シング・シングは、掃除にも最適です。
“SING, SING, SING” BY BENNY GOODMAN
シング・シング・シング/ベニー・グッドマンオーケストラ
3. バッド・ボーイ・グッド・マン:テープ・ファイブ
ベニー・グッドマンみたいに古めかしいのはいやだ、という人は、最近はやりのエレクトロスイングはいかがでしょうか?
Bad Boy Good Man: TAPE FIVE
このビデオは、古い映画をつぎあわせていますが、音源は新しいものです。昔のスイングよりビートが効いてますね。
ちなみに、グループの名前のTAPE FIVEはTake5(テイクファイブ)のシャレです。Take 5は5拍子のリズムの曲。また Take five or ten. と言うと、5分か10分休憩する、という意味です。
断捨離や掃除も適当に休憩を入れながらやったほうがいいですね。
4. メヌエット:モーツアルト ケッヘル1番
モーツアルトを始めとしたバロック音楽は脳が勉強など物事に集中するのを助ける、と言われて久しいです。
断捨離祭りのような大規模なものではなく、財布やバッグ、引き出し1つなど、小さな場所を片付けるときには、こんな音楽はいかかでしょうか。
モーツアルトのメヌエット
ケッヘル番号1のメヌエット、1761年、モーツアルトが5歳のときに作曲した曲です。ちなみに、これより前に作った曲も見つかっていて、K1a~fまで、6曲あります。5歳のときに書いたメヌエットは7曲、ということです。
5. 斉藤由貴の「このまま」
「私はブギやスイングみたいなうるさい音楽は苦手だし、クラシックも聞かない」、という方には、斉藤由貴の「このまま」をおすすめします。こんな歌詞です。
もう~なにもかも~わたしたち、いらないの、だから、もう~なにもかも~いいことにしようよ。
もう、なにもかも、捨ててしまおう
もう、なにもかも、なにもかも、な~にもかも~
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何もかも捨てる気になれましたでしょうか? 断捨離や片付け、整理整頓、掃除などの作業用BGMのプレイリストを作るのも楽しいですね。
楽しみながら片付けを進めてシンプルライフを手に入れましょう。